159 戦国 BATTLE ROYAL
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− 石橋 −
[東軍の雑兵を数多、吹き飛ばす。 その人垣の向こうに新たな旗が見えた。
黒方地道紋の旗を認めれば、土下のもとへ送り出した碧如のことを念う。 竜を仕留めるにはいたらなかったらしいと。]
極楽は見えたか? 御坊。
[そんな言葉を見送りに代えて、大槌を構え直した。]
(22) enju 2015/05/23(Sat) 22時半頃
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今ぞ! 掛かれい!
[大音声で号令すると、伏せていた森軍が石を落し丸太を転がして街道の東軍に奇襲を行う。
追手を殲滅できるかどうか、ひいては西軍の負けを巻き返せるかは、橋に陣取って道を塞ぐ番瓦衛門が持ちこたえられるかにかかっているといえた。]
(23) enju 2015/05/23(Sat) 22時半頃
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[東軍の中に見知った紋がもうひとつ。 黒根のものだった。]
縁ある御仁なれど、戦場ゆえ御免。
[譲らぬとの決意も新たに足を踏ん張る。]
…変わった武器を持っておるのう。 福を掻き込む熊手とは違うような?
[と、沙魅助がその長柄を振るうと燃え盛る獣が出現する。 熊手の爪の指し示すままに、火の輪をくぐりぬけるように飛んでくるその動きはどう見ても巨大な猫だった。]
(24) enju 2015/05/23(Sat) 22時半頃
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熊をノしたわしと渡り合おうてか!
[大槌を横殴りに振るって脇腹を刮げるも炎猫はのしかかってきた。 空気の歪む熱さと痛みに吼えながら、炎猫の喉輪を掴んで締め上げる。 炎は獣の形を解いて、番瓦衛門を包んだ。]
おおう…!
[総身を被った熊の毛皮がブスブスと燻り煙をあげる。 今しばらくは炎を遮ってくれようが、これが焼け落ちれば灼かれるしかない。]
(25) enju 2015/05/23(Sat) 22時半頃
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ま、 まだまだあ!
[それまでの時間、この橋を死守して見せると歯を食いしばる番瓦衛門の視界に、歩み寄る土下が映った。*]
(26) enju 2015/05/23(Sat) 22時半頃
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分の悪い博打ほど、頭を使い身体を張る楽しみがあるでな。
[土下の口上に凄絶な笑いを返す。 大槌を構える仁王の背には火炎が立ち上っていた。]
(29) enju 2015/05/24(Sun) 00時頃
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[土下は姿勢を低く屈めて愛刀を一閃、技を繰り出す。 番瓦衛門がそれに備えていると知っていてなお、先程と同じ技を使ってきた。]
自信家よな、
[こちらも負けじと、土礫の竜に質量武器を叩きつける。 一頭ならそれで潰せる──はずだった。]
(30) enju 2015/05/24(Sun) 00時頃
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[歴戦の大槌が土影の作った竜を砕く。 そのすぐ後ろから、土下自身が駆けてきていた。]
なに──、
[槌を持ち上げる時間はない。 そして、土下の振るう漆黒の刃は長年踏み固められてきた強固な石を目覚めさせた。
頭をもたげる石の竜。
あまつさえ、そこに虎縞の灼炎が乗る。 東軍の将は土下ひとりのみならず。黒根が力を与えたのだった。]
(36) enju 2015/05/24(Sun) 01時頃
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[灼熱の塊と化した一撃が番瓦衛門を捕える。 巨躯が宙に浮き、番瓦衛門はドウと倒れた。
鎧もその下の布も焼き尽くされて、熱せられたロザリオが胸に烙印を残す。
竜と虎の気が螺旋を描きながら天へ昇るのが霞む眼差しの先に見えた。]
…見事よ。
(37) enju 2015/05/24(Sun) 01時頃
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悔しいが、 ここまでのようだ。 留めをさすか? 死にたくなくば、下がっておれよ。
[いよいよ勢いを増す炎の柱と化して起き上がった番瓦衛門は、森軍の兵に撤退を指示する。 その時間を稼いだ後、大槌で足元の石橋を突き崩した。 すでに土下の刃で亀裂を入れらていた岩もろともに崩れてゆく。]
新しきを作れかし。
[橋も世も、勝利を掴んだ者の手で。]
(38) enju 2015/05/24(Sun) 01時頃
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[視線の途切れる間際、鳥居の上へ視線を投げ、小さく唇を動かした。]
(39) enju 2015/05/24(Sun) 01時頃
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− 三途の川 −
[ バッシャァァァァン !!
派手な水柱を上げて川に落ちてきた熊(っぽいもの)が、そのままゆったりと流れにたゆたう。]
(53) enju 2015/05/24(Sun) 02時頃
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− 三途の川 −
[ひっかけられ回収されて、目を開けば周囲は暗かった。 揺れる床板から察するに船の上らしい。 夜にしては覗き込む朋の顔がよく見えるなと思ったが。]
ぬう、 いつの間に。
[気を失っている間に、兵らに南波の港で待機している熊襲の船まで運ばれたのだろうと思った。 それならば、先に搬送させた悠仁がいるのも道理だ。]
(89) enju 2015/05/24(Sun) 21時半頃
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[ただ、土下の竜に砕かれ、黒根の虎に灼かれたはずの鎧や毛皮が元通りである。 どうもおかしい。]
お花畑はどこへ──
[ゴシゴシと目を擦った。]
(90) enju 2015/05/24(Sun) 21時半頃
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[悠仁が笑いながら、居並ぶ”花”を示す。 花柳藤・山芭・李は見知っているものの、今ひとりは初対面の女だった。]
これは、鷹船のご妻女か。 お初にお目にかかる。
[露蝶に向かって丁重に挨拶するのだった。]
(92) enju 2015/05/24(Sun) 22時頃
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[露蝶と呼ばれる女は悠仁の妻ではないらしい。 ただ、当の両人の反応は否定というより照れを含んだものに思われた。 片翼とは睦まじい夫婦を示す比翼と同義だろうし>>105、悠仁が誤解されたと思ったゆえの激昂と露蝶は吐露する。>>115]
ふむ、そうか。
しかしまあ、似合いの二人よ。 祝うぞ。
[顎髭をさすりながら、カラリと笑った。]
(163) enju 2015/05/25(Mon) 23時頃
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[天を仰げば、満ちた月の鏡に関ノ原が映るかのようだ。 新しい世を作らんとする者たちの姿もまた。]
いま桜咲きぬと見えて薄ぐもり 春に霞める世のけしきかな
[ゴロンと船板に転がってゆっくりと目を閉じ、波に揺られて西を目指す。***]
(167) enju 2015/05/25(Mon) 23時頃
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