262 【R18】軽率に花見…何でここに薔薇が!?
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[ 甘やかな悲鳴>>*2:53 達した時のように跳ねる肢体に眸を細め 必死そうに掻き抱く指に愉悦が滲んだ。
名前を呼ばれてようやっと視線が戻る。 色素の薄い眸が珍しく情欲に濡れていた。 その二対が笑みの形を象った ]
……気持ち、よかったん?
[ 噛まれる事が。
暗に尋ねながらも視線の強さは変わらず 何処か恍惚とした表情>>*2:54に 湿った唇がゆるりと緩む。
頭を撫でられたというのも勿論あるが、 彼の白い指に滾った怒張を掴まれたら 快楽に酔った惚けた顔を晒すだろう ]
(*0) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 08時頃
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あかんくないくせに。 [ 無意識に誘われたのは硬く閉ざされた窄まり。 自覚なしの行為だろうと意図を察し、 照れる彼とは裏腹に頷けば 都合よく備わっているローションを 引ったくりっては手で温めた。
首筋に咲いた赤い徴>>*2:55 淫紋みたいに卑猥な痕を見つめながらも 彼の片脚を自分の肩に引っ掛ける。
露わとなった慎ましやかな窄まりを見るも 先程絶頂に至った際に濡れたのだろうか。
半透明の粘液を思わずまじまじと見つめた ]
(*1) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 08時頃
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すごい、ヒクヒクしてる。
[ ぽつぽつと感想を呟く。 成る程酷い行為をしていると自覚するのは それから間も無くのことで。 滑りを帯びた指でそっと皺をなぞった。
何度か往復をして、ゆっくりと人差し指を埋めていく。 気持ち悪いか、良いか。 素人だからよく分からないけども 彼の表情を観察しながらも慎重に解す。
その間も気に入ったように首筋の赤い花を啄んだ。 それが彼の気を紛らわせたのかどうか。 分からない事だらけであるがふと、 その指の先に丸い胡桃大の塊に触れる ]
(*2) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 08時頃
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……これ、もしかして。
[ 首を傾げながらもちらりと顔を覗き見て 俗に言う噂の前立腺なのではなかろうかと。 確か気持ちいいと聞いたけれど、 中指の腹で押し込むように指を動かす。 その間もくちくちとローションのせいで 泡立つ水音が卑猥にも響いて 理性の糸をぷつりと断ち切っていった ]
ん……早く、入り、たい。
[ 本能が突き動かされるまま呟いた声は あまりにも素直すぎるものだったが、 彼を見上げる表情はいつもの面影を残し ぎゅう、といつしか足した二番目の指で しこりを優しく叩いた ]*
(*3) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 08時頃
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[頷かなかったのは自分に被虐趣味があると 言っているような気がしたから>>*0 でも、嬉しかったんよとぼそぼそと漏らしたのは、彼からもらう印を喜ぶ証拠だった。湿った唇を見つめれば甘く溶ける息を吐き出して。彼の形を指でなぞる。――意識していた、彼のこと。
彼とそうなることを]
…… う……
[彼の言葉にぴくっと耳が揺れる。そうだ、本当はあかんくない。けど其れを口にできるかというとできなくて、彼の手がローションのチューブを開くのを薄目で見つめていた。
息が零れる、期待と少しの不安で。 だってやって俺だって男なのだ。彼とそうなるのを望んでいる。だが、彼は果たしてそれでいいのだろうか。 桜が見せた夢なのでは――。
