246 とある結社の手記:9
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 11時半頃
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[朝からそれまでのことは後に語ることとして――]
ああ。それで構わねえとおもう。モンドが人狼。 リンダをその部屋に仕舞っておけるなら 仕舞っておいてくれてもいいぜ?ははは。
――困った時には票をいれてくれってよ? おれとしては有難くラルフに投票するつもりだ。
パティをたべちまうのは、ピスティオとの約束だし。 状況次第ではあるが、おれもそれで賛成だ。
………で、 それ以上は―― する必要があるかは様子を見てきめようや。 宿におれたちに抵抗できそうな数の人間は いなくなる。
出られるかもしれないぜ? 今日、おれたちが死ななければな。
(*5) 2018/08/02(Thu) 20時半頃
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なあに、どんなに心配がってみても、 おれたちは『ノアの占いを信じられない』んだ。
ロイエが本当の霊能者ってするなら、 あと一人。そいつがラルフとかだ。 リンダを本当の霊能者ってするんでも、 モンドと、ラルフと、ベッキーだ。 別段そこは、モンドとラルフとリンダでもいいけどな。
なんだっていい。もう誰だっていい。 ノアの視点じゃぜ〜んぶわかっちまってるから おたちはそうじゃなくするしかねえ。
[自分たちと同数以下ならば、人間の相手くらいどうにかなるだろう。]
(*8) 2018/08/02(Thu) 21時頃
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だから、今日はとにかくあと二人殺しちまうこと。
――はは。 モンド、遠路はるばる辺鄙な村までごくろうさん。 あいつがもう休んでくれたおかげで、 おれ達が食事をしくじるってことはねえ。
だからあとは、人間と、おれたちが、 どんな風に結社に食わせるかってところだな。
(*9) 2018/08/02(Thu) 21時頃
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あ? モンドとラルフとリンダは リンダがホンモノの時の話なんだから あるわけがねえな。 言い間違いだ。 忘れておいてくれ。
そんな感じで………
大丈夫かい?
今日しくじったら、外に出るのは随分苦労するだろうさ。 みんなで、よくよく考えてみてくれ。
(*10) 2018/08/02(Thu) 21時頃
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多分だが。 ノアを殺しちまっただろ?
そこまで「ノアが狼かもしれない」ってコトで ぎりぎり持ってた。
この状態で、ピスティオの占いを信じるやつは―― おれたちと、居たとしてベッキーくらいだろうさ。
あれっ ちょっとまって ごめんいまモンドって言い間違ったな?
リンダの時を言い直すけど えーーーー ベッキー、ラルフ、ロイエだろうけど おれたちがそれを信じる必要はないし、 ベッキーかラルフを殺すかんじで………
[モノローグちゃんは急いでかいててごめんねとあやまった]
(*11) 2018/08/02(Thu) 21時頃
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………そんなかんじで。 あってんのかな? ロイエが本当なら、ワンダ・モンド・ラルフ リンダが本当なら、ロイエ・ラルフ・ベッキー……
わるいなあ、 おれ昨日宿中掃除して回ってて眠くてよ……
[大欠伸をして、確認をとった。]
(*12) 2018/08/02(Thu) 21時頃
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[――自分が死んだら、 明日の営業に支障が出るじゃないか。]
(*14) 2018/08/02(Thu) 21時頃
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― 夜〜朝方 ―
[ルパートは黙々と宿の掃除をした。 隅から隅までぴかぴかに。
見慣れた傷のある床を。妻と選んだ調度品を。格子のついた窓もすこし拭き、いつもの椅子の配置にして、あいている客室も手入れをしてやる。 引き出しから減った備品は補充して、食事の下準備も夜のうちにはじめ、キッチンもきれいに片づけた。 洗うべきものは洗ってしまい、最後にカウンター奥の部屋をきちんと片づける。
くたくたになるまでひとりでいつもの仕事を夜にまとめてやった。
夜が明けた。 結社員が呼びに来るまえにベッキーが、呼びにきた。
――まだ、生きている。]
(24) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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[所詮ここは人狼の腹。 どんなに手入れをして見せたところで、今更ただの人殺しの宿。
