人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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【人】 看板娘 櫻子

いいえ、いいえ存じません…!
それは、貴方様の大切な方のお名前なのでしょうかと……。

[聞こえた疑問符に、瞳を閉ざしたままふるふると首を横に振る。
ただ、その名を繰り返した時の優しげな声から大切な"誰か"なのだろうかと推測してみた。
人を思いやる時の声は穏やかになるのは知っている。知っているからこそ装う事もあるが、今の男がそうであるか否かは分かることが出来ないでいた。
艶やかな黒髪の先が首を振るたびに舞を踊る。
涙を零してしゃくり上げ、どうしてこんな恐ろしい事になってしまったのか────情けない事になっているのかと、怒りすら覚え始めていた頃。
現実は残酷で、見ようとせずともその姿を無理やりにその姿を誇示してくる。
目の前にしゃがみ込み、視線すら合わせようとする。その片方は空洞だと言うのに。
ビクン、と体を跳ねさせては相手を見上げた。
固く閉ざした両耳は片方は無理やり手を剥がされて、抗いようもなく。
抗った所で、今の男には力では敵うはずも無い。
だから、軽く力を込めて抵抗の意思を示したものの、それだけで無駄な抵抗はしなかったが────]

(172) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 男の生きる時代では誰も彼もが裕福には暮らせない。

──2101年、世界中で核が放たれた。
日本は相変わらず非所持を貫いていたが狙いの的にはされ防衛で大量の資金が失われた。

防衛には見事成功したために、金は尽きたが人は減らなかった、とも言える。
最低限度の民主的な生活は保障されなくなり、人々は貧困にあえぐ結果となった。

そうして取られることになった政策が、全国民を一定の採点基準で評価し選定するというもの。生まれた時点で肉体と頭脳を遺伝子情報から解析し、ふるいにかけ、将来性の見込めるほんの一割程度が選出される。

たとえば職業選択の自由や結婚の自由は、選定された者にだけ与えられる。男がしばしば口にする"選ばれた存在"とはそれを指していた。]

(173) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

[ 特別な存在だと思い込んでいる自身に"殺人鬼"だの"罪深い"だのという不名誉な言葉は不服である。まあ正直否定し難い所もあるのだが、身分の違う路傍の花に罵られたのでは、そして訂正なきうちに死なれるのは、何よりも許せぬ事。

彼女は自身を喜ばせるために生き、そして死ななくてはならないのだ。目の前の少女が生きる時代も境遇もまるで想像とは異なる事を男は知らない。]

  ……あぁ、何だ慣れてんのかぁ?
  調教済みかよ、つまんねーの
  ま、仕方ねーか
  生きてくだけで必死だもんなァ

[ 如何な層に属す者だとて、玩具などと称され直ぐに受け入れる女はいまい。"あなたの玩具です"と繰り返す少女(>>*29)の反応からはどこか慣れや諦めの雰囲気を拾う事が出来ただろう。

どうせなら男を知らない女がよかった、などと身勝手な贅沢を思う。それでも目の前の灯火は今にも消えそうだったから、行為を急いだ。]

(*35) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

[ 運んだ時いやに軽いのが気になったが、目の前の生き物の性別が女なら女として利用するまで。肉欲を発散する行為は、自分が優位であることを実感する方法の一つでしかない。そんな中、首に突き刺さるペン(>>*30)だけがひどく憎たらしい。

コレは自身の玩具なのに。私有地に紛れ込んできた犬に小便を撒き散らされた感覚だった。

苛立ちのまま引き抜いてしまいたいが、然しそれをしない。この脳筋でもそれが出血を食い止めていると理解して居たからだ。腐っても警察。そして前線に置かれる身。最低限の応急処置は心得ていた。]

  ああ、そうだテメェが悪ィ

[ 謝罪をする彼女にそうだそうだと頷いては、ワンピースらしき布をたくし上げ首元のペンを上から抑える彼女の手ごと隠した。見えなくなれば幾分腹の虫もおさまるというもの。

