人狼議事


122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》

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【人】 双生児 ホリー

[――永遠の闇。ほとんど身動きもできない密閉空間。

その壁が崩され、眩い光が差したとき――少女は、憎悪と恐怖と闇と冷たい石壁以外のものが世界に存在することを、知った]

『……ほる、いー……』

[――そうして、名を問われ。
記憶の彼方から掘り起こした名を、舌足らずに答えたとき。

忌み名は払われて、少女はホリーとなった]

(332) 2014/05/16(Fri) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

[――閉ざされた闇に迸った、忌み子の記憶に。

女神が怒りを思い出したのか――はたまた、忌み子の力か。

暗い夜空に、滅びに至る闇色の虹≪セブン・カウント≫が描かれた]

(346) 2014/05/16(Fri) 02時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/16(Fri) 02時頃


【人】 双生児 ホリー

[――父の手によって、術式が解除されたあと。

ホリー・ウェーズリーの身体は、ゆっくりと地面に倒れ込む。

泣きじゃくったあとの顔は、まるで姿相応の子供のように**]

(347) 2014/05/16(Fri) 02時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/16(Fri) 02時頃


【人】 双生児 ホリー

――……ぅ、……、

[――くらい。暗いなかで眠るのは、いつ以来だろう。

明かりを点けていないと眠れなくて。
明かりのないときは、とうさんと一緒じゃないと、眠れなかった。

だから、きっと、このあったかいのはとうさんなんだろう]

(391) 2014/05/16(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

[――そうして、夜が明けて。
父の温もりが去って戻ったとき、娘は目を醒ましていた]

……、……?

[うすぼんやりと、瞼を開けて。父の様子を見遣る。

なにかの通信――局への報告?
違う、そんなはずない。じゃあ、誰と?

――わからない、わからない。
とうさんが何をしたいのか、いま何が起こっているのか――]

――……相手は誰、とうさん。

[ベッドに身を預けたまま。静かな声で、訊ねた]

(392) 2014/05/16(Fri) 20時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/16(Fri) 21時頃


【人】 双生児 ホリー

――……おはよう、とうさん。

[こんな状況でも、反射的に朝の言葉を返して]

……古い友人、ね――もしかして、あのおばさんのこと?

[無意識のうちに、過去にみた光景(>>234)を口の端に乗せて]

……とうさんが謝ることじゃないわ。

判断を誤ったのは、私だもの。
あれが攻撃術式だったら、怖さを感じる贅沢なんてなしに、私は死んでた。

[それは厳然たる事実だろう]

(404) 2014/05/16(Fri) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

――……とうさん、あのね……、

[お詫び、なんていうのに。眉を顰めて、呆れた溜息]

……ご機嫌とりってわけ?
でも、まあ、いいわ……その手に乗ってあげる。

――これ以上、とうさんが選んでくれたドレスを汚したくないし、ね。

[示された着替えを抱え、バスルームへと]

(405) 2014/05/16(Fri) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

――……、

[脱いだパーティドレスは大切に畳んで、籠に入れて。

そうして、一糸纏わぬ姿でバスルームに入る。
湿気と温度が残る空間。先に父が遣ったのだろう。シャワーのコックをひねる]

これじゃ……ほんとに、ただ引っ越したみたいじゃない。

[ザァ――と。勢いよく注ぐ、熱い湯を。
壁に手をついて、頭から浴びながら。吐き捨てるように、呟いた]

(406) 2014/05/16(Fri) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

……とうさんに話す気がないなら、自分で調べるしかないけど。

[湯気と泡に包まれる、細く薄い身体。
ぶつぶつと呟きながらも、熱いシャワーを堪能してはいる]

昨日の……ジェイク=フォード、だっけ。
あの人は、まだ話が通じそう――それに、ベネットの友達。
ソフィアとかいったっけ……あの子も、ぜったい、普通じゃない。

……え、あ、そうだ……あれ、ベネットって……!?

[喫茶店から逃げるときに、とうさんと戦って――そのあと、どうした?]

(407) 2014/05/16(Fri) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

ねえ――とうさん!!
――ベネットは、どうしたの!?