きれいにみせてみても、過ごしやすくみせてみても、丁寧に手入れをしてみても、所詮はたくさんの人が死に、たくさんの人生を食らった人狼の腹でしかない。 それを今更丹念に手入れしてみたって、誰にとっての何だというのかなど、そんなものは、
――当然、自分の執着のためでしかない。
とっくにマトモな気持ちで過ごしてなどいなかった。 「性分かねえ」と言ったあの時から、少しだけルパートは気持ちのボタンを掛け違えてたままでいる。]
(*16) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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― 早朝 ―
こねえなあ、迎え。
[ぽつりと言った。 ベッキーから自分に票が集まりそうなことはきいていたから、すっかり準備を整えて待っていたというのに。]
(*17) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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― 朝 ―
[結社員が投票用紙を入れる箱を開けにきた。 集計の結果、結局結社員達はルパートを呼びにはこなかった。]
……、……
[覚悟していた。自室で整理整頓されたそこで、やり残しについて考えていたが――まだ、一向に結社員は来ない。 足音がしてロビーに出る。
連れていかれるのは、モンドだった。]
(25) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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[モンドの顔を見て、しばし呆然と立ち竦んで、短く悩み]
……せっかく来てくれたのに
わるいな。
[と謝った。 モンドという男の真実が、どんな経緯のどんなものかをルパートは知らないけれど、最後くらいは彼の言った言葉に寄り添っての言葉を選ぼう。好きで疑念を抱いているわけでもない。状況がそうさせた。平時ののどかな村であったなら、ただの懐かしい再会だったはずだ。**]
(26) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 23時頃
宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 23時頃
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あ〜ピスティオ、こんがらがらせたな? ごめん。おれはあたまが動いてないけどえーとな。
[明日が来ないと思って根詰めて働いたけどなんか空振りで気が緩んじゃったのである。いいことだけど。]
うんうん リンダ様が人狼だと思うかは 思う!でもいいんじゃあねえかな。 結果はなんでもいいわけだし。
[こっちの名前をあげて(>>*12)]
(*19) 2018/08/03(Fri) 04時頃
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またやらかした人間でも人狼でも。 多分狼だろうって主張するのは ワンダ・モンド・リンダでもいいけど ていうかおれだけなら リンダに入れてもいっかな構わんし 喜んでそうするけど。
投票はロイエがヤなんだろ? "明日"を考えないで、 とりあえず今日は リンダは狼っていっておくので いいんじゃねえか。ピスティオは。 思うだけなら自由だし、 考える必要のない明日を考えてもそうかもしれねえ。 でもまあ、やらかしたヤツもなんか…… 実際いるし。どっちでもいいよおれは。
(*20) 2018/08/03(Fri) 04時半頃
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ロイエがどう出来るかは別だよなぁ? お嬢様に多分おそらく人狼です、なんて 言えないかもしれないし。
[少し茶化したように言う。 不思議だなあと思う。 ルパートには演技なんだかどうだかも知らないが、ああしてすっかり目の前から逃げた人間の肉が……他人の人生を食らうにあたって、それほど美味いんだろうかね、なんて思うのだ。**]
(*21) 2018/08/03(Fri) 04時半頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/03(Fri) 17時半頃
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― 朝:一階 ―
[ベッキーが二階から掃除用具を取りにきた時、ルパートは彼女の様子でノアの死を知った。目を大きくして、顔を険しくし、ベッキーの肩を掴んですっかり慌てて訊いた。]
っ、大丈夫か!?
