人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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視点:


【人】 忍者隊 ジェームス

[ブレスが空気を灼く中、
あの茶髪を見つけ出せたのは幸運だったかもしれない。

彼らに礼を言って、会釈をし、駆け出そうとすると
手渡された優しさに驚いた。>>3]

  いい、のか?
  ……ありがとう。

[本当に頭が上がらない。
俺はもう一度頭を下げると、
彼らは目立つやけどをしていない事に安堵しながら
(実は疲労が溜まっていると知らず>>4)
ノイズが群る方向へ。*]

(7) 2016/06/17(Fri) 07時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 そう、か……
 すまない。迷惑をかけた。

[最低限の応急処置はしたからと大人びた少年が答える。]

  ……毎度毎度多いな……
  わかった、頑張ろう。そして早く寝よう  

[彼へこくりと頷いた。>>6:263
大きな剣が生み出され、ノイズを潰していくのを見ながら
一匹、二匹、三匹と、蟹たちを脚から棘で切断しにかかる。

たっ、と蟹の鋏を避けながら。
その傍に立ったタイミングで名前を告げられる。>>6:264]

(8) 2016/06/17(Fri) 07時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 ……桐原さん。
  景山だ。
  景山・ジェームス・剛。

[そう返しながら、蟹を蹴り飛ばして]

  無銘の戦い、とてもかっこよかった

[ぽつりとこの前の感想を言う。
桐原さんが既にダメージを与えていた分、
ノイズ一掃にそこまでの手間はかからなかっただろう。]

[戦いがひと段落した頃。
俺は彼に深々と頭を下げる。]
  
  さっき竜を止めてくれたのはお前たちだよな。
  ありがとう。

[そう礼を告げた。
他にも、彼と何かを話しただろうか。]

(9) 2016/06/17(Fri) 07時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[それから、黒髪の少女と倒れる卯月のそばへ。
腕からの出血を見て、無茶をしやがって、と呟いた。
黒髪の少女に怪我はなかっただろうか。]

  ……。

[しゃがみこみ、
卯月の額を撫でて、安堵と苦渋の入り混じった声で]
  
  
  ……心配するって、言ってんのにな……


[それでもこいつは駆けていってしまう。
目が離せない小動物じみていると改めて思う。
震える手で応急セットを開くと、
応急処置の施された卯月の腕の治療にかかる。
火傷で手が動かし辛いのが忌々しい。]

(10) 2016/06/17(Fri) 07時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[……体が熱い。
けほ、と乾いた喉で咳をすれば
熱病の時の数倍はひどい倦怠感が襲ってくる。

丁度タイムリミットと重なったのだろう。
目を閉じて、一息つくうちに
俺の意識は闇へ転がり落ちていった。*]

(11) 2016/06/17(Fri) 07時半頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/17(Fri) 07時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス

――7th day/スクランブル交差点――

[卯月の傍で意識を失ったその次の日、
夢は見なかった。]


[――  目を開ける。
相変わらず蒼い空が広がっている。
ビルの摩天楼は蒼に突き立つように黒々と聳え
灰色の交差点を数多の群集が歩いていく。]

[Pi,]
[囀る端末を確認する。
高いところに居る真犯人、なんて、
古い刑事物ドラマみたいだ。

北に聳えるタワーを交差点から見遣る。]

(17) 2016/06/17(Fri) 19時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


「じゃ、……生き残ってたら、
 そのうちまた会うだろ。」>>0:559

[揺れる赤い髪を思い出す。

――死神のゲームの全貌なんざ
全く知らない俺だったが
どうしてか、あの搭の上には、
あの人が居る気がした。]

  …………やってやるさ。

[武者震いとからげんき。
パートナーがいる以上、
情けなく膝を折るわけにもいかないから。

袖の端々が焼けた服を何とかサイキックでごまかしてから
俺は卯月を探して歩きだした。*]

(18) 2016/06/17(Fri) 19時半頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/17(Fri) 19時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス

――回想――

  ……そうか?

