171 獣[せんせい]と少女
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こういうのって、誓いの言葉から、だっけ?
[ 嵌めてみたい、と思う気持ちをぐっと堪えて、 首を傾げながら”結婚式”の方法を彼に聞いてみる。
誰も見ていないのだから、順番なんて、と言われたら 形に拘ったっていいじゃないと頬を膨らませてからかおう。 ]
(204) 鯖 2015/10/19(Mon) 23時頃
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……天に召します、我らの神よ。 今日ここで、わたしたちは、結婚の誓いをします。
わたしは、オズウェルの優しいところが、 たまに見せるあまえんぼうなところがだいすきです。 空を飛んでいる時でもわたしのことを気遣ってくれて、 過保護なくらい、大切にしてくれるあなたがだいすきです。
わたしは、いつまでもあなたのそばにいて、 すてきな”およめさん”でいつづけます。
旅立つまでのわたしを、 大事に育ててくれたせんせい達に感謝し。 旅立ってからのわたしを、 優しく守ってくれたただ一人の彼に感謝します。
今日の誓いを心に刻み、力を合わせていくことを、 ここに、あなただけに誓います。
(205) 鯖 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[ ふう、と誓いの言葉を交わし合って、 恥ずかしいね、なんて口を両手でつい隠してしまう。
こんなにドキドキしたことは、 旅立ちの時に彼から声が掛かるか不安だった夜も、 石に刻んだ確かな約束を貰ったあの日だって、 敵わないんじゃないかしら。** ]
(206) 鯖 2015/10/19(Mon) 23時頃
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― 冬のこと ―
[冬の寒い夜は、部屋の中。 おんなじ毛布をかぶって読んだ、 お星さまの本。
これが見たい、とか。 ブローリンはどれが見たい?って。 そんな話ばかり。 でも、外でお星さまを見ることができたのは、 暖かくなってきてからだった。
小窓からしか星を見れなかったわたしは、 時折ふてくされる事もあったけれど。]
(207) fumifumi 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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[外に出たいと強くワガママを言わなかったのは、 彼が、冬を怖れているような……、 ううん、なんか違うわ。 わたしに触れることを、かしら。
兎に角、冬はあまり好きではないみたいだったから、 無理に外に出たいって言うのは、やめた。
ほんとうは、わたしの名前の星を見たかったけど、 冬にしか見れないものでもないし。 それより、ブローリンが嫌な思いをするほうが、 わたしは悲しいもの。]
(208) fumifumi 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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[ブローリンは気付いていたのかな。 わたしが、ワガママを言わなかった理由。 彼の躊躇いに気付いていたこと。
冬に対して何を思っているのか、 わたしにはわからない。
理由を問うても、 誤魔化されてしまったらかなしくなるから、 その理由を聞く事も、できなくって。
触れても大丈夫だよって言うように、 たくさん抱きついたり、 手をつないだりしたのだけど*]
(209) fumifumi 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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「モスせんせいのいうとおりにしかこのちからを使わないもん!」>>191
[そう、叫んで…。 駆けだして行く、ヒナコの背中を…。
…引き止めようと。 声を、出すことも。手を、伸ばすことも…できない、まま。
見送り…、その場に残ったのは、私と。 ただ、苦い後悔…だけ…。]
………あぁ、そう……だな。 わかって、いる…さ…。
[立ち尽くし…。 黒い皮手袋をした両手で、顔を覆う。 視界をとざせば、この目にはもう、なにも…映らない…。
だからこそ…、聞こえる、声がある…。]
(210) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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――― スノウ ……。
[懐かしい…。 もう、二度と…。 私の鼓膜を、震わせることのない、彼女の声が響く。
夜の間に降り積もった、雪の…ように。 どこまでも、真っ白だった、彼女。 その儚い外見を、裏切る様に。 活発で、明るくて…。
共に過ごした、7年間。 私の手を引き、ながら…。数歩前を、前だけを、見て。 まっすぐに駆け抜けた、彼女の怒った顔が蘇る。]
(211) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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―― とんっ
[大人よりも小さな手が、蹲る背中をひとつ、押した。
まるで、早く行けと…。 放っておけば、この場に根を下ろして…。 そのまま、樹にでもなりかねない…私を追い、たてるかのように…。
ふたつ、みっつ…
ななつ、やっつ…
次々と…、たくさんの少女たちの手が…背中を押して。 早く、ヒナコのあとを追いかけろと。]
……………そう……だな…。 .
