158 Anotherday for "wolves"
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[狩り以外には己の爪も牙も使わない。 道具を使うはベネットにとってはそれだけの理由。]
[ラディスラヴァの声>>*3に反応するように メアリーの言葉>>*5が聞こえる。]
――…ならキミもヒロインだね。 ヒーローはグレッグかな。
……とても大事に思われてる。
[グレッグの言葉を思いながら、ぽつ、と紡ぎ。]
(*6) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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キミもヒロインだろう。 幼馴染たちはヒーロー候補にならないのかい?
[ガラじゃないという彼女>>*7に意識を向ける。]
(*9) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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―― 本屋 ――
[ふと目を向けるのは読みかけの本でなく 花瓶にあるマーガレットの花。 香りが、その姿が、クラリッサを思い出させる。]
――…ああ、そういえば、
[視線は本棚へと移ろう。 植物の本が並ぶ一角は薬草の本の近く。 けれど今は、どちらかといえば女性が好みそうな、 花言葉が記された本を手に取り、 マーガレットの花のページを探す。
ページを捲る音が静かな店内に響く。]
(180) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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[見つけたページを読み確かめる花言葉は無論ひとつきりでなく。]
族長に贈る花だったはずだから、 意味はこれ、かな。
[なぞる文字は信頼。 クラリッサが己にわけてくれたのは家族分という事もあり 意味があると考えるのも、考えすぎなのかもしれない。 ゆる、と首を振り、困ったように笑う。]
ああ、けど…………
[意味があるなら嬉しいだろう、と そんな事を思いながら本を仕舞った。**]
(182) 2015/05/18(Mon) 02時半頃
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そうやって諦めてしまうのかい?
[主人公になんてなれないという彼女の声>>*10に ゆるやかな声を向ける。**]
(*11) 2015/05/18(Mon) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 02時半頃
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[失われたはずの女の声>>*12に 少しだけ困ったような笑みが吐息として漏れる。]
望まぬ者など本当に居るのだろうか。
[俄かに信じがたい旨が言葉となる。 彼女の言葉から推察出来る事はあれど それを言葉とするは躊躇われ、飲み込む。]
(*18) 2015/05/18(Mon) 14時頃
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[少女の声>>*13は嬉しそうに聞こえ グレッグを慕っているだろうことが伝わる。]
いいお兄さんだね。
[相談しにきたグレッグがベネットに向けた言葉と 同じ意味の言葉を和む声で少女に返す。]
(*19) 2015/05/18(Mon) 14時頃
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[守りたいものはないという彼女>>*15に声は向けず。 感謝と別れを思わせる言葉を紡ぐ少女>>*16にも、 その時は、聞いている旨だけ示すような一音を漏らすのみ。]
(*20) 2015/05/18(Mon) 14時頃
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―― 本屋 ――
[誰かを思い仕入れた本もこのような状況なのだから 今は求められぬだろうと思い棚へと並べる。 何が何処に仕舞われているか正確に把握するは己一人。 量が量だけに弟も両親も細かくは覚えておらず。 ふ、と家族の事を考え、手が止まる。 その時、扉を開く音がして姿を現したのはメアリー>>218だった。 礼の言葉にきょとと瞬く。 昨日の事を言われれば、姿はすぐに見えぬようになったが 彼女もまた近い場所にいたことに思い至り]
ああ、聞こえていたんだね。 礼を言われるほどのことじゃないよ。
[疑っていない、そうは言ったけれど信じている、とは言わなかった。 それなのに、礼をいう彼女は、それだけ 疑われることで心が摩り減っていたのかもしれないと思う。]
(236) 2015/05/18(Mon) 14時頃
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[メアリーに向けるまなざしは案じるようなものとなる。 小さな嘆息に、弟妹にするように頭を撫でてやりたくなるが 子供とはいえ血の繋がらぬ異性に触れることは躊躇われ 安心させようと、淡い笑みを浮かべてみせる。
お願い、と彼女が言えば>>219 ゆると首を傾げて]
――…お願いって、 ?