[半端に残った職業病か、大体「さん」をつけてしまう。
「いらない」と言われれば素直に頷いた。
外見は十代に見えるが、随分大人びた少年だとは思った。

とん、と座り込んだ彼を見下ろして>>20
謙遜せずともいいのにとも思いながら]

(28) 2016/06/17(Fri) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  …完全には、させてないけどな。
  落とす事だけはどうにか。

  殺すのがミッションじゃなくてよかったよ

[向こうでまだ業炎を吐いているだろう竜を
遠い目をして一瞥する。

ふつりと切れた会話を繋ぐことはなく
まどろむ彼からそっと離れ、
卯月の傍へ歩いて行ったことだろう*]

(29) 2016/06/17(Fri) 21時半頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/17(Fri) 21時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス

  ……ん。

[灰色のスクランブル交差点で
ぼうっと幽霊のように立っている男が一人。>>@11>>@12]

  ヴェスパタイン?

[ミッションの事、死神の事を考えれば
きっと話しかけている場合ではないのだろうが、
その様子がどうにも儚く見えたから
小さくその名を呟いた。

その声は雑踏に紛れたかもしれないし
何かを思案している彼の耳には届かないかもしれない。>>@13
俺は卯月に話しかけられる少しの間、そちらを見ていた。]

(35) 2016/06/17(Fri) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[七日前よりも随分痛々しい姿で立つ白兎>>30>>31
その瞳にだけは強い光を宿して居るように見えた。
俺は眉間に皺を寄せて、
顔を叩いたりして己を奮い立たせる彼女を見守る。

頑張りすぎるなよ、とか。
言いたいことは山ほどあった。
けれどそれを今言えば、
彼女の勇気を挫くかもしれなくて、]

 
  ……ああ。
  生き残って、生き返ろう。
  
  ………………。一緒に戦ってくれ 卯月
 
[口下手にそれだけを言って、

重ねられた手を握り返し 歩きだす。]*

(36) 2016/06/17(Fri) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[ぽつりと落ちた言葉>>@15
俺の聴力では聞き取れず
そのまま卯月の方へ視線を落とした。]

  俺を誰だと思ってる
  モリ警察署の警察だぞ

[地図くらい頭に入っておりますと>>37>>38
冗談半分の答えに冗談めいた返しを一つ。]

[手を握る。
暖かさがここにある。
嬉しそうに笑うから、そっと微笑み返した。

1日目、
喪ったもののかわりに、交わした約束を
「言葉」を上辺で守ろうと決意した俺は
……それから何か変われただろうか。
変われたと信じたい。]

(43) 2016/06/17(Fri) 22時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  主犯に引導、な……。

[……主犯が白上刑事だと仮定して
まさか、死神が死ぬなんて事があるのだろうか。
ふっと過ぎった可能性を打ち消した。

見渡せば、ここはスクランブル交差点の東側。
警察署に割と近い位置だ。]

 901を抜けてクロネコ像前をつっきるか。

[そう提案して、OKがもらえたなら
彼女と共にその経路を辿る。
待ち伏せている死神がいるとは、まだ知らずに>>@8。*]

(44) 2016/06/17(Fri) 22時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  大丈夫さ。

[正直、白上刑事と相対して戦えるかどうか、
俺にはわからない。
信念、善悪の観念が薄れている今なら戦えるかもしれないし。
逆に私情に囚われて動けないかもしれない。

わからないが、
戦わなければ仕方がないだろう。>>52]

  …………戦ってみせる

[クロネコ像前に至り、金髪の死神の姿は見えただろうか。
見えたなら最大限に警戒しながら
その前を通過しようとするだろうし
見えなかったなら、
警戒を絶やさずにそのまま駆けていくだろう。*]

(61) 2016/06/17(Fri) 23時頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 00時頃


忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 00時頃


【人】 忍者隊 ジェームス

――クロネコ像前――

[ふわり、夜の色の翼が広がる。
降る指鳴りと声に身構えて、
現れる鼬と、死神を視界に捉えた。]

  「……大切なものは 見つかりそう?」

[金色の髪を揺らし、蒼い目でこちらを見据えて
存在する事を願われた死神は
俺達に問いを投げかける。
以前かけられた言葉>>4:@44を思い出した。]

  ああ。見つけたよ。

[それは、何にも代え難い 俺が戦っている理由だ。]

(115) 2016/06/18(Sat) 11時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[繋いでいた手を強く握ってから離す。
手放す為じゃなく また握る為に>>112]

[このせかいはハードモード。
それでも生き返りを望み、
大切なものを得ようと望むなら、

困難を踏破する時に躊躇ってはいけない。]

(116) 2016/06/18(Sat) 11時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  強行突破だ。
  行こう!

