253 緋桜奇譚・滅
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── つぅかぁまえたー !
[ばくん、と龍頭が燃える烏を咥え込んだ。]
(1) 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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[辺りはすっかり暗くなっていた。 人目も減って、それで漸く龍形態をとって捕まえられた。]
熱いぞぅ。
[咥えられた烏が燃え出す。 咥えたのとは違う首を作り出して文句を一言。
炎に晒された白い煙は黒くなっていくが、元より炎から生み出される煙は熱にある程度は強いし、燃えもしない。 ──最も見かけ上燃えないと言うだけで、妖の炎など相手だと自身の妖力自体は削られてしまうのだが。]
(2) 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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めらめらはなし、だぞぅ。
[ふぅっと煙を吹きかけて。 球体状の煙の中に烏を捕えてしまえば。 やがて炎は消えて、烏そのものも"大人しく"なる。]
……? 寝ちゃったのかぁな? あぁあ、またけむけむしてしまったぁ。
[黒くなった煙をふーふーとよそに追いやりながら。 珈琲等の香は消えてしまったかと確認していたが。
ぴたり、と不意に煙の動きが制止した。]
(3) 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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ん? んんんぅぅん???
この香ったの、蓮のと同じだぞぅ?
[茶店で感じた違和感の答えではあるのだが。 もふもふしてもらった記憶も新しく。 どういう事なのだと、煙は暫し混乱していた。**]
(4) 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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― 翌朝 ―
ふ
わ ぁ … 。
[朝の飯炊きの湯気に紛れ。 煙は欠伸のような声を上げる。]
(41) 2018/11/10(Sat) 19時半頃
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[結局、捕まえた烏は動かなくなってしまった。 錬を探そうにも茶店は閉まっていたし。 彼の居所を煙は知らない。]
もくもくも。 探そう、探して殴り飛ばす……ううぅん?
……。
あかい、赤い。赤い花。
[だから、朝になったら探そうと呑気に構えていた。 けれど飛んできた昨日よりも赤い桜の花弁を、暫く煙の中で転がし、弄び。]
(42) 2018/11/10(Sat) 19時半頃
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何かあったのかなぁ、なあ。
[昨日とは先らかに違う空気に。 六道珍皇寺への方へとふわふわと移動を始めた。]
(43) 2018/11/10(Sat) 19時半頃
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― 六道珍皇寺 ―
[住職が殺された。 その知らせは飛び交い、大きな騒ぎになっていただろうか。
人の足元を、薄っすらとした煙はするすると滑るように抜けて、桜の木の根元までやってくる。]
香る、香るなあ。 血の香りだ、あの香りだぁ。
[真っ赤に染まった花。 その木の根元も血で真っ赤に染まっていた。 地を這うように薄ら龍頭を作り出して香れば。 烏と同じ匂いを感じ取れた。]
(44) 2018/11/10(Sat) 20時半頃
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すきすき、なのになんでだぁ?
[模した鼻先で落ちていた金色の羽>>0:274を突き。 心底不思議そうに呟くと。 羽はそのまま置いて、またふわふわと漂いだす。]
(45) 2018/11/10(Sat) 20時半頃
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[緋い風が吹く。 花弁の乗った風邪の不吉さに、人間達は足早に去って行く。]
いやぁな、風だぞぅ。
[その風に乗り、飛ばされる煙が居る。 普段から風に乗る煙は風を好いているから、それは煙にしては珍しい、感想ではある。
それでも、厭な風に抗う事はなく。 境内近くに他の妖の気配を感じつつも、煙は飛ばされて行く。]
(65) 2018/11/10(Sat) 23時頃
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[緋い花弁の降る今日を上空から見下ろす。 人は家々へと籠っているのだろう。 人通りの減った往来は、普段よりもずぅっと良く見える。]
…… ふぁん。 見つけたみつけた。
[ひっそりとした往来>>49を行く、探していた姿を。
それを見つけると煙は形を変える。 薄ぼんやりと姿ははっきりと目に映るように。 白く長い胴体、頭部には何本もの捻じれた角を持つ龍へ。]
(66) 2018/11/10(Sat) 23時頃
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どーん っ !!!
