158 Anotherday for "wolves"
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[せんせいの持っていた燭台が床に落ちると くすぶった臭いとそれから広がる炎。
きっとその時なら消せたんだろうけど]
地獄の炎に焼かれればいいんだ。
[興奮してたわたしはそう言い捨ててその場を後にしました。
それから家のベッドに潜り込んで窓から教会の方を 吹き上げるように燃える火を 眺めていました。]
(*0) 2015/05/17(Sun) 03時頃
|
|
―昨夜・酒場― [昨夜、罪の疑いを掛けられて亡くなった宿屋の主人。 その宿屋に、顔を出しづらいのか 普段のように飲みに来る客もいなければ 亡くなった主人を悼む者も来るでもなく。]
…静かだな。
[空のコップをふたつ眺めて なんとなくもうひとつコップを取りに向かった。
台所の方に立つと、勝手口の方から兄の声。>>31 誰かと話しているような声に 耳を澄ませた。]
(38) 2015/05/17(Sun) 12時頃
|
|
―朝―
[いつもなら、鳥のさえずる声や裏手の動物たちの鳴き声のだが、 その日はそうではなくて人の叫ぶ声で目が覚めた。
短い言葉で何かを指示する声があちこちで飛び交っていて やや怒声のような声圧におののきながら窓の向こうの方を覗いた。]
[何か黒い煙のようなものが見え、 窓を開いた時に 漂うきな臭さから 何かが燃えていることが窺えた。]
…火事……。
[あっちの方、教会がある方を見ながらわたしは思わず ベッドから飛び降りた。]
(49) 2015/05/17(Sun) 16時頃
|
|
―未明・教会付近―
[自警団のおとなや村のおとなが消火活動に当たる。 人間のおとなは人狼のおとなをやや疎ましそうに 見ているが、今ばかりは仕方ないと言わんばかりに 意識は燃え盛る火に集中している。]
[その中にいつもスティーブン先生のところにいる 男か女か見分けがつかない人がいるのを見かけた。
向こうは消火活動、片やわたしは野次馬。 人垣に紛れて相手に見えることはなかっただろう。 辺りを見渡すと、他にも人はいただろうか。]
[燃える教会はうなりをあげて、ステンドグラスが熱に耐えきれなくなったのか時々ガラスが割れる音がする。
その恐ろしい光景が心配でしばらく眺めていたが、 ごう と風が吹くたび火の粉があがり 少女にはそれが村全体を飲み込むような気さえした。]
(50) 2015/05/17(Sun) 16時半頃
|
|
―朝―
[結局、沈下しきる前に家に戻りベッドの中で丸くなって時間をつぶした。 母の命日から二日、族長の召集が掛かった日より三日が経過した。
だが体感する時間はそれよりずっと長く濃く感じていた。]
…起きなきゃ……。
[でも外は怖いよ。]
…お父さんのおそう式……。 しなきゃ…。
[よろよろと立ち上がり服を着替え、墓地へと足を向けた**]
(51) 2015/05/17(Sun) 18時頃
|
|
―昨夜・宿屋―
[宿屋の奥、台所の勝手口の近くで しゃがみこんでじっと耳を澄ます。 すると少し怒りの色が感じられる兄の声。>>52>>53 それから、穏やかな声…ベネットだろうか。>>65>>66
どうやら話は自分のことのようで。
低い声も聞こえる。ドナルドおじさんだろうか。 女の人の声は…多分クラリッサ…(だってマーゴはいないから…)。
聞こえる声に静かに耳を傾ければ、 断片的に会話が聞き取れた。]
(102) 2015/05/17(Sun) 23時頃
|
|
[多分…ドナルドおじさんは わたしのこと…殺そうと思ってるんだろうなあ……。]
[現状、疑いを掛けるということは すなわち殺意に通じる。
いや、殺害行為に通じるというべきか。 殺意がなくとも人を殺せる。
そういう状況なのだ。]
普段と様子がおかしい人が疑わしいんなら… こんな今を、普段と変わらず過ごす人だけが 生き残れるんなら… そんな村…異常だよ。
[ぽつりと言うと、いつも父が使っていたコップを握りしめて、宿屋の方へと戻った。]
(104) 2015/05/17(Sun) 23時頃
|
|
―→墓地―
[黒いストンと落ちるシルエットのワンピースに身を包んで、墓地の方へと歩く。 いつものように駆けていく気にはなれずにいると、 サイラスに声を掛けられ、静かに目線をあげた。
猜疑。
何に対する? それは次に口を開いた相手の声でわかる。]
……先生が? はは……、バチが当たったんじゃないのかな。 お父さんを殺したから。
[目は背けずに、相手の表情の変化を漏れなく 窺うように、そのヘーゼルグリーンの双眸で じっと相手を見つめながら]
(105) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
サイラスは、それをわたしに聞いて どうするの?