[ぶわ、と迫るカマイタチの刃を身を翻して避ける。

白兎が鼬の間を駆け抜ける。>>@46

あいつが攻撃に回るなら、俺は補助に回るわけで
鼬の背後から左右に迫る軽自動車とガードレールを見ては
それが直撃するように、鼬の脚を計四本の棘で貫いた。

プレスされた鼬たちは消滅し
その足元に密かにめぐらせた”棘”を解除する。]

(117) 2016/06/18(Sat) 11時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[警戒を怠らず死神を見ようとして、
刹那見えたものに目を逸らした。
顔は辛うじて赤くなっていなかったと信じたい。>>114]

  …………ばかやろう。聞くな。

[しゃがみこむあいつの向こう、
黒翼が揺らめいて、死神がふわりと宙へ。>>@48

銃弾の束が光になり弾ける。
ぎらり、煌く大鎌に目を見開いた。

「僕、僕自身でたたかおうとすると、ふんいき変わるから
 騙されないで、ね?」

……そういえば初日、
あいつは何か叫びながら銃をぶっぱなして――]

(118) 2016/06/18(Sat) 11時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  卯月っ!

[しゃがんだあいつを抱き寄せ、
死神と俺達の間に
アスファルトの”壁”を作り出す。

暴、と風が迫り、壁を崩す。また作り直し、二閃目を防ぐ。

防御に特化させるなら、
幾度も再構築する事で風くらいは防ぐ事ができるが。
それでは全く埒があかない。
――相手の能力の限度を俺は知らない。>>@50

卯月を抱き寄せ”壁”に背をむけた。

迫るおまけの三閃目。
俺は”壁”を薄くし――

がらん、崩れた”壁”の破片が背にぶちあたり、
血が滲むのを耐えながら]

(119) 2016/06/18(Sat) 11時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  断 る!

[死神のその背と翼を貫こうと
地から二本の棘を突き出した*]

(120) 2016/06/18(Sat) 11時頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 11時頃


【人】 忍者隊 ジェームス

[棘が翼を切ったらしい、とわかれば
俺は崩れた”壁”を解除して、
卯月を抱き寄せたままタワーの方へ数歩走り、
死神を睨む。>>@51>>@52

背がずきずきと痛むが、耐えられないほどじゃない。

重力加速度を伴って落下していく死神は――
――その途中で、ばっと翼を広げ滞空すると
鎌を上から下へ、思い切り振り下ろした!>>@53]

(127) 2016/06/18(Sat) 12時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ……膾にされてたまるかってんだ

[卯月を更に前方――
タワーの方角へ突き飛ばしてやりながら、
俺は相対する死神と俺の間に”壁”をもう一度つくりあげる。

先ほどの直線状とは異なる”ドーム状”のそれは、
単に風を防ぐのではなく受け流すためのもの。

砕け散りながらもカマイタチの勢いを殺す。
壁の破片が俺の身を裂く。]

(128) 2016/06/18(Sat) 12時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  [――ニィ、と口の端をつりあげた。]

[暴風の音に掻き消されて
メリ、とアスファルトがせりあがる音は掻き消えるだろう。

滞空する死神を包み込むように
薄いアスファルトの波が地よりせりあがるだろう。
放置していれば死神のアスファルト巻きができあがるが
防がれてもそれはそれで、構わない*]

(129) 2016/06/18(Sat) 12時頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 12時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス

[死神が大鎌を振るうと、
アスファルトの波は風の一閃によって絶たれる。
彼が虚空を抜けた直後、
”波”と崩れた”壁”を解除した。

死神の手元から大鎌が掻き消える。>>@60
――何か来る。]

[がっと詰め寄られ、金髪のきらめきが近くなる。
ハンマーを振りかぶる予備動作を読み取り]

  絶対不味いだろそれ!

