171 獣[せんせい]と少女
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[ ブローリンとミツボシの小さな舞台が幕を開け 軽やかな歌声>>2:597が響く中 姿を表したのは、幼狼>>2:586とその主>>2:592。]
よう、久しぶりだな 幼狼。 オッサンは変わらず元気にしているよ。
[ ”声” の返答をわざと答えたのは、 パティシアが自分を「オッサン」と呼んだのを ちょっとしたネタにするつもりで。
歳の差を真面目に考えたら 「オッサン」どころじゃすまないのは、黙っておいて。 彼女にとっては初めての旅を激励するように 言葉を紡ぐ。
無骨なようでいて、誰よりも綺麗で優しい 2人の主従へ。*]
(1) 2015/10/14(Wed) 00時半頃
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真っ赤な紅玉に、ピンクの紐のやつだ。 いちばん目立つから すぐに判る。
(*1) 2015/10/14(Wed) 01時頃
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ミィ。 もっと空に近づきましょうか。
[ お守りを掲げたミィ>>13を、躰ごと抱きかかえて もっとたかく もっと空のちかくへ。
嵐のような突風が来ても平気なように 寄り添い、支えて。
ももいろを乗せた風が吹くのを 待つ。*]
(15) 2015/10/14(Wed) 01時頃
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[ 足元で揺れるコスモスが宝石のように輝くのは、 きっとヒナコの想いと、2人になった豊穣の女神のおかげ。
踊る歌声は風にのって 旅立つ最後の一組>>29を誘うだろう。
どこかで凝縮された空気、凛と張る風が近づけば 風を読むのが己より得意かもしれぬ彼女の表情も 華やいだものに変わるだろうか。
そして、 ミィを抱き上げた直後に響く、鈴のような声>>34 ]
元気でな!
[ 駆け抜ける風>>35と、見事な神獣が コスモスの花唇を舞い上げながら過ぎ去っていった。]
(44) 2015/10/14(Wed) 08時半頃
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― ヴェラのおかえし ―
[ ( ……全く、パティシアとは大違いだ。)
ゆっくり、物静かで、慇懃で、丁寧。 見送りの言葉をかけた己に、深く頭を下げる彼は 相変わらずのゆっくりとした仕草だったものだから 「それ」を手渡されるまで 自分達に何かを用意してくれたと気付けなかった。
疑問符を浮かべ、小首を傾げて。 隣のミィに「なんでしょうね?」なんて笑いながら ガサリと開いた厚手の紙。>>40
「 はは、 こいつは……。」
なんだろう、年甲斐もなくはにかむほど照れくさい。]
(64) 2015/10/14(Wed) 21時半頃
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[ 自分が描かれるなんて 思っていなかったのもあるけれど それ以上に 紙の上の、ミィと共に居る己の顔が 想像以上に緩んでいるから。
黒が目立つ己と、淡く光っているように見えるほど 白い彼女。 その対比は、哀しさはあれど悲観するものではない。]
有難う。 …こんなに浮ついた顔をしていたとは…… ………気付いていなかった。
[ ミィと揃って感謝を述べて、彼等>>41を見送りつつ 元の通りに畳んで紙を仕舞った懐は しばらく経ってもずっと、ほんのりと暖かかった。*]
(65) 2015/10/14(Wed) 21時半頃
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[ 雲を蹴り、花唇を従え、鬣と尾をたなびかせる背中を 眩しい太陽でも見るように 目を細めて見送れば その駆ける先が鐘楼であることを知る。
( ――今日の鐘は、これからか。)
残された言葉>>52への返事は、小さな頷きに込めて。
優しい二連星のデュエットが幕を下ろし ミツボシがちらりとミィを見上げれば>>10 くすっとひとつ笑った後、 ]
素敵だったよ。 アンコールは、またの機会に。
[ 足元で揺れる「優美」の名を持つ白いコスモスを 拍手と共に贈ろう。*]
(80) 2015/10/14(Wed) 22時頃
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[ 旅立つ背中>>67を押すように 鳴り響いた鐘は>>68 遥か高い秋澄みの空へ、風乙女の祈りを乗せて ]
ぴい、 ヒョロロロロ……
ピィーーー ヒョロロロロ、
[ 鳶の啼く合間を響いて抜けてゆく。
それぞれが結んだ絆を、より一層固いものに それぞれの選んだ道を、より一層明るいものに 照らし、導く先は 楽しい事ばかりではないかもしれないけれど 「きしさま」が居れば、きっと大丈夫だから。
高い塔から旅立つ影>>78へは、 吹き上げるような上昇気流をプレゼントだ。*]
(81) 2015/10/14(Wed) 22時頃
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[ 幼狼の呟きに、にんまりと口元を曲げて 味見だ、美味いだと言っていた頃>>0:59が蘇る。 自由に生きていた狼が 初めての少女に傅き、従う気持ちは ]
……どうだ。 「恋」とは違うだろう?