わたしのこと、疑ってるの? わたしが、オーレリアお姉ちゃんと族長と。 マーゴと。 先生を殺したって。
疑ってるの?
(106) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
[昔絵本で見たことがある。
魔女裁判。
今がもしそうなら、 しおらしくしていたら「人間の皮を被る」と詰られ 語気を強くすれば「本性が出た」と罵られ。
きっと、もう、人が疑う気持ちは 何をやっても消えないのだろう。]
(108) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
[返事はどうだったのだろうか。 憂い気に目を伏せて]
わたし、お父さんのおそう式しに行くから…。 マーゴのおそう式は、サイラスに任せるから…。 じゃあね。
[と短く別れを告げて、村の外れへ再び歩みを進めた。]
(109) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
[墓地へ行く道すがら、少し遠回りをして通るのは アネモネが咲く小道。 少女はアネモネという名前など知らない。 それはいつだってマーゴが教えてくれたから。
いつだったか匂いだけで何の花か当てた――もちろんあってるか確認したのは花屋のクラリッサだが――時はみんなで歓声をあげてマーゴを讃えたものだ。その汁液に触れると手がかぶれると聞いた>>2:144のはその時。]
こないだのところ…行きづらいから。
[マーゴと最後に行った場所。 マーゴと一緒に笑った場所。
マーゴと一緒なら、“いつも”でいられたのに。]
マーゴ…。もう会えないなんて…。 やだよ。
[もう一度あの手を引っ張って 一緒に風になりたかった。]
(117) 2015/05/18(Mon) 00時頃
|
|
[おとなの前では仮面をかぶることにした。 強い子の仮面。
だってわたしは弱いから。 自分の見せた弱い部分を 否定されたり 疑われると どうしようもなく胸が苦しいから。
もろくて壊れやすい、わたしの仮面。]
(118) 2015/05/18(Mon) 00時頃
|
|
―少し前―
[サイラスがわたしのヘーゼルグリーンを覗くように わたしはサイラスの碧眼を覗いてた。]
お父さんが死んだの。 わたしはわかんないけど 他の人からしたら、理由があったんでしょ? マーゴに理由がないの、わたしにもわかるよ。 でもそれはきっと全員にとってそう、 ってわけじゃなかったんだよ。
[そう、均衡なんてものは始めからあったのか。 その天秤は誰のもの?その均衡は誰のもの?]