[反射的に答えながら、振り下ろされたハンマーを
飛び退くことで避けて――>>@61

何故か逃げようとする死神と、その周囲を眼界に納め

そこで漸く、俺達の足元に転がったもの>>@62を目視する。
思考停止したのはコンマ零点数秒ほど。]

(139) 2016/06/18(Sat) 15時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ……。
  ……死神のグリルもまずそうだが、な!!

[地面から死神の腕に伸ばしかけていた”棘”の先端を
その片腕の手首を捕らえる”フック”に変えた。

落ち着いて手首を一度下ろしてずらしたなら
すぐに外れる程度のものだが
焦って手首をフックにひっかけようものなら
退避が一、二秒は遅れるかもしれない。

死神がどうしたかを見届ける事無く、
一歩。二歩。三歩。四歩――駆けだす。]

(140) 2016/06/18(Sat) 15時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  卯月、隠れろ!!

[叫び声は届いただろうか。
駆け出しながらも俺はわが身を守る壁をつくり、

手榴弾の爆発音が響き渡るのを聞いた。*]

(141) 2016/06/18(Sat) 15時頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 15時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス

[ ド  ォ ォ ン ッ !!!>>@67]

[びく、と知らず肩が跳ねた。
咄嗟に耳をふさいで、
うっかり壁が揺らいでしまわないよう気を張り詰めた。

卯月はどうしていただろう。
一瞬でも隠れ場所に迷うようなら
迷わず、また俺の作った壁に招いていただろうが。]

(161) 2016/06/18(Sat) 18時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[やがて爆風が過ぎ去り、
びりびりと地の震えが収まった頃。

壁を取り去って、死神がいた場所を確認する。
ごとん、と重い金属音が響いた。

爆風でつくりあげた”フック”は散っており
落ちていたのは俺が見たこともないような武器だ。
あれは盾、だろうか。剣の様なものがついている。

恐らくはあれで防いだのだろうが
彼の服の端々は焦げていたから、
少しはダメージがあったのかもしれない。

……まだ来られたらどうする、と痛むからだを奮い立たせ
何とかタワーへ向かう算段を立てていたところ

ぽつん、と落ちた言葉は
先ほどの戦いに狂ったようなものではなく
俺はきょとんと目を見開く事になる。]

(162) 2016/06/18(Sat) 18時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

   ……いい、のか。

[これも連日のサブミッションの様なものだったのだろうか。
行っていいと言われて、いやだというはずもなく>>@69
むしろ次の言葉に背筋が寒くなった>>@70]

  はは、勘弁してくれ
  串刺しにされて喜ぶ趣味はない

[人間を串焼きにしたらうまいのだろうか。
とズレた感想を現実逃避のように抱いて
卯月と共にタワーへ向かおうとする。]

(163) 2016/06/18(Sat) 18時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

「ミッション、がんばって、ね?」

  ――  ああ。
  お前も  ……なんだ、  元気でな

[最終日のミッション。
クリアできてもできなくても、多分、
彼が追ってこなければ、
参加者として会うのはこれで最後になるだろうから。
(その”いのち”の仕組みを知らない俺だから)
少し考えて、浮かんだのはそんな言葉だった。

生きる事を願われた死神へ微笑を返し、
卯月に「行こう」と促して
――俺と卯月はタワーへと駆けていっただろう。*]

(164) 2016/06/18(Sat) 18時頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 18時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス

――→MORIスカイタワー

[聳え立つ444メートルの電波塔の前に立って
そこにいたノイズの事はまだ知らず、一息をつく。
瓦礫が掠めたりぶつかった背や腕が痛むけれど]

  ……っ、

[大きく息を吐いて、吸って、また吐いて
一度からだの力を抜いた。]


[生前の俺がよくやっていたように
雑念を捨ててバカになってみようか。
でなければ、不安で押し潰されそうだから。]

