35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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志乃! 今日がお前の命日だ!
2011/08/16(Tue) 02時頃
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[涙をこぼす、夕ちゃんを見た時に
最初に出会った時の事を、思い出す 物陰に隠れていて、最初は見えなかった まるで自分と同じ顔をして 夜の闇の中でも目立つ、深い紅色の着物を着た かわいい子だな そう思った時の事を]
泣いちゃ、やだよ
[夕ちゃんが泣いたら、私も泣きたくなってしまう 目を閉じた夕ちゃんの、涙を拭おうと そっと、手を伸ばしてみて]
(1) 2011/08/16(Tue) 02時頃
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…――――
うん、私も、ずっと一緒にいたいよ 一緒に、いさせて欲しいよ
でも、そう、大事な事だから 私達の決まり事、ルール しっかり考えて、二人で答えを出そう
二人の答えが決まったら、それがどんな形であろうと 後悔しないで済むと思うの 私達はまだ子供で、どっちが正しいかなんてわからない 辛い事も、苦しい事も、あるかもしれない それでも、私達にしか、出せない答えだから
[夕ちゃんが泣きやむまで、私は彼女を抱きしめていよう いっぱいいっぱい、頭を撫でてあげよう]
(7) 2011/08/16(Tue) 02時半頃
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私が、迷った答え でも、二人ならきっと、答えを出せるよ
夕ちゃんにだけは、何も隠さないから
だけど、未来の事は、聞かないでね 先の事を知ったら、きっと、つまらないから
[泣いた顔は、きっと、見せたくないんだろうと思う だって、私も見せたくないもの
だから、泣き顔を見ずに済むように しっかりと、抱き合っていよう
でも、知らない人が見たら、誤解するかもしれないね おかしな双子だって、言われちゃうかもしれないね]
(8) 2011/08/16(Tue) 02時半頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 03時頃
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[彼女が泣きやんだ頃、私はそっと体を離して
本当に苦手な、表情の変化 それでも、出来るだけ、優しく笑おう 大好きな夕ちゃんが、安心できるように]
…――――
夕ちゃん、そろそろ行こうか あまりここにいると、良くないし それに、もうお昼を過ぎているよ
遅くなったけれど、お昼ご飯たべよ? 二人で、一緒に
[彼女を促して、移動するように話をした 一度、お家に帰ろうか それとも、何処かで食べて行こうか どうだって、私は構わない だって、夕ちゃんと一緒なんだもの]
(9) 2011/08/16(Tue) 04時頃
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[だけど、これだけは、お願いしよう]
ねぇ、夕ちゃん
手、繋いでいい? 本当の、双子ではないけれど 夕ちゃんと、ちゃんと繋がっていたいの
[記憶操作で作った嘘ではない、*本当の私として*]
(10) 2011/08/16(Tue) 04時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 23時半頃
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―― 回想・帰り道 ――
[二人で歩いた、帰り道 心が、とても温かくなった気がする
未来にいる、父と母 二人とも仕事だと言って、家に帰って来る事すら少ない 笑って話をした記憶など、全くと言って良いほどないし 私が居ない所では、いつも喧嘩ばかりしている事も知っている
それが、科学の発展と共に変わった、人の心であるのか はたまた、私の親個人の資質であるのかはわからないが 少なくとも、私と両親は、血のつながった他人であった
血の繋がらない姉妹との時間は、私にとって 未来では、いくら求めても手に入らなかった 家族の温もりを、与えてくれたから]
(80) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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[大人になったなら、便利さや豊かさに、心を奪われて 未来の方が良かったとか、思うかもしれないけれど
子供の私には、どんな便利な生活より、豊かな人生より 心の温もりが、大事なの もしも許されるのならば、ずっとこの温もりの中にいたい
それを、決まりが許さないと言うのなら 何か、許される方法を考えよう
そう思いながら、眠った夜]
―― そして現在 神楽邸 ――
(85) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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―― 縁側 ――
[夕ちゃんが、お手伝いをさせられている 私もやると、少し手伝ったけれど やればやるほど、無残な紫蘇の葉が出来あがって 葉っぱが可哀想になって、やめてしまった
すぐ隣では、明様が、少し昔の流行歌を吹いている あれ、少し昔のこの時代に、こんな曲があったんだっけ?]
明様…――――?
その歌は、なんと言う歌? 私、聞いた事があるのだけれど
[耐えられなくて、聞いてみた この時代の歌ならば、それで良いのだけれど]
(87) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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少し昔、流行った歌だと記憶してます その頃私は、更に子供だったから あまり覚えていないし、聞いたことがあるくらいだけど
[何処かで聞いたのか、と言うから 私は、そう答えた]
以前いた場所…――――
明様・・・?
