133 Code:DESIRE
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[最後まで抜けない彼女の甘さに呆れてため息が出る。 この窮地に陥って、まだその台詞が言えるか。]
――ボクは、キミに言ったはずだよ。
[黒い山羊を駆り、男はスージーの方を振り返らず、前を見据えたまま語りかける。 その眼は何色をしていたか。彼を追い越さない限りは確認できない。
だが、その口調は誘惑するように甘く。 諭すようで、切ない。]
甘いんだ。キミは。 負けることを想定しているなら、キミは勝てない。
どれだけ絶望的な状況でも。 どれだけ希望が見えなくても。
ただ未来を見据えて、突き進まなくちゃならない。
(138) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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優しい、か。……どうかな。
[自分でも、何故ここまで彼女に肩入れするのか理解できなかった。 それは贖罪か。或いは好意か。それとも、単なる自己顕示だったか。]
……ボクは、数百年間ずっとクリスマスの思惑を打ち砕いてきた。 幾度となく開かれる『ゲーム』で、全て勝利した。
[男は淡々と語り続ける。]
負けそうな時だって沢山あった。 でも、ボクは負けられなかった。
なぜなら……《マスターコード》は、ただ単に夢を叶えるカードじゃないからだ。
(140) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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ボクの故郷――此処とは異なる世界、『アタラクシア』。 《マスターコード》とは、その世界のエネルギーを吸って『この世界』の力に変える、ただの変換装置でしかない。
……『アタラクシア』を守る為には、ボクは《マスターコード》を誰の手にも渡す訳にはいかなかった。
[淡々と。……淡々と。]
大切な物を守る為には、誰かの大切な物を奪わなくちゃならない。 ……そう、覚悟して、数百年間一人で守ってきた。 ――つもりだった。
……ボクがしていた事は、ただの自己満足だった。
数百年間ずっと、ボクの生命は『アタラクシア』のエネルギーを吸い続けて成り立っていたらしい。
(143) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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ボクは、傲慢だった。
自分一人が犠牲になったつもりで。 自分一人が犠牲になれば皆が救われると信じて。 自分一人で救えると信じて。
本当は、ずっと待っていたんだ。 《マスターコード》を使って、クリスマスの『ゲーム』を破壊できる『英雄』を。
ずっと戦い続けていれば。ずっと勝ち残っていれば。 そのうち英雄が現れると思った。
……けど。ボクに救いの手は訪れなかった。 ボクの存在は『アタラクシア』の命を奪う。 ボクはもう、これ以上長く待つ訳にはいかない。
《マスターコード》は、『アタラクシア』の民たるボクには使用できない。 でも、どれだけ可能性がゼロに近くたって。 可能性が埃程もあれば、それに縋るしかない。
(144) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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けど。キミは違う。
キミには愛してくれる人が居た。 きっと、その人だけじゃない。仕事仲間、友人、家族…… キミが絶望の淵に居る時も、きっと救いの手があったはずだ。 ただ、あまりの悲しみに目を塞いでしまっていただけで。
[男の声が震える。]
――どうして、キミは『力』なんて求めたんだ! どうして……力に頼らずに他人に頼らなかった!
救いの手など無くて。 『力』を求めるしかなかったボクと違って!
キミはもっと、素直に思いを伝えるべき――なんかじゃない。
(145) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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伝 え る べ き だ っ た ん だ !
スージー!
(146) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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――ククッ……。 もう、オレもお前も、既に引き返せる場所になんて居やしないのよ……!
[男がスージーの方を振り向けば、黒い眼が彼女の姿を捉えた。]
――さあ、やってみな。 もし、まだ欲望に縋る力があるのなら。
……そのカードで、オレの首を掻き切ってみせろッ!
ターンエンドだ!
(147) 2014/09/23(Tue) 04時頃
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人は過去には戻れない。 ……人の罪は、消えることはない。
[その言葉は果たして、相手への言葉か。自分への戒めか。]
クク……精々オレに見せてみろ。お前の命の輝きを!
全て受け止めてやる。来いッ! ――オレは、その更に上を往く!
(159) 2014/09/23(Tue) 14時半頃
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[選択。デュエルにおいて、ありとあらゆる行動、行為は選択され、一つの道筋となっていく。 人の生きる道と同じように。人の生きた道と同じように。
その選択に、悔いがないように。 一瞬一瞬を丁寧に激しく。理性的に閃光のように駆ける。――それが、デュエリスト。
イヴァンは答えない。言葉は必要ない。 カードを使うタイミングが来るまで、ただ彼女の行動を見守る。
感情は、想いは、魂の対話たるデュエルが示してくれる。
イヴァンの想いは、全ての運命を受け容れる『覚悟』だった。 だが、もちろん。負ける気はない!]