[ルパートはサイモンの亡骸を見ている。 だからこそ、娘がどんなに怖がっているか心配でそう言ったが、ベッキーは何と答えたやら。]
…………、……。
[昨日、人間の人殺しの手段であるちいさな紙に、ノアの名前を書くかもしれないと当人に伝えた。 不幸な結果で占い師は三人とも人間だったと判明した。 ルパートは深く息を吐いてから、ベッキーが清掃を手伝うことを渋り掃除用具を二人で持って二階へ上がった。]
(80) 2018/08/03(Fri) 20時頃
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― 朝:ノアの部屋の前 ―
[その場に未だ誰かいるのならば、彼らがノアの死を悼みそれぞれ挨拶をするのを待った。邪魔をしたくなかった。 彼の占いの結果についてをルパートは信用しないし、殆ど人狼扱いを受けたことに納得していないし当然不満もある。ゆえに面と向かって投票すると言ってしまった。そうである以上、彼との親しい思い出を優先して図々しく部屋に上がり込むことはやめた。それではあまりに自分に甘すぎる気がして。
――待って、自分の番を貰ってもいいと思えたら、部屋に入りベッドの上で冷たくなって死ぬノアを見た。]
(81) 2018/08/03(Fri) 20時頃
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[胴体から外れてしまった肉体は、一度床に落ちたのか、床まで汚かった。
慣れ親しんだ人間の血のにおいは、まだ鮮度の高い腐臭のないそれ。溜息をつくふりで周囲の空気を吸い込んで、濃い死の臭いに唾液を飲み込んだ。
昨夜、ノアの遺体の肉は少し頂戴することにしただろう。 だからノアの無残な死体は昨日の晩に確認済みで、こうして残りものが出ていることにはやはり、ああ勿体ないなあと思う。 最早そういう意図で殺していないから、仕方がないことだけれど。]
(*28) 2018/08/03(Fri) 20時頃
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[懐っこいノアはもう死んだ。 かわいいマリオの手伝いはもう貰えないし、聡いユージンは自分の宿に人間を案内しない。 ユージンの案内してきた人間も何人か食べたわけなので、ユージンだって殺人宿と知っていたら案内などしなかっただろうけど。
サイモン含めて全員が前途ある若者で、彼らはどんな未来を暮らしたかったのだろう。
ノアが何も知らないでこの村に来たばかりのころ、調子よく宿屋の主人に構われていたのだって――場合によっては食べようと。そう思っていたからなんだぜ。
昨夜の見捨てられた犬のような表情が、思い出すに少し滑稽で、愛嬌とかわいげがあって、――こうして今は死んでいて、実にかわいそうだ。
ノアの人生を食った。彼はこの村で死を悲しんでくれるいい友達を見つけて、楽しく過ごして、寂しがりだからこそ――誰が欠けても寂しくて人を守ろうと奮闘したのかもしれない。懐っこい男のその血肉は噛みしめるとすこし甘かった。]
(*29) 2018/08/03(Fri) 20時頃
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……恨むかよ? かわいそうにな、ノア。
こっちも閉じ込められちまった以上は事情があってな。 お互い様ってヤツなんだ。
[やんわりと浮かべた笑みは、俯いていて誰に見えることもなく。こうなって人間が殺されて死ぬことは当然で、彼は自分達にとっての当然の脅威のひとつ。邪魔なものをどけただけ。]
じゃあな。また飲もう。
(*30) 2018/08/03(Fri) 20時頃
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[かけられたシーツを顔の分だけ捲って、死に顔を見た。 また、死体だ。サイモンから数えて四体目。 身を守るためか疲れのせいか摩耗のせいか気持ちが麻痺していて、怖いよりも疲れていて、気の毒だった。 短く祈る。]
……残念だ。もう、話も出来ないってのは。
[彼にまだ自分と会話を交わしたい気があるかどうかは、知ろうとしても今や知れないが。]
……昨日は悪かったな。 ひどいことを言って。
[お互い様という気持ちもあるが、それはそれだ。]
寂しいよ。
(82) 2018/08/03(Fri) 20時頃
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― 清掃時 ―
[シーツをかけなおした。 結社員が遺体をとりに来たのが何時だったかはよく覚えていない。
部屋の清掃時には、この四日間ずっと手伝ってくれているラルフが居た。 その日は黙々と掃除を続けて――ああ、ラルフももう限界なのだろうなと思った。]
(83) 2018/08/03(Fri) 20時半頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/03(Fri) 20時半頃
