人狼議事


278 冷たい校舎村8

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視点:


【人】 大太刀源流 タツミ

 
[黒板の記述を見ていた。
 この校舎に来て次第に書き足されていった文字。

 整っていたり、不揃いだったり、丸かったり
 ……そういう文字の群れ。
 ここにみんながいたという証。

 きっと、残りはしない。残りはしないのだけれど
 俺は静かにスマホのカメラを構えて、
 しんと静まり返る教室の中、その文字を撮った。]
 

(18) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[外は静かに雪が降っている。

 ごめんなさいを言えるほどに殊勝じゃない俺は
 未練がましくもまだ校舎の中にいた。]*
 

(20) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――チャイムが鳴る――

[福住との話を終えて、教室に戻った辰美は
昨日と同じように寝る支度を整え、眠りについた。

連城や礼一郎がそこにいたなら、
話すこともあったかもしれないが、
そこまで口数は多くなく、
何をするかといえば黒板の文字をカメラに写すだけ。

そうして、夜は更けていく。]

(21) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[──午前8時50分。
目を覚ました辰美幸俊は、
教室の前に血だまりを見つけた。

それから気づいてしまう。
阿東礼一郎の姿が教室にない。]


 ……れーがいない。


[そのつぶやきは、
教室にいたなら連城にも聞こえただろう。
辰美はそのまま足跡を追って二階を行く。
追って、追って、追った二階の廊下の端。

果てだったはずの所に
それ、が転がっていた。]

(22) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[顔に大きな印がある。>>4:625
少し小柄な背丈の、髪の短い男のマネキン。
上履きが赤く血にまみれているが、外傷はない。

ただ、何か罪を示すように、大きな印が刻まれている。]

(23) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

「あーあ。ダメだったね。
 彼もまたこの夢の中から追い出されたようだ」
「結局さあお前はここに残るんだよ」
「見てろってさあ。どの口がいうわけ」
「だって死にたいもんな」
「むしろ死ねよ、お前がいるから俺が、」

(24) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[耳鳴りがする。
やかましく囀る兄の声がある。
目の前を顔の崩れた紳士が歩いていく。
息が、できなくなっていく。]

(25) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ……うるさい。

 

(26) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[うつむいた辰美は、それだけを呟いた。
どこから落ちてきたのか、
血の足跡に一つ二つと透明な雫が落ちて、
…………それで、おしまい。

目元を強引に腕で擦って、
辰美は無理に大きく息を吸って、吐き出した。]

(27) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[犯した罪は消えない。
だけれど、これまで重ねた良い事だって、帳消しにはならない。

恥ある人間の真似をして、ようやく、辰美は息をする。]

(28) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 
 大丈夫。大丈夫。……だいじょーぶ。


[ここに残された。残って、しまった。

だからきっと、辰美は最後まで、
この世界に向き合う必要がある。

遺書の送り主は未だわからず、
絆創膏が貼られたままの左手を強く握って
一旦、くるりと教室に踵を返した。*]

(29) 2020/06/22(Mon) 00時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 00時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――教室前――


 ……氷室。


[教室へ行き、>>47
マネキンに被せる毛布を拾おうというところだった。
その入り口で氷室と出会い、辰美は瞬いた。]


 んだよ、お前。……手が。
 

[赤く泣きはらした目の次、
目についたのは血濡れた手だった。
それだけで辰美は察してしまう。]

(50) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ……福住か。


[短く問いかけた。
それから、こっちも、と付け足す。]


 ……れー。礼一郎がマネキンになってた。
 そろそろ終わりって感じだな。

 あと何人残ってる…?


[思ったより低い声が出た。
それから、ロクに洗えてなくて悪いけど、と
氷室にそっとハンカチを差し出した。*]

(51) 2020/06/22(Mon) 01時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 01時頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――教室前――

[まっすぐにこちらを見たまなざしを見つめ返し]


 ……昨日話したばっかなのにな。
 嫌になっちまう。


[ふ、と辰美は目を伏せる。

それは避けるという意図でなく
ただマネキンになったもの達を悼む、という
そういう性質のものでしかない。

昨日氷室の悪口で盛り上がったばかりなのに。
そう思うと遣る瀬無いが、
無事に帰れたと祈る他ない。]

(60) 2020/06/22(Mon) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 痛そうじゃ……なかったよ。
 傷、なかったから。