[なんだい、と少しだけ首を傾け聞く態。 細い声を聞けば、ゆっくりと口を開き彼女に言葉を向ける。]
(237) 2015/05/18(Mon) 14時頃
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[メアリーのくしゃりとした笑み顔>>220は 今にも泣き出しそうにも思え]
メアリー、大丈夫かい?
[案じる言葉を彼女に向ける。]
(238) 2015/05/18(Mon) 14時頃
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[疑わしき者の名を記す時間が今日もまた近づいていた。 クラリッサの夢の話を聞いた今、彼女を話を疑う気にもなれず、 夢の真偽を確かめる為グレッグと小屋に行くを思い、 そうして、彼女はまた、別の夢を視たのだろうか、と考えて。
記せる名は限られていた。
グレッグの話を聞き、 今、メアリーを前にして、
この少女の名は、記したくないな、と思う。**]
(245) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 17時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 20時半頃
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―― 本屋 ――
[ベネットは少しばかり腰を屈めて メアリーの視線の高さに己のそれを合わせる。]
僕からもキミにお願いしていいかな。 家に戻るなら、グレッグに渡して欲しいものがあって。
[いいかな、と問うようにして、 便箋に文字を認めた後、それを白い封筒にいれて メアリーへと差し出す。]
(279) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[メアリーの反応>>284に小さく微笑み「そう」と紡ぐ。 弟妹に対すると似た、兄の貌が少しばかり滲んだ。]
――…メアリーが元気になったら グレッグもきっと安心するよ。 ああ、ルパートさんの……、 僕に手伝える事があるなら遠慮せずに言って。
[笑みが見えれば安堵の色を見せつつ]
(300) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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[クラリッサの名がメアリーの口から零れる。 不思議そうに見える彼女に少し考えてから]
時々、一緒に本を読んだりするんだ。
[と、己と彼女の縁をぽつと綴った。 封筒を受け取る彼女に、 何も言わず肯定するように微笑んで。]
(301) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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[別れ際のメアリーの言葉>>296に、 ルパートと共に本を選びに来た姿が過ぎる。 礼の言葉には、また笑みを浮かべ]
――…ん。 その時は、グレッグと一緒においで。 とびっきりのおすすめを揃えておくから。
[来た時とは違ってみえる彼女の笑みに ベネットは目を細めて、その背を見送る。*]
(302) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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―― 本屋 ――
[メアリーと入れ違うように末弟が店の様子を見に来た。]
――…こんな状況だし、閉めててもいいんだけど。
[結局、いつもの場所にいる自身に苦笑する。]
そういえば、メアリーが来てたんだけど――… ほら、親を亡くしたばかりで、大変だろう? だから、少しだけ、彼女の事も気に掛けてくれるかな。
[末弟は一瞬動揺をみせるも、わかった、と頷いた。]
(316) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[扉に近い弟がふっと顔だけ扉の方を向く。]
「ね、何か聞こえなかった? 悲鳴みたいな、女の子の……」
[気のせいかもしれないと思う程度届いたそれに 弟は不安げに眸を揺らした。]
――…ん、聞こえた?
[分からないとばかりにベネットは首を傾げるけれど 弟の様子に少しだけ困ったように笑い]
じゃあ、ちょっと外みてこよう。 今度はおとなしく留守番しておいで。
(325) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[外に出て耳を澄ます。 ひとびとのざわめきが耳にとまり、柳眉が寄る。
「今の悲鳴、宿の方からよね」 「あそこの御主人、疑われて」 「また人狼族が」「そういえば」
口さがない人々を見ぬようにして 聞こえた、宿屋のある方向へと歩みだす。]
――……っ。
[メアリーの名を呼ぶ声>>329が、聞こえて、 歩む足取りが、駆けるものへと変わった。]
(333) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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[駆ける。 全力で駆けているのに遅いと感じてしまうのは 獣の姿で風を切る速さを知っているから。 もどかしく思いながらも人の姿のまま。
また悲鳴が聞こえて。 それがクラリッサの声>>335に思えて。
まさか、と思う。
そうして駆けつけた宿屋の裏手には、 サイラスとメアリー、そしてクラリッサと、 見慣れぬ金色の毛並みもつ獣の姿。]
(339) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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―― 宿屋裏手 ――
[タオルを外してみせた癖の残る金髪と その獣の毛色がふと重なる。
クラリッサと小屋を見に行くといったのは誰であったか。]
――… グレッグ ?
