41 アンデッドスクール・リローデッド
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― 使用人室 ―
[扉は半分見えてきた。強引にでも開けば、外へと通じるだろう。 外で蠢くはゾンビか或いは別物か。 息を乱したまま、銀色のノブに手をかけた――**]
(1) 2011/12/05(Mon) 01時頃
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[ノブを回せば甲高い音と共にゆっくりとそれは開いた。半分程開けた扉の向こうから入り込んできた外の風が髪を揺らす。]
どなたかいらっしゃいま―――
[大きな声を出そうとして、慌てて留めた。そう遠くない位置に影がある。それは、元人間だった動く屍。 こちらに伸ばす指先は爛れ、顔だったらしい場所の口とも鼻ともわからぬ穴からはどろりと液体が垂れる。びちゃり、とそれが地面に落ちた。 暗くて視界は悪いのに、それだけが綺麗な赤色をしているのがわかって――]
……い、いや…… いやだ、……ぁああ!!!
[それは家族が流していた血と、同じ色。
足元にあった小さな化粧箱や持っていたバケツを手当たり次第にゾンビへと投げつける。自衛本能ではない、ただその色を、見たくなかった。]
(37) 2011/12/05(Mon) 21時頃
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やだ、絶対にいや…… ……あたしは、生きて、……
[家に帰ってもひとりぼっち。 生きていることを恨んだこともあったけれど、今は――
振りかぶって投げた木箱が、ゾンビの身体にぶつかる。もう一度掴んだ何かを投げようとして、名前を呼ばれた>>39。]
……ぁ
[不意に我に返り、ぽろりと手から小さな木箱が落ちる。扉の向こうから駆け寄ってきた>>40人物に気がつけば一つ、瞬いた。 ゾンビは蠢いているものの、その動きは遅い。]
ヴェスパタインさん、ここ、閉めます! 田原先生、手伝っていただけますか?
[その姿は、生徒会役員であるいつものローズマリーのそれに戻っている。ヴェスパタインは駆け込んでくるだろうか、やがてその使用人室の扉は閉じられるだろう。]
(44) 2011/12/05(Mon) 21時半頃
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[ヴェスパタインが扉をくぐるとほっと息を吐く。扉は無事に閉められた。次は棚を戻さなければと、田原に向き合うが]
……っ!
[振り返れば、田原の手に鈍く光る刃がある。彼は己の悲鳴を聞いて助けに来てくれたのだ。わかってはいるのに、その刃に背を向けていた自分自身が迂闊だったと手のひらを握り締める。
銃口を田原へ向けるヴェスパタイン>>47へ視線を向け、そしてそっとその近くへと寄り添った。]
(52) 2011/12/05(Mon) 22時頃
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ありがとうございます、田原先生。 来てくださって嬉しかった。 でも……
[隣に立つヴェスパタインの腕に己の手を添えて]
私、怖いんです。 死にたく、ないの。
[信じられるのは、一人だけ。 双眸をそっと伏せた。]
(56) 2011/12/05(Mon) 22時頃
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[ラックを元に戻す作業を手伝うことはしなかった。田原に申し訳ないと思いつつも、あの薄暗い部屋で二人でいることは躊躇われた。
ヴェスパタインと共に使用人室を出る。掴んだ腕は決して離すことはしない。]
……集まって、どうするんだろうね。 皆武器を持っているんでしょう?
[二人になれば言葉遣いは繕わない。 己の手には最早バケツすらない。身を守る術は何も持っていなかった。]
(61) 2011/12/05(Mon) 22時頃
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いいの?ありがとう。 ちゃんと使えるかな……
[渡されたレディスミス>>62を恐る恐る眺める。ゲームセンターのガンコントローラーとは違う冷たい質感にひやりとするけれど、しっかりと握り締めた。 いざとなれば、トリガーを引かなければならない。]
………ね、今……なんて……
[聞こえた声>>60に、立ち止まる。]
ゾンビでも、人でもないなら…… 何なの?