(133) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
|
|
[一瞬視線から外れ ふわり彷徨う碧眼。]
[子どもにそんな力あるもんか。 そうは思うが口にはしない。 どうせ、揚げ足を取られるのだから。]
[迷って出た言葉は苦しそうで。 自嘲と無理解の混紡は 何とも肌触りの悪い言葉。]
きっとそれは…――。
(135) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
|
|
―墓地―
[一日ぶりに足を運ぶ、墓地には 真新しく土を盛った場所が4つ。一列に並んでいる。
それをしばらく見つめたけれど、わたしは結局、 お母さんの墓石の前にやってきた。]
お父さんはここに…… いるんだよね? ごめんね、遅くなって。
おそう式。ここでするね。 でも、お母さんの時、あんまり何してたか覚えてないや。 みんながお母さんの入った箱の前に お花並べてたことくらいしか。
[ぽたり 零れ落ちるように流れていった涙で 初めて泣いていたことに気付いた。]
(158) 2015/05/18(Mon) 01時頃
|
|
ご、め……なさっ……。 わたしが疑われてたんだよね。 ほっ、ほんどうは…っ! わたしの代わりに…… おと…さっ、んっ…――
[後の言葉は嗚咽と混じって うまく形成できなくて。 昨日芽生えた疑いは今日確信になって。]
守ってくれたの…うれしいけど……。 お父さんと……ッ! い、…しょがよかった…。 置いて…か…いで…。 ばか……。
[いっつもわたしに甘いお父さん。 そんなお父さんに無茶言って困らせて。 わたしは全然いい子じゃなかった。]
(160) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
|
|
[わたしが摘んできたアネモネを父に 献花したのはたっぷり泣き終えた後。
母の墓石に一輪、真っ赤なアネモネを添えて。 新しい盛土に備えなかったのは父を亡くす原因になった『村人』の投票の後、『村人』によって掘られたものだとわかるから。 万が一にもスティーブン先生のお墓だったら嫌だから。]
[それから並んだ4つの膨らみの前でしばらく悩んで。 一番小さな盛土にもう一輪添えた。 マーゴに、捧げたつもり。]
(161) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
|
|
悲劇のヒロイン……。 みんな誰もが自分の世界ではヒロインだよ。
マーゴもヒロインだったし、ラディスお姉ちゃんもヒロインだよ。
[と、何となく呟く。 わたしがヒロインの話はどんなだろう。 嘘と疑いと甘えで固められたお花の砂糖漬けを 摘まむような。 そんなお話なのかな。]
(*5) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
|
|
[手に汁液が付くことも厭わず 捧げ終えたその手は 段々と所々赤い斑模様を呈していく。
毒が身体に回るように。]
(167) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
|
|
どうしたら 終わるのかな…。
[この馬鹿げた騒動は。]
わたしは守らなきゃ
[兄を。そして、父が守ってくれた自分を。 母の墓石を険しいような泣き出しそうな顔で見つめた後 墓地を後にした。
宿屋に戻ろうか それとも、いろんな本を持ってるベネットなら 昨日、兄に掛けた穏やかな声を持つ青年なら 力を貸してくれるかもしれない、と思いながら**]
(169) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
|
|
うん、わたしのお兄ちゃん、とっても優しい。 わたしのこと、「大丈夫」って励ましてくれる。
[ベネットの言葉に>>*6 嬉しさがこみ上げる。
が、続くラディスラヴァの言葉に 気まずそうに続ける。]
ふたりは、どこが『終わり』なの?
[あと何人殺したら終わるのだろう。 グレッグお兄ちゃんは大事。 何ものにも替えがたい わたしの大事な家族。 きっとベネットにも同じように思う誰かが 他にいる。]
(*13) 2015/05/18(Mon) 09時半頃
|
|
[じゃあラディスラヴァは?]
ラディスお姉ちゃんは守りたい人、いないの?
(*14) 2015/05/18(Mon) 09時半頃
|
|
……、そう。 なんだか、悲しいね。
[それだけ口にして]
ありがとう…。昨日は助かった。 わたし一人じゃ仇討てなかったから…。
ふたりは…わたしがいなくなっても 元気でいてね。
[気まずい話題を変えようと。]
(*16) 2015/05/18(Mon) 11時頃
|
|
―本屋―
[人の目を避けるようにして向かう本屋。 本屋の主人とも呼べる青年は本を整理していたのだろうか。 店にいる姿に安堵すると それでもやや警戒しながら。]
昨日。 ありがとう。 聞こえた…。疑ってないって。
[と勝手口の向こうで聞こえた声に短い言葉で謝罪して。 ベネットの顔色を窺った。 その表情に疑念がなければ、久しぶりに家族以外のおとなに 疑念以外の感情を受けることに小さく嘆息した。]
(218) 2015/05/18(Mon) 11時半頃
|
|
ベネットにお願いがあってきた。
[浮かない顔でそう告げるとその耳を催促して。 か細い声を絞った。]
(219) 2015/05/18(Mon) 11時半頃
|
|
[くしゃりと笑ってみせるわたしの顔は まだ笑顔だったでしょうか…――**]
(220) 2015/05/18(Mon) 11時半頃
|
|
―昼間・本屋―
うん、…嬉しかったから。
[敵意のない視線>>237は随分と久しぶりな気がする。 普段は当たり前に注がれていた配慮・愛憐の視線。]
うん…、大丈夫。 明日はきっともう少し 元気になる。 お父さんのおそう式もしたし…。
[少女を案ずる言葉>>238に、口端をすこしあげて笑って見せて。]
(284) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
|
|
クラリッサ…――?