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― ロビー ―
[集まった人には朝の挨拶をして、そうしてなんだかすっかりいつも通りになってしまったが……占いの話と霊能力の話をした。 ロイエの紅茶を受け取って飲む。 寝不足の頭に効き目は今一つだった。
占い師は三人とも人間だったことがわかったことになる。 人間だって時に嘘をつく。 当たり前の、普通のこと。 その普通が途方もない。 人間それぞれに目的や大切なものがある。 人狼だから、人間だからみたいな結社節の前提は通用なんてしなかった。]
(89) 2018/08/03(Fri) 21時頃
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[ピスティオの占いの結果には頷いた。 ルパートにとっては間違いのない結果だった。 「うん」と。そりゃそうだと。 それ以上はとくにない。 昨夜スージーに調べるよう希望を言われていたから、その通りにしてあげたのだろう。
リンダとロイエの意見は分かれ、片側の霊能者は嘘をついていることになるのだろうが、それでもロイエはリンダを人狼とは言う気はないらしい。 ずうっと一緒にいるところからみても――きっとそうと言う気しかないのだろうと思った。]
(90) 2018/08/03(Fri) 21時頃
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ベッキー、
[それから娘のリンダへの不満が爆発し初めて、困ったように眉根を寄せて彼女を見る。 親子だから、といったところか。 その不満はわからないではなかったが]
ベッキー。 言いすぎだ。
[気持ちはわかるけど、という本心は一応飲み込んで、怒りをすっかり口にし終えてしまった娘を窘めた。]
(91) 2018/08/03(Fri) 21時半頃
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………。
[――こんなこと、意味があるのかねえ。 と、集まって会話する人間たちを見て思った。
誰が人間とか。誰が人狼とか。 誰をそう思うとか。
そんなことより、残り少ない命を楽しんだほうが有意義ではなかろうか。]
(*31) 2018/08/03(Fri) 21時半頃
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これ以上殺すなってのは、 無理な相談なんだよ、ベッキー。
[死んだら悲しい。 そういうもの"らしい"と思う時点で、どうやら人間失格だ。子供から学ぶことは多い。 ベッキーは、この何年間もずっと、人間としてのひとつの指針だ。]
ごめんな。
[やんわり笑ったような言葉遣いで、穏やかに声をかけても、娘に聞こえることはない。 心を痛めてやりたいが、今更どうにも難しい。]
(*32) 2018/08/03(Fri) 21時半頃
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ああ。 まあ今更止められたところで やりきっちまう他ないわけだしな。
(*34) 2018/08/03(Fri) 22時頃
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手伝いが減るようなもんさ。 どっちももう、止まるタイミングじゃあない。
(*35) 2018/08/03(Fri) 22時頃
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ああ。 邪魔さえされなきゃ傷つける必要すら ないかもしれねえ。
そういう意味じゃあ、 人間と人狼の最大の妥協点だぜ?
『いつもどおり』さ。
[いつもの最低限。 それが人狼にとっては、ここだ。]
あぁ、そうだな。 おれもいま、ラルフの名前を書くのと パティをピスティオの希望どおりに殺す。
こいつで納得してるけど。
(*37) 2018/08/03(Fri) 22時頃
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まあ、 尤もらしい名前は、 リンダなんだろうけどな。
[今日で終わりに出来ない場合に、ラルフと大量に書かれた紙が出て、「なんでだ!」となったらなあんにも言ってやることなんてない。
その境地まで来ていて、今更推理ごっこに付き合う義理もないと思うが。]
(*38) 2018/08/03(Fri) 22時頃
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ああ。
はははは。ラルフはもったいなかったよなぁ。 ……あれはどんな味がしたろうね。
[あの憔悴しきって、ぽっかり胸に穴が開いてしまって、掃除に居所を求めた青年はどんな味がするだろうか。]
ん? おいおいピスティオ。 ここまで頑張ったんだから、 我儘言ったっていいんだぜ?
ご褒美やるとか言われてなかったか?
