158 Anotherday for "wolves"
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―― 宿屋 ――
[少女が父と違えて呼ぶ声は、酷く心を揺さぶった。>>225 彼女の顔を見ていると胸が痛むのも事実。 文字を綴るだけで、彼女の父を奪ってしまったこの手で。 今は彼女の髪を撫でている。
少女の髪を撫で、安らかな眠りを誘っていたそれは、 少女のどこか虚ろな声に、破られた。>>228
終わりなんて―― あるのかどうか。 私にもう分からない。]
(21) 2015/05/21(Thu) 22時頃
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[天秤はもうその役目を為さず、 子供が遊ぶシーソーのように揺れ動く。 いつか錘が地について 大きな音を立てて崩れるのではないかと。
そんな気がして、背を撫でる手が止まった。 彼女の問いかけに。>>5:228 すぐに答えは出せずに、覗き込む瞳を見返すだけ。
時として、瞳は言葉よりも雄弁に。 その言を伝える。]
(22) 2015/05/21(Thu) 22時頃
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[悪魔だと。彼女は言った。 少女の父を、兄を。 直接裁かなくとも、奪ったのはこの私。
それでも]
違うわ、メアリー…。 決して貴方が悪い訳じゃないの。
[貴方のお父様が、私に託した言葉は覚えている。 だから、メアリー。 そんな顔をしないで。
ふらりと立ち上がる姿に、手を添えようとすれば この小さな身体の、どこにまだそんな力があるのかと 思ってもみない力で弾かれる。]
待って、メアリー!
[駆け出す姿に、身を起こして後を追いかけた。*]
(23) 2015/05/21(Thu) 22時頃
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―― 裏手 ――
[少女の後を追い掛けて、裏手へと戻れば。 その眼に移ったのは、猫のような笑い顔。 その笑み湛えたアルカイドの手が、ラディの胸を抉って。 花のように飛び散ったのは、彼女の血飛沫。
美しささえ魅せたその光景に、目を瞠って。 思わず足を止めた。
その数歩が、後悔を更に増やすことになるとは思わずに。
もののほんの数秒のこと。 メアリーが手にしていたものが包丁だと気付く頃にはもう遅く。]
ダメよ…、やめて… メアリー…!!
[少女がアルカイドを刺すが先か、叫ぶが先か。]
(28) 2015/05/21(Thu) 22時半頃
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[やがて狗は、大きな痙攣をした後。 動かなくなった。
狗の傍らに佇むのは小さな少女。 その手は血に汚れ、その異質な絵面に。 力を無くして、へたりとその場に座り込んだ。]
…どう、して…
[いつから道を違えたのかも分からない。 村の平和を願った頃は、遠く。 いつだったか。*]
(29) 2015/05/21(Thu) 22時半頃
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[メアリーの言葉がやけに遠く聞こえる。>>11 やがて、ドナルドが。 サイラスが。ベネットが。 それぞれに口論を始めた。
彼らの傍らには、二つの死体。
どうして。 何故。
口論にも口を挟まず。 思いつくのはそんな問いかけばかり。]
(47) 2015/05/21(Thu) 23時半頃
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[重い身体を起こして。 永遠の眠りに付いた二人の傍に赴く。
アルカイドの傍らに片足を付けば、 開かれたままの彼の瞳がこれ以上乾かぬようにそっと、瞼を下ろさせる。 マントの片隅に紅く光る何かが落ちていることに、気づいたのはその時で、そっとそれを拾い上げる。
彼の傍らに、ラディの心の臓が綺麗なままで。 其処に在った。]
(52) 2015/05/21(Thu) 23時半頃
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[次に向かったのはラディの元。 見開かられた彼女は、死してもなお恍惚の笑みを湛えているようで。
ぞくりと。 その表情に魅入られたのは一瞬のこと。 悪寒を振り払うように首を振り、彼女の瞳もそっと閉じ伏せる。
弔う花は、今はなく。 掛ける言葉も今はない。]
(54) 2015/05/21(Thu) 23時半頃
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[少女の叫びに>>44、はっとして。 微かに手が震えた。
サイラスの声に、顔を上げて。 ベネットへと視線を向けたなら瞳は重なっただろうか。 物は言わずとも。 瞳は、憂いを湛えて。 軽く目を伏せたなら、サイラスの方を向き小さく頷いた。]
(65) 2015/05/22(Fri) 00時頃
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[重い足を宿屋に向ける頃、小さな少女が駆け寄ってきたなら、 その視線に微かに笑みを浮かべて]
……大丈夫、弔うだけよ。 何もしないわ。
[緩く髪を撫でて少女を迎え入れる。 微かに、手が震えを残したのは。 少女に言えない言葉を、胸に抱えているから。
少女の問い掛けに>>61、サイラスが答えたのはその頃だろうか。 >>66 少女がその場に残ったのなら、サイラスへと彼女を任せ。 彼女が付いてきたなら、連れ立って。 再び宿屋の戸を潜り、シーツを探しただろう。*]
(73) 2015/05/22(Fri) 00時半頃
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[ドナルドの言葉に、メアリーはどう答えただろう。 サイラスの答えに、安堵を見せた少女に。 不意に、思いついた問いかけを彼女に投げた。]
ねえ、メアリー。 私もずっとひっかかっていたことがあるの。 今、聞いていいかしら。
銀の薔薇のネックレス。 貴方はもらったと言っていたわよね。 グレッグに拾ったと、伝えたのは、どうして?
.
(77) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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[メアリーの口から零れた言葉、 それは聞いてみれば詮ないことと知れ、 少女の小さな嘘に、笑みさえ浮かんだ。]
...そう、そうだったの。
[僅かに噛み合わなかった歯車は、次第に噛み合わさり、ゆるりと音を立て回り始める。 やがて答えは一つに行き着くのだろう。 後は...自らが答えを出すばかり。]
(102) 2015/05/22(Fri) 13時頃
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[メアリーに囁きを残して、シーツを手にするベネットの元へと向かう。 向けられた視線に気づけば、顔を上げて、束の間、言葉を継ぐことはできず。]
(103) 2015/05/22(Fri) 13時頃
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[時は迫る。 来たる時は、いつ来るのか自身も分からずに。 そう、頷いて彼にだけ聞こえ微かな声を届けたなら。]
......弔いましょう。 [ほつりと、呟くが最後。 裏手へと戻った。**]
(104) 2015/05/22(Fri) 13時半頃
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