[その後に耳に入ってくる名前に首をかしげる。 そういや昨日クラリッサも宿屋を訪れていたような。
うまく飲み込めていないまま礼をすると、ベネットが少し身を屈め目線を合わせる>>279]
渡すもの?
[飾らない真っ白な封筒を受け取る。 封はされていない、封筒。
中見てもいいの?なんて聞いたら きっと どうぞ と微笑まれるんだろう。]
(285) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
|
|
[封筒を手にすると 小さくお礼を言って]
今の絵本が『読み終わったら』…―― また、絵本買いに来るね。 その時はまたおすすめ教えてね。
[そういうわたしの顔は、本屋に来る前より少し 自然に笑えていたかな。]
―本屋→―
(296) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
|
|
―→宿屋―
[とぼとぼと歩いていた足取りも 白い封筒とベネットの言葉に 段々と軽くなり。
だんだんと 一歩 また一歩 前に前に足を出して 帰途を急ぐ兄に 兄にこの手紙を…――]
(297) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
|
|
―宿屋・勝手口―
お兄ちゃん!ただいま!!
[勝手口を大きく開けて その姿を確認しようと 台所、居間、家の部屋という部屋を走る。]
いない……。
[そういえばまだ今朝は兄の姿を見ていなかった。 どこか行ってしまったのだろうか。
瞬間、背筋がゾクリと冷たくなる感じがして 持っていた封筒を握りしめた。]
[小屋の方から人の声が聞こえたのはきっとその直後。]
(298) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
|
|
―宿屋裏手・小屋の前―
お兄ちゃん…?
[小屋の前にいたのはグレッグとクラリッサ。 一瞬の不安が解けて、兄に抱き付こうと近寄るが 様子がおかしいことに気が付く。>>295
その動きは獲物を見定めた獣のように 唸り声は威嚇する獣ように]
(299) 2015/05/18(Mon) 22時頃
|
|
ダメ―――!!!
[何が起きてるのかわからないけれど ただならないふいんきに 咄嗟に飛び出す。
さっきベネットから聞いた、「クラリッサなら…――」その言葉と 握るしめる白い封筒に湧いた微かな希望。
それが吹き飛んでしまう気がして。 兄に飛びついて止める。]
ベネットがゆってた! クラリッサが助けてくれるかもって。 ダメだよ…。 こんなことして… お兄ちゃんがいなくなったら…!
[しがみつく少女に兄はどう動くのだろうか*]
(304) 2015/05/18(Mon) 22時頃
|
|
[低くくぐもった唸り声が止み、小さな相槌。>>310 そして微笑み。
胸をなで下ろして、ほぅと安堵する。 “いつも”の「大丈夫」の声。 頭に覆いかぶさる優しい手に 服を握る力が緩む。]
(318) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
|
|
[身体が押される衝撃が 突き飛ばされたことによるものだと 理解したのはその一瞬ののち。]
(319) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
|
|
[衝撃に咄嗟に目をつむって、 再び開いた時、目の前に大きな影。>>315
日に褪せてチリと光る黄金の毛並がうねる。 獲物をしとめるしなやかな獣の動き。
手の内の真っ白な封筒が泥に塗れる。]
(320) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
|
|
イヤァァァアアアアアアア!!!!!!
[ざわつく家畜の鳴き声、羽の音、足の音。 そしてほとんど悲鳴のような少女の声が辺りに響き渡った。]
(321) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
|
|
[駆け寄るおとなの気配>>338に助けを求めようと思ったが それは今朝自分を疑っていると言っていた、サイラス本人で。>>113>>114>>146
すがる眼は一瞬で、すぐに眉をしかめて不快感を纏う。
「何がどうなってると」と何度も尋ねられるが 今はそれどころではないと不機嫌で気を立てて]
知らない!! わたしが聞きたい!!
お前たちのせいで グレッグお兄ちゃんがヘンになっちゃった! みんなみんな知らない! どうしてみんなわたしたちをほっといてくれないの?!
[とわめき散らすだけ。]
(341) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
|
|
お兄ちゃんッ…――!! グレッグお兄ちゃん!