(212) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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分かってる……。
[顔を隠した、まま。 膝をつき、背を丸めれば、黒いローブが全身を隠す。
――― ざわり…
空気そのものが、揺れる気配。 編んだ布が毛羽立ち、長く伸びて、獣のそれに変わる。
人の姿を、失って。
なにを…選ぶのか…。
もう、見えないほど遠くへ行ってしまった… ヒナコを探し出せる鼻を。 泣いているなら、その声を拾う耳を。 どれほど遠くに居ても、すぐに駆けつけられるだけの、足を。]
(213) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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[立ち上ったのは、黒い毛並みの。 犬と呼ぶには大きすぎる、狼に似た一頭の獣。 静かに開いた瞼の奥には、変わらない蒼の瞳。
獣は、ぶるりと身震いをひとつすると。 耳をそばだて。 風の中に残る、花の残り香を追って…。
地を蹴り、まっすぐに走り出した。]
(この力を…厭わしいと思うのは、私自身だ…。)
[それでも、言うべきではなかったのだ…。 主である少女に…。
………いや。
ヒナコに、あんな言葉>>191を、言わせるぐらいなら…。]
(214) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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[名を奉げ、この身と力の、全てで以って。 ヒナコの命が尽きるその瞬間まで、仕えると。
そう、誓ったのだ…。
だからこそ。 伝えなくては、ならない。
私の力を使うことを、ヒナコが、躊躇う事は、何一つないのだと…。
例え、今はまだ、拙くとも。 ヒナコの咲かせる花を見る、ことの方が…。
今の私には、何よりも大切…なのだから…。**]
(215) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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有難う、ございます。
[ 己のいつもの言葉を真似るように ヴェールの向こうの唇が是を紡げば、>>203 胸に石を繋ぎ止める編み紐を、指の腹で擦る。
あの日からほつれることもなかったそれは まるで細い粘土のように、千切れて
ふわりと浮いて、彼女の首から逃げ出せば 石すらも研ぐ風は、いとも容易く繊維を溶かし 煙が昇るような霧と共に消してゆく。
………ィィィィ、
微かな音と共に、翼に抱かれた薔薇は中央を窪ませ 白い彼女の姿が円のなかから顔を出した。 ]
(216) kanko 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[ ひとつの宝石から生まれたふたつのリングは ほんとうに小さな薔薇の花を その中央に。 あまりにも細いから、 ふたつを重ねなければ一輪にならないけれど
( それもまた、一興か。)
つぶさに見守る瞳>>203に、ぱちり、と 小さく片目を瞑ってみせて、完成の合図。
ひとつ、問題があるとすれば 彼女の指のサイズには自信があるけれど 自分の方はさっぱりだということ。]
では、此方をミィに。
[ おおきなほうを、彼女の無垢な手のひらに。 ちいさなほうを、 己の死に濡れた掌に。]
(217) kanko 2015/10/20(Tue) 01時頃
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………、 そう、ですね。
[ そわそわ、 ちょっと落ち着かない様子>>204が愛らしい。
彼女が望む式を、彼女の望むように。
向き合って、恭しく片手を取って ヴェールにつつまれ 胸元の蒼もなくなって ほんとうに白い白い花になってしまった彼女を 真っ黒の瞳で見下ろしながら
唄われる誓い>>205を 受け止めよう。
”あまえんぼう” には、つい くすりと喉を鳴らしてしまったけれど。 ]
(218) kanko 2015/10/20(Tue) 01時頃
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……天にまします、我らの神よ。 今日ここで、私達は、結婚の誓いをします。
この結婚を神の導きによるものと受け取り その教えに沿って 常に愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなく あなたの全てを護ります。
私の手を取ってくれたあの日の貴女に感謝し 暖かさを分け合った日々に感謝し いま、再び私を選んで下さったことに感謝します。
死が2人を分かつことはありません。 死してなお、いちばんそばで 私の命の日が続くかぎり 久遠の時を傍らに 寄り添うことを
――― 誓います。
(219) kanko 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[ 上気する頬を隠す色がないものだから 両手で隠した口元よりも 鮮やかないろが 己の目を縫い止めていることに 無邪気な笑顔>>206は気付いているのだろうか。]
………ミィ、左手を。
[ 手の中の輪を、ゆっくりと 持ち上げたたおやかな手に滑らせて
ゆっくりとひとつ 頷いたあと 左手の黒皮の手袋を外し ミィの前へと差し出した。 ]
(220) kanko 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[ ふたつの蒼が、互いの指を飾るころ
乗せていただけの薄いヴェールを持ち上げる。
いつものように、額にひとつ くちづけて
微笑みと共に、左手が辿るのはか細い顎のした。
僅かにそれを持ち上げれば 衣擦れのおと。
己の黒い影で 真白の彼女を覆い尽くして
触れるだけの誓いのキスを。
落ちてしまった白いヴェールを 拾うものは、だれもいない。* ]
(221) kanko 2015/10/20(Tue) 01時頃
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──冬のこと──
[ 悴む指先は林檎のように赤く染まっていた。]
………目が良くないんだよ。 外に出たら見失ってしまいそうでな。
[不貞腐れた様子>>207 弁解にしては酷く曖昧な理由。 はっきり言ってしまえばいいのだ。]
(222) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 01時頃
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また、来年。 冬空の下はよく星が瞬くんだ。
