人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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【人】 花売り メアリー

―おそう式の日―

[一番覚えてるのは
             みんなの 悲しい顔。]

[お父さんもお兄ちゃんも。
他のおとな達も。

ある人は泪を流して若すぎる人生の幕引きを惜しみ
ある人は目にいっぱいに涙を溜め忍び泣き
ある人は俯いて一言も喋らない。]

(287) 2015/05/12(Tue) 13時頃

【人】 花売り メアリー

[お母さんが死んだ時
お父さんはすごい取り乱してた。
あんな父は後にも先にも一度っきりだ。

わたしはというと。
「死ぬ」ということがよくわかりもしないまま
その場のふいんきが怖くて泣いていた。]

[葬儀の間もよくわからないまま黒いワンピースに身を包み
目を覚まさない母親が小さな箱に入れられてしまうのを
父に足元にしがみつき、見つめていた。

その中に友達や村のものの姿もあった。
母親が死んだ時、側にいた村医者の姿もそこにあったのだろうか。]

(288) 2015/05/12(Tue) 13時頃

【人】 花売り メアリー

 ねえ、なんでお母さんが寝てる間に動かすの?

 ベッドに寝かしてあげないと可哀想だよ。

 お母さんいつ起きるの?お母さんのご飯食べたい。

 お母さんこのまま起きなかったら
 わたしのお洋服誰が作ってくれるの?

 お父さん、お母さんそんなとこに入れないで。
 
[理解してなかった自分の言葉は
思い出すと胸が締め付けられる。]

(289) 2015/05/12(Tue) 13時頃

【人】 花売り メアリー

[理解してないからこそ
葬儀が進むにつれて母親がどんどん
遠くなるような感じは一層増す。

  不安。焦り。
      見捨てられるのではないか。
      母親を失ってしまうのではないか。

それが確信になったのは母親の葬儀が終わって
もう少し先の話だった**]

(290) 2015/05/12(Tue) 13時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 21時頃


【人】 花売り メアリー

[ふ、と気が付くと少し暗さが増す夕闇。
近づく真っ黒の人影に>>366
心臓はいやに脈打つ。]

や…っ!
ごめんなさい!!

[ふいについて出るのは謝罪の言葉。
胸はおかしく踊る。
何故?

「何故」?
答えは自分の胸にある…――]

(367) 2015/05/12(Tue) 21時半頃

【人】 花売り メアリー

―クラリッサに会う少し前の話―

[ジョスランを見送った少し後。
何となく独りが怖くて、人が恋しくなる。

ただ、一階の食堂兼酒場には顔を出しづらい。
酒を飲んでいるおとなは普段と違う様子で
怖気づいてしまう。

だから家の近くをうろうろしていた。

ら、少し前に姿を見たオーレリアだった。]

 オーレリアお姉ちゃん!
 ねえ、集会所での話もう聞いた?

[なんて、相手の気を引こうとして、寂しさを紛らわす。]

(372) 2015/05/12(Tue) 22時頃

【人】 花売り メアリー

[オーレリアの顔色は悪そうだったけれど
もしかしたら暗がりだったからかもしれない。]

あ、そうだ。オーレリアお姉ちゃんも明日お花摘みする?

[とまくし立てていると、オーレリアの胸元で何かが瞬いた。
それは花を形どった繊細な銀細工。薔薇だろうか。
宿屋の玄関に灯るランタンの光を受けてキラリと光る。]

 わあ、綺麗…!
 わたしも欲しい!

[吸い込まれる美しさは少女の眼を釘づけにした。]

(373) 2015/05/12(Tue) 22時頃

【人】 花売り メアリー

[その後はどうなったか。
その後のことが思い出せない。

けれど、胸はドキドキと脈打つ。

胸に小さな手を重ねて、鼓動が落ち着くのを待った。
その手には小さな銀の薔薇が握りしめられていた。]

(376) 2015/05/12(Tue) 22時頃

【赤】 花売り メアリー

―銀の薔薇―

[欲しかった。
可愛いものは宝物。

寂しい気持ちを紛らすのはわたしの宝物たち。

小鳥の命より重かった乳白色の宝石
捨てられそうになってたピンクのリボン
盗んだルージュ

そこに薔薇の銀細工も加わればどんなに素敵だろう。
この不安も打ち消してくれるかもしれない。]

[いつもはそんなことしないのに
いつの間にかわたしはしつこく
オーレリアにしがみついて首飾りを強請った。

オーレリアはとても困惑してたし
わたしの手を見て少し怯えたようだった。]

(*16) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー


[正確には、わたしの爪を。]

(*17) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー

[もつれて、足元を掬われて
オーレリアは小さな悲鳴とともに
後ろに倒れ込んだ。]

[不運にもその先には、昨日伐られた丸太とその上に乱雑に置き忘れられていた斧。]


[丸太に頭をぶつけたオーレリアの上体に
その衝撃で落ちてきた斧が勢いよく突き刺さる。]

(*18) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー

いやあぁぁぁぁああああっ!!!!