誰かの琴線に無意識的に触れてしまったとはいえ、客観的に考えれば、突然首を刺されて不遇なのはどう見ても彼女に違いない。けれどもこの男は自分の物差しでしか計らない。

目の前の玩具を横奪しようとしてきた金髪の男も憎いが、金髪の良いように傷付けられ死に瀕している彼女にもまた、怒りを覚えるのだ。]

(*36) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

[ 衣服のみすぼらしさに似合わず彼女の身体は綺麗で女性的な発達は優れたものだった。痩せこけて腹周りに肉らしい肉はなかったか。それに比べれば膨らんだ胸や女性らしい骨盤の拡がりはより際立って見えただろう。

まるで男の欲求を叶える為だけに盛り立てられたような肉体は、些か不気味さもあったかも知れないが、そんな事を気にする余裕も喜んでいる暇も無い。一瞬眺めて肌の白さに舌舐めずりをすれば、すぐに膝裏を押し上げ素直に受け入れる彼女に覆いかぶさった。

だって、死んでしまう。反応がなくなったら詰まらないじゃないか。死体は嫌いだ。娘の弾力を無骨な手が確かめる事は今はなかった。]

  ( あー、濡れてる )

[ 先端を押し当てたとき、ぬるりと滑るものがあった(>>*31)。濡らそうとなどしていないのに。それも少し詰まらないが、今は気にしない。

同意を求めれば、それは肯定の形で返され、気分を良くして。にやにやと笑いながら彼女の中へ男根を全て埋め込んだ。]

(*37) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ


  …あー、はは、キッツぅ…、

[ 堪らない、とばかりに声を震わせ黒い瞳を細めた。誰かの形を覚え込んでいるらしいそこはぴったり自身のソレに合うということは当然無かったが、慣らしていない隙間に捩込むのは息が詰まるほどキツくてイイ。自分勝手な男は、女に挿入する時はいつもそうしているのだった。

傷付けられてさえいなければ。死に瀕してさえいなければ。この哀れで愛らしい生き物の秘部を自分に合う形になるまで犯してやるのに。]

  ご主人様じゃねぇ、俺様はケイイチだ

[ "犯していただきありがとうございます"などと玩具然とした台詞(>>*32)を吐く彼女の頬をピシャリと叩いては、呼称の訂正を求めた。挿入の際に呼ばれたものは気に入らなかったらしい。

彼女が誰を相手にしてきたか知らないが、過去のそれらと同一視されている様でイラつく。小さい男なのだ。決して下半身のことではない。

ケイイチだろうとケイイチ様だろうと、自身だけを指す呼び名に変えさせれば、満足げに口の端を吊り上げて抽挿を開始した。ガツガツと自分勝手に、相手の反応など構わずに。]

(*38) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

[ そう、構わずに腰を動かしていたが、反応を示そうとされているのには気付いた(>>*32)。

実際に聞こえたのは甘い声などではなくカエルを轢いた様な音だったとしても、それが彼女なりの処世術などとも知らないけれども。

── "嗚呼、なんて愛らしいのだろう" 、と。

可哀想で、哀れで、無様で。それでいて酷く可愛らしい。こんないつ誘拐犯に殺されるかわからない危機的状況でも──尤も、自分達を集めたのは誘拐犯などではなく、そして地上には誘拐犯より余程危険な者たちがいるようだが──自分の心を癒してくれる、目の前の生き物の愛おしさときたら。

そうして柔らかな唇に口付けようと顔を寄せ。
──しかし、大きな血の塊が吐き出された。]

  ッは、クソが……、

[ 故意にかけられたのではないと当然わかっている。然し、憤りを覚えてしまうのだ。彼女の血に塗れた頬を再び叩いて、まともに浴びせられてしまった自身の口元を乱雑に拭い、また身勝手な律動をはじめるのだ。

苛立ちのまま連続で突き下ろし、ベッドがギシギシと悲鳴を上げた。
瞳孔の開いていく瞳には気付かない。]

(*39) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ


  あー、射精る射精る……!