(163) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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[巨大な犬の姿をした神と、巨大な地球外生命体が対峙するフィールドは、まさに混沌と呼ぶべきものだっただろう。 そのスケールに囚われてはいけない。神とはいえ結局はカード。常に盤面を見ることを忘れない。
伏せカードは2枚。うち1枚は《安全地帯》。 《エーリアン・ゴース》を破壊したように、このカードがフィールドを離れるような事があるなら、チェーンして発動することで相手モンスターを道連れにしていくカード。 うち1枚は《闇次元の解放》。手札の少ない今、展開の要となる重要なカード。
黒のままの眼が、視線で続きを促す。]
(168) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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コピーする効果にチェーン!《安全地帯》を発動! 対象は《エーリアン・ケイオス》!
[拘束力の無い罠がケイオスへと放たれる。 もちろん、今の状態で意味のあるカードではない。
しかし、自分のデッキは知り尽くしている。 ……今《安全地帯》を発動しておけば、後に繋がるカードがある。]
(177) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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――解っているだろう? 《コンティキ・ピラー》と、伏せカードの《闇次元の解放》は手札に戻される。
[フィールド上に張り付けられたカードを手札に戻せば、地縛神が少しずつ零れ始める。 砕け落ちた闇の破片がネオカブキシティに降り注ぎ、少しずつ世界を破壊していく。]
フィールド魔法《コンティキ・ピラー》がフィールドを離れた事により、《地縛神 Alqo Baleno》はエンドフェイズ時に自壊する!
(181) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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……。
[闇を見つめる、という言葉に眼を細めれば、今更、と吐き捨てるように呟く。]
――オレは、受け容れただけの事。 一人で世界を救う事など傲慢。為らば。
……どれだけ犠牲を出そうが、オレは神を喰らい殺すッ!
闇がどれだけ自分を蝕もうが結構!
力が――どんな形でもいい。力が要る……ッ!
(185) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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[何故アタラクシアを守りたいのか。
何故こんなにも必死になるのか。
何故こんなにも胸が熱いのか。
何故こんなにも力に固執するのか。
彼女の問いは、核心を突いていた。故に、その言葉は痛い。]
――ボクが戦いに身を投じたのは、何の為だったか。 愛する人が居たのか。英雄になりたかったのか。 あの世界が好きだったのか。抗いたかったのか。
[声が途切れそうになる。 ずっと隠してきた、弱い自分が、]
……今となっては、もう、わからない。 何も――
(189) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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何も、わからないんだ――……。
[『痛い』ってずっと叫び続けてた心の声が。漏れる。]
ボクに、もう『地縛神』は必要ない。 ……攻撃は、ライフで受ける。
[その言葉は、諦めだったか。 ……それとも――]
(190) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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ぐああああああああああああああああああああッ!!!
[重い一撃が、2発。貫かれるような痛み。あまりの痛みに精神が吹き飛びそうになる。――だが、手綱を手放しはしない。]
イヴァン LP10000 → 2400
かッ……はっ――……
[口から吐き出された血の塊が大地を濡らす。体勢を崩した黒山羊の速度が落ち、疾走するDホイールの近くまで減速した。 その眼は白と黒と不安定に揺れる。]
オ……レは……っ ボクは……ッ!
(195) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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[運が良ければこの世は天国。
運命の針が、揺れる――]
…━…━…━…━…┓ SYSTEM ┗…━…━…━…━…━…
【74】
1~10 … ??? 11~50 … ??? 51~90 … ??? 91~100 … ???
(196) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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[眼が、急速に黒を取り戻していく。口元の血を舌で舐めれば、ニィ、と笑みを浮かべて。]
ククッ……クククククッ! ハハハハハハハハハハハハハハハハッ!
[怒り。憎悪。激しい感情のこもった眼がスージーに向けられる。]
この世の理不尽に破壊を! 驕る邪な神に鉄槌をッ!!
(199) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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欲望に釣られ、傲慢に生きる全ての人間に死を!!!
ヒャーハハハハハハハハハハハッ!!!
(200) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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[スージーの声は、男の心まで届かない。 怒りに燃え、心が憎悪に支配された男の手は緩まない。]
オレのターン!ドロー! もはやこの手札に用は無ェ!魔法カード、《手札抹殺》を発動ォッ!
[魔法カード《手札抹殺》を発動すれば、2枚の手札を捨て、同じ枚数だけデッキからカードをドローする。 対峙するスージーに手札は無い。確認を取らずに続行する。]
さらに、魔法カード《マジック・プランター》を発動! 自分の場の永続罠、《安全地帯》をコストで墓地に送り、デッキからカードを2枚ドローするッ!
《安全地帯》の対象――《エーリアン・ケイオス》は破壊だァッ! ヒャーハハハハハハハハハ!!!
(205) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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さらにオレは、手札から魔法カード、《呪縛の輪廻》を発動ォッ!
《呪縛の輪廻》の効果でセットカードを破壊! さらに『お前の墓地』から、『お前のフィールド上』に、攻撃力が一番高いモンスターを効果無効で特殊召喚するッ!
攻撃力が一番高いモンスターは――解ってるよなァ?
