246 とある結社の手記:9
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― 夜 ―
[ 『私の 勝ち〜』
年をとった獣は脚をとめ、ユージンの部屋へ伸ばしかけた手を止めた。]
――……ああ。 命拾いしたなあ、ユージン。
スージーとマリオに感謝することだね。
[憐れなマリオが死ぬ羽目になるおかげで、鷲鼻の聡い青年は、助かることとなった。]
(*2) 2018/07/29(Sun) 16時頃
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はははは。 だめだな、やっぱりおまえには敵わない。
[つやのない毛並みが、夜を引き返す。]
あーやれやれ、走った走った…… ……
(*3) 2018/07/29(Sun) 16時頃
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― 昨日 ―
……
[ワンダとの会話の途中、ラルフじゃないが、と聞いてどこかさみしそうに頷いた。(>>517)]
どうにも、そういう考えになっちまうか。 ……いや。
[同類なんだと言って、それ以上なにが言えるでもなく。]
頭を悩ませてみたって一日は短すぎる。 明日には……うん。 ……。こんな名前をひとつ書くくらいのことでね。
[静かに話をきいていた彼女は今日のみなの様子を見てどう思っていたのだろう。結局聞きそびれてしまった。]
何か飲むかい?
[話が途切れたので訊いたが、彼女はどう答えたろうか。頷くようなら今朝届いたばかりの酒をどれかグラスに注いで持ってきて、手渡しただろう。]
(30) 2018/07/29(Sun) 19時頃
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― 朝 ―
[誰かの叫び声……だろうか? 声がしたので慌ててカウンター奥の部屋を出た。 二階にあがるよりも先にベッキーの部屋へ走った。]
おい! だいじょうぶか。
[娘の部屋の扉を叩き、階段の方を見やる。 ――二階が騒がしい。]
(31) 2018/07/29(Sun) 19時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/07/29(Sun) 19時頃
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― 朝:ベッキーの部屋→マリオの部屋 ―
[ベッキーの無事を確かめた後。 今度はルパートは二階へと走り、話し声をたよりに廊下の人だかりに近づいた。 そこは――マリオの部屋だ。]
――、っ……。
[息を詰まらせた。膝をつくもの。嘆くもの。笑うもの。 奥歯を噛んで首を横に振った。 昨日の遺体を思い起こす。 足は地面にくっついてしまったかのように重かったが、前に進んだ。部屋の前で立ち止まる面々の横を通り過ぎて、ドアの傍から室内を見る。]
………………
[ルパート到着時には、ラルフによってマリオの遺体にはシーツが被せられていた。白いシーツに赤いしみがうかんでいる。]
うそだろ……
(33) 2018/07/29(Sun) 19時半頃
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― マリオの部屋・室内 ―
[呆然と呟いて室内へと。 ちいさなシーツの下のふくらみ。 大人たちが彼の死をよそに平気で生きていて、守られるべき子供があっさりと命を落としてしまった。 ――このグループ、村人での最初の犠牲者だった。]
……顔だけ。
[ラルフに一言いって、傍にしゃがみこんで、シーツをめくって死に顔を見た。彼の顔が無事であったかは、見た者にしかわからないこと。]
………かわいそうになあ。
[暗く嘆いた。]
(34) 2018/07/29(Sun) 19時半頃
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―― かわいそうになあ。
[ユージンの代わりに、はたまた全ての大人たちのかわりに死んでしまった憐れなマリオの死に顔をみる。]
昨日はおなかいっぱい食べられたかよ。 ちいさな勇気ある子どもは、 無事ワンダおばさんを退治できたぜ。
なあマリオ。
(*8) 2018/07/29(Sun) 20時頃
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守ってもらえなくて、かわいそうにな。
[優しく、マリオには聞こえない声で話しかけた。]
(*9) 2018/07/29(Sun) 20時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/07/29(Sun) 20時半頃
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[マリオの傍、屈みこみながら扉のほうを見た。 娘とイヴォンが言い合いをしている。]
やめねえか、二人とも……
[やめてと言うベッキーの気持ちも、イヴォンがこんな状況のなかでおかしくなってしまっているということも理解できる。短く祈りマリオの傍を離れた。]
(71) 2018/07/29(Sun) 23時頃
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[マリオの肉はロイエ曰く(>>2:*88)]
やわらか甘美だったか?