[マネキンたちが何を示唆しているのか
辰美には理解できない。
理解できないけれど、礼一郎のマネキンに外傷はなかった。
それだけが辰美にとって救いではあった。

指折り数える氷室を見つめ、>>55
辰美は無言でハンカチを渡す。

それから、飛んできた問いに>>57]

(61) 2020/06/22(Mon) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 
 俺が「ごめんなさい」を書く男に見えるかよ。
 ……死ぬなら1人で死んでる。

 そういうお前はどうなんだよ、氷室。


[教室に入ってくるならば
辰美は改めて毛布を取り出して、
氷室に渡そうとするだろう。]

(62) 2020/06/22(Mon) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


 これ、福住にかけてやるか?

 ……あと、残った奴の確認しなくちゃな。
 女子、まだ保健室で寝てるよな?


[残っているのは葉野だけだけれども。
外を一瞥すれば、まだ雪が降っている。*]

(63) 2020/06/22(Mon) 01時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 01時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――教室前――


 武士だからな。


[軽く冗談めいた相槌を打ち>>65
問いに返る答えに肩を竦めた。>>68]


 お前らしいな。
 ひねくれ具合とか、そういうとこ。
 言っとくけどほめてるからな。


[できるだけ重くなりすぎないように、
辰美も言葉を選んで話した。
福住がいなくなった彼の心情は想像に容易い。
泣きはらした目のこともある。]

(74) 2020/06/22(Mon) 02時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 おう。
 …………どうした?


[少しばかり思案する氷室に首を傾げ、
けれど保健室での合流を提示されれば
辰美はこくりと頷いた。>>69

去り際の言葉に瞬く。>>70]

(75) 2020/06/22(Mon) 02時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 あ? ……ばーか。ビビってんのか
 お前残して帰るかよ。
 みんなで帰るんだよ。


[そういう辰美は、人差し指で軽く補助してだが
にやりとわらってみせて、教室を出ていった。]*

(76) 2020/06/22(Mon) 02時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――・・・――

[ふわり、と転がるマネキンに毛布をかける。
辰美はそれを見下ろして、
少しばかり祈るように立ち止まっていた。

黒板に書かれた言葉たちを思い出す。
あんな風に、やりたいことが思いつけばいいのだけれど。
どうにもそうは言ってられないらしかった。]


 ……暇なとき遊べよ、


[ぽつりと不器用に零してその場を立ち去る。]

(77) 2020/06/22(Mon) 02時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――→保健室――

[落ち合おう、といった先。
保健室は無人だった。
道中誰かと出会うこともあっただろうか。

葉野、と呼びかけた言葉は帰らず、
代わりに入り口付近の台に書置きを見つける。

もしくはそれはもう、
誰かが見つけた後だったかもしれないが。]

(78) 2020/06/22(Mon) 02時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

『昇降口が開いていたので、先に帰ります!
 みんなも早く戻ってきてね!
 外で待ってるから!
             紫織』


[辰美は小さく息を吐く。]

(79) 2020/06/22(Mon) 02時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 ……なんだ、葉野。
 お前、先に帰ってるのか。
 よかった、よかった。じゃあみんなで帰るか……
 

(80) 2020/06/22(Mon) 02時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


     …………ンなわけあるかっっっつうの
 

(81) 2020/06/22(Mon) 02時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[元彼氏なめんなよ、文化祭の間だけだけど。]

[重くため息をつく。
保健室を訪ねてくる誰かがあれば、
書置きがあったことと、加えて、]


 葉野、いねえ。
 探すの手伝ってくれねえか。
 上からしらみつぶしに探そうと思うんだけど


[と、提案するだろう。]**

(82) 2020/06/22(Mon) 02時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 02時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――保健室――


 全くだ。嘘つきなのに。


[保健室にやってきた氷室に見たものを共有する。
同じ事を思ったらしく、大きなため息と共に
捜索に同意が得られた。>>89

連城颯真の居場所はどこだろうなと
氷室が言うものだから、
そういえばここまでに見ていないなと辰美は思う。
昨日教室にいたところまでは覚えているが――>>66]

(97) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 どこに、……いや、
 さすがにそうだとしても俺達に会いにくると
 思うけ……