足を引っかけられ、ひゃっと声をあげた]
(*4) sudati 2019/04/01(Mon) 20時半頃
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…… ひ 、や。 や、ぁ、みらんといて 、みたら…あかん
[彼の言葉が何処の事を指すのか理解して 漸く思考は現実に戻る。今だ熱を有していたが、羞恥が上まわり、手が彼の方を目指した。もしかしなくともとんでもない格好をしとるんやないか――と真っ赤な顔ととも躰をねじり。>>*2
その視線から逃れようとする。 あかん、あかんと手と足をばたつかせ。 きゅんきゅんと濡れて鳴る陰花を隠そうと躍起になるが]
っ!!!、な 、なんや今の や ぁ、ぁ
[皺をなぞられびくっと身体が跳ねた。 最初に感じたのは違和感だ。さすがに異物を直ぐ咥えられるようには出来ていない。戸惑いの声ととも、息を飲めば中に何かが入る事に気付く。ぎゅっと目を瞑ったのは本能的。 なんやって戸惑って漸く気づくのだ]
(*5) sudati 2019/04/01(Mon) 20時半頃
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……これ 、ゆ び はいって
[彼の、兄ちゃんの指が入ってきている。 ――――そんなっ恥ずかしいっ。どこでどう繋がるかは意識があった。だが、現実として降りかかれば顔を真っ赤にして目を瞑り息を止めてしまう。暴れていた手は口許に。兄ちゃんの指が
ナカに …くるなんて、そんな]
…ぁ 、ぅ ふっ
[声を必死に抑えるが、赤い花を啄む唇に 心は落ちかける。彼の唇が好きだってもう学習してしまった。柔らかでそれでいて結ばれがちな其処は、助けをくれる。意地悪で優しい、ぬくもりを与えてくれる場所だ。肩を揺らし、 声を殺し、何とか耐えようとした、だが]
(*6) sudati 2019/04/01(Mon) 20時半頃
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―― ―んんんんっ!!!!
[甲高い、>>*3今までの声以上の音が漏れかけ 手の平は口をないないする。内側の塊部分、其れに触れられた瞬間足先はぴーんっと張って目はちかちかと光った。与えられたのは、知らない快感。汗が沢山溢れ出てシーツを濡らす。
――びくんびくんっと悶える身体は火照り 内壁は潤いを得て締まる。]
(*7) sudati 2019/04/01(Mon) 20時半頃
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……っ……ぁんっ!? っ
[必死に抑える手の間から声が何度も漏れかけた。 ぎゅっと瞑っていた目をおそるおそる開ければ丁度、此方を覗き見る彼と出会う。手の力が弱まるのはそのせいだ。 やって、兄ちゃんの顔や。 ひぃっと慌てて唇を抑えるも、まだ声が聞こえる気がして指を噛んだ。
鳴いてと彼は云ったけど。 これは駄目や。これはあかんと涙眼で。 濡れた睫毛の下の瞳は赤く。 乱れた金色の髪を額にもかからせて、中指の腹で押されるたび媚肉をきゅっと締め付ける。最初は異物としか感じなかった其処は、肉の壷となりて指の形を覚え。 脈動を繰り返し、奥へと誘いだす]
(*8) sudati 2019/04/01(Mon) 20時半頃
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………っ 、ぁ
[――漏れた声。其れは耳に届く。 彼の言葉に指を噛んでいた歯を剥がし、そうしていっぱいの顔をみようとする。入りたい、…俺は、兄ちゃんにはやく来てほしい。俺んナカに。手が伸びる。口を抑えられないのが不安だった。 おかしな声を聞かせてしまう、やけど]
…… …来てや …
(*9) sudati 2019/04/01(Mon) 20時半頃
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や あっ!!!!