[ そうして、首に刺さっていたペンが落ちたことなど気付かずに、いつの間にか反応も示さなくなった彼女から肉棒を引き摺り出すと、彼女の頭に射出口を向けて、ドピュドピュと白濁を放った。

避妊などという思考は別段無い。
赤く染まった白髪を再び白くしようなどという適当な理由。

右側の髪から頬にかけて自分の出したものが粘着きながら滴る様を眺めては、はぁ、と熱っぽく息を吐く。俺様の玩具。マーキングでもした様な気分だった。

けれども、そこから視線を少しズラし。
元々光の無かった瞳が完全に沈黙しているのに気付けば、大きく舌打ちをした。]

  …あー…ツマンネ…

(*40) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

( 詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない…… )

(*41) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 小学生の時、気にくわないことがあって女を殴った。拳に折れた歯が突き刺さったけど、痛くはなかった。酷く興奮した。けれども周りに抑えられてそれ以上することはできなかった。

高校生の時、腹が立つことがあって、柔道の授業で相手の腕を追った。ポキリとこちらにまで伝わったあの感触が忘れられない。けれども次の手は教師に止められてしまった。]

(174) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ そして今年。皆にとっては遠い未来。
大規模な立て篭り事件が起きた。犯人は実銃などという前時代的な武器を持った民間人。

きちんとマニュアルに則って動いていた。最初の二人を殺したのはそう、古いものであれ武器を向けられたために致し方なく。

次の一人は……武器を持っておらず。その辺に落ちていたガラスの破片を投げ付けてきた。ただ顔を少し傷付けられただけ、だったのだが。短気な男の機嫌を損ねるのには充分すぎた。

怒りのままに次々と犯人を殺して、武器を奪い、自動小銃を撃ち鳴らした。支給の武器は光線弾ばかりを扱うが実弾の反動はまるで誰かの鼓動のようで心地よくて……落ち着いた頃には辺りは静まり返っていた。

足下に転がる肉は静かで、口をきかない。
確かに先ほどまで遊んでくれて楽しかった記憶はあるのに。

    もう相手をしてはくれない。
           嗚呼、詰まらない。*]

(175) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

[ まだまだ遊び足りないが、死体は好きではないのだ。性癖は多少偏っているかも知れないが、死姦に興味は無い程度にはノーマルだった。

この晴れ切っていない怒りの矛先が次に向くのは──言うまでもなく金髪のニックだろう。

男は彼女の死体をそのままに、否、一度だけ名残惜しげに白濁で汚していないほうの頭をするりと撫でると、衣服を整えはじめた。]

  あの野郎ぶっ殺してやる……!

[ 既に一度殺されたことなど、知る由もない。銃声(>>*34)も地下のここまでは聞こえてこなかったか、あるいは聞き逃していた。

着替えが終われば、余韻に浸ることもなくそのまま出て行くつもりだった。雑な動きでスラックスを引き上げれば、ポケットからは折りたたみナイフが零れ落ちた。丁度彼女の近くに。]

(*42) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

[ ああ、けれども。もしも既に背を向けた、死体が載っているベッドから声や音が聞こえたなら、きっと振り返るのだろう。

いまこの男は、冷静な判断力は有さない。

何故死体が動くか、よりも。
殺しても死なない玩具を手に入れたと、
ニタリ嗤うのだろう。
─────────それは"はじまり"の合図。]

(*43) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[紡がれる問いには目を見開き、そして一度伏せる。
長い睫毛が娘の目の色を覆い隠したが、繋がれていない手の側、袖でその涙をそっと拭っては相手を真っ直ぐに見つめなおす。

────嘘偽りを述べた所で仕方あるまい。相手が死霊ならば、いずれ嘘は暴かれてしまうだろう。
誤魔化すにしても、悪い事はしていない筈なのだ。何故ならば────]

────薬にさせて頂こうとくり抜かせて頂きました。
ニック様はお亡くなりになったとばかり思っておりましたから。
生きていると存じていればそんな無体な事は致しませんでしたが……申し訳ございません。

(176) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[そう。死んでいる相手だから、それを特効薬として得ようとした。
まるきり死んだようであった。否、恐らく彼は確かに死んでいた。
だとすれば目の前に居るのは死霊。
死を認識できていない、哀れな魂に過ぎぬのではないか。
だから、此方も情けなく怯えるのは止めよう。
そうは思っても、心の奥底ではこの異常さに怯えを消しきれてはいない。
だが高みに立つ事で、優しく接してやる事で、その虚栄心を保とうとしていたのだ。
一応形ばかりの謝罪は述べたが、空洞を見つめるのが苦になりそっとまた視線を伏せる。
相手の右手を握り締めては、諭すように穏やかな声音を向けた]