[状況が分からぬまま、名を紡ぎ。]
(340) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[メアリーまで小さな獣の姿となり 金色の獣を止めようとするのはサイラスも同じで。 誰か、と呼ぶクラリッサの声>>353と サイラスの呼び声>>354に、 この状況に混乱していた男ははっと我に返った。]
ああ、グレッグを頼む……!
[サイラスに声掛けて、 クラリッサへと駆け寄り手を伸ばして 彼女の身体を抱き起こそうとした。]
(357) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[クラリッサの呼ぶ声>>363に案じる眼差し向けるまま頷く。 重なる手からはぬくもりが伝い、 そのことに微かな安堵が過ぎった。
縋るような彼女の手が、身体が震えるに気付けば 彼女の身体を支えるベネットの手に力がこもる。 ぎゅ、と抱きしめるは、無事を確かめるように]
クラリッサ、怪我はない? ――… 、……、
[無事でよかった、と心から思う。]
(366) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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[サイラスの声>>364が聞こえて、 ベネットはクラリッサを抱く腕を緩める。 案じるように彼女に視線向けてから、 メアリーの方>>370を見遣れば、身を引くが見えた。]
メアリー……
[声を押し殺す彼女の姿が痛々しく感じられ 胸が痛むのは、思いあうふたりの心を知るからで。]
(371) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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[弱い笑み>>372に困ったように眉を下げる。]
大丈夫そうには見えないよ。 ……家まで送らせて。
[離れる温度を名残惜しく思う。 けれどそれは口にせぬまま、 乱れた髪を整えようと、クラリッサの髪に手を伸ばして]
(374) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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[封筒も、その中身も、既に託したもの。 メアリーの言葉>>373にゆるく目を伏せる。
返してもらうという考えなど最初からなく、 グレッグが受け取らねば、それはメアリーに委ねられ。]
(377) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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[サイラスの問い掛け>>378に目を瞠る。]
グレッグは、軽率な行動をとったと思う。 けれど、人を、同族を喰らう過ちは犯していない。
今回もメアリーを思ってしたことなんだろ? 兄として守ろうとする気持ちはわかるから――… メアリーから、大事な家族を奪いたくない。
[ゆる、と首を振る。 クラリッサはどう思うだろう、と視線を移し]
(380) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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[サイラスの問い>>382に言葉発さぬグレッグを一度見遣り]
――疲弊すれば言葉を尽くす気力も失われる。 身内が疑われて追い詰められたら、 出来なくなることもあるんじゃないか。
昨日、グレッグが相談にきて、 今日も、――…、だから、
クラリッサを襲ったのは、……誤解から、と思う。 メアリーが疑われているんじゃないかと、 ずっと警戒してたから。
[ベネットの知ることを言葉とし、理由とし]
(383) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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[絞りだすようなクラリッサの声>>389に僅かに目を伏せる。 グレッグにも、メアリーにも情がわいていた。 何処かで己と弟妹を重ねていたのもあり、 ベネットの判断は甘くなってしまったのだけど。
真実を伝え判断を仰ぐという彼女に、小さく、頷く。 彼女から見た真実を知りたいと思いながら、 グレッグとメアリーが心配な事には変わりなく。]
(392) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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グレッグ、如何して――…
[推察するだけで彼の言葉は聞けていない。 グレッグの口から理由を聞きたいと 獣の姿のままある彼を見詰めた。**]
(393) 2015/05/19(Tue) 02時半頃
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