253 緋桜奇譚・滅
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─ 三峯茶房 ─
そうか…それは僥倖だったな、店主。 六道の寺の辺りが随分騒がしかったらしい。
[別に本心から安堵しているわけでもない、ただの社交辞令ではあるのだが、店主の世間話に付き合う>>5。]
そうだ。我はつい先日清から此方に来た。 峨眉山は知っているか?かつて趙公明や鉄冠子が洞府を持っていた霊山だ。この国の富士山とあまり変わらぬほど高い。 我はそこで長く修行をしていたのだが、清も今は列強の干渉のため随分不況でな。 やむなく此方に渡ってきた……というわけだ。
[少々身の上を話し過ぎた気もするが、まあいいだろう。 珈琲が出されれば、まず一口黒いままに飲んで、顔をしかめる]
(51) 2018/11/10(Sat) 22時頃
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む……漢方でもない味だな。苦い。薬か?これは。
[砂糖と牛乳を混ぜるのだと言われればその通りにして飲んだ。そうすれば確かに玄妙な風味だと思わなくもない]
なるほど……こういう味か。列強の人間はこんなものを毎日飲んでいるのか………なるほど。
いや、店主。この一杯で十分だ。すまぬな。
[長居は控えた方が良い>>23と分かれば、飲み終えればすぐにその場を後にしただろう。夜になれば、仕込んで殭屍となった女子供達も動き出す。数を増やし、どこか日光の当たらぬ場所まで引き連れていかねばならぬ。功夫(クンフー)の足らない殭屍はツェンのようにまともに日光を浴びる事もままならぬのだ]
では、また。落ち着いたらまた来よう。 珈琲にあう菓子もこの店にはあるのだろう?用意しておいてくれ。
[そう言い残し、その日は店を後にした*]
(52) 2018/11/10(Sat) 22時頃
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……そうだ。妖力の強いものを贄とすればそれだけ封印が溶けるのも早まろう。 異変に気づけば、近辺の妖も動き出すはずだ、たとえ人間にさして友好的でなくとも、住処を脅かされたと感じればな。その邪魔を防ぐうえでも一石二鳥というわけだ。
安心しろ、我は別に京でどうこうするつもりはない。
だがまあ……その取引には乗ってやろう。 何も空手で信頼されようなどと虫のいい事は考えておらんさ。
[漁夫の利を得られるのが一番良いのだが、そう都合よくはいかないだろう、と了承した。]
(*4) 2018/11/10(Sat) 22時頃
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/* OKです。こちらは呪殺の可能性もありますが、そこはそれということで、ひとまずは流れで。
(*5) 2018/11/10(Sat) 22時頃
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―翌日―
[ひとまず、殭屍達は六道珍皇寺の近くの廃寺に集めた。今朝方は、六道珍皇寺や祇園の周辺で、急に女子供、それに舞妓達が忽然と姿を消したとの噂が広まり始めるだろう。 もはや後には引けぬ。妖達に気づかれる前に、できるだけこちらの戦力を増やしておかなければならない]
六道珍皇寺の住職が…そうか。死んだか。
[奴らの仕業か、とすぐに合点がいった。 ひとまずは様子を見に行くべきだろうか。ついでに、こちらの仕事も果たさねばならぬ。 ふわりと宙に浮き、直立した姿勢のまま、六道の辻の辺りまで飛んで、降り立った]
(60) 2018/11/10(Sat) 22時半頃
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─六道珍皇寺─
[まずは状況の確認と、寺の周辺の確認だ。住職の遺体はどうも確認できなかったが、結界が破られている事と、桜が昨日より随分と紅く染まっている事、地面が黒く歪んでいるのは一目で分かった。 人間も集まっているが、皆怯えているのか、何処か気もそぞろに不安げに噂を交わし合っているようだった]
ふむ。あいつら、やったな。 ならば、我も言われた通り、少々力を出さねばならぬか。
[まずは獲物を物色せねばならない。近くには、童女姿の妖が2人>>63>>68いるぐらいだ。探せば他にも妖の姿は見えるのだろうが。 少し近づいて話を聞いてみる事にした。]
(72) 2018/11/10(Sat) 23時半頃
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ん……?黒いのとは我の事か。
[話を盗み聴くくらいのつもりではあったが、当の本人達に>>80話しかけられたのでは黙って去るわけにもいかない。生気のない青白い顔のまま、二人に近寄る。白いの、というのは隣の娘の事だろう]
なるほど、確かに白い。が…
いやなに、ここの住職が死んだというので少々様子を見に来たまでだ。この醤油臭い国の人間にしては随分と強い法力を持っているようだったからな。少々興味があったまでだ。
そなたら、何か知っているか?
