155 【身内】砂煙の村
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[ピアスと彼は言ったか。 体に穴を開けて、そこを通すアクセサリーと聞いていたから、てっきり恐ろしいものと想像していたわけで。 目の前の不思議な色をした髪の男性が持つそのピアスに魅入ってしまう。 男はその手を俯く彼の目の前に差し出して、そのピアスに見合う綺麗な言葉を紡ぐ。 彼はようやく、そのアクセサリーを間近で見ることができる。 それは青――、いや、透けているのだろう。綺麗という言葉がぴったり合うような色をしていて。 きっとここ、即ち日陰にいては、本来の美しさの半分も見えていないのではないだろうか。]
す、すごい…! …とても、綺麗だね…、あっ いや、綺麗です、ね。
(14) 2015/04/07(Tue) 18時頃
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[思わず出てしまった馴れ馴れしい口調を、慌てて訂正する。 だが、彼の手に収まるそれは、形容しがたい美しさを持っていて、ほう、とため息が出てしまう。 それに、憂鬱げな目の前の男性の口から、たくさんの言葉が飛び出てくる様は、彼にとって"驚き"と"親しみ"が混ざったものとなる。 ―――話す人は好きだ。一緒にいて楽しいし、喜怒哀楽を共に出来る。 ただ、相手が自分を気に入るかどうかは、別の話で。 それでも、その美しい石と、今目の前にいる彼が嬉しそうに話し出したのを見て、いつの間にか自身も嬉しくなってしまったのは、気のせいではないだろう。]
す、すまないだなんて…。 …なんと言ったらいいのかな。おれも、
…いや。
[楽しい、なんて言うのはおかしいだろうか。 言葉の続きを躊躇って、ふと口をつぐんでしまう。 そんなことよりも、ああ、彼の名前。]
(15) 2015/04/07(Tue) 18時頃
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[楽しい、なんて言うのはおかしいだろうか。 言葉の続きを躊躇って、ふと口をつぐんでしまう。 そんなことよりも、ああ、彼の名前。]
ヴェスパタイン、さん…。よろしく、お願いします。 …ああ、名前…。 おれはベネット…。と、言います。
[視線を感じる。どうしても、人と目を合わせて話すことは苦手なのだが。
ちらり、
―顔は下を向いたまま、目線だけ。 怖いことは、避けたいから。 少しだけ。それでも、彼の目を見たい。 目を見たい? 自分の思考に驚きを覚える。今まで人の目、顔を見たいだなんて思ったこと、ないのにな。 彼は自身の考えに内心戸惑いながらも、ゆっくりと、少しだけ顔を上げて、目の前の長髪の男性の顔を初めて見てみれば。 彼は一体どんな反応をするのだろう。]
(16) 2015/04/07(Tue) 18時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/04/07(Tue) 18時半頃
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[ああ、この人は。 その長髪が纏う雰囲気と、ぱっと変わる表情とのギャップがきっと、美しいのだと。 人を見ること、関わりあうこと、それが素敵なものだと、数年前のそれ以来、久しく感じたものだった。]
っと…、おれ、と?
[仲良く、とこの男>>26は言っただろうか。まさか、このおれと? 自分と仲良くなっても、いいことなどないはずで。 ――なんだろう、この。 その不安を言葉として表すのなら。]
おれなんかと、いいの…?
[仲良くなりたいなど、普段言われない言葉に戸惑い、思考回路がうまく繋がらない。 目の前で仲良くなりたいという男性を疑うほどの余裕は彼には残っていなくて。 ああ、胸の底から湧くような、この感情はきっと、嬉しいと言うのだろう。 自然と笑みが込み上げて、ああ、いややっぱり、急に笑い出したら気持ち悪いかな。]
(36) 2015/04/08(Wed) 01時頃
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…うん、仲良くしてくれたら、…嬉しい。 あ…、ヴェス。 えっと、ヴェスと呼んでも構わないかな…?
[少しだけ口角を上げて、笑みを作ろう。 だが、にっと、控えめに笑ってみれば、普段歯を見せた笑みを作らないからかわからないけれど、上手くできなくて。 ああ、このおれは、彼にとってどう映るのだろう。]
(37) 2015/04/08(Wed) 01時頃
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[目を覗き込み、前髪をのけていたかと思えば、ふと伸ばされる手に、一瞬からだが強張る。 触れてくる、のだろうか。 手袋をしているとはいえ、少しの恐怖と、消えないに決まっているという安堵が混じる。 その手は彼に触れることなく、また自身の前髪の元へ。 この胸の高鳴りはなんだ。 触られそうになったことに対する恐怖だろうか。 それがまた別の理由だったとしたら? なんて、考えるだけの余裕は彼にはなくて。 瞳が綺麗だ、なんて言われれば、その余裕も更になくなってしまって。]
えっ、あ、…ぅ、えっと…、
(38) 2015/04/08(Wed) 01時頃
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[言われなれない言葉ばかりを投げかけてくるこの男に、調子を狂わされてばかりだ。 自分の瞳に自信なんてないし、まじまじと見たこともない。 少し垂れた目と、母親譲りの色の瞳。 頭が真っ白、それでも顔は急に赤くなってしまって。 言葉なんて出てこなくて、慌てて視線を逸らす。 それでも、少しだけ。]
…き、君だって、その美しい瞳がある…。 髪だって、不思議な、色で…。本当に、綺麗だ。
[目線を上げて彼の鋭い、それでいて憂いのある瞳と、先ほどかきあげて耳にかかっている髪をみれば、自然と口から出る言葉。 ああ、何を言っているんだ。こんなに、思っていることが正直に口から出てしまうなんて。 この言葉で目の前のが気味が悪いと思って去ってしまうのなら、彼に呼び止めることはできないだろう。]
(39) 2015/04/08(Wed) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/04/08(Wed) 01時半頃