……まあ、普段おれたちが食ってる量を考えたらな。 無理だよ、人間一人ってのは、子供だろうと。
(*13) 2018/07/29(Sun) 23時頃
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そうだなあ。 子羊でもなんでも、子供はうまそうでイメージがいい。 食べやすかったんなら、いい値段がついたのかね。
(*15) 2018/07/29(Sun) 23時半頃
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いいじゃあねえか。 こんな時くらい贅沢をしねえでどうする。
ははは、そういえば遠慮したみてえに 上品に食ってあったな。 (>>*4)
(*18) 2018/07/29(Sun) 23時半頃
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[仲裁に対するイヴォンの返答はいつもどおりの苛烈さを含むものだったけれど、長い付き合いのせいか彼女も流石に気まずがっているというところを少しは察した。(>>77)
遺体の片づけにやってきた結社員が、マリオの遺体を運び出す。最初の犠牲者である子供を悲痛な表情で見送った。 残った血だまりを片づけるために掃除用具の準備をしていた時である。
宿屋の扉が開く聞き慣れた音がして、結社員が入ってきた。 投票用紙を昨日いれた箱をひらいて集計している。……]
(90) 2018/07/30(Mon) 00時半頃
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[人間が得た牙は、今日の襲撃先を定めたようだった。]
(*21) 2018/07/30(Mon) 00時半頃
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[最初の処刑者は、魚屋のワンダに決まった。 彼女は結社員に連れられ――ロイエが追い縋った。 それでも結社員はきまった処刑を完遂するため、彼女を宿屋の外へ出した。 扉がしまる。勝手に結社員に準備された鍵が外側からかかった。
ワンダの横顔を見て、昨日少し話したことを思う。 いまは亡き勇気ある少年は、彼女に投票すると宣言した。
誰かに何か失わせることになった。(>>2:517)
彼女の甘ったれな娘息子はどうするんだろう。 勇気ある少年は、ワンダおばさんを宣言通りに"こらしめてしまう"結果になったが――御伽噺では、勇気ある少年が死ぬなんて結末は迎えなかった。]
――………
[叱るもんか。そう言ってマリオの頭に手を置いていたワンダ。二人いっぺんにいなくなり、彼らの客室二つが空き室になった。]
(91) 2018/07/30(Mon) 00時半頃
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― マリオの部屋(マリオの遺体搬出後掃除中) ―
[マリオの部屋の掃除は、慣れたラルフのほうが手際がよかったので手伝い側に回ることになった。(>>43)(>>61) 成人男性一人分の血液に比べれば、マリオの体は小さくて、掃除に手間がかからなかった。 体積は少なくとも、サイモンに比べれば我が宿を第二の家にしてくれていたマリオのほうが思い出はずっと多いから、清掃中も思い出がよみがえってしまう。それゆえ、時間が経つのが早かったせいもあるのだろう。]
こんな時まで 手間のかからん子供じゃなくていいのにな……
[惜しむように、きれいになってしまった部屋で、ラルフに対してぼやいた。**]
(92) 2018/07/30(Mon) 00時半頃
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人間にとっちゃあそうらしいな。 おれもピスティオがそういうから"くさい"とわかる。 ははは。助かってるよ。
[血の臭いが苦手なピスティオ。対して人狼であるルパートには、その血のにおいとは、人間のスープのかおりだ。食事を拵えている台所からするいい匂いと然してかわりがない。]
(*25) 2018/07/30(Mon) 01時頃
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(>>*17) さて、ワンダも予定通りだが……ああとも。 マリオは皆が守ってやらなかったから死んだんだ。
"嘘つき"が二人も出て、だあれもマリオが本当の人間と 真の意味では信じてやれなかった。 人間も、余計なことをしなきゃあよかったのにね。 薄情な大人たちばかりでマリオが割を食ったのさ。
……さあてどうだろうな。守護者についちゃあ、 リンダが結社員に答えさせたメモのかんじ、 居ると思うが。 おれたちが"三人"だって言い当てたくらいだ。
うん。おれはモンドだと思ってる――まあ違ったとして それはそれ。"力になれるかも"なんて来た場所で まんまといの一番に子供が殺されて、 どんな気持ち……なんだろうなあ? おれとしてもきいてみたい。
(*26) 2018/07/30(Mon) 01時頃
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…… 後悔したほうがいいぜ、モンド。 おまえがあっちでもこっちでも、 誰かが何かの力があるというたびに 「おまえが襲われる!」なんて騒ぎ立てたから 憐れなマリオは襲われたのさ。
(*27) 2018/07/30(Mon) 01時頃
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あっはっはっはっは ピスティオにとっちゃあ、人間の血ってのは どぶと比べていいもんなのか? 自分に流れているのにねえ。謙遜に聞こえちまうな。
[愉快そうにわらっている。]
(*29) 2018/07/30(Mon) 01時半頃
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守護者といっても所詮は一人の人間、 あっちにもこっちにも 行けるわけじゃあないってことかねえ。 昨日の晩も誰かを健気に守ってやっていたのかな。
(*32) 2018/07/30(Mon) 01時半頃
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それじゃあ、おれたちは どぶを啜って喜んでる狼というわけだ。
なるほど殺してやりたいと思われるのも道理かな?
(*33) 2018/07/30(Mon) 02時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 02時頃
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これで役者が出そろっちまったな?