  
[キッと前を向くと、
卯月を手招き、歩きだすだろう。
最上階までの数分かからぬ道のり>>#1を*]

(176) 2016/06/18(Sat) 21時頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 21時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス


[悲鳴が耳を劈いた。
ハッ、とそちらを見れば、卯月の左腕が焼けている。

また怪我をさせてしまった、と悔恨を胸に抱きながら
その時はまだ、何も言わない。>>198

死神と離れて塔へ向かう道すがら
傷だらけの卯月を見下ろして
静かにその右手をとる>>199]

(208) 2016/06/18(Sat) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
  ( ……ごめん、な )

 

(209) 2016/06/18(Sat) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[テレパシーにも乗せない小さな懺悔を、一つ。]

[痛みに悲鳴をあげる姿を、その声を
この数日で何度も見て、聞いて
その度に胸は痛む。

ひとの笑顔に笑い、くだらない話を楽しむ
人らしい感情を俺に齎したのが卯月だとするなら

ひとの痛みを知り、同じように苦しむ
そんな心を齎したのも また 卯月なのだろう。

顔を赤くしてしまったさっきとは違って
決して弱音も、苦しげな表情も
卯月の前で出す事はしない。
ポーカーフェイスを保っている。

傍らで頷いた卯月の頭を一つ撫でると、>>202]

(210) 2016/06/18(Sat) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  そうとも。
  フルハタキョーザブローっぽくな

[刑事ドラマの主役の名前を言っても通じる気はしないが
そんな冗談を吐いて、微笑を浮かべ
塔の中へ――展望台へ]

(211) 2016/06/18(Sat) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――→展望台――

[MORIスカイタワーは「緊急改装」と掲げられ
そこに一般客の姿は見えない。]

  気をつけろよ、卯月。
  何があるかわからん。

[……既に妨害のノイズが駆逐されている事は知らず、
やがて至る最終目的地で。
エレベーターから一歩を踏み出して、
ぐるり、人気のないその場所へ視線をめぐらせることだろう*]

(212) 2016/06/18(Sat) 23時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  あれだ、犯人を崖に追い詰めてな。
 「あなたが犯人ですね」――って言う刑事が居たんだ

[ちょっと違うかもしれないが、適度に返事を。
次いで聞こえた言葉に、ばか、と小さく叱った。>>213]

  痛いだろうが。火傷。

  …………  ああ、俺もだよ。
  騒がしいのがいなけりゃ、
  落ち着かなくなっちまった。

[喉につっかえていた言葉は、
声にだしてしまえば、なんてことはないもの
それでもあいつの顔を直視することはできなかったが。

もしも黒髪の少女を見たなら、会釈はしただろう。>>216*]

(225) 2016/06/18(Sat) 23時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――展望台――

  お久しぶりです。

  他の死神に足止めされてましてね。
  危ないところ……でした。

[卯月と背中合わせ>>218に、白上刑事>>219と相対する。

やはり、と
腑に落ちたような
諦観に似た感情を抱きながら。]

  ええ、…今まで生き残ったのは。
  ”パートナー”のおかげです。

[からかいに似た言葉に反論する前に
卯月が彼女じゃない、と言い出したので、>>223
かえって冷静になった。]

(226) 2016/06/19(Sun) 00時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[顔を赤くする卯月の頭をとん、と撫でて、

左人差し指で白上刑事を指差す。]

  「引導を渡す」といえば
  意味は一つ。



  ……白上先輩。 貴女を倒します。


[愚直なまでに真っ直ぐに、そう告げよう*]

(228) 2016/06/19(Sun) 00時頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/19(Sun) 00時頃


【人】 忍者隊 ジェームス


[消えていった沢山の魂。
その中に知った顔も恐らくはいるのだろう。
それ以上の事を考えるのは、少なくとも今じゃない。

まるで怨みか何かを煽るような物言いに
俺はほんの少しだけ眉間に皺を寄せた。
>>236>>237]

[卯月に向けて構えられた銃。
俺は庇う事をしなかった。
ただ、”気をつけろよ”とテレパシーで送るだけ。]

(248) 2016/06/19(Sun) 00時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


 (命の選別を残酷だと喚いても
  結局選び取るのが一つなら
  やっている事は変わらない。

  ……それなら貫くだけだ

  たった一つを掴み取るために。>>@46

(249) 2016/06/19(Sun) 00時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[BANG!]
[鳴り響く銃声。それを避けるようにステップを踏めば
次いで一気に赤い髪がこちらへ接近する。] 

  ――!