[湿り気を帯びた、鴉の濡れ羽色との表現そのままの黒髪を乾かさぬまま、重く垂らせて。
渡された着替えのうち、慌しくインナーだけ身に着けて、上着は引っ掴んだままで駆け出してきた]

(408) 2014/05/16(Fri) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

[――破滅の連鎖≪ハルマゲドン・チェインズ≫。
次空統制局がもっとも恐れ警戒する、すべての世界の終わり≪ワールド・エンド≫である。
それは人類世界のみならず――天界、魔界、精霊界など、人類が観測し得るすべてを滅ぼす終末である。

曰く――超次元≪ハイパー・スペース≫における次空間力学的結節点。
曰く――神々が封じた災厄の壷たる世界。
曰く――考えても仕方のない、なにかの呪い。

――滅びの庭≪ナイトメア・アヴァロン≫の破滅は、まさに連鎖する。

たとえば、今代の宿命の少女≪ヒロイックエターナル≫は――次元門≪ゲート≫を操る。
もしこれが孵化すれば――本来ならば、己が世界と共に己さえも喰い尽くし滅びる≪ワールドイーター≫が、世界を渡ることになる。
それは、無限に続く世界を無限に喰らい続ける悪夢と化すに、疑いない。

――滅びの庭≪ナイトメア・アヴァロン≫に生ずる因子は、過去から現在に至るまで、そのようなものばかりだったのだ]

(418) 2014/05/16(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

……莫迦いってないで!
もしとうさんが彼を殺ってたら、髪のまえに心が痛むのよ!!

[こちらも真剣な顔で、父を睨みつけた]

(419) 2014/05/16(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

そう――無事なら、良かった。

[ふっと、この部屋で初めて、安堵をみせた]

――ベネットは、私を助けてくれたの。
うん……公園で飲み物をおごってくれたし、上着を貸してくれて。

何度か襲われたけど、そのときだって……、
私が時間稼ぎしかできないのを、ベネットはどうにかして。

[そう、呟いて]

(425) 2014/05/16(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

――……だけど、とうさん。

[昨晩のこと、思い返して]

じゃあ、なんで――とうさんは、私たちを襲ったの?

[核心と確信するところに、切り込む]

(426) 2014/05/16(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

私を殺す気だったなら――私はいま、こうしていない。

じゃあ、とうさんが狙ったのは――っていうことに、なるんだけど。

(428) 2014/05/16(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

――どこの世界に、娘の非行にマシンガン浴びせる父親がいるのよ!?

[それこそなんのつもりですか、とうさん]

(433) 2014/05/16(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

――マシンガンの件はどこいったの!?

[煙に巻かれてるのは明白だったけれど。
双鎖官の抱いた感想どおり、ホリー・ウェーズリーの精神は20歳前後にしては青い。
何故かといえば、ヒトとして生きた期間が、その半分程度だから]

――お、お付き合い……?
や、そんなんじゃないけど……でも!

昨日も言ったけど、私、もう子供じゃないのよ!!
男の人とお付き合いするのに、とうさんの許可がいちいちいるの!?

[ああ、また話がそらされていく]

(436) 2014/05/16(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

ああ、もう――いつまでも子ども扱いしてっ……!!

私は――とうさんの力になりたくて、とうさんと同じ道を選んだのに!!

どうして隠すのよ、私のことが信用できないの……!?

[どうして、ここまで頑なに隠すのか。
嘘を見破られて尚、下手な誤魔化しを続けるのか――どうして、何故]

(438) 2014/05/16(Fri) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

――何、悪い!?

[父の視線(>>437)に、きっと]

(440) 2014/05/16(Fri) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

あ、はは。やめてよ、そんな……、
でも、うん――私も大好きだよ、とうさん。

[偽りない笑顔で、頷いた。ああ、そうですとも。
御伽噺は、お姫様を自分に、王子様をとうさんに重ねてた。
統制局に入ったのだって、少しでもとうさんの力になりたかったから。
七光りなんて言われないように努力して、実力が全てのD.E.A.T.Hを目指した。

うん――思い出もたくさんある。
兵装や魔法式の扱い、野戦食料の調理。
なにくれとなくアドバイスをくれたし、いつだって優しく厳しく、強くて憧れのひとだった。

――だけど、でも。
でも――そういうなら。とうさんが、そういうなら]

(492) 2014/05/17(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

うん――わかった。
じゃあ――とうさんには、頼らない。

[それは、子から親への独立宣言]

とうさんが、知らないほうがいいといっても――、私はもう。
私の関わったひとたちが関係することを、知らずにはいられない。
この世界で何が起こっているのか、私が何者なのか。
どうすればこの世界を救えるのか、私はどうすればいいのか。

自分で調べて、知って――自分で考えるから。

[その意志と決意を、助けるように――光が、胸元から輝いた]

(496) 2014/05/17(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

――……えっ!? な、んなの――!?