[答えは出ない。出るはずもなかった。]
(65) 2011/12/05(Mon) 22時半頃
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心の準備はしておくね。 あたしと……グロウさんのために、使うよ。
[銃の扱い方は当然知らない。殺傷能力のあるその武器は、当然誰かにその銃弾が当たればあの赤い色を見せつけられる。 けれど、身を護るためには躊躇ってはならない。]
人でもゾンビでもないのに、姿は人のままってことだよね。 どうやって見つければいいんだろう。 どうやって、殺せば……
[彼と生き延びる為には、その存在を殺さなければならないと、あの声は言った。思い返すその響きは聞きなれたもので]
……話しを聞いてから、部屋に逃げるのも遅くないかな。 あの声、セシルさんだよ。 彼が何を知っているのか、知りたいな。
[ヴェスパタインを見上げて、軽く頷く。]
(74) 2011/12/05(Mon) 22時半頃
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― 大ホール ―
[さほど時間もかからずに、ヴェスパタインと共にその場所へとたどり着く。もうどれほどの人数がそこにいただろう、ゆっくりと面々の顔見渡した。 あくまでも話しを聞いているだけで、積極的に口を出すつもりはない。]
……この中に……
[セシルの言うアンデッドというモノがいる。 まだ辿り付いていないものもいるだろう。だから、この中に限られたことではないのだが]
会長……。
[セシルの隣にいるレティーシャ>>75に視線が止まると、ぽつりと呟いた。彼女すら、もう信用を置くことはできない。 どうして、こんなことになってしまったのだろう。唇を噛んだ。]
(84) 2011/12/05(Mon) 23時頃
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[こちらの声が聞こえたのか、レティーシャが呼びかける声>>90にびくりと身体を震わせる。彼女はいつもと変わらぬ笑みを浮かべていて、口調も生徒会室でよく聞いていたものと全く変わらない。]
いえ……プリンは、大丈夫ですよ。 ありがとうございま、す。かいちょ……
[いつもと、同じ。 彼女を抱きしめた感触が蘇る。自分よりも小さいけれど誰にも負けないくらい眩しい、憧れの生徒会長。 誰よりも、信じたいのに。]
っ………。
[笑おうとして、上手く笑えなかった。慌てて顔を伏せる。長い髪がさらりと落ちた。]
(94) 2011/12/05(Mon) 23時半頃
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……気をつけて。
[野太刀を受け取ると、その重さに驚いてよろけるが何とか真っ直ぐに立つ。離れるのは不安だったが、腕を取っていた手を離して見送った。
離れていくグロウの長い髪から、セシルへと視線を動かす。 彼の語るその内容は、あまりに非現実すぎて頭がついていかない。夢であってほしい、そう願うも勿論そんなわけもなく。]
(110) 2011/12/05(Mon) 23時半頃
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[顔を伏せたまま彼女>>107の声を聞いた。いつものように笑って、私も好きですと言えたらいいのに。 唇は、動かない。]
―――……ごめんなさい。
[野太刀に身を寄せて、震えるように首を振った。 ここでぶれてしまってはいけない。 彼女がこちらに危害を加えようとするならば、間違いなくレディスミスをそちらに向けることを選ぶのだから。]
生きましょう、会長。 そうしたら、また……
[お互いに顔を見合わせて笑う日が来る。 きっと、くるはずだ。]
(118) 2011/12/06(Tue) 00時頃
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私は……
[ベネット>>122にそっと視線を向ける。]
私は、誰かを疑っているわけではありません。 信じている人は、一人だけ。 ……それだけです。
[彼の言うように、元に戻るとはとても思えない。甘ったるい希望だ。だがそんな希望を持っていないと、心が苦しくて、押しつぶされそうで]
(124) 2011/12/06(Tue) 00時頃
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うん、それならよかった。 あたしも同じ、かな。 ……聞きたいこともあるから。
[戻ってきた彼>>121に頷き、再びその腕に手を添える。絶対に離れないという証のように。 セシルに問いたいのは、アンデッドとも関係ない、他愛のない疑問。だが今はそれを聞くときではないからと彼の傍によることはない。]
一緒に行くよ。 どこででも、ずっと。
[野太刀を彼に返して、見上げる視線は柔らかく細めた。]
(130) 2011/12/06(Tue) 00時頃
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……それは、二人でないといけないのですか? 私はグロウさん……ヴェスパタインさんと離れないと、決めていますから。
[声をかけられたしのぶ>>134には、やや目を細めて答えた。車で別れてから、その間一体彼女は何を思って過ごしていたのだろう。
それを聞いてみたかったのだけれど、二人という言葉が少し引っかかって]
(139) 2011/12/06(Tue) 00時半頃
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[返事代わりに一つ頷いて>>136、広間を後にしようとする。その直前、一同に向けた視線は、会釈するように僅かに伏せられた。]
― 広間 → ―
(141) 2011/12/06(Tue) 00時半頃
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――……行こ、グロウさん。
[口元に宿る笑みは、場違いに幸せそうな程深く笑みを作った**]
(157) 2011/12/06(Tue) 01時半頃