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[君と。 確かに彼はそう言って、その言葉は自分の胸の中へすとんと落ちた。彼の口から出るのは、言われ慣れない言葉ばかり。 ああ、どうして初対面に近い自分にこんな。こんなに美しい人が、自分なんかに。]
ん、えっと。 じゃあ…、改めてよろしく、ヴェス。
[彼が呼びたかったニックネームを拒否されなかったことに安堵する。 だが、いきなりのその呼び方は親しすぎただろうか。他人との距離の詰め方がわからなくて、どうにも不安になるが、彼の優しげな表情を見れば、緊張の糸は少しずつ解けていく。]
(49) 2015/04/08(Wed) 04時頃
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[自分が言った言葉のあと、ヴェスパタインは驚いた表情を見せる。 ああ、失言してしまったかと、きゅ、と心臓が締め付けられる。だが、その後の相手の彼の表情は、特段嫌と感じているわけではなさそうで。 物好きと言われてしまったが、はたして本当に自分は物好きだろうか。 目の前にいるのは、こんなに整った顔をした美しい人であるというのに。]
っ、えっと… だめだった、かな。 おれは…君のこと、綺麗だと思ったし、それに。
[おれは、好きだな。 と、その言葉だけ小さくなってしまう。 髪を弄る手だって、綺麗だと思うし、それを見る目だって、美しいと思う。 ああでもやはり、彼が自分を見てくれている時の目が一番好きかもしれない。なんて。 なんだかこそばゆい感覚がして、彼に向けていた視線をまた下に落とす。 顔が熱い。目の前の彼にとって今の自分の顔は、酷く紅潮しているのだろうか。それを考えるだけでも、恥ずかしい。]
(50) 2015/04/08(Wed) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/04/08(Wed) 04時頃
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[少し目を上げて彼を見てみれば、視線をこちらへと向ける彼>>71がいて。その彼が見せた表情は、ベネットが見せるそれと似ているらしく。 ああ、やはり。 ころころと変わる彼の表情は、自分にとって"愛おしい"と感じてしまうのだ。 いや、きっとその表情も目の前の男は似合うのだろう。端正な顔立ちに、紅潮する頬。形容のし難い、燻んだ、それでいて美しい髪。 そんな彼が、]
えっ、と…、おれなんか、に?
[その手に持っている美しいアクセサリーを、自分なんかにくれると言っただろうか。]
いや…、悪いよ……。 君が買ったもの、なんだろう?
[淡い青色をした美しいピアスは、きっと自分なんかには似合わないだろう。 それに、自分の体に開けた穴は右の耳たぶに、ひとつだけ。 以前、遠い西の国のモデルの写真集を見て、少しの憧れと不安を持って開けたっけか。 一度目がどうしても怖くて、何日も何日も開けるタイミングを逃して。 ようやく開けたときも、一瞬の痛みがまた来ることが怖くて、対になるはずの左耳に穴を開けることがどうしてもできなかった。 おしゃれにも疎くて、数年前に開けた穴は、ここ最近使うことはなかった。]
(102) 2015/04/09(Thu) 03時頃
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…ん、そうだ。 片方だけ、というのはどうだろう?
[控えめに彼を見上げてるその顔を少し上げて、自然と身長に従った見下ろす形となる。 髪を軽くかきあげて、隠れた右の耳を彼に見えるようにしてみる。]
左は、開いていないんだ…。 …君が、穴が開いていないのなら、それこそ持っているだけでも構わないんだ。 君と、ひとつずつ。どうだろうか?
[初対面に近い男と、こんな話は気持ちが悪いだろうか。 それでも、彼の購入したその美しいピアスを、一人で持っているのはどうしても。 この話を彼が断るのなら、ベネットに深追いする権利もない。その無礼を詫びるだろう。]
(103) 2015/04/09(Thu) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/04/09(Thu) 03時頃
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ん…っ、
[不意に伸ばされる手が右耳に触れる。 他人に耳を触られるのは、どうしても擽ったくて。思わず出てしまう声とともに、恥ずかしそうに少し身を捩らせる。 手袋越しに触れる肌と肌は、体温こそ伝わらないものの、人間という柔らかさを両者に伝えたことだろう。]
そう…、なんだね。 ああ、でも、悪いな。ものを貰ってしまうのは…。
…いや、ごめん。 本当、すごく……、嬉しい…から。
[気味が悪いだなんて。 そんなこと、微塵も思わない。目の前の美しい彼から物をもらうのは悪いと思うのだけれど。 それよりも、嬉しさが勝ってしまって。 照れ臭い表情とともにそれが伝えられたらいいのだけれど。 彼は片方のピアスを差し出してきて、それを控えめに手で受け取る。間近で見る石はやはり綺麗の一言に尽きるもので。 そのまま徐に、先ほどまで彼に触れられていた右耳へと持ち上げ、穴へと引っ掛ける。ここ最近機能していなかったピアスホールは、無事その役目を果たす。 きらきらと光るであろうそれは、自分の目では確認できないけれど、目の前の彼には見えているのだろうか。それなら、願ったり叶ったりだ。]
(109) 2015/04/09(Thu) 06時半頃
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…その、ありがと……。
[最初とは少し違う、打ち解けたような笑みをその顔に浮かべて、お礼を言う。 そうして、先ほどの返しと言わんばかりに手を彼の頬へと。 何故自分でもこういった行動をとってしまったのかわからない。だが、その手は彼を求めるように動く。 もちろん彼が少し動いて手を避けるのであれば、その手は空を掠めるだけとなっただろう。はたして、彼の反応はどうだったか。]
(110) 2015/04/09(Thu) 06時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/04/09(Thu) 06時半頃
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