160 東京村
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[かけられた声(>>4)に、私は鈍く目を覚ます。 覚醒はしていない、瞼を僅かの隙間開けただけで。 頭がぼっとして、何を言われたのかも判然としない。 今私がどこにいるのかもはっきりしないし、私が何なのかもよくわからない。 でも私は返事をした。]
……行きますーー連れてって
(32) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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[声が急かすので、ぐったりとした体を無理矢理に起こす。怪我もしているわけじゃなさそうで、体が痛いとかはなかったし。 ただ、意識はまだはっきりしない。 私が何でここにいるのかとか、私はどこに行こうとしてるのかとか、私が誰なのかとか。 うまく思い出せない。 硬く張った下腹の感覚と、微妙な吐き気だけがいやにはっきりとしている。
手招きされるままに、私は動き出した……。(>>33)]
(34) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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[(>>39)行く先の導き手を幻のような女に受け渡されるまで、私を手招きしている男が見知らぬ人間だと気づかなかった。 だけどそこに問題は無いんだ。道を示してくれるんだから。 それに、みんな同じように星をつけていた。ミサンガの六芒星。 私はそれを頼りに、女についていく。]
(45) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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[(>>47)押された背に私は疑問を感じることなく扉をくぐる。 混濁した記憶、喪失した記憶。今の私にはただ、「人の言うことにはおとなしく従う」というインプットされた行動指標のようなものに合わせている。 これがアイリスにつながる何かなんじゃないかっていうのは、かろうじて憶えてる。
憶えてる……? 私は、それ以外の何を憶えているんだろう。
とにかく、私は扉をくぐる。]
(49) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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[下に、下に、下に、下に。 どこまで潜るのかわからなくなった。その後。
うたが、きこえた。(>>56)
やさしい、と思った。 大丈夫だ、さみしくないと寄り添うだけの、あの穏やかな声とは違う。 もっとも今の私はもうそれをおぼえていないけれど。
受け入れてくれる気がする。呑み込むように迎え入れてくれる。 そこにいていい、と言われるような、うた。]
……むーすーんーでー……ひーらーいーてー
[自然、合わせて口ずさんでいた。]
(74) 2015/06/08(Mon) 10時頃
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[トンネルの先にある扉を越えれば、そこはがちゃがちゃとした街だった。 国と言ってもいい。 子どもになった大人が作ったおもちゃ箱の国。そんな感じ。
雑多なものばかりの通りを歩きながら、それを異様だとは思っていた。 だけど、それで良かった。それが良かった。 私はその異様さに落ち着き……安心してる。
ぷつりと途切れたうたを、私は自分で口ずさみ続けた。 そのてをうえに むすんで ひらいて てをうって むすんで……]
(84) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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[向こう側にはもっと人がいそう。人の多いところは苦手で。 なのに、行きたくなった。 吐き気もなくて、「おいで」って言われてる気すらするから。 見てみたい。私は階段を、上りだす。]
(85) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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何もしなくていい 何も考えなくたっていい それでいいんだって 言ってくれる
(*1) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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こんな場所でなきゃ 私は生きられなかったんだ
(*2) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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[煙の甘い匂いはずっと漂っている気がする。
なんだか、こういうのが幸せかなって気分で。
突っかかって思い出せない私の記憶を まっさらにしてしまうような。]
(86) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
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死にたかったわけじゃない ただ 逃げ場のないほどこわくなっただけ どうしようもないことが 私がじっと息を潜めていても どうしようもないことが
(*3) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
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でも そんなことも 穏やかな声のことも 学校のことも 両親のことも アイリスのことも
忘れていいよ って言ってくれる気がする
(*4) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
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『 』
でも 何か聞こえる 忘れちゃダメだよって 忘れないでっていう 声
私の おなかから
(*5) 2015/06/08(Mon) 16時半頃
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[上った先には広い空間と、それを埋めるような人の数、そしてちらちらと燃える灯火が無数にあった。 それはとても非日常で、異常で、おそろしくもある光景のはずだった。 けど、今の私にはとても荘厳に、安らかに、心を暖める聖火に見えた。(>>89) 私は、立ち尽くす。
そして、音。(>>91) 空気の痺れ。私の体に波紋を起こした。 消えていく灯火達。私の心に静寂を起こした。 そして闇……一気に反転する音と光の衝撃が光線となって、私の全てを貫いていく。]
(116) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[『ミサ』。これがミサだ。
すっと目の前の祭典を飲み込む。 祈りのための儀式であり、自分のための儀式であり、仲間のための儀式であり。
煙が鼻の奥から小さな刺激と甘さとともに肺に染みこんでくる。 耳や目や指先や毛穴からも入り込んでくる。 ちかちかとした光。ゆるりとした視界。沈み込む体。 下腹の中が踊りだして背骨から眼の裏側まで波を起こす。 むすんで ひらいて。 おおきなくりの。 ちぃちぃぱっぱ。 まま。 髪の毛の先が空気に溶け出していく。 私は、『みんな』と一体になる。