共鳴者が二人。守護者が一人。 占い師が一人。霊能者が一人と。
さて、こいつでおれたちがベッキーを襲うのは いっとうマズい道になったワケだ。
あそこに有象無象と大量にいるどれかから 今日は食うことにしよう。
(*37) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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― ロビー ―
[ラルフとの掃除を終え、ロビーへ皆が集まっている。 話し合いはどうせ長引くだろう。 昨朝の様子からそう察して、切り分けた黒パン、チーズ、ナッツ類、水分補給用にごく薄い酒類……と軽くつまめるものだけ、いつものロビーのテーブルにまとめて置いておくことにした。]
(162) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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[ピスティオはモンドを人狼と告発した。]
……モンドが、人狼。 ……。
[ピスティオの言葉に難しそうに眉根を寄せ、視線をモンドに向けた。]
(163) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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悪いが、モンド。
……二十年の間、ウチの村に近寄らなかろうが、 ウチに結社の連中が来たから ここへ来てくれたっていくら言ってくれてもだ。
たとえば…… この近くに潜んで人殺しをしてたが また離れるつもりでいた。
ウチの村長だのフーバー様だのに 呼ばれた結社の連中に見つかって 村のやつとおんなじに ウチに放り込まれてるんじゃあないかって 一切想像しないじゃあなかったよ、おれは。
結社に対して文句たらたらだったおれたちに おまえは助けをくれるって言ったんだ。 スージーのいう「復讐」だってもしかしちまうかもな。
(166) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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……人が死んでいなきゃあ、想像しなかったろうが。
……だから、悪いな。 パティと違って旅人を日ごろから 相手にしてるせいかねえ。 そこを鵜呑みに信じてやるわけにゃあ、 どうにもいかない。
おれはモンドと旅をしたワケでもなければ ここに来る直前まで何をしてたんだかも、知らねえ。
[本当ならば、それは旅の土産話として聞きたかったことだ。こんな形でしたかった話では決してない。苦いものを舐めたかのように苦しい顔をして、額をおさえて俯いた。]
(167) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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……鵜呑みにはしないが、 信じたいのも、期待もしてたのも事実だぜ。 随分気にかけて、色々話してくれて有難いと思ってる。 それにおれは訳知りのおまえがもしかして―― いや、……いや。
[何か言いかけて、頭をふった。]
……おまえの名前を夜に書いちまうことが まったくないとはいえねえな。
(168) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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……すまん。
ほんとうに、おれも――こんなこと 言いたくない。
おれたちの力になってくれるつもりで ここに来てくれたと思いたいから、尚更な。 [なかなかきつい(>>171)とこぼすモンドに、申し訳なさから視線を外す。]
………
明日になったら、 かならず教えてくれるんだろうな?
その、理由。
(173) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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やる気の出る話を聞かせてもらえてよかったな。 さて、どうしたもんか。
ピスティオはな。 疑われちまうってよりは "あいつの言うことは嘘だったといわれちまう"ことに なったのかもしれないぜ?
(*45) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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明日になったらモンドはきっと、名乗るつもりだ。 おれが守護者でしたってな。
イヴォンにおれたちの投票をあつめて、 ノアを食っちまう方法か
モンドを殺して守護者から削っちまうか
聡いユージンか、 パティをマリオのところへ連れてってやるか。
リンダを食うのは後回しかねぇ……という気でいるが どうだい。
(*47) 2018/07/30(Mon) 12時半頃
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モンドがハッキリ守護者ってコトになっちゃあ おれかスージーのうち、 どっちかが「守護者」と名乗らんかぎりは きっと全員がモンドが人間だと信じちまう。
そのうえで、モンドが人狼だったとは ロイエも言わんだろうよ。
(*48) 2018/07/30(Mon) 12時半頃
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いずれにせよ、こうなりゃもうモンドに 投票は集まらねえだろう。 あとはどこかでくっちまうしか方法はない。
明日になりゃあ、 ノアが奥様を「人間」と話すことになる。
するとどうだい、あの占い師のなかには 人狼がひとりもいないってコトになる。
もうパティも隠れ蓑にならねえが、
自然と疑われてくるのは、 リンダか、ロイエか。 おれか、スージーか、ベッキー。
(*50) 2018/07/30(Mon) 12時半頃
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ラルフが人間だったコトになるかどうかは、 ノアと奥様、どっちが占い師ってコトになるかに かかってるとくる。
奥様は誰を占ったのか、まだ話しちゃない。
しかし奥様は、パティに「あんたが人狼ね」と 次の占いをほのめかしちまった。
たぶんだが……ありゃあ、 明日占うぞって言いたかったんだと おれは見てるがねぇ……
(*51) 2018/07/30(Mon) 12時半頃
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えっ。そりゃ本当に?
[あなた人狼ね!しか聞いてなかったルパートは、へ〜と笑った。]
じゃあ、モンドはノアを守るかもな。
するってえと、ノアがイヴォン奥様を占うかぎり イヴォン奥様を「人狼」ってことにゃあ出来ない。
(*53) 2018/07/30(Mon) 13時頃
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はーあ、 健気だなあ、イヴォンさん。
(*54) 2018/07/30(Mon) 13時頃
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ラルフにも票は集まらない。 ラルフはもう潔白だ。
はははは。 モンドへの占いは ピスティオをこれ以上混乱させてもと思ったが ハッキリ止めちまうべきだったな。
このイヴォンさんのいじらしい哀願に ノアが流されたら、おれたちのうちの誰かが はっきり告発されちまうかもしれねえが。
もちろん、奥様が人間だとわかっても、 疑いは今度はおれとスージー。どっちかに向く。
さあて、自信満々に人狼とやり合えるといってるんだ 失敗しちゃあ元も子もねえ。
(*59) 2018/07/30(Mon) 13時頃
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なるほど。 じゃあそれにのっておくとしよう。 イヴォンさんの愛情深さのおかげだな。
(*66) 2018/07/30(Mon) 13時半頃
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この調子で ……モンドに霊能者を守らせるよう 仕向けられねえもんかねえ?