ニック様………、あなた様は、ご成仏されては如何でしょう?
手にかけた私が言うのも、申し訳ないとは思いますが……。

(177) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[そうしながら、空いた片手を相手の左胸に伸ばした。
きっと心の臓は止まっているはずだ。
これは一度死んだ者だ。
死霊に負けてたまるか。
繋いだ相手の右手、そこから伝わる温もりめいたものはきっと偽りだ。
自分の怯えからくる幻だ。

目を覚まそう、覚まさなくてはならない]

あなた様はどうすれば、ご成仏できるのでしょう?

[しかし、根底に残る怯えは判断を狂わせる。
相手に成仏と言う概念が当てはまるか否かすら、今の自分には判断できないでいた。
そして信じ込みたかったのだ。
相手はもう死んでいるのだと幻だと。

────この、手から伝わる温もりは幻であると。
目の前にある筈の現実を、娘は知らずに拒否していたのだ]

(178) 2016/02/27(Sat) 16時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 16時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 16時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 17時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[艶やかな黒髪がはらはらと舞う。…嗚呼、やはりその色は美しい、なんて少しばかり見惚れていたが その答えが否定なのだということを知れば、少し悲しげに眉を下げた。

それでも、娘の名を他人の口から聞くというのはなんとも嬉しい気分だ。やはり、彼女は娘の側に置くに相応しいだろう。]


……娘ですよ。今…13歳で、とても愛らしく、可愛い子です。

[聞いてもないことを、喋る。
恐らく声は先程よりさらに柔らかくなったに違いない。…まさかその姿が言葉通り「人形」になっているとは、きっと想像もつかないだろう。

空洞になった片目と、赤にまみれながらもその色を失わない灰色の瞳で彼女を見つめた。
怯えたように体を震わせる姿は、ああ気持ちが悪い。

それから、彼女の瞳か再び伏せられれば 言えないようなことなのか?と少しだけ邪推。まさか"食べた"などとは夢にも思わないのは、きっとこの男が食人の趣味がないからだろう。]


────、……薬に?人の眼球が薬になるのですか?……貴方は何か病気でも?

(179) 2016/02/27(Sat) 18時頃

【人】 許婚 ニコラス


[感染症ならば娘の側に置くのはあまり良くないだろう、などと自分勝手な想像から問うてみた。…"薬に"などと宣うなら、彼女>>176はきっと自分の眼球を返してなどくれないだろうか。壊してでも奪うべきか?────いや、この人形を壊してしまうのは勿体無い。

謝罪を述べられても、そこに込められた感情など興味もなく ただ流すのみ。相手が視線を下げれば、不思議そうに首を傾げただろう。

右手を握りしめられれば、その体温を疎む。
彼女の右手が自身の胸に伸ばされれば、シャツが開いたまま露出した左胸に、ピタリと手が触れたか。…口許には先ほどと変わらぬ微笑を浮かべたまま、内心ではその手を疎んで。]


ジョーブツ、とは?そのような言葉を聞いたことがないので分かり兼ねますが……。

嗚呼、そういえば。貴方は学がありそうだ。
ハンムラビ法典というものをご存知ですか?あの内容は如何にも野蛮で、愚弄すべきものだとはよく言いますが……、私はね、あれ、結構好ましいと思っているんですよ。内緒ですよ?