 あ、いた。>>92
 おはよ。颯真。


[そうこうしているうちに
連城が名乗りながらやってきた。

男2人が保健室にいることにぎょっとしたのか
純粋に疑問をぶつけられたので
書置きがあったことと、
葉野を探そう、ということを共有する。>>93]

(98) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 そう、書置き。
 ……絶対嘘だと思うんだよな。


[颯真にも頷いてもらえたなら、>>95
みんな笑顔で帰ろうぜ!に同意して頷いた。]


 礼一郎と福住、帰ったよ。
 マネキンが落ちてた。


[辰美は二人についてもう探す必要はないという。

実際、帰ったかどうかなんてわかりはしない。
委員長の無責任な発言の受け売りである。
でもまあ、そう思った方が精神的にもいいだろう。]

(99) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[辰美は連城に続いて、三人で保健室を出るだろう。]

(100) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[上から、といったのには理由があって、
人の行き来が激しかった地下〜一階よりも
しれっと増えている上階の方が隠れやすいのではないかと
そう、思ったから、なのだけれども

一段、一段と階段をあがり上を目指し、
辰美は七階階段の踊り場で立ち止まる。]


 ……増えてる。八階。
 まだ増えんのかよ……


[2人に目配せして、辰美は八階に向かおうとするだろう。]

(101) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[――そこで。]
 

(102) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――8階――

[一直線に廊下が伸びている。
壁や天井に紫色のインクが付着しており、
窓の外では、三年八組の劇が上映されていた。
まるでビデオが映し出されているようだった。

壁にはCG作品がかけられている。
A2サイズのフレームに嵌まった絵。>>56
色鮮やかな色彩の様々な動物たち。

誰かを思わせるような面影を纏うそれらを
辰美は驚きと共に見つけて]

(103) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ――葉野。
 帰るぞ。俺もお前も。……そういったろ。


[もしも、廊下の奥に>>59
その小さな背を見かけることがあれば、
そう、呼びかけもするだろう。**]

(104) 2020/06/22(Mon) 08時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 08時半頃


大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 08時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ



 ……ウサギの颯真、かわいいな。
 氷室は……


[豹か、魚か、どちらかだろうと思った。
特徴をよくとらえたCG作品。
それらをゆっくり眺めたい気にもなりながら、
進んだ先には、葉野の姿があって>>115]

(119) 2020/06/22(Mon) 20時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[帰ろう、と口々に男たちが言う。
視線の先の少女は、のんきに笑っている。

映し出される舞台を
窓枠に寄りかかって眺めている。

――楽しかった。
みんなで作り上げる舞台は、本当に楽しかった。
裏方も役者も誰もかもが一生懸命だった。

辰美はそれを一瞥して、寂しげに目を細めた。]

(120) 2020/06/22(Mon) 20時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 …………ああ、見える。

 皆で頑張った文化祭だ。

 だけど……
 
 葉野、さあ。
 いつ見終わる気だ、お前。

 もうとうに、わかってんだよ。
 お前があのメールの送り主だってこと。

 

(121) 2020/06/22(Mon) 20時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 …………何で死ぬんだよ。

 目そらすな。俺たちの方見ろよ。


[一歩、二歩と辰美は葉野の方へと近づいていく。

なあ、お前今何考えてんの。
何見てんの。

教えろ、と言いたげに、彼女の傍で立ち止まった**]

(122) 2020/06/22(Mon) 20時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 20時頃


大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 21時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

[じゃあなんでここに
お前が描いた絵、みたいなのがあって
俺らとお前は残ってるんだろうな。

そう、言いかけて口を噤んだ。

目が合わない。
強引にこちらを向かせることだって出来て、
氷室は実際そうしようとしていて

けれど辰美は、眉間にしわを寄せて
手を強く握り込んだだけだった。]

(132) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[その問いはずるいと、辰美は葉野に思う。
…………思ってしまったので]

(133) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 …………。
 楽しかっ「た」よ。すげえ、楽しかった。

 楽しかったからさあ。
 お前も含めて一緒に帰りてえんだけど。

 お前、ちゃんと颯真が言ってることわかってるか?
 手を差し伸べてるってわかってるのかよ。
 
 お前も、俺も、氷室も、颯真も。
 全員で一緒に「みんな」がいるところに帰れなきゃ
 そんなもんはな、全然楽しくねえ。

 ……楽しくねえよ。俺は。
 今お前がここから帰んないなら。

 

