15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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─倉庫前─
うん……ボクも、ひととはなすの、好きだよ。
[>>2:411に、肯定の頷きを返して]
はね……うん。 はね……みたい、だよ、ね。
[それが何かは知っている、けれど。 知っていることを認めたくはなかった。 認めたら、多分、壊れてしまうから]
うん、きっと、そう。 気にしちゃ、ダメ。
[こくこくと頷くものの。 緑色の上着の下では、何かがふわふわと、膨れ上がって、しろをおとしていた]
(3) 2010/07/22(Thu) 00時頃
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─倉庫前─
うん、気に、しないで。
[>>5コリーンに何度も頷いた。 部屋へ戻る、という彼女に、またね、と声をかけて]
……ええと、ボク、も、部屋に戻る、ね。
[ホリーにも、こう、声をかけてぱたぱたと走り出す。 後に残るのは、白と紅に彩られた鳥の羽根。 それは、とける事無く、その場に残った**]
(10) 2010/07/22(Thu) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/22(Thu) 00時半頃
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─回廊─
[部屋へと向けてかける途中で、誰かの悲鳴を聞いた気がした。 足を止め、胸元の翡翠色をぎゅう、と握り締める]
……誰か、欠けた、の?
[小さな呟きに答えるように、背がざわめく]
……だめ、だよ。 あのとき、とは、違うんだから。
[言い聞かせるような呟きは、どこへ向いているのか]
……しってるよ……でも。 『私』たちの『時間』は、もう、終わりなの。 だから……。
[小さな声で呟いたところで、力が抜けて。 ぺたり、とその場に座り込んだ**]
(73) 2010/07/22(Thu) 08時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/22(Thu) 08時頃
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―回廊―
[座り込んでいた時間はどれほどのものか。 俯いていた顔を上げ、立ち上がる]
そうだ。 ポーチュラカ。 部屋、見つけられたの、かな。
[思い出したのは、夜に別れたきり、会っていない少女]
……探しに行こう。 見つけられてないなら、一緒に探すんだ。
[小さく小さく呟いて。 あかとしろを落としながら、歩き出す**]
(112) 2010/07/22(Thu) 18時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/22(Thu) 19時頃
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─回廊─
[ぺた、ぺた。 歩く足音は、そんな響き。 歩くごとに後に残るのは、あかと、しろ]
[おちてゆくのが何か、認識している自分と] [尚もそこから目をそらす自分]
[認めたら、思い出したら、維持できなくなる] [消してしまう。消えてしまう] [残したいから、消えたのに] [意味がなくなってしまう]
[そんな思いは、ただ、明るく笑う少女を捜す、という現実へと逃避する。 人の気配がある部屋の前では一度立ち止まりもするけれど。 そこに、少女の声がない事と知ると、すぐにまた歩き出して]
(128) 2010/07/22(Thu) 20時半頃
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……んん。 ここ、誰か、いる?
[やがてたどり着くのは、声の聞こえない、けれど、誰かいる気配の部屋。 ドアをノックしてみるが、返事はあるか。 返事があろうとなかろうと、そう、とドアを開けて──]
……ポーチュラカ? 寝てる?
[傍目には、眠っているようにも見える姿を視界に入れて。 小さな声で、呟いた**]
(129) 2010/07/22(Thu) 20時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/22(Thu) 20時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/22(Thu) 21時頃
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─ポーチュラカの部屋─
[小声で呟いた後、そう、と部屋の中へ入ってみる。 アリーシャは目覚めているのか、いないのか。 眸を閉じた様子からは伺えない]
……ええ、と。 二人とも、寝てるの、かな?
[ゆるり、と首を傾げながら呟いて]
んん……邪魔、かなぁ。
(145) 2010/07/22(Thu) 21時頃
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[どうしようかな、と思っていると、ネコミミトカゲがこちらへと近づいてくる。 ゆっくりとした歩みは、何かに従うようにも見えて]
……あれ、なに。どしたの?
[その場に膝をついて、頭を撫でてやる。 声は届かない、けれど。 何かが触れたような心地はして。 その場に感じるのは、微かな、違和感]
……なん、だろ。 何か……いる?
(146) 2010/07/22(Thu) 21時頃
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─ポーチュラカの部屋─
……んん?
[やはり、声は聞き取れない。 ネコミミトカゲの視線の動きの意味もわからない]
むう……キミと、お話しできれば、よかったんだけど……。
[もう一度、トカゲを撫でて、立ち上がる。 ふわり、と落ちる、あかとしろ]
……ん……それに、しても。
[わりと近くで話しているのに、反応がないのはそれだけ眠りが深いのか。 それとも……と。浮かんだ、もう一つの可能性は、軽く、首を振る事で払いのける]
……おーい、ポーチュラカ? 起きない、の?
[それから、否定するために。ベッドの上の少女に声をかけた]
(156) 2010/07/22(Thu) 21時半頃
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[呼びかけても、返事はない。 ゆるり、首を傾げる。 何か、ざわつくような感触。 微かに走った震えに合わせて、あかとしろが落ちる]
……おーい、ってば。 寝すぎは、よくないんだよ?