[そして上空より一直線に突撃する。 ふわふわの布団のような感触とはいえ。 妖力纏った塊の体当たりが諸に当たれば、相当吹き飛ばされる筈だがどうか。]
(67) 2018/11/10(Sat) 23時頃
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此方と彼岸を繋ぐひとは、殴り倒すんだぞぅ!
[勢いよく突撃した煙龍は。 直撃させられなかった事>>70もあり霧散しない。 龍の形を保ったまま、宙に浮かぶ。]
凛のとへいものと、約束したよぅ。 見つけたら殴り倒してぇ、教えるって。
言葉は烏香って思い出した。 蓮のと烏は同じ香りしたよぅ。 桜の所にも同じのぉ、香った。
[茶店で撫でてくれた時と変わらぬように見える笑顔を前に。 追撃はしかけずに、煙は蓮へとじぃっと意識を向ける。]
(79) 2018/11/10(Sat) 23時半頃
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此方と彼岸を繋ぐのは楽しいのかぁ?
[そこに敵意は無く、純粋に疑問そうに。*]
(81) 2018/11/10(Sat) 23時半頃
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んぅん? 言葉は畜生じゃあなくて煙だよぅ?
[鳥や獣姿は取れど、全然違うものだと。 その言葉>>83に、ますます不思議そうに煙龍は首傾け。]
言葉は地獄の釜知らない。 見た事もぉ、行ったぁこともない。 そこは本当に楽しいのかぁ?
燃えた人は楽しそうじゃなかったぞぅ?
[向こうが笑っているから。 煙は煙から攻撃する気はなく、話をしようと。 宙を泳ぐように蓮へと近づこうとする。*]
(87) 2018/11/11(Sun) 00時頃
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んー …… たぶん馬鹿にされてるかなぁ? でも、言葉は畜生すきすきだよぅ。 真似られてるならいーい事だ。
[揶揄>>93に煙は漸く気付きはしたけれど。 それで煙が腹を立てるかと言えば、そんな事もない。]
新しいもの! 知らないもの! 見るのは楽しい楽しいぃ。
わかる、けどぉ。 言葉は人でも妖でも、喜んでくれてる方がいいぞぅ?
[煙は人を喰らう妖ではないし。 寧ろ人の起こす煙や湯気を好むものだから。 畜生のようなと言われた頭でなくとも、理解は難しいのかもしれない。]
(102) 2018/11/11(Sun) 00時半頃
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…… うぅん? 警告?
[無防備に近づきかけた煙は、それ>>94に動きを止める。
冥府の扉を開くには贄が必要。 その意味を、警告を煙が理解するまでに、数拍。]
(104) 2018/11/11(Sun) 00時半頃
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……ッ ……!?
[笑いながら投げられた火の玉は、龍の頭部を炎に包み。 忽ち黒く染まりその形は崩れる。]
熱ぃぞ!びっくりだぁ!!
[煙の胴体から新たな龍の頭部が生える──作り出す。 あくまで頭部は形を模したものであるから目くらましの効果は低いが、焼かれれば煙とはいえ熱いものは熱い。
流石に少し怒ったような声をあげ。 長い尾を鞭のように蓮の体に叩きつけようと薙ぐ。*]
(105) 2018/11/11(Sun) 00時半頃
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[尾による薙ぎ払いの手応えは軽い>>109。]
やたら熱くされたら。 言葉は楽しくないぞぅ。
がおぅ。
[笑顔>>110に向けて、龍の真似と思っている唸り声あげる。 しかし、その両腕、両脚が炎に包まれるのを見ても、煙は逃げずに、身構えて。]
(112) 2018/11/11(Sun) 01時頃
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[炎の拳に煙龍の新しい頭部を打ち散らされながら。 胴体の方へと蹴りは、自ら全体を霧散させて受け流す。 蓮が手応えを感じたのも拳の方だけだろう。]
…… はぁぅん あつい!