(*42) 2018/08/03(Fri) 22時半頃
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[そう、今日居直るかどうかは迷ったのである。ぶっちゃけ今から居直ったっていいくらいの気分だが、今日くらいはこのままでもいいっちゃあ、いい。]
(*43) 2018/08/03(Fri) 22時半頃
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[ふりをする必要なんて、とくにないのだろうと思う。なにせ、今日がどちらが出るかのターニングポイントだ。 自分が居直ったなら、ベッキーは普通にどうなるかわからないので、とにかくわからないのである。わからなくてもいいとも言うけどね。]
墓を掘り返せるのがいつになるかわからねえしな。 腹を壊してもいいなら、味を見てみれば? おれはいらねえ。
同胞の乳歯の祝いだからな。 これもまた、おれ達にとっても やりたいことの一つさ。
(*46) 2018/08/03(Fri) 22時半頃
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あぁ、そうだよ! 大事なことを忘れてた。 おまえがまんまと人を食った祝いをしてなかった。
上手に狩ったな。おめでとう。 これで晴れて、今日から正しく――人狼だ。
ようこそ、同胞。歓迎するぜ。
(*53) 2018/08/03(Fri) 23時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/03(Fri) 23時頃
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きかねえだろ、ありゃ。
[諦めたように、震える"ふり"をしているのだろうと思うリンダを見遣る。 真実震えていたとして――それを本当だとみてやる義理がない。信じてあげたいという気持ちを薄れさせるのだ。 壊れていたとして、自己防衛だったとして、己の心を守るためなら嘘をつける人間に見えている。だからもう、彼女を信じることは難しい。]
(113) 2018/08/03(Fri) 23時半頃
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[狼はなにが目的なのだろう。 誰が誰を疑わしいとおもっていて、誰なら狼なのだろう? こんな議論――最早、意味なんて、あるのだろうか?]
処刑について聞いた日だ。 『追い詰めた』とユージンが言ったこと、 パティが聞いてなかったわけもないだろ?
[なにせ人と分かり合う二人。それとも、分かり合うがゆえに、二人にしか聞こえない声以外はあまり興味がなかったのだろうか?ユージンは、最初にサイモンが殺され処刑が決まった時に「追い詰めた」と言ったのだ。 (>>2:103)]
やるしかなくなっちゃったんだろう、なんて。 今日までちっとも考えなかったのか?
(122) 2018/08/04(Sat) 00時頃
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だとすりゃあ。
安全なところからやる殺しって、 さぞかし楽しかったろうな?
(*61) 2018/08/04(Sat) 00時頃
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あっはっはっはっは! 好きにしな。
はあ可笑しい。 おまえのその、真っ正直なところ ほんとうにおれは大事にしてほしいよ。
(*64) 2018/08/04(Sat) 00時頃
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[爆笑している。]
はあ可笑しい。 清々しいや。
[気の毒にくらいはおもうぜ? まあ殺しそのものに心は痛めてないんだけど。]
(*71) 2018/08/04(Sat) 00時半頃
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じゃあおれは保身で……
今日の狩りにはピスティオも来るのか。 それじゃ楽しくなりそうだな。
なあに、同胞。先輩のやり方に染まることはねえよ。
おれも、ロイエも、スージーも。 みんなやり方は違う。
おまえだけのやり方を見つけるために 見学にいきゃあいいんだ。
クチくらい幾らでも出しゃあいいさ。
(*73) 2018/08/04(Sat) 00時半頃
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なるほどな? そうだな。 そういう聞き方も出来るんじゃあないか。
「あたしたち」ってのは、みんながみんな…… 全員だとおもってたがな。
[それともこの宿屋のなかに「あたしたち」の中から具体的につまはじきにされるべき人柄の人物がいたのだろうか? この中に、何人彼女と同じ聞き方をした者がいたかはわからないが。 そう思っていたくて今日まで来たなら、きっとそれは彼女なりの自己防衛だ。]
まあ、だから間違うんだとは――
[言わないでおこうとしたら、スージーが言っていた。(>>129)]
(138) 2018/08/04(Sat) 01時頃
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さあてね。 ベッキーについちゃあ、無理かもしれない。