[しかし、と思う。どうもこの白い娘の方は、かなり強い妖力を持っているようだが]
失敬するが、そなた、何か……土着の神の類か?
[白い方の娘>>82に尋ねてみた*]
(85) 2018/11/11(Sun) 00時頃
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そうか……そなたは知らんか。 まあ、強いとは言え所詮は仙人でもない人の身。 もっと強い妖などいくらでもおるものだが…
[白い方の娘>>92は、もう片方>>80と比べると随分冷淡なように思われた。自分が言える話でもないが。]
そなたら、この辺りで強い妖力を持つ妖など何か知りはしないか。 いや、少々気になったのでな。
[どちらかと言えば、住職を殺した下手人を探すというよりは、贄にできそうな妖がいないか探すためではあるのだが。]
そうか。神は死んだか。…それは。 我の思い違いだったようだな。
(98) 2018/11/11(Sun) 00時頃
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そうか、その分だと心当たりはありそうだな。 いや何、そうだな…それなりには強い妖でなければここの住職を害する事もできまいと思ったのでな。 それで少々気になった、というところだ。
[少し苦しい部分もあるが、あながち出まかせというわけでもない。]
話か?それは構わぬさ。どこが良い。
[正門から離れるよう促されればその通りにして、娘のいう>>101場所へと向かおう。もう一人もついてくるなら別段拒否する理由もない*]
(107) 2018/11/11(Sun) 00時半頃
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そなたも来るのか。我は別に構わない。
[場所を移動するというのなら、その通りに。もう一人もついてくる>>111というのなら、これもその通りに。そのうえで、改めて話を聞く事となるだろう**]
(116) 2018/11/11(Sun) 01時頃
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随分と仲が良いのだな。
[見た目には幼い二人のやり取り>>100>>103は、人の子として見ても年相応といった感じで、ツェンがもう少し人間の心を持っていれば微笑ましくも思っただろう。]
そなたら、名は…
[と言いかけたところで、別の妖力を感じて足を止めた。しかも相当に強い妖力だ。二人の童女も決して弱くはないのだろうが、こちらと比べれば実際段違いだと思われた]
(179) 2018/11/11(Sun) 21時頃
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これは失礼した。我は大陸から此の地に渡ってきた者でツェンと申す。 ……いかがしたか。 ……何やら懸案されているように見受けるが、やましいところはない。六道の寺の住職が殺されたというので、妖力の強い妖がこの辺りにおらぬかと話をするところだった。
[見た目に違わず高齢であろうと思われたが、鼻血を噴いているのに怪訝そうな表情を浮かべた。無論、考えている事に思い至ってはいない。しかしとにかく、高い妖力を持つ妖となれば、目の前の老天狗はそれに相応しいように思われた]
(180) 2018/11/11(Sun) 21時頃
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うん?ああ、確かに我は此方に越してきて幾許も経っていない。 此の地の風水や龍脈はおろか、何処に何の寺があるかも完全には理解しておらんのでな。
[どこもかしこも京というのは寺ばかりだ。荒れてはいるものも多いがとにかく寺は多い。この醤油臭い国の民族は、かつてはよほど篤く仏教に帰依していたのだろう]
清水寺…?そうか。高台にある寺か。 確かに、何もしないよりはマシだ。 それに、そういった場所で風水を読めば、気の淀みなども分かるかもしれんな。 そなたが案内してくれるのか?