[慎重な態度を、感じ取ったけれど 夕ちゃんは事情を知っているし 他の人は、少なくとも姿が見えていなかったから]
明様、貴方…――――
(94) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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…――――?
勝君? ぺーたが、どうしたって?
[響いてきた声に、ちょっとびっくりしてしまって]
ぺーた、私達の時代からきたの?
(*5) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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[そっと、傍に歩み寄って 誰にも聞かれないように、耳元で]
貴方は、何処から来たのですか?
私と、同じ場所ですか?
[こちらにいる未来人の情報など、貰っていない 通信が繋がる相手すら、つい最近まで知らなかった]
(95) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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…――――
それ、多分、違うんじゃないかな
[なんとなく、そう思っただけなのだけれど]
記憶操作は、自力で解くのは難しいよ そういう、特異体質な人もいるかもしれないけれど それなら、ぺーたはここの者でないと話すはずでしょう? 記憶を思い出す事が難しい、とかさ そういう表現には、ならないよ
(*8) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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ん、わかった、聞いてみるね
あ、後ね 明様、わかる? うちの、御主人様ね?
明様、もしかしたら、未来の人かもよ?
[まだ、相手の反応が返っていないから、わからないけれど]
(*9) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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そうですよ、と言ったなら そうだなぁ・・・安心します
なんだか、星降る場所を見に行くと言う人が多くて どうしたらいいか、わからなくなってて 明様なら大人だし、色々詳しいんじゃないかなぁって
[私は、何かをするつもりなんてないんだ ただ、不安なだけなんだ 私も、通信機の先の相手も]
私、事情があって、相談相手がなかなかいなくって
(100) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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ん、くよくよしちゃ、だめよ 勝君は、元気な方が似合うもの
[そう言った後]
ん? 明様が、未来の人かもって
(*12) 2011/08/17(Wed) 01時頃
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ええ、安心、出来ます 私、誰かに危害を加えるつもり、ないし 出来る事なら、誰にも、何もしたくないの
ありのままの世界に、ありのまま在りたいの
[正確には、私自身 このままずっと、ここにありたいとも思っているのだけれど]
ねぇ、明様 明様は、元居た場所に、帰りたい?
[そう、問うてみるのは、自分の心の在り方を 他と、比べてみたいと思う、好奇心なのだけれど]
相談、出来ないでしょ 私子供だし、難しい事よくわからなくて
(102) 2011/08/17(Wed) 01時頃
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…―――
素直にお礼を言う勝君、珍しい
[そんな風に、ぽつりとつぶやいたけれど きっと、勝君もこの時代に来て、学ぶ事があったんだろう そう思ったから、それ以上には言わない事にした]
ん…――――
わかった、見てるといいよ 私も、頑張って見るけど 夕ちゃんとの時間も削りたくなくて、さ
ごめんね、勝君 あんまり、役にたたなくて
(*14) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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…――――
そう、明様…――――
[彼は、今の私のように悩み そして、私の望む決断をし、ここに残ったのだろう 色々な障害も、きっとあって 色々な葛藤も、きっとあって そして、今ここに、こうしているのだろう]
明様、今度、暇な時でいいから ゆっくりお話、聞きたいな
私もね、帰りたくないんだ
[明様ならきっと、わかるかも知れない 事情を理解したうえで、話をしてくれるかもしれない]
(106) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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言いたい時、もっとあったらいいのに 素直な方が、勝君は可愛いよ?
[怒っているわけではない、とは思っているけれど 私も別に、からかっているわけではなくて]
ん…――――
ありがと、勝君 明様とは、話、しておくね
(*16) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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だから、明様 今日からは、お世話、ちゃんとするね 明様のお手伝いも、ちゃんとするから その代わり、たまに、お話聞いてね
[一応使用人なのだから、当たり前の事なのだけれど あまりに不器用だから、仕事はさせてもらえないのだ]
頼りない事、全然ないよ 私よりも、色々な事、出来るよ
だから、これからも宜しくお願いします
[ぺこり、と頭を下げて それから、夕ちゃんのお手伝いを始めた 一生懸命、やってみるけれど やはり、可哀想な紫蘇が量産されているようだ]
(108) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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[あんまり可哀想な紫蘇を量産するから 母さんに、怒られてしまった 食べ物を粗末にするんじゃありません、って言うけれど 粗末になんか、してないのに
罰として、お買いものに行って来なさいって、言われちゃった 私にお買いものをさせるなんて、正気かしら、母さん]
夕ちゃん、一緒に行く?