[いつしか足された二番目の指に 内部、刺激に弱い場所を叩かれ躰がのぞける。 シーツはもうすでにぐちゃぐちゃで腰を浮かした状態で跳ねるからギシギシとベッドは鳴った。声をあげる唇は唾液を溢れさせ、涙で頬を濡らし赤いほっぺを更に赤くうつしている。咲いた花ととも首筋をさらけだして。
足が、開く。――勃ちあがった男根からも涙を流し 果てるのを寸前で留めた手が彼の肩に爪立てた。
もう あかん。何度目かのあかんが譫言のように漏れた。]
…… あかん…… はよ… きて や
[早く、俺が快楽に溺れる前に――。*]
(*10) sudati 2019/04/01(Mon) 20時半頃
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[ 嬉しかったなんて>>*4 この生き物は愛らしいさは何だろう。 唇を撫でられて自然と笑みが零れた。 嬉しいのだと言外に細まる眸は彼のみぞ知る。
露わとなった窄まりは慎ましやか>>*5 女性のように勝手には濡れないし 本来ならその器官ではない。 だが最近噂によると子宮のなり損ない?が 前立腺にあたるのだと誰かから聴いた。
ならば実質今からする行為は 彼を孕ませられるのではと 湧いた頭が曲解するあたり春だった ]
(*11) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 22時頃
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大丈夫、大丈夫やから……。 れん、ここ、怖くないから大丈夫。
[ 愉悦に滲む目許は赤い。 違和感に跳ねて目を瞑る姿すら初心で きゅうきゅう指を咥えこまれたら>>*6 男を知らない生娘を犯しているようで 興奮を隠しきれず吐息が彼を擽る。 それだけでなく愛咬の跡を吸い付いた。 そうすると彼と体が弛んだ気がして ]
(*12) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 22時頃
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[ いっとう甲高い声が聴こえた>>*7 ]
(*13) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 22時頃
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何……すご、……かわええ。
[ 蕩けるような声が甘ったるく垂れる。 口許は緩んだまま下がることを知らず 必死に堪え兼ねる彼>>*8を尻目に ドキドキと心臓が高鳴っては止まらない ]
指、熱い。……ほんと、無理。
[ 尖った八重歯が覗いた。 その声がもっと聞きたい。 鼓膜を揺らす溶けた嬌声が欲しい。
張り付いた髪を払ってやるのは 彼の顔が見たくて仕方がないから。 欲しがりな媚肉は雄を欲しがり締め付けるが いつまでも焦らし抜きたいのはきっと、 涙を零す彼があまりにも愛おしくて堪らなく 支配してしまいたいくらい、可愛らしいから ]
(*14) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 22時頃
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[ 伸びる手>>*9 囁かれた言葉が何故か無性に涙腺を刺激する。 衝動の意味なんか分からない。 未だに鈍い男は二本の指をもってして 焼き切れそうな理性を唇を噛む事で抑えた。 糸が完全に切れたのは硬い爪>>*10 ]
も、――……あか、ん。
[ ぐちゃぐちゃのシーツの上で顔を真っ赤に逆上せさせ、 赤い唇を晒して必死に誘う彼の唇を吸った。 同時に引き抜いた指の隙間を埋めのは剛直の先端。 そそり立ったそれは最早別の生き物のように 熱を滾らせ、我慢できないと彼に聞かずに 奥へ奥へと侵入を目指す ]
(*15) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 22時頃
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がまん、できない。 好き、好きや、……、
[ 無意識に唇がかたどった名前はたった一人。 さくらと呼んだことがバレないようにと 再度濡れた唇を覆ってしまった。 熱くて赤い舌を捩じ込む際に残る風味は桜の味。
彼の両手を支えるようにして捉えれば そのまま指の隙間を埋めるかのよう絡め ゆっくりと、腰を推し進める。
みちみちと粘膜と混じり合う音を立て その度に苦しそうであれば誤魔化すよう 舌を擦り合わせようと動かした ]*
(*16) 24kisouth 2019/04/01(Mon) 22時頃
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[自分の躰に子宮のなりそこないがある。 など知るよしもない、ただ躰の奥>>*11が彼を欲しがっている。子どもを孕む事も出来ない。
けど、心と躰は彼を求めている。幼い日からずっと。 夢のような始まりの季節で彼に暴かれたがった。
が、身体は男のモノを受け入れる為には出来ていなかった。そして、心の方も>>*12彼の指を食する現状に 理解が追いつかない。]
(*17) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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……やっ 、ぁ 怖い…… 助けてや… せんぱ …い、きょうすけっ さん