[それでも言い淀んだ唇は別のことばかりを口走る。 彼女は強くは言わなかった>>208 だからこそ積み重なる何とも言えない感情は、罪悪感なのか、後ろめたさなのか。]
………君は、甘えん坊だな。
[こうやって気遣ってくれているかもしれない彼女>>209に対しても、 両手から伝わるじんわりとした温かさ、さえも。……まだ。
まだ、まだ、まだ。足りない。 触れられない。大丈夫じゃない。 よるはまだ、少しこわい。 星の光だって、まだ、足りない。]
(223) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 01時頃
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もう少しだけ。
[子守唄を口遊もうとして止めた。 でも代わりに耳を傾ける。
彼女の息遣いが伝わればそれだけで、今は、いい。 いいのだ。……きっと。]**
(224) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[くすぐったいって言われちゃやめられなくて。 楽しくなって、犬のように喉を舐めてみたりしたけど。
やがて、零れ出た涙は 舌で掬っても、掬っても、止まらない。
笑うコリンとは対照的に くぅ…と、喉は不安げに音を鳴らして]
『………コリン』
[何か言おうと口を開いたとき >>199コリンがこっちを見て、どきりとする。]
(225) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[久しぶりに、合う瞳。 「こども扱いしないで>>193」なんて言っても、 この大きな、吸い込まれそうな瞳は、 コリンがこどものときからずっと変わっていない。
純粋な瞳に見詰められる度に、 毎回、心が洗われる気持ちになって
でも、そんな想いの中で 目も顔もまるくて、赤毛で、林檎みたいで …食べたら美味しそうだな、なんて。
ちょっとだけ、らしくもない考えが過ぎるから、 最初のうちは…目を逸らしていたのはこっちの方だったのを 今なんとなく思い出して、懐かしさに、笑む息が漏れた。]
(226) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時頃
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『はは……俺とおんなじだな。 俺も、コリンと一緒にいられれば、いいなあって』
[獣の姿で、よかった。 たぶん、人間の姿だったら 泣きそうな笑い顔を向けてしまっていた。
コリンも、自分と同じように、共に過ごす中で 相手の笑顔がいっぱい見たいと思っているのなら… 泣き顔は、そう見せるものではない。から。]
(227) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[抱き付かれた首元の黄金の毛は コリンを背中に乗せた時 野宿で寒がるコリンを温めた時 麒麟のユージンを撫でたいって言われて、 どんなふうに撫でまわされるかと、恐る恐る変身した時。
どんな時でも、ふわりと柔らかく暖かく コリンに寄り添い、包み込む。
そして、自分の気持ちを全身で伝えるべく 此方も首全体を寄せるようにして
泣きそうになるのを堪えて 獣の言葉で、囁くのだ。]
(228) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時頃
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『当たり前、 だろう …? 俺は最後まで
>>2:493「ずっとそばに居よう」と 「俺の全てを与えよう」と
そう、誓ったのだから』
(229) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[せいいっぱいの、獣からの「大好き」が込められたことば。あのときを思い出すと、やっぱり、ちょっと、泣きそうになるけれど。
ここまで一緒に来れて良かった、 コリンを、絶対あの山のてっぺんに連れて行くんだ、と そんな決意が、瞳に宿って。
盟約の時を思い出してか、 角が一度。柔らかく、青い光を放った。]
(230) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時頃
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[そのままだと、また泣きそうだったから そんな顔を見られる前に、 風を作って、背中にコリンを乗せ 勢いよく地面を蹴って、出発しよう。]
『……少し時間がかかるから、食べても構わないし 俺の分も、全然食べていいけれど。 干し林檎だけは、残しといてくれよな?』
[食べていいといいつつも、 果物への食い意地は相変わらず。
木々と、雷雲の間を駆けるようにして 金の獣は雲の道を、虹を残して、奔る。]*
(231) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時頃
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―― 雷の向こうのてっぺんへ ――
[上空から、下方に向かって落ちる雷。 その合間を縫うように、 駆ける、駆ける。
少し前の自分なら、途中で行くのが怖くなって コリンを乗せていても構わず、 Uターンしてしまっていただろう。
………でも、今は。 背中に彼女を乗せていることが、 こんなにも、心強く、前進を後押しする。]
(232) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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『どうだー?空からみた景色も、凄いだろ?
ほら、あそこ! 歩いていくなら、あのルートを行ってたんだ』
[満遍なく雷が落ちているようでいて、全く焦げ目のない道が一本。複雑に曲がって伸びているのが、上から見える。 そして、よく見ればこの高い空中からでも その道を歩く動物がぽつぽつと見えたかもしれない。
動物たちだけが知る、絶対雷が落ちない安全地帯の獣道。
獣道はやがて、高くそびえるあの山に通じる。 だから…その道を通る動物がいるということは、望みも大きくなるのだが。
逸る気持ちを抑えて、空を駆ければ やがて、雷が落ちる空間を抜け 頂上が雲に覆われた、高い、高い山の前へと、出ただろう。]
(233) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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