146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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-回想:不死身の男と会って-
聞いてみたかっただけです、貴男が知っていると思ってはないですよ。 …知っている人がいれば騒動にならない筈がありませんから。
[当然それに嘘はなく、しかし何処となく落ち着かない気持ちを鎮める為に聞いたのだとは言わない。 そこに飛んできた質問に(>>73)、不思議な事を尋ねるものだと思えばほんの少し警戒をするものの。]
何がしたいか…こんな事を言ったら気が狂ったとでも言われるんでしょうが…どうせなら会ってみたいですねぇ。
[得にならないという発言には、まあ得にならなかったとしても損ではないですよ、と返し。
『…あまり夜遅くまで出歩くものじゃないですよ』
それは最後の忠告にも似た響き。 しかし、…がその真意を解するのはもう少し後の事。 その言葉には何故か、僅かに違和感を覚えたもので。]
(0) Penia 2015/01/15(Thu) 11時半頃
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僕は人狼ですよ? 人間に生活を合わせているだけで夜行性ですから。 …貴男は何を…
[そんなに気にしているんですか、と続けようとした言葉は突如の戦慄で噤まざるを得なかった。 またも何か“聞こえた”のだ、今迄よりもずっと近く、ずっと強い気配を持って。 それは昼頃から時折感じたそれに相違なく、“影”が驚く程近くにいる事になるのだが。 唯、目の前の男を盾にするのは自分が許さないし、だからといって逃げるように言うのも憚られたもので。]
…なんだ、居たんじゃないですか。 話しているのに気がついたなら直ぐに出てくればいいのに、酷い性格してますねぇ。
[余りにも場違いなくらいあっけらかんと言う様は、彼の目にどう映っただろうか。]
(1) Penia 2015/01/15(Thu) 12時頃
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-回想:“影”との遭遇-
[実に淡白に返してくる相手は、随分な死にたがりのようで。 今迄死んでいない事を疎んでいるんだろうかなどと考え出したところで、教えた筈のない名前が飛んできた。>>3 いや、正確に言えばずっと昔に教えたのであって、思い出したのかと思えば、直後湧きあがるのは“影”。 彼が立ち去っていくのを止めるつもりは一切なく、『見つかりましたね』という言葉には、そうですね、と返して彼を見送ろうか。]
酷いですね、“知らない”なんて。 呑まれた先で人が死んでいないと知っているでしょう? だから巻き込まれたくないと仰るんじゃあないですか。
[零す言葉は独り言のつもりで。 最後に幾度目かの言葉を零せば、“影”を拒もうともしない。]
(4) Penia 2015/01/15(Thu) 23時頃
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全て消えてしまえばいいんです。 …全て。
[僕自身すら、と言うその言葉は目の前のおどろおどろしい闇を湛えた怨念にも劣らぬ程の茫漠な陰。 低迷していく意識とは裏腹に、その感情は解消されていくかの如く感じられて。]
…だって、仕方ないじゃないですか。 この世を消してもらうには余りに惜しいんですから。 なら…僕が彼らから姿を消すしかないですよ。
[漸く気が付いてしまったのだ。 自分が内に飼い続けた影にも似たそれが何か。 そうして、それを“違う”としておく事で否定し続け、安心したがったのだ。]
(5) Penia 2015/01/15(Thu) 23時頃
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━━そうして、月が照らす道にその黒は既に居らず そこを通った誰かも気がつく事はない 居ても居なくても時に変化が生じる筈もなく 唯、変わりない日々に僅かな違いとすれば
自由だった個々の歯車が合わせていかれるだろう事か━━
[そうして、全てが終わった事を。 今迄とこれからは“違う”という事を全てに嫌悪していた人狼の男が知るのはまた、少し後の話。]
(7) Penia 2015/01/15(Thu) 23時半頃
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-街・中央(人通りの少ない道)-
[射し込んできた光に気が付き、のろのろと身体を起こす。 “影”に呑まれた場所にいるというのに、余りに活気が生まれすぎているではないか。]
…ッ…う、煩いですね…。
[辺りを見回せば、呑まれた時と同じ場所にいたらしく。 あれは泡沫の夢だったのかと思いもするが、それでも戻ってきてしまった以上仕方がないが。 あんなに暴れたのだから人間は一層虐げてくるのだろう、と思いながら。]