[そう、夕ちゃんに声をかけて どちらにしても、私は買い物かご片手に外に出た]
(111) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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―― お買いもの ――
おじさん、美味しいお魚がほしいの どれが、おいしい?
[買い物籠に入ったメモを、じっと見ても 美味しいお魚、と書かれている事に変わりない 母さん、絶対意地悪してるでしょ
漁師のおじさんだって、私の事馬鹿にしてる 朝に魚がわかるのか、だって]
私だって、お魚くらいわかるよっ 夏に美味しいのは、鱸や間八、シイラやオコゼ イサキやタカベなんかも美味しいんだよっ
…――――
でも、どれがどのお魚なのか、わからないんだけど
(116) 2011/08/17(Wed) 04時半頃
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[おじさんが、大きな声で笑うから 私は、すっごく悔しくて 顔が変わらないまま、泣きそうになっていた
そうしたら、おじさんは急に優しくなって 大きな鯒を、いっぱいくれた さっき取って来た奴だから刺身にも出来るよ、って言って いくらか聞いたら、随分と安くしてくれて 嬉しかったから、おじさんをよしよししてあげた]
ありがと、おじさん また、買いに来るね
(117) 2011/08/17(Wed) 04時半頃
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次は、お野菜ー
[夏のお野菜、と書いたメモを見たら、また泣きたくなった 母さん、せめて量くらい書いてよ]
夏のお野菜、と言ったら 南瓜にトマト、茄子に胡瓜、ねばねばオクラ 枝豆なんかも、美味しいね
明様、何が好きなのかな 今日はお刺身が食べられるから、あっさりしたのがいいね きゅうりにしよう、味噌きゅうりが食べたい
[勝君のお母さんから、胡瓜を買った おまけだよって、トマトを一つ、貰ったから 夕ちゃんと二人で、半分こしよう]
(118) 2011/08/17(Wed) 04時半頃
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えーっと、一汁三菜だからっと お刺身で一品、味噌胡瓜で二品 鯒はお吸い物にも出来るから、後一つだね
お豆腐だ、お豆腐 冷ややっこ、食べたい
[お豆腐を買う、とは思っていなかったから 私、桶持ってくるの忘れちゃった いいや、豆腐屋のおじさんにお願いしよう]
おじさん、桶頂戴
[なんだか間違った気がするけど、気にしない]
(119) 2011/08/17(Wed) 05時頃
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[うちは桶屋じゃないぞ、と怒られちゃった これが、しょくにんかたぎ、って奴なのかな すぐ怒る人は、怖いからいやだ]
おじさん、あんまり怒ると茹でダコになっちゃうよ
[更に怒られちゃったけど、気にしない事にした とっても大きな桶に、豆腐を沢山入れて貰ったけれど 持てないから、神楽邸に運んで貰うように頼んだ
なんだかんだ言いながら、もって来てくれるらしい 珍しくちゃんと話をするから、御褒美だそうだ]
あ…――――
[言われて、気が付いた 私、今日は沢山話をした気がする]
(120) 2011/08/17(Wed) 05時頃
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[夕ちゃんに、本当の事を話して 明様に、お話を聞いて貰えるかもしれなくて 心が、随分と軽くなったからかもしれない]
えへへ…――――
[いい事でもあったか、とおじさんが言うから 小さく頷いたら、頭を撫でてくれた この時代の人は、怖いけど、優しいから好きだ 未来にだって、優しい人はいるのだろうけれど この時代の人は、皆が優しい気がした 村中が、家族のような気がした]
またね、おじさん
[手を振りながら、お魚とお野菜を持って歩く メモには、最後に「お土産」と書いてあった]
(121) 2011/08/17(Wed) 05時頃
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自分の村のお土産って、なんだろう
[甘い物でも、買っていこうか いや、それよりも]
えへへ…――――
[夏だものね、スイカにしよう どうせなら、皆誘って、スイカ食べよう お祭りの役員になった人にも、差し入れしてあげよう そうだ、それがきっといい]
スイカ、何処で手に入るのかな…―――
[私は、スイカを探して*暫く歩きまわった*]
(122) 2011/08/17(Wed) 05時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 23時頃
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―― お買いもの ――
…――――?
[ふと、声をかけられて振り返る そこには、団十郎さんがいて ?マークつきで、私の名前を呼んだから]
うん、朝顔 スイカ探してるの、売ってる所知らない?