[言いながら、手を伸ばしかけ。 でも、触れられなかった]
……ね、え? ……どしたの?
[何かが、触れるのを拒むような心地がして。 手を止めたまま、囁くように、問いかけた。
聞こえる応えは、ないけれど]
(157) 2010/07/22(Thu) 22時頃
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─ポーチュラカの部屋─
……や、だ、なぁ。
これじゃ、まるで。
まるで。
……『ボク』みたいじゃない、の。
[静寂の立ち込める部屋の中。 零れ落ちた小さな呟きを聞くものはどれだけあったのか。 二、三歩、後ろへよろめくように下がって、その場に座り込む。 あかとしろがまた──否、紅の羽が、舞い散った]
(166) 2010/07/22(Thu) 22時頃
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[呆然と、座り込んでいたのはどれほどの時間だったか。 ふ、と、何かが意識を現実へと引き戻す。
どこからか聞こえた、声。 それと、背のざわめき]
……なん、だろ。 おこって……る?
[そんな、小さな呟きを漏らして立ち上がる]
……ここにいると、多分、危ない、ね。
[何がどう危ないのか、とは言わず。 ネコミミトカゲをまた、撫でて]
……キミは、ここにいるんだよ?
[そう、言って、部屋を出て。 声が聞こえてきた方へ向けて、ぱたぱたと駆け出した]
(174) 2010/07/22(Thu) 22時半頃
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─回廊─
[駆けて行ったその先。 目に入ったのは、対峙するものたち]
え……と? なに、これ?
[状況がわからずに、ゆる、と首を傾げる。 説明を求めようにも、対峙するものたちはそれ所ではないだろうし、対峙を見つめるコリーンはどこか呆然とした様子で]
……大丈夫……なの、かな……?
[ぽつり、と呟いて、翡翠色をぎゅ、と握り締めるしかできなかった]
(184) 2010/07/22(Thu) 23時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/22(Thu) 23時頃
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─回廊─
え、あ、えっと。
[>>187静止の声に、踏み出しかけていた足が止まった。 はらり、足元に落ちる羽は鮮やかな紅。 内に宿るもの──『糧』を得られず、壊れかけている異形が他のものに反応しているのか、そのいろは容易に血を思い起こさせた]
で、でも。
……何が、どう、なってる、の?
[始まりがわからないから、状況もわからない。 周囲を巡るのは、困惑の視線]
(190) 2010/07/22(Thu) 23時頃
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[>>192護れない、という言葉に、きゅう、と眉を寄せる。 その言葉をいたい、と感じるのは、誰の──『どちら』の心? そんな事を考える内で、ざわめくもの。 己が存在を維持するための『糧』を求めるそれは、強引に押さえつけた]
……ダメ、だよ? もう、『たべない』って、決めたんだから。
[呟く足元にまた、あか。 緑色の上着の裾からは、そのあかで構築されたものが垣間見えている頃か]
そ、か……。 そだね……説明して、それでわかる事なんて、少ないもん、ね。
[>>195疑問への答えに、ふにゃり、という感じでわらう。 その足元を、異形の雛たちがすり抜けてゆく]
(197) 2010/07/22(Thu) 23時半頃
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─回廊─
[>>207歌声に、コリーンの方を見る]
……生贄。
[小さく零れたのは、嫌な言葉だな、と思ったから。 嫌と思った理由は、色々とあるのだけれど]
[>>208向けられた微苦笑には、ひとつ、ふたつと瞬く。
異形と共にあるものとしての想い。 問われなかったのは幸い。 問われたならば、それは閉じ込めた過去を開く事になるから。
それでは、果たせないから。 彼女と彼女の願い、が]
(213) 2010/07/23(Fri) 00時頃
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……え、と。
[>>211向けられた言葉。 小さく、首を横に振る]
……ボク、多分、『時間』、ないから。 『お願い』は、きけないんだ。
[ごめんなさい、と笑う。
笑ったつもり。
わらえたろうか。
ちゃんと『ソフィア』として。
それは、自分からはわからない事]
(214) 2010/07/23(Fri) 00時頃
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[>>219頷くチャールズは静かで。 今の状況でも、落ち着いているように見えた。 その心の奥は窺い知れぬ、けれど。
既に狂う余地を無くしている自分には、それは強さに思えた]
……あ。
[ふと、転じた視線が捉えたもの。 小さく上がる声と、瞬き。 見えたのは、シィラの出した棘。>>220]
あぶ、な、い?
[掠れた声で呟くけれど、動けない。 背が酷く張っているのがわかったから、緑色の上着を脱いだ。
ばさり、と広がるのは、あかいいろ。 羽を散らしてゆく、紅の翼。 その色の中に埋もれるように、ぺたり、とそこに座り込んだ**]
(226) 2010/07/23(Fri) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/23(Fri) 00時頃
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