[その悲鳴は誰かに聞こえたのだろうか。
信じがたい目の前の出来事に
ただ小さな身体を震わせて
その場に立ち尽くすだけ。]

(*19) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー

[それからしばらくして。]


[少女の頭に浮かんだのは、少女らしい考え。]

(*20) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー

どうしよう…。

怒られちゃう……!!

[怒られたら嫌われる。いや、それだけではない。
捨てられてしまうかもしれない。
大事な家族に。

少女は知っていた。実の兄なんていない。
自分の家族ごっこに付き合ってくれている優しい従兄の存在。
そんな不安定な関係。
離れていくかもしれない。

父だって。事故とはいえオーレリアが死んだ要因を作った娘をどう思うか。
激しく怒るか。突き放すか。
自分を見捨てて離れていくか。
母親のように。]

(*21) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー

いや…いやだいやだいやだ!!
独りは嫌だ!怒られたくない…!嫌わないで…!
わたしを捨てないで……!!

[喉の奥の奥から湧き上がるような叫びに
胸は締め付けられ
まんまるに見開いた目からは熱い涙が溢れて零れた。]

(*22) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー

[そんな時に思い出したのは集会所での長の話。]

あ……。
そうだ……。

お昼の…。

[少女は閃いた。
昼間聞いた「人を食べた人狼」
その人のせいに出来れば……。

自分の罪は隠せるかもしれない。]

(*23) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

【赤】 花売り メアリー

   ぐちゃ    ぐちゃ
               ぼとっ
     ぐちゃ            ぐちゃ
          びちゅ
  ぐちゃ   ぐちょ    ぐちゃ


[獣の姿に身を変えて、少し前までお姉ちゃんの身体であった
焦りからその身にも躊躇いなく牙を突き立てる。
小さな顎で噛むと、その歯型はありありと映し出される。

これではばれてしまう。
ばれてしまっては怒られる、嫌われる。

その恐怖から逃れるため、むごたらしい事でも平気でできる。
子どもだからこその残酷さなのか。]

(*25) 2015/05/12(Tue) 23時頃

【赤】 花売り メアリー

[歯型がわからないように身体中を噛みちぎった。
その遺体は見るも無残なほどズタズタで。

手。 足。  首。  臓器。

全てがあるべき場所に収まっていなかった。
ただ、顔だけ。
顔だけは恐ろしくて牙を立てられなかった。

その遺体を見たものはそれが誰だったのかはすぐにわかるだろう。
わかるからこそ、凄惨な姿は村中に衝撃を与えるのだろう。
だが、それはまた陽が昇った後の話。]

(*26) 2015/05/12(Tue) 23時頃

【人】 花売り メアリー

[お話を聞かせる時のような柔らかな声でその暗がりの影がクラリッサ>>368だとわかると、歩み寄る相手に抱き付いた。

微かに花の香りが漂って、鼻腔を掠めた。]

 クラリッサ……!!
 よかった…。

 どうしようって思ってたの。怖くて。

[小さな身体が震えるのが伝わっただろうか。]

 こんな時、お母さんがいてくれたらいいのに……。

[安堵から声が上ずってうまく喋れなかったけれど、
気持ちをそのまま吐き出して
柔らかな身体の温かさを噛みしめた。]

(397) 2015/05/12(Tue) 23時頃

【人】 花売り メアリー

 うん…。

[落ち着かせようと発せられた
心地よいトーンが声としてだけでなく
身体を伝わって胸に響く。>>417]

 ありがとう……。

[抱きしめていた熱が離れると、その顔を見上げる。
まだ少し不安そうな少女の顔は少し寒いのか青ざめている。

自分よりずっとおとなのクラリッサの優しい声>>418>>419に]