占い師はてんであてにならない。 証明の手段をもつのは霊能者。
殺して分かるとかいう、悪趣味なモノに ゆだねられた、ってなハナシでさ。
(*71) 2018/07/30(Mon) 14時頃
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[次の占い師ノアは、ピスティオを人間だといった。 昨日イヴォンから聞いたものと同じの占いの結果。
三人目はイヴォン。 彼女はパティに対し、「あなたが人狼」と言い放った。 が、ユージンはパティをハッキリと「人間である」と話した。
昨夜ユージンは「共鳴者」を名乗っていた。 ――つまりはパティが、共鳴者の二人目、ということなのだろうか。]
(195) 2018/07/30(Mon) 14時半頃
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[イヴォンにくっきりと告げられたのは「パティは人間だ」というそれ。 ルパートとしては、イヴォン・ローザス。彼女のことを、自信満々に最も先に名乗り出て、復讐だと息巻いていた彼女を、ほかの二人と比べて最も信じたいと考えていた。 言い様はあんまりだが、サイモンに犬死にだと激高したことも記憶に新しい。]
……じゃあ、 ユージンは、イヴォンさんが嘘を言ってたって、 そう、いいたいんだな。
(197) 2018/07/30(Mon) 14時半頃
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[そして続くユージンの言は、あまりにも「イヴォン・ローザス」という人間を体現しているように思われて、ルパートはやりきれなさに眩暈がするようだった。
イヴォン・ローザスは、占い師の真偽に関わらず嘘をいった。そういう物語。
なぜって。 ――夫を殺されて、残る家族は子供だけ。 あの日ごろ素直になれない老婦人が、 子供かわいさにしたこと。
素直になれない昔馴染みらしい物語に。 復讐だと息巻いていた。大切な息子を人間だと紹介したかった。そしてその息子のように思うピスティオが、占い師だと名乗り出てしまって、彼女にとっての復讐劇がすっかり迷子になってしまった――そんな話。
今朝の気がおかしくなったようなイヴォンの笑い声が脳裏に蘇った。]
(198) 2018/07/30(Mon) 15時頃
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[誰もほんとうを言っていなかったら。 その可能性を感じてしまったら、もう状況はてんでわけがわからない。]
朝ピスティオを呼んでたのだって…… イヴォンさん…… あんた本気で心配してのことじゃねえのか?
[彼女は朝、大声でピスティオの名を呼んでいた。 そのせいで何かあったのかと思い、ルパートは慌ててベッキーの無事を確かめに向かったのである。 ふたを開けてみれば、マリオが死んでいた。 それは"今日誰か死ぬ"とわかっていたようでもあり、"目覚めて最初に息子の無事を確認したかった"ようでもあり……何だと言えるものでもないが。
ユージンの言葉に、イヴォンはどう返答をするのだろうか。 ルパートは、それを待つことにした。]
(200) 2018/07/30(Mon) 15時頃
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[もし、イヴォンから新しい何か聞けたとして。 今からもしもイヴォンが考えを変えたとして――弱りはてた。どう信じていいものかわからないのである。ピスティオも、ノアもだ。
もしもピスティオが本当に占い師で、よそ者のモンドを告発したのが本当だったなら、モンドはきっと人狼だ。 もしもノアが本当に占い師で、嘘つきがついた嘘を、勝手に「優しい必死の嘘」だと解釈し、どの占い師も誰も信じられなくなるのなら彼にとってはさぞかしいい迷惑であることだろう。
もしもイヴォンが本当に占い師だったら。――なにもわからない。
あるのは「このなかに嘘をついた人間が二人、ないしは三人いる」ということ。
そして――そのなかに共鳴者はいないということだ。]
(205) 2018/07/30(Mon) 15時半頃
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……改めてきくんだが ユージンの昨日いった、 普通の人には聞こえない声が聞こえますっていうの。
人狼のとりまきじゃあないやつ。えーと……
とにかく人狼をどうにかするなら、 人間だから、いまは手出しをしてくれるなって 意味だったってコトでいいんだよな?
声について説明があったのは、それらくらいだし……
(212) 2018/07/30(Mon) 16時半頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 16時半頃
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共……なんつった? ナントカ。ああもう。 なんだってそんな覚えにくい名前をつけてるんだかね。
要は、おまえは、誰かと人間を証明しあえて、 そいつがパティで。 で、名乗りをあげたみたいなコトかもだが……
いちおう、いまのところ…… どこかの大嘘つきが、パティに対して 「そのひとは人間です」って話してる可能性も おれはある気がしてるんだよ。
(218) 2018/07/30(Mon) 17時頃
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第一。 人狼のとりまきだろうと、声が聞こえる人間だろうと。
正直なところ、"人間とわかる"って、 なんだそれ?とは、かなり思っちゃあいるんだが。
[ユージンに対して、困った顔をする。]
それでも、いつもいいかげんなお前が。 ここに来てからずっと真剣に話をよく聞いてるから。
……聞くんだけどよ。
(219) 2018/07/30(Mon) 17時頃
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少なくともあの言い方で、 だれもおまえに、 「そいつはしらない」って、 昨日、言わないし、言ってないんだよ。
マリオやワンダが…… どう思ってたか、いま、知る由もないが。
[嘆息。ただ、ユージンが名乗りをあげた後、ワンダとは話す機会があった。 彼女はなにもいわずに、なにか沢山諦めたように冷静なばかりで。]
……だから。
とりあえず、なんにもわからねえから説明が欲しい。
(222) 2018/07/30(Mon) 17時頃
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イヴォンさんを真面目に嘘つき呼ばわりする気なら、 頼む。 こっちは、おまえの昨日今日の真剣みだけで、 とりあえず、もしかするのかもって思ってんだ。
………。 古い付き合いなんだ、頼むよ。
[イヴォンの優しい嘘が"ありそう"なだけに、ユージンに真剣に頼んだ。]
(230) 2018/07/30(Mon) 17時半頃
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なんだ。 ぽんと「モンドだよ!」といって それきりなら、こりゃあいけないと思ったが。
なんだピスティオ、ちゃんと占い師サマじゃあないか。
(*89) 2018/07/30(Mon) 17時半頃
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そりゃ、カミさんの育て方がいいんだな。
[ロイエに笑う。]
かわいいだろ? 残念ながら、肉質は保証しないぜ。
[なにせ安宿育ちの村娘だ。]
(*90) 2018/07/30(Mon) 17時半頃
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別に断りもいらねえさ。キッチンは勝手に使ってくれ。
[キッチンを借りたいピスティオに頷いた。]
なんだかもう……子供の時の話ったって、 四つや五つの頃の話だろうに。 そこまで覚えてるもんなのか?