[零した言葉は、『兄ちゃん』と何度もかたどりかけた。 違和感が目を瞑らせる。溢れる涙で頬を濡らさせる。救いの手を求めれば、何時だって兄ちゃんが助けてくれた。 けど、今兄ちゃんは俺の事を覚えてないのだ。 その誤解が、彼を慕った名で呼ぶのを躊躇わせ。
擽られるたび、吐く息は段々と甘くなりはじめる。 ――躰の中、自分が自分でないようで
唇の感触が心を引き戻してくれる]
(*18) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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[そうして、ある一点。其処を押され>>*13 身体は快感を覚えた。味わった事のない気持ち良さが躰を支配する。なんやなんでと慄く声は唇の中に。口を開けば、先ほどのような嬌声が漏れてしまいそうで。彼の『かわええ』に肩を震わせた。
『かわええ』――?今のが、ええん。
彼が聞きたいのなら、そう思うのに一歩は踏み出せず。 やぁと彼の指に触れる熱の多さを伝えられて赤味を増した]
(*19) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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(恥ずかしいっ …言わんといて)
[堪忍、と唇は指先を噛む。 八重歯がのぞく口は頑なに声を出したくないと思う。彼の望みには気づかずふるふると頭を振って、そうして額に張り付いた髪を払われる。そうすれば視界が広がった。ぎゅっと瞑っていた目が彼を写す。 それがどんなに嬉しい事か、嬉しさから>>*14]
(*20) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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[蕩けた媚肉と、開いた花が早くと願い。>>*15 囁いたのは彼に対する思い。ずっと秘めていた感情だった。寂しくて逢いたくて逢えなくなる日追いかけたとき。
本当はあの時。 届かなくて泣いて転んだ俺を迎えに来てほしかった。 零れた思いは、二本の指を締め付ける事で誤魔化してしまう。忘れられへん。その心とともに、彼の躰に痕を残し]
…… ぁ … にぃ …
[先輩、と呼ばなかった声が途中で唇に吸われた。 身体から二本の指が引き抜かれる。その勢いに腸壁は引きづられ、霰もない声が彼の喉を揺さぶっただろう。ただそれだけではすまず]
(*21) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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―――――っ!!!!!ぁあああ
[焼けるような痛みが躰を走った。 二本の指とは比べものにならない大きさのモノが躰を開いた。裂かれるかと思うほどの勢いにのぞけって、身体は果てた。生存本能のように。だけど、其処から先は――背に立てた爪が伝える]
……ぁ ぁ ぁ っ あ ひ
[奥へ奥へと侵入するそれに駄目だという声はない あかんとすら言えなくて、だが、満ちていた。彼のモノを咥えた其処が幸せに音を鳴らす、ぐちゃぐちゃと挿入音を響かせて。漸くと見たのは
―――『さくら』の文字。此れは蓮の失恋なんやろか。 違う男の名を呼ばれ、唇を覆われて
何も言えなくなる。]
(*22) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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[けど、それでも良かったとそのときは思った。>>*16 捻じ込まれた咥内はすでに媚肉を潤わせた花の中のように熱く、彼の舌を捕えて離さない。桜の香りを押し付けて分け合ったときのように。
涙ととも、足裏で踏ん張れば、腰の動きに気付き。 少しずつ躰が痛みに慣れはじめる事も理解した。
いやむしろ、快感を拾い始めている。みちみちと満ちた箇所。其処は少しずつ排泄場所から、性感。性器にと変わりゆき彼の形。合わさる舌に自らも舌を絡めようとして涙の奥。
――はっと目を覚まし、彼の髪を引っ張り]
(*23) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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……は ぁっ 、はっ
あほうっ……あほう……俺の 声もききたないんっ 、 もっと 呼ばせてや。
[無理やり唇を離せば息も絶え絶え。 抱かれながら叫ぶ。自分を。兄ちゃんと呼べなくても、 京介と彼の名を呼びたくて、髪を引っ張った手で首筋をなぞり其処に着いた歪なけれどくっきりと残る歯の花を軽く引っ掻き。
自己主張を繰り返し]
(*24) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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『好き ――やで』
[やから、俺の声を聞いてと傷付けてしまった背を撫でた。 体内を泳ぐ熱源にちゃんと答えたくて。
此方からのキスは、短く。 ゆっくりとおずおずと腰を揺らしてみせた*]
(*25) sudati 2019/04/01(Mon) 23時頃
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[ 彼の体は男性のものだ>>*17 そんなこと分かり切っている。 初めてなのだ怖くて当然なのに>>*18 ]
大丈夫……。俺の方、見てて?