[更に後方へ跳び下がる。
卯月の攻撃を邪魔しないように、タイミングを図って――]

  乗り越えてやるさ。
  ……パートナーと共に!

[卯月がバク転で白上刑事から離れる。
剣が蹴り飛ばされたその後、>>250
俺は鋭い棘を二本、続けて斜めに突き出し
白上刑事を突き刺そうと、攻撃をしかけただろう*]

(251) 2016/06/19(Sun) 00時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  Love is patient and kind! って言えばいいです、かッ

[嫌いで、しかし染み付いた聖書の言葉を投げる。
バキンッ、と折れていく棘を見て
俺はそれを解除することはしない。]

  ははッ、……そうですね
  モリ警察署の”姐サン”ですから!
  躊躇いませんよ…!

[むしろ舐めたマネをしたら
奥歯をガタガタいわせる羽目になるかもしれん。
此方を向いた銃口を見るや、駆け出した。>>260
しかし銃弾は一つ腕を掠める。
痛みに顔を顰めながらも尚走り――

俺が走った道には、
丁度ペットボトル程度の大きさの杭が打ち出される。
先端が砕けた棘もそのままだ。
それを卯月がどう使うかはわからないが>>259]

(265) 2016/06/19(Sun) 01時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[振る剣の、日本刀の猛威に、
思い出したのは昨日も会話をした少年。
丁度飛んできた方向をみれば
彼と彼のパートナーの姿がある。>>258]
  
  昨日ぶりだな。
  ……頑張ろう、桐原。

[届くかもわからないが、それだけ声をかけて
俺は改めて白上刑事を見る*]

(266) 2016/06/19(Sun) 01時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ……了解。

[桐原に死なないように、といわれてこくりと頷き返し
戦いへと集中していく。

剣の乱舞の中巻き込まれないようにするには
接近戦をあきらめるしかないが
まあ、なんとかなるさ。>>269

杭を生成し、それが引きつけられるのを見守る。]

 ( ――見せてやれ、お前の技を )

[祈るように。
心の中でだけそう言葉を紡ぐ。>>268
杭が白上刑事の背に当たり白いコートに赤い染みを作った。

六人>>274という言葉に振り向けば、
そこにはワタルさんとミームさんの姿があっただろうか。]

(287) 2016/06/19(Sun) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[……白いコートを赤く染めながら
彼女は、白上理許は、尚も微笑んでいる。]

   先輩、
   もう人間やめてたんじゃ……?!

[率直につっこみをいれる、間もなく
彼女の体に黒い線が入っていく。
黒い翼が夜のように広がっていく――!]

  ……さすが先輩。
  そこに痺れる。憧れはしませんが

[現れた馬の下半身を見ては、
笑みを引き攣らせて、そんなコメントを。
零れ落ちるたてがみは炎のよう。
走る姿は風のようだ。

卯月に銃口が向けられるのを見て――
痛い、という声を聞いて]

(288) 2016/06/19(Sun) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  卯月!!

[焦燥が心を焼く。
それでも、お前は立ち上がるから。>>285>>286
その意図を俺は必死に汲もうとするんだ。]

  ……!

[――駆ける白上刑事の前方に高い、高い壁を一つ作り上げる。
それで刑事が止まるかはわからない。

わからないけれど、卯月や他の参加者が
その隙に攻撃を仕掛ける事を信じて*]

(290) 2016/06/19(Sun) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ――大丈夫だ!
  よくやった!