[確かに良い考えだ、と白い娘の案>>130に同意する。こちらの本心はもう少し別の所にあるとしてもだ。]
(185) 2018/11/11(Sun) 21時半頃
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[二年坂へと共に向かう>>131。娘の名が伽耶という事は知れた。こちらもツェンと己の名を告げる。]
劉、名は真、字は子開。我の名だ。
いや、我はあの桜に関しては大して良くは知らんが、あの辺りが冥府と通じているといった噂は聞いた事がある。清にも死人桜や人食樹はあるからな。少々興味を持ったというわけだ。
(187) 2018/11/11(Sun) 21時半頃
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あの寺の住職はそれなりの法力の使い手であったそうだから、それを殺せるほどの妖はそうおるまい。それで探している。 そうか。この国ではあの住職は相当の使い手だったか。
[清水寺の境内に辿り着く頃には、もう一人の娘や天狗の爺はついてきていただろうか。ついてきていた間の話>>150は色々と興味深く聞かせてもらったろう。伽耶は息切れしていたかもしれないが、こちらは功夫のせいもあってか、息一つ乱してはいない。
境内に着けば、京の都をはるばる遠く眼下に見下ろす景色が開け、少々感心した。峨眉山は高くはあったが、何しろ人里離れた場所で、このように眼下の都を遥か見下ろす事はできなかったからだ]
なるほど、これは確かにすごい。これなら霊気の淀みも龍脈の流れもよく分かりそうだ。
(191) 2018/11/11(Sun) 21時半頃
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/* すまない、こちらも少し発言の遅れやらで時間を費やしてしまった。 今日からはしっかり仕掛けていけると思う。
(*13) 2018/11/11(Sun) 21時半頃
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……なるほど。京は確かに四神相応の地だ。 東西南北の山を十字に結び内裏を置く、天心十道定穴法だな…これは。 陰陽師とか言ったか、なかなか詳しい者が都の建設に関わったと見える。
それに……三合術も用いているのか。丑の方角に金の墓社、巳の方角に金の生社、酉の方角に金の旺社… 三支を結び合わせて三角形を象り、中心の霊気を増幅させる呪法だ。これにより、中心点にはとりわけ金の気が溜まる。
おそらくその三社は金にまつわる…例えばそれこそ金烏の類か、それを使いとする神でも祀っているのであろうよ。
そしてその三点を結んだ中心は… 「京都御所」か。
[ぽつりと呟いたが、その言葉は聞き取れたかどうか。]
なるほど。ここからでは強い妖力を持つ存在までははっきりとはわからぬが……いや、貴重な定見を得た。伽耶だったな?礼を言う。 これで我の目的はようやく果たせそうだ。
[傍らの白い娘に礼を述べた。*]
(193) 2018/11/11(Sun) 22時頃
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そうか、持病か。では仕方ないな。 鼻血が噴き出るとは難儀な病だ。養生召されるが良い。
[あまり気にもしていないような様子で老天狗>>199に気持ち程度の労りの声をかける。]
そうか。話には聞いていた。この国では神と仏を同じ場所に祀っていたとな。我は道士だが、それが坊主と同じにされるようなものか。 だがまあ、普賢真人も文殊天尊も仏法に帰依したというし、あながち思いもよらぬ話でもない。
(207) 2018/11/11(Sun) 22時半頃
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[この寺の数なのにまだ昔より少なくなっていたとは。老天狗の話>>201に溜息をつきながら高台に辿り着く。
別に体が硬直しているわけでもないし、目は見えるので両手を前に突き出して歩く必要はないのだが。これはちょっとした習慣といったところだ。]
そなたは八手と申すのか。覚えたぞ。
で、だ。そうか。あの木は食人樹ではないのか。では、単に人の血を吸って紅く染まったと言ったところか。 まあ、どちらにせよ住職を殺したのはもっと別の妖であろうよ。あの木の仕業なら、一晩のうちに急に殺してしまうというのはどうもおかしい。
もう少し人に近い姿をした…な。
[息を切らせている伽耶>>202>>203の横で平然とそう呟いた*]
(208) 2018/11/11(Sun) 22時半頃
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そうか…我の見立ては間違っていなかったか。
[八手と伽耶の話>>204>>209を聞いて、どうやら間違ってはいなさそうだと確信する。 そう言えばあの胡麻団子を食したへいも屋や、珈琲を飲んだ三峯茶房で会った男は金鳥だったというが、関わりがあるのか、否か。 それは知るところではないし、重要ではない]
いかにも、我は生前、峨眉山で修行していた道士だ。 仙人になり損ね、このような姿と成り果てたが、功夫(クンフー)は積んでいる。 例の阿片戦争で列強の軛を受けねば、我とて今でもあそこでいたであろうよ。
[このぐらい見通せるのは当然だ、とばかりに八手>>204に応えてみせた*]
(212) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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[だが、その直後]
……結界?