(134) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


 
 それどころか、――もしも、
 ここから一人でも帰ってこねえことがあるなら。

(135) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[辰美は好戦的に笑った。
怒っているようでもあった。]

(136) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[――そもそも狼がこなければ、
オオカミ少年は脅かされることはなかった。

だからさ]

(137) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ




 こんな校舎を立てて、不穏なメール出したやつは
 俺たちのかけがえのない思い出を壊しに来たんだなって。
 ああ、そいつにとって俺たちとの思い出って
 

 ……その程度なんだなって。

 

(138) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[重く息を吐いて笑うのをやめる。]

 
 ………… 
 そんなこと思いたくねえんだよ。葉野。
 ………いいのかお前このままで
 

[顔を顰めて、声だけは穏やかに問いかける。
クレープを共に食べた時の事を思い出して、
少しずつ、少しずつ心臓が痛くなってくる。]

(139) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[楽しかったよ。
楽しいかったから苦しい。

許す許さないで割り切れていれば、
辰美はここに立っていない。*]

(140) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 21時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

[氷室から逃れた葉野が、嘘をつく才能について零す。
嘘をつくのが下手な嘘つき少女。
自分がついた嘘に苦しんでいるのかと、
ふと辰美は思ったけれど

嘘だよ、と震える声に思わず言い返しそうになる。
言いたいことなどいくらでもあった。
けれども先に、葉野の様子が気にかかった。

……そうする間に、颯真の言葉が聞こえて――]

(151) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[ふざけんな、ってつぶやきだけ、小さく落ちた。>>148]

(152) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[数歩後ずさった葉野が勢いよく駆け出す。
辰美は思わず追いかけていた。]


  葉野、

     葉野…………っ!


[追いかけて、追いかけて、
けれど追い付く寸前で、
葉野が廊下の行き止まりに到着し
その向こうへと逃げていった。

鍵のかかる音がする。>>150]

(153) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 ……逃げんなよ。おまえ。そうやって逃げるなよ。


[こんな距離、息を切らすことだってない。
なのに少しだけ呼吸を乱した辰美は、
扉の向こうにそう投げかけた。]


 俺はさ、
 お前の嘘に振り回されて、友達困惑させて
 そりゃ思う事だって色々あった。あったよ。

 でも、それでも、「お前」といった文化祭楽しかったよ
 すげえ楽しかった。

 

(154) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 ……お前と一緒だったから楽しかった!

 だから嘘つかれたっていいや、って、許せたよ。
 だけどさあ、葉野? お前さっきなんて言った?
 1人くらいいなくてもいいじゃん?
 思い出を永遠にする?


 馬鹿いってんじゃねえぞ!


[辰美は扉を殴りかけて、
その左手をきつくきつく握りしめて叫んだ。]

(155) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 お前が死ねば、
 俺に残るのは死んだ奴と
 文化祭をまわった悲しい思い出、それだけだ。

 お前ともう会えなくなったら、
 俺はそのうちお前のこと忘れるよ。

 みんなだって悲しい文化祭の事忘れて、
 お前ごと忘れんだよ。
 つらいこと思い出したくねえもん。

 永遠なんかならない。
 絶対ならない。してやらねえよ。
 永遠になるってんなら、
 残していこうとするやつの気持ちに向き合え。

 

(156) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ


 葉野。葉野紫織。

 お前、ちゃんと向き合えよ
 ……ちゃんと、人のきもちにむきあえよ。 

 お前が今更何したって
 みんなお前を殺しやしないんだよ

 怯えてんじゃねえよ……


[消え入りそうな声でつぶやく。
ぼたぼたと落ちてくる涙を拭って、
辰美は夕暮れの射す部室を、にらみつけた。*]

(157) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 ―― 泣いて、ねぇよ、
 だいじょーぶだ こんなの、


 ……くそ ありがとよ
 
 
[悪態をつくように言いながら、>>161
氷室からハンカチを受け取って拭った。

辰美自身も怒っているのか悲しいのかわからない。

ただ一つ言えるのはこのまま扉に閉じこもられて
じゃあさようならはありえない、
…………という事だけだった。]

(171) 2020/06/22(Mon) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ………………
 ……まあ、ありかも、しんねえけど。


[蹴り破るという氷室の言葉に
辰美はぱちぱちと瞬いて、部室の扉を見る。
沸騰した頭が少し冷静になった。

優しい連城の言葉が響いている。>>168
辰美はただ、祈るように扉の先を見ていた*]

(172) 2020/06/22(Mon) 23時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 23時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

[いいよ、と言われて、
良いわけがない、と辰美は呻く。]


 そんなの見過ごせるわけねえだろ
 全ッ然良くねえし
 だいたい最初に一緒に帰ろうって
 言っただろうが……!