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思ったより、簡単だったね。
[ヴェスパタインが聞き出したらしいその物を眺め、軽く息を吐いた。それを使うために手に取る。 守られればかりは嫌だ。だからその作業を積極的に手伝った。]
そうだね。あたしもやってみないと。 ……本当はそうならないのが、一番だけど。
[彼を見上げれば髪がふわりと揺れた。片手は彼に、そして片手はレディスミスをしっかりと握る。絶対になくしたくない。双眸に宿るのは強い光。]
(177) 2011/12/06(Tue) 08時半頃
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― 客間 ―
[客間の扉を閉めると、酷く安堵してしまった。 完全に安心することはできないのに、少なくともここでは彼以外にどんな表情をしているのか伝わることはない。]
……うん、ちょっとだけ。
[素直に頷いてヴェスパタインから離れ、ベッドに腰掛ける。けれど中々身体は横たえられない。 彼が近くの椅子に座れば、申し訳なさそうに眉を寄せて、それでもようやく身体を横たえた。]
ごめんね、ちょっとだけ。 またすぐに、元気になるよ。
[手を伸ばして彼の手にそれを重ねることが出来れば 少しの間、微睡むだろう**]
(178) 2011/12/06(Tue) 08時半頃
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[夢を見ていた。 2年前、それは高校入学祝も兼ねたちょっとした遠出。父と、母と、弟と、そして少女。お気に入りの靴を履いて、車で出かけた。
憶えているのは、タイヤが擦れる甲高い音。後方から猛スピードで迫ってくる、ぼろぼろの車。 父がハンドルを一杯に切った。揺れる車体、回る視界。しかしその努力は虚しく、後方から追突された。]
『―――……!!』 『……!………!!』 『…… 、……』
[両親や弟が言った言葉は何だったのだろう。今はもう、思い出せない。]
(250) 2011/12/06(Tue) 20時半頃
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[後部座席に座っていた少女は追突の衝撃で外へ放りだされ、道端に倒れた。力を振り絞って家族の乗る車へと目を向けたとき、響いたのは何発もの銃声。 開いたドアの先から、どろりと血が滴る。
見えた手はほっそりとした、綺麗な手。助けを求めるようにそれは天に向かって伸ばされるも、非情なる誰かによって車の外に蹴りだされる。
ぐちゃり、ぐちゃりと。道端に放り出された3つの赤いそれ。そのうちの一つは、相変わらずその美しい手を天へ伸ばす。 その救いを無視して、後部がぐちゃぐちゃになった車は猛スピードで走り出していった。]
――――……。
[一瞬の出来事。遠くサイレンの音が聞こえる。 天へ伸びた白い腕が、落ちた。 それと同時に彼女の意識も、そこで途絶えて。]
(251) 2011/12/06(Tue) 20時半頃
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[あの3つの赤いものが、両親と弟だったということを知ったのは、その事故から2年の歳月を経てだった。 意識が途絶えてから丸2年、昏睡状態で眠っていた彼女。目覚めたときにはその姿は幾分女性らしく成長していた。
2年前から時は止まっているのに、身体と心はばらばらになってしまった。 戯れに飛ばした紙飛行機は、弟とそうして遊んだ名残。
あの飛行機を投げたあの日から、何かが始まっていたのかもしれない―――]
(252) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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― 客間 ―
[再び目を覚ましたときには、もうネルは扉の外に居なくなっていただろうか。 2年前の事故はよく夢に見る。そのたびに泣いていたのだけれど、今はもう泣くことはない。]
ごめんなさい、グロウさん。 すっかり眠ってしまって……
[僅かに癖のついた髪を撫で付けながら起き上がった。
傍らには大切な、かけがえのない人がいる。彼は己の全てを知っていてくれるし、また自分は彼の全てを知っている。 一緒に生きたいと、強く願う。でも]
(一緒にいられるのなら、死んでも構わない)
[事故を切欠に恐れるようになった死を、そうして受け入れられるようになったのは、それも全てヴェスパタインの、グロウのおかげなのだ。]
(254) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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休まなくて平気? ごめんね、次はちゃんとあたしが守るよ。
[立ち上がって彼>>258に頷く。頭が随分とすっきりしていた。胸の前に持つ銃は相変わらず冷たい感触を湛えている。]
……試してみなくちゃね。
[刃にそっと視線を向ける。 何に対してそれを行うかは、まだわからないけれど]
(261) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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や、やだ……大丈夫だった? へんなこと言ってなかった? そうだ、寝相悪いし……
[真剣な顔で言われると、なにか変なことをしなかったかと恥ずかしい。瞬きながらもぱたぱたと手で顔を扇いだ。 封鎖されていた扉が開く>>262と、一つ深呼吸をして。]
先に出るよ。 ……これくらい、あたしもやらなきゃ。
[いつも守ってもらってばかりでは申し訳ない。廊下へと通じる扉の前に進んで立つと、それをゆっくりと引き、扉の外へ――]
(264) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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