[八手>>210の言葉に見渡せば、確かに都の端々に結界が張られているのが見える。これだけの結界を張るのは自分でもなかなかに苦労するところだが]
一体、誰が。
[素で驚きを隠せぬ声を上げた。無論自分は何もしていない。「何か」は、これから…今夜にでも行うつもりであったのだから]
話? ……いや、何でも良い。 八手といったな。様子を見に行った方が良いのではないか?
[などといいはするが、どうするかは無論この老天狗に任せるところだ*]
(214) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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我か?いや…結界も気にはなるが、我は、少々まだここに残って調べる事がある。 なに、我も別段戻るところのない身だ。心配なぞはしてくれるな。
伽耶達はあちらに向かうというなら、そうするが良い。
[どうやら、こちらを気にかけてくれているらしい。それは結構なことだ。]
気にかかるというなら…そうさな。これを持っていくがよい。
[一枚の呪符を取りだし、鳥の形に折ると、俄かに生命を吹き込まれたかのように動き出し、白い鳥の形の折紙となって伽耶の肩に止まる]
用があるならこれで呼ぶが良い。
(232) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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聴いてはいる。日ノ本は列強と条約を結んで開国したのだろう。 公平な条件ではなかったと聞くが、こちらも似たようなものだ。 その節は災難であったな。
我も少々碁は嗜む。碁は陰陽だ。 そなたとは時間があればゆっくりと一局ついでに話を交わしたいところではあるが… それはまた今度とするべきだろうな。
[八手の話に興味を惹かれる部分はあるし、碁を交わしたいというのも嘘ではない。しかし、この場において、彼は都の異変を解決したいという側なのだろう。それが少々心残りではあった。 ともかく、八手と伽耶の二人>>224>>228には先に行くように促した*]
(234) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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ああ、そうだ。その神に我の名を呼びかければ我は答えよう。
[伽耶に折った呪符を手渡す>>245]
へいも屋…あの団子の店か。我も一度寄ったが、確かに店主はなかなかの使い手のようだった。力にはなるやもしれんな。 そうだな、碁の機会はまたとしよう。将棋というのも興味はあるが、それもまたの機会に。
[八手にも>>248そう声をかけ、立ち去るのを見送る。ひとまずはそれで、その場には一人となるだろう。 あくまでも口約束ではあるが、満更本心でないわけでもない。 確かに碁を打ち茶を飲みながら老天狗と話をするのはさぞ楽しいだろう。
惜しむらくは、それよりも優先されるべき件が己にあるという事だった]
(251) 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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[ほどなく、二年坂、三年坂、さらに祇園でまた十数人の女子供、若い男、さらにはまたもや舞妓が気を失ったまま発見され、夜に忽然と姿を消すという騒ぎが起こる。
京の端々に張られた結界の方が騒ぎになって、こちらの異変に気付くのは遅れるかもしれないが。
その夜ともなれば、祇園の一角、荒れ果てた廃寺の地下蔵に数十人の殭屍と化した人間達が揃うだろう。 その中央で、ツェンは居並ぶ屍達に命を下すのだ]
揃ったか。功夫を積まぬ屍共ではあるが、人間にとってはそなた達は十分な脅威となろう。 本日夜より行動を開始する。三社を打ち壊し、人間を襲え。血を吸って同胞を増やし、さらに倍に、倍々にせよ。
妖を贄と捧げ、冥府への門が通じるに乗じて、我等はこの地より日ノ本に植民する。
(258) 2018/11/12(Mon) 01時頃
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心せよ。我らは今よりこの地に、中華妖怪の太平天国を建設する。
[強い妖を贄と捧げて冥府の道を開く。それは別に目的ではないが、交わした取り決めもある。それを取り交わした相手が今どうなっているかまでは、ツェンの知るところではなかったけれど**]
(259) 2018/11/12(Mon) 01時頃
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