[ 顳顬にキスし、許されようとしてた。 胸が痛んだのは思ったよりも ずっと、ずっと不安そうな彼を見てから。
それでも初めての快感を拾う肢体>>*19は 艶めかしくいやらしくて ]
可愛いから……な?
[ もっと、もっと、その口で鳴いて欲しい。 その時に先程と同じよう名前を。 きゅぅっと咥えられた指を蠢かしながら 恍惚とした眸を蕩けさせた ]
(*26) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 00時頃
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[ れんを見るたびにさくらを思い出す。 転んで泣いてしまった幼馴染を>>*21 車から降りて駆けつけてやれなかった後悔。 離れてしまった寂しさと悲しさ、喪失感。 溢れ出て堪らなくなる。
痛みを引き連れた声>>*22に目を見開いた。 無意識に紡いだ名前がさくらを呼んで でも抱いていて愛しいのはれんに対してもあって、 ぐちゃぐちゃになって分からなくなる。
何故今になってボロボロ泣いているのかも こんなに情緒不安定だっただろうか。 快楽に溺れたら深く考えずにいられるか。 酸素に喘ぐように唇を重ねていたが 不意に猛犬の手綱が握られた>>*23 ]
(*27) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 00時頃
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…………れん。
[ ふつりと溢れた言葉に視界が揺れる。 体はこんなにも気持ちよくて>>*24 今だって夢中にがっついてしまいそうで それなのに何故こんなにも苦しいのか ]
(*28) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 00時頃
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[ 臆病者>>-78 きっとそれが、全てだ ]
(*29) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 00時頃
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じゃあ、もっと呼んでや。 俺だってもう、……分からへ、ん
[ 立てられた爪は痛かったけど ぐすぐすにぶっ飛ぶ理性を引き戻し 何やら情けない風貌を引っ張り出されたが
短く送られた口付けに唸った。 おずおず揺らす腰に合わせて動く。 それでも、今度は彼の口を塞がず ]
でも、お前の声も聞きたいもん。 ……聞かせて、
[ 彼の邪魔をしない程度に腰を揺らして 額をくっつけるようにして覗き込んだ ]**
(*30) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 00時頃
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[彼が言う。見ててとそして大丈夫。と 其れが心を軽くさせた、うんとおずおずと頷けば彼が視えた。此方を案じるその顔がかわいいと紡ぐからすぐ貌を真っ赤に>>*26隠してしまうけど。 唇は、『先輩』と甘い声で鳴いてしまう。 鳴いてほしい、その言葉が恥ずかしくて顔を隠す。
――怒張を受け入れる衝撃は想像以上。やけど確かに幸せがあった。うれしくて、痛くて、でもすっごい満ちとる。この手が彼を傷付ける事を躊躇う余裕もなく背には引っ掻き傷が出来る。
後で顔を青くするかもしれない。 彼を傷つけたことを]
(*31) sudati 2019/04/02(Tue) 07時頃
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…… あ 、……
[ぐちゃぐちゃになって唇を抑えら>>*28 甘く鳴く事すらできなくなって、手は髪を引っ張った。矛盾している。なんもかんも一番の臆病ものは俺で、でも、言いたかった。>>*28>>*29ようやく見る事が出来る彼に。目を瞑ってしまっていた俺の
まんまえ、彼しかみえへんから]
(*32) sudati 2019/04/02(Tue) 07時頃
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… あ い こ …やな ん
[同じだ。同じなんだと涙があふれる。 俺の中に彼が誰かを見ている。そんで俺も彼の中に兄ちゃんを見とる。 どっちがどっちかもう分からん分からんから。]
……京介さ ん 。ううん 、京介。