[霧散した煙は、蓮の背後へとさっと流れ。 再び龍を形どりながら、ふぅっと輪状の煙をその燃える両腕、両脚に向け吐いた。
触れれば絡みつくように拘束しようとする煙の輪は、例え捕えても炎を強められれば簡単に散らされてしまうだろうが。]
(113) 2018/11/11(Sun) 01時頃
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頭を冷やせ― !
[避けるか、焼くか、その隙を期待し。 頭部に形作る角に妖力を集中し煙とも思えぬ硬さを持たせ。 勢いよく、じゃれるのではない本気の頭突きをする。**]
(114) 2018/11/11(Sun) 01時頃
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[続けざまの蹴り>>135は拡散しつつある煙を捉えるも。 ぼすりと、濃い煙を突き抜ける感触を与えるばかり。
ただの煙に近いまでに密度を薄めれば。 炎も蹴りも非常に効きづらくは、なる。
けれど──。]
(143) 2018/11/11(Sun) 15時頃
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[ごうん、と狙い通りにぶち当てた頭突き。 響く衝撃に、凝った龍の身体から白い煙が散る。]
言葉だって痛いぃぞ!
[攻撃をしようとすれば当然実体に近くならなければいけない。 そうなれば、見かけ上怪我なく、派手な血こそ飛ばないが。 相応に痛い、熱いと、感じるほどに妖力を削られてしまう。]
(144) 2018/11/11(Sun) 15時頃
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[蓮>>137の全身が燃え上がって行けば。 彼を捉えた煙の輪もすぐに焼き消されてしまう。]
ふむぅん、頭が冷えてるっていうならぁ。 なのに燃やしてくるっていうならぁ。 それなら
言葉も怒るぞぅ!
[ふ、と吐き出す無数の煙塊。 周囲に拡散される炎の弾丸>>138へと当てて相殺しながら。 龍の体をくねらせるが、一気に距離を詰めてきた鉤爪の一閃は確かな手応えと共に、胴を両断する。]
(145) 2018/11/11(Sun) 15時頃
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── がぉうぉおん っ!!
[途端、どの獣とも言い難い大きな遠吠えを上げる。
それに呼応するように切り落とされた煙の胴体が形を崩し。 その形を細い無数の槍状に変えて、蓮を貫こうと飛び出す。*]
(146) 2018/11/11(Sun) 15時頃
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[槍状の煙が蓮の肩と脇腹に突き刺さる。 その感触と、流れる赤い色に、煙は不快気な唸りを漏らし。]
んぅんんん。 痛いのに楽しい、わからないぞぅ。
[くねりながら、両断され残った方の龍の形から。 また新たな胴体と尾を作り出していく。
その速度は明らかに低下し、白い色も灰に濁りつつある。]
(164) 2018/11/11(Sun) 19時半頃
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楽しいの。 こぅひぃ香って、撫でるじゃだめなのかぁ?
[投げ返された二本の槍は新たな胴に突き刺さってから。 形を崩して胴体へと同化していく。]
言葉はこの前、楽しかったぞぅ。
[言いながら龍の頭は空を仰ぎ。 大口開けたそこに周囲の風が収束するように煙が渦を巻き。 振り下ろしながら人の頭ほどもある煙塊を、蓮に向かい勢い良く吐き出した。]
(165) 2018/11/11(Sun) 19時半頃
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蓮のーが、すきすきだぞぅ!
[その隙に三本足の烏が煙の胴に爪を立て、啄む。 煙の身体は僅かに昨日の珈琲が香るだろうが、美味しいものではないだろう。
それでもその爪が、牙が突き立てられる度。 煙は散って、崩れて消えて行く。]
わぅ !