[邪悪な笑み。《エーリアン・ケイオス》を強制的に蘇生しようと魔の手が伸びる。 強大な力で玩具を弄ぶような、赤子のように。]
ヒャーハハハハハハハハッ! こんなに美味い果実、簡単に殺すかよ!
悩め! 苦しめ! 命乞いでもするがいい! ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!
(209) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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『力』だ……『力』を……! もっと!もっと!もっとォッ!
[狂気に見開かれた眼が、《エーリアン・ケイオス》を見て微笑む。 望む物は奪う。全て。この手で。]
オレはチューナーモンスター、《神破りの爪スコル》を通常召喚! さらに、自分フィールド上に守備力0のモンスターが居るとき、手札から《バイス・シャドウ》を特殊召喚! レベル4、《バイス・シャドウ》にレベル3、《神破りの爪スコル》をチューニング! シンクロ召喚、《地獄の門》!!
シンクロ召喚成功時、《地獄の門》の効果で墓地から《神破りの爪スコル》を特殊召喚! さらに、《神破りの爪スコル》の効果でレベル1の《ブラック・トークン》1体を特殊召喚!
レベル7、《地獄の門》にレベル3、《神破りの爪スコル》をチューニング! シンクロ召喚、《黄昏の覇者ベルフェゴール》!! 《神破りの爪スコル》の効果で、レベル1の《ブラック・トークン》1体を特殊召喚!
更にだ!《地獄の門》が墓地に送られた時、自分のデッキからレベル4以下の闇属性モンスター1体を墓地に送るゥッ!
[1ターン目とは比較にならない、無慈悲な超高速展開が広げられていく。――これが、男が求めた『力』だろうか。]
(211) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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《地獄の門》の効果発動! オレが墓地へ送るのは――《DT(ダークチューナー)-神喰らいの牙ハティ》!
[……ダークチューナー。 闇の力、ダークシンクロの為に必要となるチューナーモンスター。]
《DT-神喰らいの牙ハティ》は墓地に送られた時、墓地から特殊召喚できる。
そして、その効果を発動! 自分の場のモンスター1体のレベルを1にし、その差分このカードに加算する!
レベル10の《ベルフェゴール》のレベルを1に! 《神喰らいの牙ハティ》のレベルを12に!
(213) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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安心しな、スージー。 お前はオレが喰らってやる。オレの力になれ。
[スージーへ向けられる、優しい微笑み。 その心は本心。壊れた心。]
レベル1、《ブラック・トークン》2体にレベル12、《DT-神喰らいの牙ハティ》を、 ダ ー ク チ ュ ー ニ ング !
[世界に闇が降りていく。暗く、暗く、暗く。]
闇と闇重なりし時、冥府の扉が開かれる!
(215) 2014/09/24(Wed) 02時頃
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――光なき世界へ!
ダークシンクロ! 全てを喰らえ、《神喰のマーナガルム》!
[月を喰らう、異形の獣。貪欲に全てを喰らう狼は――
イヴァンのエースモンスター、《ベルフェゴール》を喰らう。
スージーのエースモンスター、《エーリアン・ケイオス》を喰らう。喰らう。喰らい尽くす。]
《マーナガルム》の効果で――お前とオレのモンスターを吸収ゥッ! 攻撃力はその合計ッ!7300だ!ヒャーハハハハハハハハハハ!
[攻撃表示] 《神喰のマーナガルム》 ATK7300
(218) 2014/09/24(Wed) 02時頃
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優しく……? ククッ……クククッ! オレがお前に優しくない事なんかあったかよォ……?
[壊れた眼。その眼は最早、相手の姿を捉えない。]
オレ達の逢瀬は抱き合うより、もっと激しく、もっと鋭く! なァ……? 俺を救ってくれよ、スージー。
(220) 2014/09/24(Wed) 02時頃
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俺の『力』になって、共に闘ってくれよォッ! ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!
[好意さえも、歪む。]
(222) 2014/09/24(Wed) 02時頃
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《神喰のマーナガルム》で、相手プレイヤーにダイレクトアタックだァッ!
[攻撃力7300。命の光も微かな彼女へ、巨大な力が無慈悲に。
――救いのない運命が、彼女に。]
― 世界葬送≪World Banish≫!! ―
[世界が、闇に呑み込まれていく。]
(224) 2014/09/24(Wed) 02時頃
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[巨大な力が紫炎のレーンごと粉砕し、押し潰される。
スージーのDホイールが操縦者を失って、大地を回転しながら乱暴に止まった。 男が乗っていた黒山羊を止めて降りれば、彼女の元へと歩き近寄る。
眼も虚ろな彼女の身体を抱き上げれば、《マスターピース》が大地に落ちる。 男は何も語りかけない。――何も。
彼女の姿が完全に消えるまで、男はずっとそうしたまま。 眼だけを静かに瞑る。]
(230) 2014/09/24(Wed) 02時半頃
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[次に男が眼を見開いた時には、彼女の姿は無く。
――代わりに、黒の眼に、金の瞳が輝いた。]
(231) 2014/09/24(Wed) 02時半頃
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