[ ”呪い” かどうかは、遠くない未来 身を以て知ることになるだろうけれど]
……呼び名のことは考えておく。 またな。
[ その時狼>>75は何を想うのか。何を知るのか。 「呼び名」を改めるのは、その後だと 微笑む己は ”呪い” に最も近い位置に居た。*]
(84) 2015/10/14(Wed) 22時半頃
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[ くるくる、くるくる。 まるでドレスを着てワルツを踊るような子が 周囲を走りながらミィにハイタッチするのを 微笑ましげに見守って その大きな瞳がまんまるく、色んな疑問>>93を 浮かべては、きゅるり、と音がするようだ。]
……どうしてわかったかは、ナイショだ。 パティなら教えてくれるかもな。
パティシアは小さくなんかないぞ 私と同じくらい大きな大きな狼だ。 アヤワスカを背中に乗っけて、びゅーん。
[ 幼狼、については触れぬまま。 大きさに話をそらすのは狡い大人の証拠だけれど パティにちくりと釘を刺された手前、 きっとこれが”おとしどころ”というやつだろう。]
(120) 2015/10/15(Thu) 00時半頃
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[ ミツボシの耳元に落とした小さな声。
返ってきた自信たっぷりの声。>>101
「うんうん。」
満足気に笑って びしりとひとつ、さむずあっぷ。
相変わらず湿っぽい事を云う男>>86へは ちょっと呆れ気味に ゆらりゆらり 苦笑を交え、手を振った。]
(121) 2015/10/15(Thu) 00時半頃
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[ ふたつずつ 姿を消していく明るい声。
別れの挨拶もそろそろおしまいが見えてきて。
がっこうきってのどじっこは きっと隣の獣が支えるだろう。
なにをかくそう今日ばかりは さすがのあいつも ”ふつかよい” ではないはずだから。*]
(123) 2015/10/15(Thu) 00時半頃
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[ アヤワスカのナイショ話>>164は、思いの外長くて 会話の中でくるくると変わる表情と 息がくるしくならないのか心配になるくらい もりだくさんの内容。 まるで、甘いのもすっぱいのもたくさんの フルーツタルトのよう。
さいごのこそばゆい”おめでとう”>>165は 内緒話のさいごとつながっていて。
首を傾げるミィ>>198の横でくすくすと笑いながら ぴこぴこハネる赤毛をひと撫でして]
アヤワスカも、おめでとう。
[ 言い終えれば、 ちら、と見上げた狼にも笑みを。 手を振る主の肩をふわりと抱きながら 小さくなってゆく背中>>166を見送った。*]
(231) 2015/10/15(Thu) 23時頃
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[ あの男の、あの姿は、私も視るのは初めてだ。]
これはこれは、まるでクリスマスのために 誂えたようなユニコーンだね。
[ 二日酔いの顰めっ面が嘘のような涼しげな美丈夫を ちょっとした皮肉と一緒に出迎えて 白馬に乗った王子ならぬ姫へ 腕をくるりと翻し、従者のように礼をする。
可愛らしいミィの言葉>>232を尻目に 己が白い獣にかける声は おちょくるようでいて、少しの羨望と 願いを込めたもの。]
(240) 2015/10/15(Thu) 23時半頃
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それじゃあな。 ちゃぁんと手綱を握っているんだぞ。
[ 勿論そんなものはないのだけれど、 背中に乗った姫へ、鞭さばきを見せるように 手をしならせて 「冗談だ」と笑う。
異国の海の色のようだった彼女の瞳は いまは昼を映す蒼穹のいろ。 すこしむかしの、ミィの瞳の色を思い出すようで 勝手に痛む胸を押さえて 彼女の耳へ、ちいさな けれど大きな 期待と”おねがいごと”を囁いた。
きっと今日が「あの子達」と顔を合わせる最後の日。 その姿を、笑顔を、覚えている1人になるべく たくさんの笑顔全てを 焼き付けようと、祈った。*]
(241) 2015/10/15(Thu) 23時半頃
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[ 鐘の音の残響は、いつの間に雲に吸い込まれたのか 咲いていた歌声は、キラリ。小さく煌めいて消えて 揺れていたコスモスは、夢朧にまぎれて解ける。
胸に仕舞った絵の温度は、もう僅かにしか残らぬが 蜂蜜色の甘い思い出につつまれた奇跡の命たちは 大地に愛され、雨に愛され、風に愛され 確かにここで育まれて 旅立っていった。
轟、と鳴る風が 狼の出立>>272を報せて 追いかけるように走った遠吠えが過ぎたあと
残ったのは、枯れ葉が舞うだけの しずけさ。]
………ミィ。
[ ふつり、と 彼女の張っていた気の 切れるおと。]
(293) 2015/10/16(Fri) 02時頃
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[ へたりこんだ背中>>263に大きな掌を添えて 強張った肩が、微かに揺れる空気が 彼女の胸に詰まる「何か」を教えてくれる。
淡くなった水色から溢れる 透明な雫に 色が流れでてしまっているような錯覚を覚えて
伸ばされた手を迎えるように、腕を広げた。]
………ミィ。
[ かける声は同じもの。けれど温度は僅かに上がって。
あの子達に会うことはもうないだろうことを この泪はきっと理解していると思ったから
だからこそ かける言葉を持たなかった。]
(294) 2015/10/16(Fri) 02時頃
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[ 震える細身のからだを包むように抱きしめて ゆっくりと背中>>265をさする。
ひとつ ひとつ 宝物のように紡がれる名前たちに ひとつ ひとつ 相槌と頷きを返していって ]
ミィがいま幸せなのなら 彼女たちもきっと、おなじように。
[ あの子達が旅立つと同時に 「おねえちゃん」という大役を終えたミィへ さいごに、ひとことだけ ]
よく、できました。
[ 昔と変わらず>>1:293 優しく頭を撫でながら。]
(295) 2015/10/16(Fri) 02時頃
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[ 彼女の涙が止まるまで、身動ぎすらせず。 時折頬を撫でながら目元にくちづけを落として 流れでてしまいそうな「蒼」を拾い集める。
せめて自分は 微笑んでみせた。 ]
……落ち着いたら、私たちも発ちましょう。
[ ひとの気配のなくなったがっこうは やけに広くて 僅かな居心地の悪さが漂う。
足元の危うくなってきた彼女のために、 背につかまらずとも共に飛び立てるよう 首から下げるハンモックのようなものを拵えて
翼を広げた空は、淡く茜が滲み始めていた。**]
(296) 2015/10/16(Fri) 02時頃
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