[そう、聞いてみた どうやら、向こうの方で売っているらしい]
ありがと、助かったよ 甘いかな、そのスイカ?
[どうやら、甘いかどうかは知らないらしい]
(171) 2011/08/17(Wed) 23時半頃
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そっか、わかんないか…―――
[どうしよう、甘くなかったら夕ちゃん喜ばないかな? うんと、あれだ、コンコンって叩いて、中身の音を聞く奴 あれで、甘いかどうか・・・わかんないか 私には、そんな凄い技ないもんね]
まぁ、いってみたらいいんだよね ありがとう
ん…―――― 良い事? あったよ、うん、あった だから、皆にお礼でスイカなの
団十郎さんも、後で食べに来てね スイカの売り場、教えてくれたお礼なの
[そう言って、手を振りながら、スイカ売り場へ歩いて行った]
(174) 2011/08/17(Wed) 23時半頃
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―― スイカを売っているお店 ――
一番大きくて、一番甘い、スイカが欲しいの
[お店のおばさんに、そう声をかけた うちのは皆甘いよ、って言うけれど この時代のスイカが、皆甘いはずがない 私だって、そのくらいは知っている]
皆甘い中で、一番甘くて大きいのがいいの
[持って帰る苦労を忘れて、皆で食べるから大きいのがいい そう、単純に想っているだけなのだけれど それでも、おばさんは大きなスイカを渡してくれた 甘いかな、これ]
ありがと、おばさん また、買いに来るからね
[受け取ったスイカは、私の頭より大きかった]
(175) 2011/08/17(Wed) 23時半頃
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わわ、っととと
[大きなスイカは、すっごく重たくて 私達の見慣れた、しましまのスイカではない 真黒い色をした、まーるい物で 鉄兜、なんて呼ばれているらしい 確かに、頭にかぶれそうな大きさだものね]
落としたら、割れちゃう スイカ割りは、皆でするから面白いの
[荷物が多い上に、重たくて 私は、休み休み、お家に向かって歩き出す]
(178) 2011/08/17(Wed) 23時半頃
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[重たいスイカを背負ってみた やっぱり、重たい]
おとっとっと、と
[こけそうになる度に、スイカを降ろして休む はやく帰って、冷やさないと 温いスイカは、食べられない]
ふぅ…――――
[お家は、まだまだ遠いから 頑張って、歩かないといけない 進まないと、決してたどり着けないのだから]
(190) 2011/08/18(Thu) 00時頃
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―― 神楽邸・玄関 ――
た、ただいまぁ…――――
[私が帰った頃には、既にお豆腐が届いていて 疲れ切った声を聞いた母さんが、玄関まで来てくれた
お魚と、きゅうりを渡して 大きなスイカも、受け取ると言ったけれど これは、私が冷やしたかったから]
いいの、私が井戸まで運ぶの
[あと、もうひと頑張りと、大きなスイカを背負って歩く ギシギシと、床がなってしまうから 随分と、自分がおデブになった気がした]
(198) 2011/08/18(Thu) 00時頃
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ただいま、夕ちゃん
[縁側から、夕ちゃんの声がしたけれど スイカを背負っているから、おばあさんみたいに腰が曲がって 顔が、見えないのであった]
みてみて、大きなスイカだよ? 井戸で冷やして、一緒にたべよ?
[手を振りたかったけれど、きっと手を振ったら落としてしまう]
(201) 2011/08/18(Thu) 00時半頃
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そだよ、ずっと持ってきたの 井戸に放り込んで、冷やしておこうね
[褒めて貰えて、すっごく嬉しかったから 最後の人頑張りと、私は歩いた 辿り着いたら。井戸にくくりつけて、どぼーんと落とす]
えへへ、冷えたら、食べようね 明様や、村のお友達皆にもわけてあげよう 夏と言えばやっぱり、スイカだもの
(211) 2011/08/18(Thu) 00時半頃
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勝君、勝君 今日は、どうするの? また長を、操作するの?
[ふと、気になったから声を飛ばしてみる]
(*20) 2011/08/18(Thu) 00時半頃
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…――――?
[なんだか、勝君の様子がおかしかったけれど どうしたらいいかも、良くわからないから]
そう…――――
[悲しそうに、そう答えた 私、何か悪い事、したのかな]
(*22) 2011/08/18(Thu) 01時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2011/08/18(Thu) 01時半頃
双子 朝顔は、メモを貼った。
2011/08/18(Thu) 02時頃
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