…嗚呼、でも貴方のその瞳を壊してしまうのは……凄く惜しいですね。せっかく完成された形だというのに。

(180) 2016/02/27(Sat) 18時頃

【人】 許婚 ニコラス


[彼女の握る手>>178を、握り返す。
温もりは好きではないが、社交界に顔を出せば自然と慣れたもの。

男は適応能力が高かった。────いや、単にあまり周囲に興味を持っていなかったからこそ、突然の変化も容易く受け入れられたのだろう。

そう、「静か」であればなんでも良い。]


……おそらく夢とはいえ、娘に会わせていただいたお礼に……貴方にも少しプレゼントをしようかと思いまして。

[微笑みと共に、そのまま彼女を抑え込むように押し倒してみようか。……その後は簡単。腕に刺さったままの抜きにくいナイフを、肉を引きちぎってまで無理やり抜いては彼女の口内に入れようと。]

(181) 2016/02/27(Sat) 18時頃

【人】 双生児 オスカー

── 笑う ──

[ケタケタと笑いながら彼は資料室を彷徨い歩いていた。
足は変わらず言うことを聞かなかったが、其れさえ愉快で仕方ないと言わんばかり。
歩きながら笑って、笑いながら其の棚に詰め込まれた沢山の資料を気儘に倒してゆく。



心の隙間に蔓延る悪魔──とでも言おうか、住み着いたのは恐らく暴食を司る其れ。
気付けば彼等はするり、入れ替わる。
そして役目が終わればまた彼等は元通り。
何時もと同じ様に生を繰り返すのだろう。

其れは入れ替わる等と言ウ生易しいものでは無く、
乗り移られてる、とでも形容すべきだろうか。

然し彼の中の悪魔≪β≫もまた、紛れ無く彼なのだ。
だから人は彼のした事を知れば口を揃え有罪だと言うのだろう。

悪魔は実に欲深く、我儘で、強引で、そして愛とは自らの内に閉じ込める事だと信じて疑わなかった。]

(182) 2016/02/27(Sat) 18時頃

【人】 双生児 オスカー

[天へと葬った彼女の魂、
主人を無くした其の抜け殻。

宝石箱の中身を散らした目を背けたくなる程の惨事を愛しそうに目を細め見つめるのは、きっと彼だけ。
迷わず駆け寄り愛を囁きながら其の抜け殻を愛したのだろう。



資料が倒れて行き足場が無くなっても、
女が只の性欲処理の為の玩具として使われようとも、
死人が生き返ろうとも、
其の耳に発砲音が響こうとも彼は気にしないのだろう。]

ケヒッ………クハ、アハ……バ……クク…ッ!
ヒィ……ヒィ……………ヒャハ!

[彼は目的無しには殺生をしようとはしない。
彼は今人を殺める為では無く、
此の世界から男が目を背けたいが為だけニ呼ばれた様なものなのだから、尚更。]

(183) 2016/02/27(Sat) 18時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 18時頃


【人】 双生児 オスカー

[勿論男が其れを乞うた訳では無い。
然し結果として同じ様な物なのだ。

彼は諦めた。
          ────常人でいる事を。]*

(184) 2016/02/27(Sat) 18時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[少女は、実に従順だった。
けれど、従順であるが故に戸惑った。

男は調教済みの女は好まないという。>>*35

そんなことを言われたのは初めてで、ならばどうすればよいのかと少女は困惑したようだ。処女を装えば良かったのだろうか……しかし少女が純潔を散らした時の事は幼過ぎて覚えてはいなかったようだ。
男に殴られても、慣らしもせずに肉茎をねじ込まれても>>*36>>*37、少女は拒むことはなかった。ただ「はい」と答えて要望のとおりにするのだ。「ご主人様」ではなく名前て呼ぶことを躾けられたのなら。>>*38]

(*44) 2016/02/27(Sat) 19時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ


――ケイイチ様……。

[まるで愛おしい者の名前を初めて呼ぶことを許されたかのように、そっと男の名を口にした。もっと少女の体に血が残っていたのなら、頬を染めてみせたかもしれない。

「犯してくださり、ありがとうございます」と口にした時と同じように、そっと微笑んだのだった。

それらはすべて「こう反応すれば相手は喜ぶだろう」という経験則に基づいた処世術でもあったのだが、今の少女はそこまで深く計算して行動に移すほど頭に血が回っていない。
ほとんど、無意識にやっていたようだ。]

(*45) 2016/02/27(Sat) 20時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ


(ご奉仕しなきゃ…しなきゃ……)