[だから呼ぶ名は甘く なんもかんも、確かやない。けど。 蓮と京介だけは今この場で正しく呼べたから。揺らす腰に合わせてくれる彼の髪を撫でた。邪魔をしないよう動く腰に合わせ、此方もまた動く。脈動する雄を咥えた壷は、徐々に慣れて縮んでは拡がり。
彼を柔らかく包み、奥を目指さし始める。 排泄よりも種子を望むように。熱源を彼の腹に押しつけ]
(*33) sudati 2019/04/02(Tue) 07時頃
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…… ん 、内緒 …や けどっ ぁ
[言うてもうた。聞かせてと言われたから。 つい、とばかり笑って爪立てた背を引き寄せる。そうしてちょんっと唇で鼻に触れれば、おずおずとだけど確かに擦り寄って。きゅんきゅんと鳴る腹の事、此処の音も聞こえるって問いかけた。]
……俺 ん なか 。京介でいっぱいにしてや ――いっぱい聞いて。
[恥ずかしいて途中、顔を隠してしまうかも。 やけど、あかんって、やって、何もかんも嫌やないから、くちゅっと音を立てる結合部に顔を真っ赤して、今んなしと喘ぐのは言ってからの自覚のせい*]
(*34) sudati 2019/04/02(Tue) 07時半頃
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[ 甘ったるく先輩と呼ぶ声>>*61に反し 広い背中には彼のつけた爪痕が さくらの花びらのように散らされていく。
引っ張られる髪の痛みすらも>>*32 眩く思えた理由を知らないまま。
俺たちはきっとずるいのだと思う>>*33
その癖して彼の中にいない俺に 苛立って八つ当たりしたなどと 夜桜の名残が見せた幻と言い聞かせた ]
(*35) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 19時頃
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うそ、……つき。 俺のこと、好きなんて、……嘘や。
[ だからきっと気の迷いで気紛れで 臆病者は彼の気持ちすらも曲解する。 桜が散るあの一瞬>>-117が何処かで過ぎった。 優しくて愛おしむように触れた指を。
眠る横顔に触れたやさしい温かさが 彼であればいいのだと、 そんな事を思うのはきっと此方だけ ]
(*36) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 19時頃
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ほんまやったら、泣くもん。 あっ……ほんまっぽい。あかんって。 泣くって、言うたのにぃ……。
[ 好きが本当だったらどうしようか>>*34 引き寄せる手は最早熱かった。 噛み締めた唇の上、鼻に寄せるくちびるに 恋している。恋している筈だが、誰に? この眸に映るのは蓮、一人だけ ]
いっぱいにするもん。 お前の兄ちゃんにもやらへん。
[ 音が聞こえるかという問いには 流石に赤面してしまったけども 芽生えた対抗意識を発揮した ]
(*37) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 19時頃
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赤ちゃん、出来ちゃうくらいまで 今日は離さへんから覚悟して。
[ するりと撫でたのは彼の下腹部。 少し押してしまえば白濁液が垂れてしまうか。 そんな事すらも気にならないと腰を低く。 泡立つ粘液を卑猥に奏でながら また硬くそそり立つ怒張で彼の腸壁を擦った。
先ほど彼が甲高い声で鳴いていた前立腺を 何度も掠めるように浅く突き立てて 顔を隠すものならその指に舌を這わす。 こちらを見てくれたら 腫れた突起の片方だけをゆるく引っ張って ]
(*38) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 19時頃
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[桜の花を彼に刻みつけていく。 失くした名、>>*35それを精一杯。手をいっぱいいっぱい伸ばして、やけど大切な事を隠したまんま。 一番大切な事を、口にした。
――うそつきという言葉に唇は一度息を吐く。 たくさんの思いを込めて、触れた指で咲いた背をなで]
…うそやないよ 、……やって、堪忍。 俺の方が泣いてばっかやもん。少しぐらい。
――泣いてや。