[やめて、やめてと叫ぶわたしは無力で。]
[まって、ダメだよ。 やっと、希望が 持てそうなのに。 家族がみんないなくなっちゃう。 お兄ちゃんがいないと わたし生きてる甲斐なんて ないのに。]
[頭の中に浮かんでくる先の話。 でも目前の出来事に言葉はうまく出てこなくて。
必死だったから。 思わずその身を小さな獣にやつして。
クラリッサに覆いかぶさるようにして跨る兄の後足を 力任せに噛んだ*]
(342) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
|
|
[幸なことに長いゆるやかなウェーブの髪が絡まって兄の牙の行く手を阻む。
少女が突き立てた牙に、兄はよろめいて とうとうその身体は地面に崩れ落ちた。>>352]
[立ち上がらないことを確かめると姿を人の身に戻し サイラスをドンと突き飛ばすように押しやって 兄に掛け寄る。]
グレッグお兄ちゃん…! 大丈夫?
[加減もせず噛んだその足は血が出ていただろうか。 倒れた兄を見守りながら、 クラリッサを、集まった人びとを見渡した。 兄の傍でその存在を守るように。]
(358) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
|
|
グレッグお兄ちゃんを苛める奴は わたしが殺す!!
[こんなことをしてしまってはわたしよりも 兄が疑われてしまう 想像するに容易く 非常に残酷な仕打ち。]
[すっかり気が動転した少女は 誰彼かまわず敵意をむき出した*]
(359) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
|
|
ッ…――!!
[「過ちの現場」と言われれば返す言葉もなく。 ただただ、獣の姿のままの兄を掻き抱いて。
サイラスに肩を押しどけられたらややも抵抗するが やがて叶わぬことと悟ると、不本意ながら身を引いて。]
[怯えた目のクラリッサと 弱弱しく呻き押さえつけられる兄を見て。 ただ、声を押し殺して泣くことしかできなかった。]
(370) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
|
|
なにが…大丈夫なの…。 全然大丈夫じゃない。 全然!大丈夫じゃない…!! ふ、とうっ…!もらったのに…! …ごめんなさ、い…!わたしが… 困らせたから…。 [降り積もる言葉を うわごとのように吐き出して。
もう泥だらけになってしまった封筒を視界の端に。 ぐったりと横たわる兄が段々ぼやけて映る。
涙で見えなくなる視界がブラックアウトしていき まもなくわたしの身体はしな垂れ落ちた。]
(373) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
|
|
―9歳の記憶―
[わたしの大事なルージュの話。
真っ赤なルージュはおとなの証。 その赤はとても魅力的でドキドキした。
試しに塗ってみたら、幼い顔に 真っ赤な唇だけが変に浮いてて お世辞にも可愛いとも綺麗ともいえない顔だった。
でも今よりおっきくなったら。大人になったら。 わたしはこのルージュをつけて今よりも おっきいお胸で綺麗な服を着るんだ。 自分の将来に思いを馳せて。]
(386) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
|
|
[ その日兄はとてもうろたえていた。 わたしにけっこんをせがまれたから? わたしが机の裏にお父さんの絵を描いたから?
配送するハズのルージュがなくなったから。]
[ わたしの嘘はすぐにバレて 机の上にコトリと一つ置かれるルージュ その時ばかりは険しい表情で見下ろす兄 俯くわたし。]
[ 兄は理由を問うた。 わたしは泣いた。 さらに理由を問う兄に告げた。]
(387) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
|
|
「昔お母さんゆってた。 いつかわたしが大きくなったら お母さんのルージュくれるって。」
「でも、お母さんのもの…… 全部燃やしちゃったから…。 なくなっちゃったんだもん……。」
[兄はその表情を一層険しくし 隣で聞いていた父は視線を外した。]
(388) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
|
|
[ 少ししてから兄がわたしにゆった。 その口紅、メアリーが持ってていいよ そんなような言葉を。]
[ わたしは素直に喜んだ。 その日家畜が数匹いなくなったし しばらくご飯が質素になったけど わたしは特に気にするでもなく。]
[その日 わたしは大切なことを学んだ。]
(390) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
|
|
[ その気がなくても人を傷つけてしまうことがある。 その気がなくても人を傷つけることができる。]
(391) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る