何故またこの場所に帰ってきてしまったんですかね。 …暫く大人しく過ごして、勝手に森にでも行きましょうか。
[そう呟いて自分の家のある方へと歩き出す。]
(15) Penia 2015/01/16(Fri) 08時半頃
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[街を歩いていくと、突然腕を持つ手が一つ。 煩わしいと思ったのを隠しもせずに其方を見れば、いたのは二人の男で、その内の一人は左上腕に包帯を巻いている。 見た目は何ともなさそうだが、すっと僅かな血の臭い。]
…何ですか? 怨み晴らしなら受けてたちますが、一層怪我するだけですよ。
[そう言うと向こうは困ったような表情をする。 そうして怪我していない方の男が前に出てきて頭を下げた。 その行為に驚いていれば、挙句に『あんな危ないものを投げてすまない』と言う。 しかし、思い当たるものは数多あり、何の事を指しているのか分かる筈もなく。 硬直していると『人違いじゃないよな』と怪我をしている男に確認し出す様はどうも違和感。 頷く男の様子を見ながら暫し思考して、騎士が来た日に記憶は思い至る。]
…嗚呼、ナイフですか? 生憎あんなものが当たる程鈍くはないのですが。
[嫌味で返してみても何ら反応はなく、否、周りが一切とは言わないが普通に人間同士が話しているような様子なのだ。 嵐の前の静けさにしか感じられず、周りに一層の警戒を。]
(23) Penia 2015/01/16(Fri) 10時半頃
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[自分が身構えたと知ってか知らずか、『今更、って思うよなぁ』と困ったように頭を掻く。 何が起きたかは知った事ではないが、それでも変わっている事は言わずもがなで。 何故こうなったかを知る筈もないのだが。]
…あ、あんなものいいんです…ッ! 何ですか、今更、気味の悪い…。
[思わず荒げた声は自身を惨めにするばかり。 そんな言葉を吐いても、周りは此方を見こそすれど害意を向けてはこない。 耐えかねたのは此方の方が先で、素早く背を向ければ走り去る。]
…な、んなんですか…何故、今更、あんな…。
[混乱する思考は纏まるどころか縺れていくようで。 訳が分からないと人のない所に逃げ込んで。 そこで漸く口をついた言葉は、驚く程震えていた。]
(26) Penia 2015/01/16(Fri) 11時頃
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-IF:魔法使いの少女-
[自分の名前と一緒にこんばんは、と聞こえた事で、立ち止まって辺りを見回すものの。 その正体には思い当たらず、再び歩き出そうとすれば服を引く誰か。 其方を伺うと白い髪に虹の目をした見慣れない少女が一人。 向こうは此方を知っているようなのだが。]
あの…僕は貴女の事を知らない…気がするんですが。
[その言葉は聞こえたかどうか分からないが、『いつだかの約束』と聞こえれば、可能性として一人思い浮かべる。]
……モスキート、さん…? え、マスクとかはどうなさったんです…?
[戸惑いは残るが、ベンチへと彼女が引いて行くのには従って。 そこにはきちんと座って待つ兎がいただろうか。 取り敢えずそこに腰を下せば、少女の様子を伺う。]
(30) Penia 2015/01/16(Fri) 14時頃
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-IF:魔法使いの少女-
[漸く誰かを理解した自分に怒るどころかはしゃいで手を引く少女のペースに半ば戸惑いながらも。 何故か『風をあびたい気分』という答えなのかどうか分からない言葉を口走る。>>31 行儀よく待っていた兎が膝の上に乗ってきたもので、食べてしまいましょうか、なんて思ってもみない事を口にしながら抱き上げる。 そこで何故かブーツを脱いでベンチに上がった彼女を見上げれば、謎の擬音を口にしながら頭に触れてくるという謎の行動。 はっと少女の目論見に気が付いたところで後の祭り。 抱えた兎が邪魔になり、抵抗する暇すらなくフードは外れてしまう。 黒の間に、少女が見ようとした水浅葱のそれはあっただろう。]
あ…な、何するんですか…!
[約束を反故にしようとしていた事はそっちのけでそう言えば。 兎を器用に片腕で抱えたままでフードを被り直そうとしただろう。]
(40) Penia 2015/01/16(Fri) 19時頃
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[フードを被り直そうとしたのも空しく、抱きついてきたらどうにも出来なくて。>>46 振り解くには一回兎を降ろすしかなく、抱え上げた事を今更後悔しつつ再び膝の上へ。 『してやったり』と言いながら擦りつく少女(>>47)には見えないだろうけれども、随分と苦い表情を。 手櫛で紛らわしているつもりなのか、通る指が頭を撫でるのには本当に“わんちゃん”と同じ扱いではないかと思わなくもない。]
…これで満足ですか?