『救い』
そして私は、作り変えられる。]
(117) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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『ママ』
(*6) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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聞こえる。
だいじょうぶ、わすれてないよ
(*7) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[私の記憶は最初から混濁していて
私はそもそもどこから電車に乗っていたんだっけ。 私はそもそも誰なんだっけ。
私がおぼえてるのは、忘れちゃいけないことだけ。]
(*8) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[煙のゆらゆらと波にまぎれてひとつ高いところに、ワ**キさんが見えた。(>>94) ふわふわの花穂を腕や足に散りばめてる。 私の泡が浮かび上がっている手に、花穂の手を差し伸べてくれたのはあの人で。 アイリスが私とあのひとをつなげてくれて。 話しかけよう。この気持ちを。 私はこんなにも。]
『ワタヌキさん 私はこんなにも ゆるされて やすらかで みんなとおなじものになってる』
[言葉通り発声できたかもわからない。そのまま通じたかもわからない。 それでも私は伝えたかった。]
(121) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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ゆるされていい ゆるされていいよね
ママね
ごめんね
(*9) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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一緒に いるからね
(*10) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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もう ママを守ろうとなんてしなくていいからね
ママのほんとうを知るひとを みはらなくたっていいからね
わたしはあなたがほんとうかどうかなんてわからなくても
もう あなたのママでいるからね
(*11) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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[ワ***さんが喋ってる。(>>135)その音は花色の光になって私に届く。 よろこびがあって。口元の綿毛が微笑んでいる。
慶びがある。ここにはそれがある。 哀しみも苦しみも笑いも悦びも、涙も痛みも廃棄物も飛んで消える泡も、ここでは一緒くた。
地上ではない、東京ではない、現実ではない、どこでもない空間がここで。 ここはまさに『あちら側』で。 ここからならどこにでもいける。ここはあそこ。あそこはここ。 本当に、私のいるべき場所はここなんだって。
光は波に。音は標に。足元は波打つ絨毯になり、空気はピンク色の甘い綿になる。]
(141) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[ここには誰もいない。 笑いながら友達のふりをする女の子たちも。 私をおもちゃのように扱う男の人たちも。 やさしくて正しかったお母さんも、静かに笑って応援してくれるお父さんもいない。 私が手に入れたかったアイリスも、私を見下していたアイリスもいない。 私も、私の中にあった命もいない。 私はどこにもいなくて。 みんなここにいる。]
(144) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[光と音と煙の羊水は 私をまっさらにした。リセット。 階段から落ちて駅まで飛んで寝転がっていた以上の初期値。 記憶の混濁は混ざりすぎてクリーンになっていく。 私にとって大事なものはしっかりと残り、私は存在を確定させていく。]
(145) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[アイリス。私のだいじなひと。 痛々しくてかわいそうな女の子。 ただ私の中でだけアイリスは私で、私はアイリスだった。
アイリスが学校の女達をバカにする話は、私がどこにも溶け込めない話で、 アイリスの堕ろした子どもの話は 私の堕ろした子どもの話で、 アイリスの寝た男の話は 私に覆いかぶさった男の話で。
そのうちに、わからなくなってしまった。
でも、そんな何もかもがここでピンク色の煙になる。 さんかくの声が 童謡の響きになる。 膝の皿が浮いていってしまったので、私は地面と同じ温度になる。]
(147) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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ゆるしをえよう あなたがわからなくなってしまったこと
胎児を掻き混ぜてひっかきだしたのは誰だったのか 新生児をコインロッカーに捨てて逃げたのは誰だったのか 人の形をして流れ落ちてきたものを鞄にしまってさ迷ったのは誰だったのか それならばこの膨れたお腹はいったい何の子どもなのか 固く張った下腹の中には何もいないのか
わからなくなってしまったの
(*12) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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ぐるぐる ぐるぐると わたしはずっとこわがっていた
だからあなたは わたしをまもってくれていたんだって
ありがとう ゆるして ゆるされよう
(*13) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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[膝がどこかにいってしまったから寝転んでいる。 指先から吹き出てくる泡が私の腕を包む。 睫毛の上に小さなキラキラとした石ころが湧いて、なにごとか唄っている。 胸の先の突起から幼稚園の匂いがするミルクが湧き出て、目の前に川になっていく。 赤ちゃんの産声が聞こえる。 腕から増えてきた泡が私の体を包み込んでいって。 弾けると一緒に体の部分部分が見えなくなっていく。 さんかくたちの群れに埋もれて、見えなくなっていく。 眠るように私の意識は泡になって。ふわふわの泡になって。 私はまたどこかに、現れる。]
……さよならさんかく
またきて さんかく
[私は 微笑んでいる。]
(151) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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……むーすーんーでー
……ひーらーいーてー……
[リセット。]
(152) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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