ベッキーが四つや五つの頃といやあ、 そりゃあもう、揶揄い盛り可愛がり盛りで 何を言ってみても面白かったモンだがよ。
[四つや五つの頃の記憶なんて残っているかといえば、自分は遥か昔で当然思い当たることはない。 そしてモンドもよくもまあここまで懐かれたものだなあと思う。] おまえ、うちの村にきて いつのまにやら子供の相手ばっかりやってたのか?
[顔もあいまって、想像するだにちょっと不気味だが、それはさておく。]
(233) 2018/07/30(Mon) 18時頃
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「いちおう。」 そう言ったろ。 生憎、おまえが嘘つきって思えるほどの理由も ゼンゼンない。 ていうか――わからん。
なんなんだ? 共鳴者って。
[ユージンに対してやれやれと肩を落とす。(>>232)]
……まさか、そんな言い方するってことは おまえの熱心さに賭ける以外に ないってんじゃあないだろうな……。
(238) 2018/07/30(Mon) 18時半頃
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……なりすます、ねえ。
[想像もつかないが、そういう事になるならそれでもいい。]
いや、いいが……一児の父としちゃあ、 十にも足らん子供のころの記憶なんざ 論破もなにも、 そもそも信じがたいモノだぜ?
(*92) 2018/07/30(Mon) 18時半頃
|
|
[モンドが子供をかまっているところを想像しては、なんだか逆にいっそめっちゃ不安というか、ベッキーをあまり近づけなくてよかったというか、なんというか……]
うーん…………。 ロイエ、おまえねえ……。
[久々に口調が手癖の悪い彼女を叱っていた大人のそれになる。]
ろくに物事知ってるわけでもない 子供の頃の話だろ?
子供ってのはな。 騙されやすい、付いていきやすい、 優しくされたらうっかり喜んじまう。 世の中の右も左も覚え途中だから 親は子供を放っておかねえんだぜ?
(248) 2018/07/30(Mon) 18時半頃
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|
子供の頃に――どんな恩があっても。 子供が困ってたら助けておくのは、大人の当然だ。
それはそれ、これはこれ。 ガキの頃の記憶だけで人狼じゃねえってのは…… おまえも大人なんだから。
そうじゃねえってことくらい、わかるよな?
(249) 2018/07/30(Mon) 18時半頃
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声って……パティの?
[こめかみを叩くユージンのいつも眠そうな目を、怪訝そうに見る。]
……2と、……あー、4。
[ワンテンポ遅れて頷く。つまり結社員曰くの「囁き狂人+人狼の人数」を言っているらしい。(>>242)]
はあ…………。残念ながら人間ってな。 ユージンが人間じゃなかったら 残念に決まってるだろうが。
おまえにウチの宿を紹介して貰ってるんだぞ。
[人殺しにお客を紹介して貰ってることを想像して、気持ちがいいってことはないのである。]
(259) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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[ワンダとマリオについての話についても、視線を床にむけて、頷きがたそうに頷いて]
で、みんなお前と共鳴者だってことはいわない。 ……言って、ないな?
[周囲をみても。誰一人として。]
………わかった。 わるいね。……どうしても、自分のことじゃあない。 だから、聞いておきたかった。
(262) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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[皆より遅くロビーに現れたリンダは、占い師の結果が出そろった頃――ワンダが人間であったという。]
…………、 ………。
[なによりもまず。]
その、霊能者っていうの―― お嬢様は、本当だったっていうんだな。
[声は厳しいものになった。]
(270) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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[占い師だの霊能力者だの。インチキまがいで他人をだまし、人にもっともらしいコトを伝えるようなもの。そういう括りで最初は、然して変わらぬ意味として捉えた。死人が出るまでは。処刑をしろと言われるまでは。 だって"霊"とは、死んだもの。そういう意味だろう?
ハナから、人殺しを前提に霊能力者の話をしていた結社員にも―― ハナから、"死人が出た"と知っていて、己の能力を知りながら、人狼がおそらくいると知りながら、霊能者としてここに参加していたリンダにも。
処刑を一度行った今だからわかる。 結社員が話した力である"霊能者"は、いま、こんな時のためにまるで呼ばれていたかのようだ。 結社員を呼んだフーバー氏が、そういう娘をここに置く。その意味を勝手に想像してげんなりとする。]
(272) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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責任があると思うなら―― どうして、そう伝えてやらなかったんだか。
[答えて貰いたくて言った言葉ですらない。 ただの嘆きである。大人たちに守られず、マリオは死んでしまったことが、一層よく感じられて。]
(273) 2018/07/30(Mon) 20時頃
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[リンダに話しかけられて、ルパートは疲れた顔でそちらを向く。(>>245)]
……不謹慎だとは。
どうにもおもっちまう。 ごめんな。
[酒を飲みながら――ふわふわと笑顔を浮かべて。マリオを見に来もしないで。ワンダが処刑されてしまった後のうのうと現れて――そういうものが不謹慎だというのなら。きっとそれは、不謹慎だ。 特別な力があって、まるでその力を誇っているように。この場を酒を飲み飲み面白がっているかのように――どうにも見えてしまっていた。偏見だとして。]
強いやつな。 わかった。
(274) 2018/07/30(Mon) 20時頃
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ルパートは、強い酒を取りに行った。
2018/07/30(Mon) 20時頃
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[昨日ルパートはキッチンに離れている時間があったから、彼女の告白については聞けていないかもしれない。15人同時にあっちでもこっちでも会話があれば、リンダの身の上話に耳が届かなかったこともあるだろう。(>>304)]
……えーーと…………。
[説明は、要領を得ないものであった。ただ彼女の様子がおかしいということだけは、必要以上に伝わってくる。]
……だ、だいじょうぶか?