[これではただの子供の口喧嘩だ。
嗚呼。と苦い味を噛み潰し、
わたしはみんなを殺す、というのだから
辰美は瞬いてそれを聞いた。>>175

”それ”が葉野のせいかどうかなんて、
辰美には理解できない。
だから、こう言った。]

(184) 2020/06/23(Tue) 00時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

  
 
 それがお前のせいかなんて知るか。
 少なくとも俺はお前のせいだなんて思ってねえ。


[確かに、
何故こんな死に方をしなければならないのか、
とは思ったし、憤ったことはある。
けれど、わけのわからない事象で
葉野を責めるほど頭は沸いていない。]


 ……俺達はまだ殺されてねえし。
 せめてお前の手で実際に殺してみてから言えよ。
 返り討ちにしてやるけど。

 

(185) 2020/06/23(Tue) 00時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[それから、辰美はこう続けた。]


 なあ。お前さ。
 どうしても、俺達がいなくなると思ってるわけ。
 お前が楽しく過ごしたクラスのみんな
 お前の事知って、背を向けると思ってるわけ。

 ほんとに、そう思ってるのか?

 ……本当にか?


[もしそうなら、――――…………もう、
強引に逃げていくその手を、掴むしかない。
三人で。]

(186) 2020/06/23(Tue) 00時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



[辰美は氷室の小声に頷いた。>>183]


[そこから逃げて飛び降りるなら、
一緒に潰れてやるよ。
その前に引き留めるけど。

……共犯者だから。]*

(187) 2020/06/23(Tue) 00時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 00時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

[ぱち、と辰美は瞬いた。
聞こえてきたのは、「僕」の声だった。>>191

昨日ぶりのその声に静かに聞いて、
戻っていく様に>>192]


 ……男前だわ、颯真。


[辰美は強く右手でサムズアップした。

それ以上の解説をしている暇は多分、ないので
氷室の掛け声が聞こえたなら>>183
辰美もまた、こらえていた衝動を抑えず、
扉に蹴りを入れるだろう*]

(194) 2020/06/23(Tue) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[死ななきゃ、と、彼女は言う。

――冗談じゃない、と辰美は唇を噛んだ。>>200

仲良くしていた親友、という言葉に、
ふっと思い浮かぶのはCG研の光景だ。
あそこで何かあったのか。

そう思考する前に、
三人で扉を蹴り破った。]

(206) 2020/06/23(Tue) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ――葉野、


[走る。
狼のよう、というのであれば
獲物が逃げるよりも早く。

鬼のよう、と言われるのであれば
逃げる子を逃がすつもりもなく。

辰美は手を伸ばす。
踏み台に足をかけたまま硬直した葉野紫織の、
……その右腕をつかんだ。>>204]**

(207) 2020/06/23(Tue) 01時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 01時頃


【人】 大太刀源流 タツミ

[ぼろぼろと葉野が泣いている。
颯真が差し出したハンカチすら受け取らず
ぼろぼろと泣いている。

辰美はそれを少し困ったように見下ろして、
お前な、と、小さくため息をついた。]


 怒るったって、
 みんなお前を心配して怒るんだって。
 離れていくとか、嫌いとかじゃなくて。
 
 

(218) 2020/06/23(Tue) 18時頃

【人】 大太刀源流 タツミ


 ……だいじょーぶだよ。
 どうしても許せねえってやつがいたら
 俺が一緒に謝ってやるし。
 
 …………だめか?