うん…。
でもお父さんにもお兄ちゃんにも心配かけたくない。

ご飯…まだ食べてないけど……。
あんまりお腹空いてない。

(460) 2015/05/13(Wed) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

[それだけ言った時だったろうか
サイラスの声が聞こえたのは。>>407

声の主、サイラスの人影と思しき者と
連れ立っておとなの男の人の影。
その傍らに獣の姿があるからジョスランだろうか。

ふたりと一匹が近くに来る間際に]

……もらったの。

[と、銀細工についてはそれだけ短く伝えた。
特に誰からであるとは言わず。
その先はサイラスの言葉で遮られただろう。]

 うん…。わたしもうおうち戻る。
 サイラスも心配してくれてありがとう。

[といつもよりは覇気のない声で微笑んだ表情は
この暗がりで相手に伝わっただろうか。]

(463) 2015/05/13(Wed) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

[サイラスらが玄関から宿屋の方に
入ったのを見送ってから
もう一度クラリッサに抱き付いて。]

 さっきの……。
 お母さんの話。
    お父さんとお兄ちゃんには内緒にしてね。
    お願い。

[と呟くように告げた。]


[手のうちの銀の薔薇を小さく握りしめて。
         胸の不安を 
    掻き消せればいいと
          小さな祈りを込めながら。]

[大好きな父の声が聞こえたのは>>441*]

(467) 2015/05/13(Wed) 01時頃

【人】 花売り メアリー

[困るお父さんの表情が何となく悲しそうで>>466
その小さな手を差し出して]

 帰る。

[とだけ言った。
抱き付いていたところを見られた気恥ずかしさと
本当は父にも抱き付きたいくらい不安な気持ちと

入り混じってごちゃごちゃに絡んで。]

 クラリッサ……、ありがとう。

[振り向いてそれだけ告げた。
少し離れた相手の顔は表情が
また少し読み取りづらくなった。]

(471) 2015/05/13(Wed) 01時頃

【赤】 花売り メアリー


「どうしたんだい?」
[という父の声と]

「メアリー?」
[という父の声が]

??
[重なったように聞こえた。]



……何だか耳がヘン…。

(*37) 2015/05/13(Wed) 01時頃

【人】 花売り メアリー

[強く握り返されれば温もりも一層増して。
それが嬉しくて、握る手を離して裾をつまむ。

ルパートにしゃがむようにせがむと耳元で小さく告げる。]

(484) 2015/05/13(Wed) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

[微笑みと愛撫が
 少女に安堵を与える。

愛されているという実感が
不安を少しでも和らげてくれる。
大丈夫だ、と。]

 お父さん……、大好き。

[そしてそのまま食材小屋へとついていった。]

[家に戻ったら…。
ホットミルクをもらおう。

そして温かいベッドで寝てしまおう。**]

(498) 2015/05/13(Wed) 01時半頃

【赤】 花売り メアリー

―食材小屋に向かう途中―
[口からではない、
どこから伝わってくるのだろうこの声は。

慣れ親しんだ父の声が響く。
すぐ隣にいる父の声が。

不思議そうに父の口許を見ながら歩いていたけど
続く父の「血」という言葉に>>*40
眼を瞠る。]

…ッ!!
してない……。
なんにもしてない!


[血の匂い…?
そんなの考えもしなかった。
だって無我夢中だったから。]

(*43) 2015/05/13(Wed) 02時頃

【赤】 花売り メアリー


[食べ散らかした肉の味も覚えてないんだもの。]

 

(*44) 2015/05/13(Wed) 02時頃

【赤】 花売り メアリー

[「お前たち」という言葉は
自分とグレッグのものだと勘違いしつつ
「味方」という言葉を聞いて尚
打ち明ける気配もなく。]


  [滅多に怒ることのないお父さんだけども、それでも
  「殺す」なんて絶対に許してもらえない。
  だって、お父さんはスティーブン先生を
  まだ許してないから。]

(*46) 2015/05/13(Wed) 02時頃

【赤】 花売り メアリー



  …?
  誰?

  わたしの中に入ってくるのは誰?

[今まで考えてなかったから気づかなかった。
父親の声だけではない。誰か別の人の声も聞こえる。]

  なに…?怖い……。

[みんな見張ってるのかな、わたしが悪いことしないか。
…ううん、もう悪いことした…――から?]

(*47) 2015/05/13(Wed) 02時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 02時頃


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