[色々と。なんとなく不安げに眉根を寄せた。]
おれはね、お嬢様。 あんたが少しは事情を知ってて、 おれたち村人の命に係わることを、 見て見ぬふり、したんじゃねえかってことだけ。
たったそれだけ、
ちょっと――いや、いまはだいぶだが…… 不満に思っているだけだ。
(309) 2018/07/30(Mon) 23時頃
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……はあ。ただのジジイの反感だよ。 横暴な金持ちへの貧乏人のやっかみだ。 大人げないとは、おもっちゃあいる。
だからあんたに必要だから酒をやることも あんたが霊をみることも、 いやがってるわけじゃない。
だから、大丈夫。酒は取り上げない。
[そう言って、踵を返して、リンダへ渡す酒をとりにいくことにする。]
(310) 2018/07/30(Mon) 23時頃
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[さて、そのリンダのために強い酒を取りに行く前。 ユージンに頷いて(>>292)]
よくわからんが、 この世には不思議なこともあるらしいってことだな?
ジジイは頭が固くていやだねえ…… はあ。
[順応が早い若者たちに溜息をついて]
フシギな声のことはもう、だめだ。 正直意味がわからん。おれには。
ただ……状況がそうって話のほうは、 きいてもきいても、 納得するよりなさそうだから。
……ありがとな。
(311) 2018/07/30(Mon) 23時頃
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……まあ。 しょーーーがないことだ。
嘘は嘘。 おれたちがたったの4つ票をあつめてみても、 これじゃあ、イヴォンが連れていかれるだろうな。
(*97) 2018/07/30(Mon) 23時半頃
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ユージン、ラルフ、パティ、モンドもそうしそうだな。 これで同数。
あとはベッキー、ノアだが、 まあ、期待できねえなあ……
(*98) 2018/07/30(Mon) 23時半頃
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さあてね。 息子を信じて、モンドに入るのかもしれねえ。
(*100) 2018/07/30(Mon) 23時半頃
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そうだろうな。 仮にウチの娘がモンドにいれたら、それでやーっと トントンか。
(*103) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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12人しかいないからな。 おれも現実的なら、通してやりたかったよ。
おれだって別にイヴォンには せいぜい生きていてほしいし。 ――なにせ、泣かせてくれるじゃあないか。 おれはイヴォンのああいうところ、 尊敬できるとすらいえる。
……いちおう、モンドに投票してみるかい?
(*106) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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で…… そうなったら殺しのほうだが。
ノアを一か八かにかけて襲うか。 モンドを、吊り票をいれながら襲うか。 ユージンあたり殺して、話しを進めなくするか。
せいぜい足掻いてその程度だ。
(*107) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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― 地下食糧庫→ロビー ―
えーと……
[ウイスキーを手にとって、そういえば酒を頼まれてジンを持っていったけど、その時こっちを伺っていたような気もする。 二瓶を手に、まあ好きなほうを飲んでもらうことに決めた。
リンダにそれらを手渡して、また椅子の一つに腰かける。]
(323) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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——どれだけいっぱいいっぱい票を あわせてみたところで。
イヴォンも胡散臭い、ノアも胡散臭い、全員胡散臭い。 これをいうのが関の山。 どっちかっていうと…… いまは、イヴォンよか、 ノアを人狼ってことにしねえとマズい気もするが。
(*111) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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マリオとワンダの尊い犠牲がある限り。 モンドの守護者ってのは、 ピスティオが言ってたとおりで、 一応反論できるモンだろうさ。
一体どのくらいの人数が 信じきっちまうかはわからねえがな。
(*112) 2018/07/31(Tue) 00時半頃
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[ピスティオとイヴォンが抱き合っている。]
……結局、イヴォンさんは、 あの売り言葉に買い言葉みたいに ……パティに、人狼……って、言ったきりなのか?