[柄にもなくやや不機嫌になりながら、そう尋ねる。 自身は睨めつけているつもりなのだが、それは拗ねた子供さながらだという事には全く気が付かず。 それもしかし彼女が口付けるまでの僅かの事。 少女がすると思ってもみなかった行為に戸惑っていれば、漸く解放される。 そうして膝の上で兎と入れ替われば、楽しいですね、なんて笑顔で言うものだから、一瞬吊られて。 それを隠そうと、わしゃわしゃと乱雑に少女の頭を撫でておいた。]
(62) Penia 2015/01/16(Fri) 23時半頃
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[あの時の子供のように、少女が上げる楽しそうな声は、少し煩くて。 一瞬だけ睨み付けた彼女は、しかし即座に笑顔になっていた。>>71 何処か納得いかない気持ちを抱えつつも、何故払い落とさないかは分からないが、大凡少女のペースにはめられている、といったところだろうか。 そのもやもやを隠すかの如くフードを被り直す。 そうして、ちゃっかり凭れかかってきていると感じるのは、落とそうと僅か考えた所為であって、絡められた指には2、3瞬きを。 あの時と同じ言葉を今度は質問してくる少女(>>72)に、さて自分は寂しいと思っているのかと逡巡し。]
…寂しくはないですよ。
[そう返した言葉が本当か否かは本人にすら分からず。 唯、自身の内に飼っていた闇が無くなりこそしないまでも減ってはいて。 それでも素直さに欠けるこの人狼の男は、少女のように自分を語ろうとはしない。 いつか、半狐が去っていく少女に漏らした言葉を思い出して、全く似た気持ちになっていると気が付けば、僅か目線を伏せた。]
(73) Penia 2015/01/17(Sat) 10時頃
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…僕は寂しくはないです。 ですが…虚しい、とは感じているかもしれませんね。
[先ほどの言葉を訂正して、街並みに目を向ける。 人間が嫌ってくる今迄は、何の罪の意識もなく人を喰らってきた。 人を喰らう存在だからこその感情かもしれないが、人間と亜人が近寄り始めた今において、如何過ごしたらいいのか皆目見当がつかなかったのである。 まして月一で理性を失うような自分は。]
僕は…。 …如何すればいいんでしょうかね…。
[そう呟いた言葉が少女に届いかは分からないが。]
(74) Penia 2015/01/17(Sat) 10時半頃
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[少女が零す安堵の息を聞きながら(>>78)、視線を逸らして。 そうやって見ていた街並みの前に突然、先程まで何処かを見ていた筈の虹色が入ってきて驚くいていれば、潜めたような声で紡がれた言葉が聞こえる。>>79 そうして顔を近付けてくるのに気が付けばベンチの背凭れに妨げられて冗談程度になってしまうが、僅か身を引く。 精一杯、少女が差し伸べた言葉の手を、払い除けはせずとも今は未だ取れそうもないが。]
そうですねぇ…。 …ですが、未だ大丈夫です。 この街が変わっていくなら…僕もまた変わるんでしょう。
[それでも如何しようもなくなった時は聞いてくれます?と言ってみて。 笑顔になる事は出来なくても、僅か表情は和らいでいただろうか。]
…ふふふ。 さあ、早く帰らないと“影”がきて呑んでしまいますよ?
[少し意地悪く笑えば、子供を親が諭すかのように余計な一言を。 もう終わったからこそ言える言葉だが、冗談になっているのかは酷く微妙なところ。]
(81) Penia 2015/01/17(Sat) 14時半頃
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[わざと余計に発した一言に嫌な顔をするどころか、満面の笑みでお願い事をする少女(>>82)に不覚にも、僕で良ければ、と口を滑らしそうになってしまい。 その事が気まずくて目線を泳がせた事に気がつかれなかった事だけが、唯一の救いだろうか。 はあい、と返事をするからそのまま帰るのだろうと思っていれば兎を持たされる。 思い切り抱き付いてきたのには戸惑いと焦りを。]
ちょ、ちょっとモスキートさん…!?