[双眼鏡が蹴り飛ばされる。
駆けてくる卯月をぎゅうと抱きとめた。>>299
その痛ましい傷を気にかけながら。

壁が更に展開される。
煌く星の追撃>>297に、
迫る剣の雨>>298――。

せめて白上刑事をとどめた白い壁が
剣や星に砕かれないよう、幾度も再構築する。*]

(302) 2016/06/19(Sun) 02時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[降り注ぐ剣の雨にあらがうように白上刑事は飛び上がった。
血飛沫が舞い、展望台の白い床を赤く染めていく。
それでも彼女は――
壁の外に着地した彼女は、笑ったように見えた。

用済みの”壁”を解除する。――直後。
死に物狂いで、血まみれの体を引きずって、
炎をゆらめかせながら
彼女は此方に駆け出してくる。]

   !!

[卯月の体を突き飛ばしたのは本日二度目。
俺の方へ駆けてくる傷だらけの白上刑事を
その必死な目を、見て ]

  (――どうして、そこまで、)

[そんな感想がぽつんと浮かんだ。]

(310) 2016/06/19(Sun) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ……さすが、姐御だ。

[たった一人で戦うその姿に、敬意と恐怖を覚えながら――
馬の脚が前方に繰り出される、
そのタイミングで壁を作り出す。

――蹴りによってガラガラと壁が崩れ、
瓦礫の雨が身に当たり、
この身に幾つもの傷を作る。

激痛とめまいの中走り出して。]

(312) 2016/06/19(Sun) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ――――あぁァあああッ!!

[血塗れになりながら
抜き出した特殊警棒を、”剣”に代え、
白上刑事の胴向けて突き出して――

もしかしたら、
黒い髪の少女の一声>>309があれば、
”剣”の軌道は刑事に致命傷を与えないように
間一髪でズレたかもしれないが*]

(313) 2016/06/19(Sun) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[ズ、と剣を引き抜く。
ばっ、と顔に散った血飛沫を拭うのもまた
額を滑り落ちて行く俺自身の血だ。

真っ赤に染まった世界では、
卯月の声も、光も、少年と少女も、
どこか、どこか遠い。]

 (白上先輩。
  貴女は……この戦いに、何を思っていましたか)

[傷を負いながら立ち上がろうとするのを見て
不適切かもしれないと思いながら、
問いを一つ二つ浮べる。]

(328) 2016/06/19(Sun) 03時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[霞む視界の中、
タテガミから闘志をあらわすかのように炎が零れている。

進み続けるタイマーを見て
泣き声の少女>>325が、降参してくれと願うのを聞いて

俺は、

しずかに刃を白上刑事へ向けたまま
ぼやけるせかいを見守っていた。

何かあれば、ただ、真っ直ぐに踏み出せるように。*]

(329) 2016/06/19(Sun) 03時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[「主犯だ」「アタシをどうする?」と彼女が言った時。
卯月に対して念を押すような物言いをしていた時。
>>220>>236>>237

何となく、生きる事を良しとしていないような
そんな気配を感じ取っていた。

だから二度目の諦観は、
少女を突き放す言葉>>331によって訪れた。

貴女が貴女でなくなる事
だから生きたいと思えない事
すべてを理解するのは難しい。

それでも、
生き残った者達の背を叩くような言葉が>>332
ぶっきらぼうで優しいと、それだけ思った]

(338) 2016/06/19(Sun) 04時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ――!

[馬の下半身が動く。
ぼやけた視界では、
蹄がバランスを崩した黒髪の少女を
押し潰そうとしているように見えた。

傍に彼がいるから、
きっと大丈夫とは思ったのだが。>>337

それでも咄嗟に、ただ只管に
その胴へ向けて刃を向けたまま、
駆ける、駆けて、]


  尊敬していました。…”貴女”を。

 

(339) 2016/06/19(Sun) 04時頃

【人】 忍者隊 ジェームス




    引導、を、

 

(340) 2016/06/19(Sun) 04時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[
駆ける間の小さな呟きは届いたかどうかわからない。

ただ、その時の俺は
体当たる勢いに任せて、刃を突き刺し
白上刑事を突き飛ばして
黒髪の少女への攻撃を止めようとする他、なかった。*]

(341) 2016/06/19(Sun) 04時頃

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