[その烏に気を取られ。 喰いつこうと龍頭が牙を剥く。*]
(166) 2018/11/11(Sun) 19時半頃
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[纏わりつく烏に喰らいつこうとするが。 ひらりと烏は素早く煙龍の牙を避ける。]
……… … わ 。
[意識は完全に烏へと向いてしまっていた。 煙塊が真正面から打ち砕かれる音>>177に、驚きの声上げて。
咄嗟に、拳に喰らいつこうと口を開き。 その腕に妖力込めた牙で喰らいつきかけたが、遅い。]
(181) 2018/11/11(Sun) 21時頃
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[ぼん、と拳によって頭部は吹き飛ばされる。 合わせて胴体の方も形を無くし。
形無くした煙は、風に流れるように距離を取り。]
…… … いたいいたい。 すきすき言われても、なんでかうれしくないよぅ。
[再び龍の形を成そうとするが。 その大きさは明らかに、小さくなっている。]
(182) 2018/11/11(Sun) 21時頃
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刺激はもういらないぃ !
[叫びながら今度は複数。 十近い小さな拳ほどの煙塊を、目の前の蓮や上空の烏へと向かって発射するが、狙いはおおざっぱだ。*]
(183) 2018/11/11(Sun) 21時頃
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うぅん、逃げるぅ?
[そういえば、凛はすぐに逃げろと言っていた。 深追いするなとも。
ひゅーっと空を飛んだら逃げられるだろうか。 煙塊を撃ち出しながらも、迷うように煙はゆらゆらと揺れる。]
(195) 2018/11/11(Sun) 22時頃
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…………。 言葉は楽しくない。
でもぉ、蓮のは喜んでくれるのかぁ?
[煙塊を腹に喰らって。 初めて笑みを消し感謝を口にする妖を、煙はじっと見つめるように動きを止めた。]
(196) 2018/11/11(Sun) 22時頃
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なら逃げないぞ。
[発生する幾つもの火の玉を前に。 ぐっと龍の身体を丸めながら、龍の頭部を下げる。
ふぅっと息を吐き出すように、煙を吐き。 殺到する火の玉の中を、蓮に向かって真っすぐに突撃する。]
(198) 2018/11/11(Sun) 22時半頃
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[火の玉の一つは、胴の一部を消し飛ばし。 また別の火の玉は、白色を焦がす。
避けも防御もしなかったから、小さくなってしまった煙の身体を火はどんどん削って行って。]
…… やっぱり あんまり楽しくはなかったぞぅ。
[蓮の元まで辿り着く頃には、煙は殆ど消えている。 それでも、茶店でじゃれついた時のように、無防備なその体へと頭突きをひとつ。*]
(200) 2018/11/11(Sun) 22時半頃
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阿呆じゃない、よぉ……。
[殴られるのではなく、撫でられる感触に。 ごろごろと猫が喉を鳴らすような音を鳴らす。]
……。 こっちの、ほうが…… 言葉は いい、な。
疲れたぁよ。
[元から消えかけた煙だ。 力を籠められれば、あっさりと潰れ形を崩して、薄れ消えて行ってしまうが。]
(218) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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[少しだけ完全に消されるよりも前に、力が緩んだから。
その煙の身体から、小さな一片がこっそり分離する。 本体ではないから長くは持たないそれは。 手足のない鼠のように少しずつ薄れながら走って行く。
"約束"を果たす為、へいも屋へ。]
(219) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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… … おやすみ蓮の。
[倒れた金の烏の傍で煙は完全に形を失くす。
あとに残るのは、薄っすら漂う妖力の残滓でありいずれ桜に吸われて消えるただの煙と、微かに混じる珈琲の匂いだけだった。]
(220) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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『 見つけたぁけど、蓮のーに負けちゃったぞぅ 』
[たった一言の伝言が。 へいも屋に妖の誰かに届いたかどうかなんて、知らないまま。*]
(221) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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[へいも屋にやっと辿り着いた煙鼠は。 たった一言だけを伝えると、役目を終えて完全に消えた。
此処には、好きだった匂いすら残さずに。**]
(256) 2018/11/12(Mon) 01時頃
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