[眠る横顔が、幼い頃から慕い続けた彼であると同時。 大人になって知った>>*3京介という男であった。一目惚れのように心を掴んだ相手の駄々に笑みは拡がり、綴る。今だって俺の顔は涙まみれ、ぜったい見れた顔じゃない。直ぐにでも手で隠してしまいたい。
けど、そうしたら彼から見えへん、伝えられへん それが嫌だった。涙眼に映るのが俺だけな事に満足して]
(*39) sudati 2019/04/02(Tue) 22時半頃
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……………あほ、やな ほんま 、すき。
[自分、あほや。でも、その言葉は真っ赤な顔で綴られる。 兄ちゃんにも―――やなんて、素敵な独占慾だろうか。 こういうところがずっこいなあって。思う]
(*40) sudati 2019/04/02(Tue) 22時半頃
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ひゃ ぁ ……ん 赤ちゃん…出来たら、 …ええのに
[だから、漏れてしまった。>>*38 叶わないのに、彼の手が下腹を優しく撫でるから、押したせいで白濁が零れるから。喘ぐ媚肉は心の寂しさに反応して、腰を低くする彼を強く抱きしめた。泡立つ粘液によって、卑猥に奏でる音楽と
とも、彼のもので弾かれ、声をあげて]
(*41) sudati 2019/04/02(Tue) 22時半頃
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京 …介 っ んぁ
[顔を隠しても彼に暴かれる。 彼に愛してもらえる、引っ張られたぶん赤く染まって。彼に縋りつく、助けてというように快感の海で必死に喘ぎ。彼の猛る剛直を受け止め、腰をゆらめかせ、初めての夜を超えていく]
(*42) sudati 2019/04/02(Tue) 22時半頃
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[ 一生残らない傷になればいい。 不毛で馬鹿な願いばかり積もっていく。 この五指を痛むまで広げたとしても この両手で彼を隠してしまえない。
桜に攫われるなんて言葉を信じていない。 だが今はそんな迷信すらも恐ろしかった ]
いやや、泣かへん。 だって、だめになる。
[ 意固地に嫌がるも涙腺は既に緩んでいる。 兎みたいに赤い雌じりを見たせいで>>*39 ぐしゃぐしゃと掻き立てられてしまう感情に 息を詰まらせ、短く細く吐いた ]
(*43) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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[ ちいさくかぶりを振る>>*40 そういったところが大人気なくて狡い。 自覚を連れているもの余裕などなかった ]
…………っ、
[ 何か形になるもの。 男性同士の非生産的とも称される事がある そんな営みの中で育まれる命はない。
思うまま呟いた言葉でまた彼を 傷つけた可能性に息が震える。 腹に力を込めればそのまま伝い溢れる儚さ>>*41に堪らず ]
(*44) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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…………れ、ん。全部、受け止めて。
[ 出来もしないことを望む。 彼の耳を塞いでいた手は彼の両頬へ。 髪を掻き抱きながらも 壊れ物を扱うかのような存外優しい手付きで 彼の頬に頬を合わせ擦り付け、 啄むだけのキスを送る。
きゅう、っと絞り取られる快感に視界は歪み 打ち震える竿は膨張を繰り返した。 脊髄から痺れ上がるような快感は重い。 彼にも快感を与えようと反応の良い部分を 抉りながらも奥へと向かい、 耳まで真っ赤にしながら快楽を耐えていた ]
(*45) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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[ まだ達したくなかった。 まだ終わりたくなかった。 まだ覚めたくなかった。
まだ、そばにいたかったから。
仰け反るその背に手のひらをあてがい 支えながらも彼を映すその眸は 何処までも泣きそうな顔だったから ]
一層、忘れられたらええねん。
[ 悔し紛れに忘れたくないのだと言葉にし、 それでも彼の視界に映り込む ]