[胸元に顕れ輝く、瑠璃神聖十字架≪ラピスラズリ・セイント・クルス≫――それが放つ光が、ホリー・ウェーズリーを包み込む]

(497) 2014/05/17(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

[――かつて、十年前に。
闇巫女が与えた秘蹟≪アーティファクト≫――瑠璃神聖十字架≪ラピスラズリ・セイント・クルス≫。

あらゆる金属のなかでもっともよく光を反射する貴金属、銀。
星のきらめく天空の破片、邪気を退ける聖石――ラピスラズリが、それを飾る。
ラピスラズリは判断力や直観力を高め、正しい道へと導くとされ。
そのためには、時に所持者に試練を与えることもあるという。

正しい道と試練――この秘蹟≪アーティファクト≫は、代償≪試練≫と引き換えに所持者の願望≪正しい道≫を成就する]

(499) 2014/05/17(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

[――かつて、少女にこれを与えた闇巫女は、この結果を予想していたのだろうか。

ホリー・ウェーズリーは、人としての幸福を望んだ。
成長と引き換えに、秘蹟≪アーティファクト≫はそれを叶えた。

ホリー・ウェーズリーは、父の背中を追う力を望んだ。
幸福と引き換えに、秘蹟≪アーティファクト≫はそれを叶えた。

結果、ホリー・ウェーズリーはこの世界に戻ることになり――そして。

いま、ホリー・ウェーズリーは、痛切に識ることを望んでいた。

秘蹟≪アーティファクト≫はそれを叶えるのに、闇巫女へと代償を求めるだろう。
――闇巫女がかつて思った『いつか、助けになれば良い』との願望を叶えたがために]

(500) 2014/05/17(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

なに、これ……世界が、刻が……――!!

[――それは、ノルニルの紬ぐ糸を辿る力。
すべてを識りたいという強い願いが、匣に残された最後の一≪パンド-ラ・ディスペア-≫を少女に与えてしまった]

え――やだ!?
やめて――私じゃない、それは私じゃない!
私はそんなことしない、そんなんじゃない! 私は人間よ――!!

[――彼女が視たのは、幾枝にも分かれる運命のひとつ。殺し殺され、滅ぼし滅ぶ。
それは、無限に分裂する世界線のあらゆる可能性を識るちから。
一個人の運命はおろか――それを使いこなせば、世界の行く末さえも【占う】ことができるだろう異能。

――それは、けれども災厄そのもの。
すべての可能性を追っても避けられない結果に出逢ったとき、それは絶望となる。

もっとも――心底望まなければ視えないという救いだけは、彼女の匣にも残されていたけれども]

(501) 2014/05/17(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

[光が収まって――荒い息を吐き、涙を流して]

ああ――"そう"なんだ。
とうさん――私は、"そう"なるのね?
世界の危機≪ワールド・イーター≫――いえ、記録書の終焉≪エンド・オブ・ファイル≫に。

[声が、指先が、かたかたと震える。
いや、否――視たのは、ただの可能性だ。

そう――可能性。あくまでも可能性――だが。

けれども、誰が。
まともな人間の精神を持つなら、誰が。
――自分が全世界を滅ぼす可能性があると識って、平静でいられるだろうか。

究極因子≪エターナル・エンブリオ≫なら――彼女にも、湖の姉妹にさえも視えぬ未来(>>465)を創ってくれるだろうか]

(502) 2014/05/17(Sat) 00時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 00時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 00時頃


【人】 双生児 ホリー

――だから、隠してたのね。
だから……なにも言わずに、こんなこと……。

[泣き笑いのような表情で、詰め寄って]

なんでよ……!?
とうさんは、とうさんは……!!
私を……私を、抹消≪デリート≫しなきゃいけない立場じゃない……!!

[極まって。小さな掌が、父の頬を張った]

知ってたなら……こんな可能性、知ってたなら……、
……どうして、私が知る前に……殺してくれなかったのよ……!!

[涙声で叫んで――後先も考えず、部屋を後にした]

(509) 2014/05/17(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

[朝になっても暗いままの街を、駆けて]

――……、う、あぁぁぁぁ……っ、

[日がなくとも寒くはない――ドレスから、着替えはしたから。
父は、この世界で一般的な服装ともいっていたから、割る目立ちもしない。。
確かに、黒が基調で、目立ちにくい落ち着いた、それでいて趣味のいい服装だとは思う。

で――だから、なんだというのだ?

私が生きていたら――この世界どころか、すべての次元が崩壊する可能性さえある。
だったら――人類世界の生残性を第一義にするD.E.A.T.H隊員なら、その鎌で自分の首をも刈るべきじゃないのか。

そんなことをぐるぐると考えながら、宵町を駆けた]

(522) 2014/05/17(Sat) 00時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 00時半頃


【人】 双生児 ホリー

――……私、どうしたらいいのよ……?

[父には――もう、縋れない。
D.E.A.T.Hとしての立場に縋るなら――いまこの瞬間に、銃口を咥える必要がある。

なんでもない、ただの小娘を助けてくれるような物好きなんて――]

(529) 2014/05/17(Sat) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

――いた、わね……、

[ふっと、口許を緩ませて。
――いつの間にか首からさげていた、それでいて懐かしい豪奢な十字架を、握り締めた。

どうか、......ではありませんように、と]

(531) 2014/05/17(Sat) 01時頃

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