おれたちが人殺しとわかったらな。 おれが人間のフリしてりゃあ 別かもしれねえが。 今朝は死体もみちまったみたいだし。
[分からなかった。そればかりは、人間の領分だ。 自分からは――無理だろうと諦めてきたことである。]
(*82) 2018/08/04(Sat) 01時頃
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いや、なんでも…… おれのことはいいんで、 どうぞ、続けて。
[若干勢いにたじろいでいるかのように、そっと続きを促した。(>>139)]
(141) 2018/08/04(Sat) 01時頃
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[パティの言葉に、そうだよ。それだ。と思う。 そう素直に言ってくれれば。(>>146) "人間だなあ"と、どこか嬉しく思うのだ。]
ピスティオ、パティの言ってること。 ああいうことだよ。
おれにゃあベッキーに強制もできないが おまえのいう、手伝いさせて死なせるのが 目覚めが悪いというのも、わからなくはない。
ここは、おれが判断することじゃあない。 ベッキーが判断することなんだろうな。
[平気かなあ、無理かなあとしきりに気にしてくれるピスティオに嬉しく思う。(>>*85)ただ否定も肯定も、自分の役割ではないのである。]
(*86) 2018/08/04(Sat) 01時半頃
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[先にパティにスージーがすっぱりと返事をする。それに頷き肩をすくめる。]
そうだよ、優しいだとか人の心だとか。 その時点でとっくにまともじゃねえんだ。
ただ、おれたちはワンダを殺し、 イヴォンを殺し、モンドを殺した。
とっくにどうにかしちまってるなりに これ以上畜生にならないために まともじゃないなりに、 人間をやる。
(157) 2018/08/04(Sat) 01時半頃
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[人間を、騙る。]
(*90) 2018/08/04(Sat) 01時半頃
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ただ――― 「人を殺さなきゃいけない生き物がいるとしたら、 その人とは生きていけない」
おれは、これを素直に言えるあんたが いっとうマトモだと思うよ。
[それこそが、紛れもない人と人殺しの真実だろうから。]
(159) 2018/08/04(Sat) 01時半頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 02時頃
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イヴォンさんはそうかもな。
[微かにわらって頷く。]
でも、まあ…… ……贅沢、だろうよ。
[ピスティオが苦笑している。(>>*88) それは、やっぱり贅沢だ。 贅沢であることがいけないとはいわないが]
ただな、そいつを期待しちゃうのだけは おれには許されてない。 わるいな、ピスティオ。
[と穏やかに言った。]
(*92) 2018/08/04(Sat) 02時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 02時頃
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……、そうだな。 おれもスージーのようには思う。 ラルフの期待通りの人狼じゃあ、ないかもしれねえな。
[二人とも生粋の人狼で、特別優しい生き物ではない。 しかしスージーには、とくべつな言葉だろうから、]
…… すきなようにはしなさい。 おれたちで手伝えることがあれば、言うといい。
(*96) 2018/08/04(Sat) 03時頃
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[スージーの嬉し気な笑い声と、彼女なりの考えに納得したのだろう。 そうかい、といつも通りに相槌をうった。**]
(*99) 2018/08/04(Sat) 03時頃
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[パティやスージーがロビーから離れていく。 ルパートもポケットから用紙を取り出して、宿帳そばで紙を広げて名前を書きつけ、箱へと入れた。
ルパートは、ロビーを見回し、 階段のほうを眺めて、ひとつ息をつく。 宿の仕事に戻ることにしたようだ。**]
(170) 2018/08/04(Sat) 03時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 03時頃
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だれもそんなところに文句なんざ 言ったことねえだろ。
[と、少し可笑しそうにして、ルパートは仕事に戻った。 ここは人狼の腹。明日もひとり誰か平らげる。
*宿屋の主人は、愛した自分の宿の手入れをする。*]
(*103) 2018/08/04(Sat) 03時半頃
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