[抱き付かれた途端、反射的に身体を固くして。 彼女の背に手を回す事はないものの、それでも拒む事はせずに。 僅かな時間で彼女から離れれば、『“また”遊んでくださいね』の言葉と手を振る様子に此方も手を挙げれば(>>83)、またも嫌味で。]
…そうですね、“また”会ってあげます。 貴女は中々、如何してなのか我儘ですから。
[だから、何事もなく過ごしてくださいね、とは言わなかった。 絶対に言う筈もないが。 そうして振り返り振り返り帰っていくのを見えなくなるまで見送ろうか。]
(86) Penia 2015/01/17(Sat) 20時頃
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[アテもなく街を散策していると、一風変わった定食屋を見つける。 この辺りは滅多と来なかったからか、このお店も初めて見たもので。 冷やかしついでに覗いてみようか、などと思えば扉を押し開ける。 割と大きなベルの音に僅か身を固くしながら、首だけ覗かせて中を見渡すが、そこに店主はいただろうか。 何方にせよ、誰かいらっしゃいますか、と声だけはかけてみる。 反応がなければ本当に冷やかしで帰るだろうし、あれば中に入って手持ち無沙汰に立っている事だろう。]
(94) Penia 2015/01/18(Sun) 11時半頃
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-暫く後の話-
[漸く、…が街の変化に慣れてきた頃。 意味もなく街をうろうろするのは日課にも近くなっていて。 それでもこの街を覚えるにはそれまで余り足を伸ばさなかった所為で、未だ時間がかかりそうである。 ふと見つけたのは何のお店か分からないが。 それに興味を引いたのと、いつかの半狐の臭いに気が付いたのは何方が先だったか。 そういえば花細工をしていると言っていた事を思い出せば、店に入ってみる。 丁度、彼は机でぼんやりしていた頃だろうか。>>98]
お久しぶりですね、ユキさん。 …こんな所にあったんですか、貴男のお店。
[そう声をかけてみれば、何らか反応はあっただろうか。]
(103) Penia 2015/01/18(Sun) 17時頃
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[『見つかってもうたか』と冗談っぽく言う彼に、見つけてしまいましたねぇ、などと同じく冗談を返して。 思うのは、あの騒ぎの前までこの半狐が抱いていた複雑な心情。 あれは少しでもマシになっているんだろうか、と思ってみたところでそれを尋ねられる筈もなく、目線は内装と言って差し支えない程の花々へ。 それらに視線をやりながら、何処となくではあれど彼の中で何かが変わっている気がした。]
本当に綺麗ですね。 前に頂いたものも大層綺麗でしたが。
[一通り見てから、そんな言葉と共に半狐の薄氷に目をやって。 「最近の街の雰囲気、慣れました?」と思ってもない事を口にした。 自分自身、心情にはいい意味で変化が生じているが、だからといって霧散しはしない。 それはこの半狐も同じなのではないだろうか、などと考えれば僅か目線を伏せる。 それが彼にどう映るかは分からないが。
(114) Penia 2015/01/18(Sun) 20時半頃
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[どうやらお休みではなかったようで、返事が返ってくる。>>115 奥から現れた男が何度か頷いた後、椅子を指して座るよう促すのでそれに従った。 主食は、と尋ねられれば、さてどう答えようかと暫し逡巡。 しかし、“食べたいもので何でも”作ると言うので、揶揄い半分に注文してみる。]
そうですねぇ…人肉が食べたい、と言ったら作ってくれます? ……いえ、冗談です、そんなもの出ませんよね。
[出来そうもない事を言って揶揄うつもりが、彼が人間だったらと考えた途端冗談で済まないのではと思って。 やや気まずくなって慌てて、野菜でいいです、と訂正を加えた。 何が出来るかは分からないが、そこは任せようか。 この発言を彼がどう取るかは分からないが。]
(120) Penia 2015/01/18(Sun) 22時頃
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[机の上の、彼によく似た白を持つ花細工に向けられていた目線が此方を向き、慣れないといった類いの答えを言う。>>118 それを聞きながら、何処かでやはりそうかと思った自分に嫌気が差す。 そうしていたのも僅か、彼が此方の様子に気が付いている(>>119)と分かればふっと表情を戻した。]
変な事を訊きました、忘れてください。 …そういえば、折角此処に来たんですから何か欲しいですね。 お勧めとか、あります?
[直ぐに調子を戻せばそう尋ねてみる。 実に滑稽な立ち回りだと自分でも思うが、彼ならば何も言わないだろうと、何処か信用していて。 そんな事に気が付けば思わず一瞬苦い表情を。]
(123) Penia 2015/01/18(Sun) 23時頃
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[軽い調子で笑い出した相手に冗談と取ってもらえたのかと思ったがどうも違うようで。>>124 種族を尋ねてくれば人狼だと答える。 ニヤリと含み笑いにも似た表情の後、すっと顔が近付いてくるので思わず一瞬身構えそうになったが、続く言葉には耳を疑った。]
…え、冗談……じゃなさそうですね。
[高いぞ、とは言われたが、じゃあお願いしますね、と返しておく。 随分自慢気な様子で出してきた肉塊とその臭いで、本当のものである事に意外だと思いつつ。 彼は一体何者だろうと、料理が出てくるまで考えた事だろう。]
(125) Penia 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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