[ちょっとくらい叱られておきなさいよ、と思いながら
辰美は困った顔をして、
泣く少女を見下ろしていた。**]

(219) 2020/06/23(Tue) 18時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 18時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ



 見捨てるかよ、ばーか。


[ぽふり、と辰美は葉野の頭を撫でた。>>224

縋りつくような言葉の一つ一つを
嬉しいと思ってしまうのは、
可笑しい感覚ではないと信じたい。]

(226) 2020/06/23(Tue) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 お前は嘘つきのくせに嘘つくのが下手で
 ちょっとわがままなやつだけどさ……
 
 嘘ついて逃げたら、逃げんな、って追いかけてやる。

 ダメな方に進もうとすんならやめろって叱るし、

 それでも頑張ってんの、ちゃんと見てる。

 お前と楽しいこと、
 これまでも、これからもしたいって思ってる。

 

(227) 2020/06/23(Tue) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 
 ……なあ、葉野。
 俺はお前に生きてほしいよ。

 帰ってこい。
  

[共犯者の1人は、
紫色の怪物を見つめ返し穏やかに笑った。

ようやく彼女の右腕を放すと、
逃げ出さないように気を払いながら、
ぽふりぽふりと、優しく葉野の頭を撫でていた。*]

(228) 2020/06/23(Tue) 20時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 20時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

 

 ……1人くらい、怖いのがいたっていいだろ?
 お前のまわりにはさ。


[オオカミ少年は村人たちを嘘で困らせた。
だけれども、最初から怖い狼が近くにいれば
嘘をつこうなんて思わないんじゃないか。
…………というのは、0点だろうか。

颯真の方が優しくできるだろうし、
辰美は辰美のできることで彼女を引き留めたい。

親孝行と言われて辰美は軽く肩を震わせた。
笑った、ようだった。>>235]

(239) 2020/06/23(Tue) 22時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 
 そーだぞ。長生きして孝行してくれ。
 案外寂しがり屋だからな。俺は。


[最後にぽんぽん、と頭を撫でて、
葉野が2人に投げかける言葉を聞いている。]

(240) 2020/06/23(Tue) 22時頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[――帰る。と彼女が言う。
その目をこすり、現実への帰還を口にする。
辰美はこくりと頷き、ぽそりと葉野に耳打ちをした。]

(241) 2020/06/23(Tue) 22時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 じゃ、葉野、氷室、颯真。帰るぞ。
 帰るまでが文化祭です。
 みんな待ってる。


[仏頂面に戻ってそういって、
葉野の歩調に合わせて、帰ろうとするだろうか*]

(242) 2020/06/23(Tue) 22時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 22時頃


【人】 大太刀源流 タツミ



 あ? だれがワカバヤシだよ


[ボケたつもりが一切ない辰美>>245
「?」と言いたげに連城を見たが、
漂う安堵のムードに小さく肩を竦めて
とっとと帰ろうぜ!と元気よく言う声と
穏やかに「帰ろう」という声>>248に頷いた。]


[積み上げた虚構から、現実へ。
―――出口はどこだっただろう*]

(249) 2020/06/23(Tue) 22時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 22時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ



 ……まあ、八階くらいなんとかなるだろ


[な、と男たちを見るが、
そういえば彼らは文化部と帰宅部ではなかったか。
まあいいや、と辰美は思い直す。

動物の作品群を一瞥する。
金糸雀。羊。豹。子鹿。牛。
馬。梟。魚。熱帯魚。狼。
美しいそれらに目を細めて、
こういう形なら、虚構も綺麗だな、と思いもした。

歩いていく。長い廊下を。きっとそこから先を。*]

(255) 2020/06/23(Tue) 22時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――昇降口――


[氷室が一気に階段を下りていく。
辰美はそれを目を細めて見つめた。

光が漏れる昇降口は、
確かにここからの脱出口。>>257
つぎはぎだらけの虚構の城の終焉だ。
帰るのは嘘じゃないと葉野が言う。>>256]


 ならいいんだ。
 そら、みんなで出ようぜ。並んでさ。


[一人だけ先に帰るなんてずるいだろう?
辰美は言いながら、葉野に歩調を合わせて
光さす方へと歩き出す。]

(262) 2020/06/23(Tue) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[ふと、光に飲み込まれる一瞬、
葉野の声が聞こえた気がして、

辰美はそれに――――、目を閉じた。]

(263) 2020/06/23(Tue) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[楽しかった。笑えるくらい楽しかった。

……そんな感想は、どうにも能天気に過ぎるだろうか。
まあいいだろう。思うだけなら自由だ。
咎めるものも、いやしないのだし。]

(264) 2020/06/23(Tue) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 …………ありがとう。

 

(266) 2020/06/23(Tue) 23時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[去りゆく場所に零せた言葉は、それだけだった。*]

(267) 2020/06/23(Tue) 23時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 23時半頃


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