(*46) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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れんだけ覚えてずっと、 俺のこと好きでいてくれたら、いい。
[ 何とも不器用で自分勝手な呪いを口にした。 それが叶うなんてその時は思っておらず、 肩甲骨、翼の名残に爪を立てる。 上がる口角に反して眸だけはいつだって、]
……ずっと。
[ 泣こうとはしない意気地なしだった ]*
(*47) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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[ほんまにだめになればええのに>>*43 そう思う。やけどそこで堪える彼が恋しい。好きが隠せなくなる。彼のずるい処は、そうやって心を掴んで離さないところだ。そうやって意地悪な振りをしてすごく純粋な処だ。
純真、純粋。ほんで何よりも一途。 子どもなんかできないのに、そうなりたいと望む程。 彼の独占欲は心地よい>>*44ぽかぽかするんや、と彼にすぐ唇は微笑んだ。思うままに呟いた言葉で確かに悲しくはなった。けど。それ以上に嬉しいんだと伝えたい。]
(*48) sudati 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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…… ん
[彼の心を、鷲掴みにして離さない事を。 れんと呼ばれるたび、心の奥、気持ちが飛び跳ねているところをみられている、そんな気がした。両頬に触れる掌に甘えて微笑み。んっと彼に頷く身体は激流の最中にいる。熱い、燃えるような悦ととも。
――大事にされている、その事実に胸が高鳴った。 啄むだけのキスにも喘ぐ合間、京介と繰り返す。彼を呼ぶ、彼に抱かれているのは自分だと教えるように。壊れもの、はれもの。ああでも、俺はつい、彼に爪をたててしまう。
膨張を繰り返す雄に悲鳴をあげる。 それは挿入時とは異なる甘いもの>>*45]
(*49) sudati 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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…… あ 、や …やぁ や
[早く達したい。早く彼を感じたい。 そう思うのに彼が耐えているのが見えた。――耳まで真っ赤な姿が、意地悪をしているからじゃないと分かる。彼だって果てたいのだと浮かされながら感じた。その事にきづけば一層胎内は蠢き。>>*47
彼を締めつけようとしてしまう]
(*50) sudati 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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…… ぁ …う
[傍にいてや。 がんじがらめ、手は幾つもの桜の花を咲かしてはちらし。彼の背中に描く。ミミズ腫れになってしまうのではないかとおもうほど。のぞけそる躰に手をあてがわれ、果てきることもできず。
視界に彼を捕えて]
……… わすれ へんよ っ
[忘れるものか。 こんな夢の時間を。桜に攫われたとしても、つけた花道が導いてくれる。怖がり同士、臆病同士。やけど彼が覚えていてっていう彼に。
むちゃくちゃになりながら微笑んだ]
(*51) sudati 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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………ずっと 、や
[ずっと、彼が本当に忘れても。 かけられたものは呪いとは思えなくて、ただ真実を口にする。忘れられる事なんて出来へんのやから、やから俺の眼からは涙があふれる。
―――爪をたてられ、身体は高みへと飛び 白濁を熱源から噴射した。どくどくっとながれる白。 きゅぅうっと締め付ける腹の中。もう一度、何度でも離れても、繋がればいいんやと脈動を繰り返して。]
…… 京介 も 忘れんといてや
忘れんなや……
[――俺はずっと笑いながら泣いていた]**
(*52) sudati 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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