[ぼうっと彼らを見ていたが……ベッキーあたりに質問する。他の人が答えてくれるならそれでもいいが。地下に行っている間も、頑なにそれきりなのかと。]
(326) 2018/07/31(Tue) 00時半頃
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まあ、いまなーんにも引っかかってない きれいな状態なのが、ただ唯一ノアだから。
なーんにも引っかかっていない、というところは そりゃあ、嘘を少なくともついてないってコトだ。
襲うならユージンってのも。 おれはいいとおもうぜ。
あいつがすっかり話を取りまとめようとしてくれてるのは 誰の目にもわかるからな。
(*114) 2018/07/31(Tue) 00時半頃
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話をもっていくにも どうにも難しいだろうからな。
みんな、嘘つきにゃあ、 薄情なもんなんだなあ。
[母子のようなイヴォンやピスティオ。]
ただ、たぶん、 いちばんイヴォンさんの占いを 気にかけてやってるのも……
(*115) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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ユージンなのかもしれねえな。
(*116) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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あっはっはっは。 おれの足腰に文句をいうなよ? おれは必死で走ったんだから。
スージーの手加減なさに文句はいってくれ。
(*119) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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[パティが先に頷いてくれる。そうかと嘆息して、すこし声をちいさくして(>>329)]
おれも、大概ばかだとおもうんだけど。 どうも、気の毒なかあちゃんに 見えちまって。
……イヴォンさんが、 パティ相手じゃなく滅茶苦茶言った可能性を思うと 恐ろしいがな。 ……おまえは迷惑被ってるだろうから、悪いけど。 イヴォンさんが止まれる相手で……うん。 よかったともいえるん、だろうな。
[パティに苦笑いをして、またイヴォンたちに視線を戻した。]
(337) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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[ベッキーがもたれかかってくる。(>>330)]
……そういってやるなよ。 他人の家族の愛情に、 そういう言葉は……まあ、ナシだ。
[寂しそうにベッキーを注意して、彼女の膝の手をぽんぽんと撫でてやった。]
(338) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 01時頃
宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 01時頃
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さあてねえ。 ……素直じゃないと損をするんだろう。
頑張りたかったけど、頑張れなかったのさ。 誰かが心を折っちまったのかもしれないぜ。
[誰が、とは言わないけれど。]
(*122) 2018/07/31(Tue) 02時頃
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[ちらりと不自然ない程度にスージーに視線を送って、まあお前は、いちばん素直な類のヤツだよな。と納得することにする。]
(*125) 2018/07/31(Tue) 02時頃
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ほんとうだな、ピスティオ。 おまえが本物の占い師と イヴォンさんにわかって…… いや、わかるなら。
嘘をやめちまえばよかったのにね。 どうにも、出たものが引っ込まない性分でも あるんだろうが。
(*129) 2018/07/31(Tue) 02時頃
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うん。いいぜ。 手伝うよ、ピスティオ。 おれ達もスージーとさっき、 モンドにしようって話をしてたところだ。
あそこまで片意地張ったんなら、 おまえが奥様のためになることをするのもいいさ。
さて…… たとえば、ノアに狼といっちまうとどうなるんだろうな?
(*130) 2018/07/31(Tue) 02時頃
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……そうだな。ピスティオとノアの繋がりがきれちまって どうにも、一応、よくないか。
そうなると、おれは奥様でもいい。 ユージンのいうことを聞かないことそのものは 結構だとおれは思うしな。
(*132) 2018/07/31(Tue) 02時半頃
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いいや。ピスティオ、礼なんていい。 おまえのやりたいようにしてごらん。
そうとも。 結局人狼だろうと、人間だろうと。 涼しい顔して殺しているし、それに時にはしゃぎもする。
遠巻きに誰かに手を下すのを肩代わりさせて 当人たちが楽しまないってんだから、 無為に殺すなんてもったいない話だよなあ。
(*141) 2018/07/31(Tue) 02時半頃
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……で。結局ロイエは。 霊能者はやめるのかい?
(*142) 2018/07/31(Tue) 02時半頃
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ああ。嘘をついたらそれまでらしいぜ? 温情なんざあ、ないようだ。 かけて哀れみ。 哀れみだって、そこにあるのはただの娯楽さ。
……ピスティオにとっちゃあ、 真実ドブだったか。
(*146) 2018/07/31(Tue) 03時頃
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……関係ないんだ。 おれたちは今までも、 どこかの誰か、人間の人生を食べた。 ……さて、スージーあたりにゃあ難しい話か。
ひとにとっちゃあ、そいつが 忌むべき、というやつなんだろうよ。
……あっはっはっは、ほんとうだな?
「あいつら」っていう曖昧なだれか。 物語の存在で、御伽噺でおいておきたいなら、
おいておいてくれりゃあ…… おれたちは手出しをしなくて良かったのにな?
(*150) 2018/07/31(Tue) 03時半頃
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え。 ……ベッキーをどうにかするってのは 今から人狼にしちまうって意味?
[かなり素っ頓狂な質問をされたように想って、一瞬戸惑ったようだが]
……ベッキーにも、まあ。おれらの声が聞こえていれば よかったのかもな?
しかしこうして結社なんかに 殺す殺すと言わちまう人生だし。
そもそも残念ながら、血は繋がってねえし……
おれたちはこうして、話し合えるだろう? きっとベッキーは、この声が聞こえない仲間外れを 楽しめねえのさ。……残念だけれどな。
(*151) 2018/07/31(Tue) 03時半頃
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さて、この中に人殺しの自覚がねえやつって いくらほどいるんだろうな?
"殺し方"が違うだけで。 ――人生を食っちまったのは、みんな同じなんだぜ。
(*152) 2018/07/31(Tue) 03時半頃
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卵が先か鶏が先かってとこかな? ちょいと違うかもしれねえが……
誰かにとっての理不尽を おれたちが先に起こしたと思われてるんだろう。
まあ、自分たちにとっての脅威だ。 なくしたいのが"人情"ってな。
発散も娯楽、美食も娯楽。 部分的にはお互い様だが…… 今回の、処刑ってヤツの無駄死にだけは……
随分、 化け物らしいよな。
(*156) 2018/07/31(Tue) 04時頃
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あっはっはっはっは、そんなようなコトいってたな! かわいいだろ?自慢の娘なんだ。(>>*154)
……んー……どうだろうな。 結局、ベッキーにとっちゃ、 おれ達のことなんざ、知らねえことだ。
父親に人殺しだった、って言われるだけじゃあない。 おれが人間じゃあないってこと。 おれが今日まで人間のフリをしてたってこと。 おれが嘘をついてきたこと。
あいつにとっては人生まるごと。 ――おれに嘘をつかれていたんだぜ?