[虚ろになりつつある意識の中で、少女が考えていたのは最期までそんな事ばかりだった。男に奥を突かれる度にきゅぅと締め付けようともしたが、何故か力が入らない。自分としては全くご奉仕した気にはならずに、もどかしかったようだ。こんなご奉仕の仕方ではきっと後でたっぷり叱られるだろうと怯えて。
最期の最後まで、男が望む通りの『玩具』である事を願っていた。]

(よかった……)

[少女が最後に見たのは、キツくて気持ち良いと笑みを深める男の顔。自分の体で男が悦んでいる様を見るのは、嫌いではなかった。

そうして意識が途切れた後の事は、まるで舞台の暗転中のように記憶にはなかった。]

(*46) 2016/02/27(Sat) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


ん……ぅ……?

[少女は、再び目覚めた。
ゆっくりとベッドの上で起き上がり、ぺたりと座り込む。思わず首元に手を当ててみるが、そこには傷口はなかった。]

私……生きてる……?首も……痛くない……
…………あれ…?

[すでに流れでた血は元には戻らないが、生きられる程度には活力も戻ってきている気がした。]

ケイイチ…様……。

[ そして、先程まで自分を抱いていた男の名を呼びながら、頭を抱えて首を軽く振った。……すると、手についたのはぬちゃりとした、白濁の男の欲。]

あ……え……?

[白と赤に汚れた自らの手を呆然と見たあと、ゆっくりと首を巡らせれば、今まさに地下室から出て行こうとしていた身なりを整えた男と目があっただろうか?それを見たのなら、びく、と体を震わせて……しかし、やはり拒むことはしなかった。]

(185) 2016/02/27(Sat) 20時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

ケイイチ様…私の体には飽きてしまいましたか?

(*47) 2016/02/27(Sat) 20時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[ペロリと自らの指についた白を舐めしゃぶりながら、少女は男に向かって足を開く。ポッカリと空いた穴が、物欲しそうにヒクつくついていた。少女は自ら穴を押し広げるようにして男に見せつけ]

私はあなたの玩具です。
あなただけの玩具です。
どうぞ、心ゆくまで、遊んで下さい…。

[彼の白濁がついたままの指を、ちゅぷりと膣内へ出し入れをして誘う。
いくら首の傷がふさがったといっても、少女は相変わらず、自らが流した鮮血で体を濡らしていた。]

(*48) 2016/02/27(Sat) 20時頃

【人】 看板娘 櫻子

[自分とそう年も変わらぬ娘が居るならば自分の悲嘆も理解できるかもしれぬ。
否、矢張り理解できないだろう。人を、女を人形と見下すような男では。
娘をいくら可愛がっていても、きっと籠の鳥にしてしまう人種なのだろう。
────それでも娘が想像を巡らせる事が出来るのはそれまでだ。
まさか、籠の鳥どころか窓辺の人形にされているとは思いもしない。
あゝそれでも生きているならばマシなものを。
しかし病について問われればつい口にしてしまうのは、それが自分にとっての理由であり言い分だからだ。
これさえ無ければ、自分は────]

天刑病、または癩病と言いますの。
遺伝病と言われております、人に移る事は無けれど子孫に病を残さぬ為に子を成す事を禁じられますわ。
……兄がそれに罹り皮膚を歪めましたわ。
私も、いつか────けど特効薬があれば……。

(186) 2016/02/27(Sat) 20時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[そんな風に囀りながらも、その特効薬は何だったのかを思い出せば口を慎んだ。
思えばこの男は静寂を好むようだったと、あともう少し早く思い出していればもっと取り繕えたのかもしれない。
しかし娘はお喋りだ。
女の園で育ってきた姦しい娘だ。
だから、押し黙るのは常に窘められてからだったから、今はコレでも早い方。
然しそれでも、遅かったかもしれない]

────目には、目、を………?

[その法典の名は聞いたことがあった。
そして、覚えのあった一説に目を見開き、握られた手を引こうと試みる。
しかし続いた言葉では、目は惜しいと言う。ならば、何を?
何で贖えと言うのか、この男は?
そして、娘に会わせてくれたとは?

まさか、この男、実の娘に何を……………?!]

(187) 2016/02/27(Sat) 20時半頃

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