[そこまでわかっていても。かわいい娘はかわいい娘。 彼女に人狼と告白する気は、とくにないのである。]
(*159) 2018/07/31(Tue) 04時頃
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はははは。まったくそうだ。 仲間を犠牲にすることは、 果たしてそこまで自覚がありゃあ、 人情じゃあないかもしれねえが イヤなものにフタをしたいのは人情だな。
(*160) 2018/07/31(Tue) 04時頃
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― その後・夜・ロビー ―
[夜更け前にモンドから声がかかった。 ロビーの掃除をしていた頃だ。モップ片手に意外そうに目を瞬いていた。 もしも不安なら――その気遣いには少し考えた後、肩を竦めていたことだろう。ルパートがいうことには「そんなのは、今更だ」である。占い師の誰かからの人狼疑惑のあるなし関わらず、ここにはもとより人狼疑惑のある人間が集められた事になっているのだ。残念ながら。 だから当然承諾し二人分酒を準備する。グラスに琥珀色のブランデーを注いで杯を交わした。すこし贅沢をしようと思って。]
懐かしいなあ。 こうやって飲むのも二十年ぶりだぜ。 気が遠くなりそうだ。
(405) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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|
……、……。
[いきなりの男の告白に、ひどく複雑な顔をして、言うに困ってグラスを煽る。]
そういう、もんなのかい。
[なんとも間抜けな返事をするに至った。]
……諦めちまったみたいなこと言うんだな。 まだ――明日のことなんて。 なんにもわからねえだろうに。
[これではまるで昨日のワンダ。ラルフの気持ちが分かると言って、慌てもせず騒ぎもせず、母を亡くした娘息子を置いていく事を話していた。いくつもの諦めを重ねて見える冷静になってしまった女性。対するモンドは――いくつもの覚悟を重ねてすっかり麻痺してしまったような不気味な貫禄を纏っていた。]
(406) 2018/07/31(Tue) 05時頃
|
|
……いやあ。ちょっとまってくれ。 そこは殴る噛むみたいな弱弱しいこといわず こう……やっつける!くらいの貫禄が…… 欲しかったんだが……出ねえもんなんだな。
[流浪の民にも事情はあるようだ。]
………、……。 ……ありがとうな。おれたちの村のために。
(407) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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|
[それからルパートは眉根を寄せて、ずいぶん苦悩したあとに、いまの気持ちを、ぽつぽつと小声でモンドに打ち明けることにした。]
(408) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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………。
[ルパートの吐露にモンドはなにを思ったろうか。それでもなお、ゆるやかに落ち着いていてくれただろうか。]
そうだよ。当然だ。 みんな同じくらい信じたくて、 みんな同じくらい、疑いきれない。 ……おまえもそうだよ。
……人間と確信がなくても。 おれだってお前と飲めるのが――大げさだが。 ……少し、幸福なんだろうな。 昔の知り合いと偶然再会して、少し――最近の話をする。
(410) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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|
そんな久々の再開が、 ……大きかろうが、小さかろうが 幸せじゃなくて、なんだってんだ。
[去るモンドの背に声をかける。 苦笑いになっていた。]
おい。部屋、記憶違いじゃあなければ、 ……二十年前と、同じところだぜ。**
(411) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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|
そうとも。 人数っていうなら……ロイエには、 ワンダのことを人狼っていうセンもあったんだろうけど。
結局どうするんだかな?
(*164) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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― 夜 ―
さて、投票はモンドにいれておいたが―― 食うのはユージンで、かまわねえのかい?
(*165) 2018/07/31(Tue) 05時半頃
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きまりなら、早めに言ってくれよ? そのつもりで動くから。
あぁ……じゃあまあ、一緒に競争だ。 おれにはおまえのガス抜きのが、大事だからな。 おれが食うよりも。
(*167) 2018/07/31(Tue) 05時半頃
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おれはすっかり"完璧な仕事"に期待してたぜ?
……まあ、最初から決めてかかっても、場は動く。 場合によってあわせるしかねえんだがな。 教訓話として、よくわかるだろ?
[ユージンのことも、ワンダのことも、モンドのことも。]
モンドと、ノアと、――あとは。 まあ、てきとうに死んだやつか。
[その死がこちらに降りかかってくる想像もしている上での言葉だが、とくには説明もしない。]
リンダは"完璧な仕事"が出来たら、ロイエが食うんだろ? 人間ってコトにしておかねえと……食えちゃうからな。
(*169) 2018/07/31(Tue) 05時半頃
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じゃあ、そういう手はずで動こう。 それじゃあ夜に向けて、おれは明日の仕込みだの 掃除だの……おわらせておかなきゃあな。
……。
…………
[少し考えて]
いいや。やっぱり、スージー。 たべちまえ。 おまえがやりな。
(*170) 2018/07/31(Tue) 05時半頃
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[ルパートは何をおもったかふいに気を変えたようで、 それきり今夜襲う気をなくしてしまう。]
もしも。 急にイヤになったらいいな。代わるぜ。
(*171) 2018/07/31(Tue) 05時半頃
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