140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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それでいいですよ。
[背を向けた男>>157へと投げた言葉は、今まで最も穏やか。]
簡単に差し出す命(もの)に価値なんてない。
脆弱さを盾になんてせず。 臆病に、傲慢に、なりふり構わず生きる人も世界も私は好ましいと思いますから。
[ィィン…と響く《メロディ》を最後に音は途切れ。 例え男が振り返ったとしてもそこにはもう悪魔の姿はない。*]
(183) 2014/11/16(Sun) 14時頃
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寂しいなら、起こしてよ……
[>>171>>172僕は先の対面を思い出して、少しだけ拗ねた顔をする]
傷、大丈夫?
でも…… 僕がハワードを埋めることが出来れば、ハワードは歴史書《イストワール》としての能力を完全に引き出せるのに……
[崩壊する世界で、彼の修復はそれはどれ程有用なことか。 僕は見上げ、訴える。
僕はどうなっても構わない。 ただただ、ハワードを想う心は、生まれたばかりの彼を抱いた母のように、あるいは]
[髪を撫でられてはにかむ。 純情で一途な乙女のように]
(184) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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[疲労を隠して僕は笑う。 心配をかけたくなくて、でもきっとバレバレなんだろうけど]
……ねえ、ハワード。 一緒にいたの、寒川先輩、じゃ、なくて…… 《解析者》、だよね?
……攻撃、された?
[姿がここにないという事は、何処か別の場所へだったのだろうと推測するけれど。
女神を壊した先輩。 僕は、その事実を上手く飲み込めていない気がする。
僕にはあるから。 学校で、一緒に過ごした時間とか。 思い出し始めたばかりの、記録の中の、古びた景色とか]
(185) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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[それは、話の終わり頃にか。 上からの気配に反射的に身構えれば、そこに降りてきたのは]
こ、子供……?
[>>176小さな少女に、思わず呟く。 世間的に見れば僕も十分子供だってのは置いておくとして。
丁寧に挨拶されれば、相手の正体を探る以前に答えてしまうのが僕だった]
あっはい、こんにちは……僕は、美村夢芽です。 黒い雨は、危ないから減らせるようにって、《ソラ》の罅を少しだけ塞ごうってしました、けど……
(186) 2014/11/16(Sun) 15時半頃
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言ったでしょう? 時が満ちてから、と。
[>>184判断を急いても、良い事など一つもない。 無理やりに決断を迫ってもそれは正確と言えず、結局は増す綻びの手助けをするだけ。
拗ねた顔に、古い記憶ページと変わらぬ笑みを返して、 ソレ《修復》はまだ良いのだと。
決断を、先送りにした。]
(187) 2014/11/16(Sun) 16時頃
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いえ、攻撃はされておりません。
[>>185まだ。 だが、そうなる可能性もあっただろう。
《美村》と《寒川》 互いの役割を知らぬうち出会ってしまったのは必然か皮肉か。 彼女が彼の、人としての部分を多く知り、そしてそれに戸惑うのであれば、間に入るのは自分だろう。
今の彼女は、 復元典である前に《美村》と言う名の人であるのだから。]
(188) 2014/11/16(Sun) 16時頃
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[降る気配>>176に、ほんの僅かな《女神》の懐かしさと、仰々しい気配を察して。 傍らの復元典を背に隠――…
…す前に、律義に挨拶を行う主。>>186 彼女が挨拶を是と言うのなら、自分もソレに倣うまで。 明らかに普通では無い子供に警戒の色を隠そうとはせず、それでも丁寧な一礼を付けて。]
《イストワール》 …歴史書、ハワード。
《オリジン・ビブリオテイク》 及び、原初に至る大図書館、管理者。
《エヴァラスティン・トライアド》 そして、不変の三位一体《記録者》の座に属しております。
[唯の迷子とは思えない。 介入を行わんとする《観察者》の僅かな気配に鋼を幾つか形成させて、 無防備な朱とは裏腹、それはエリの側から見れば明らかな攻撃色であっただろう。**]
(189) 2014/11/16(Sun) 16時頃
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―黒き雨の降る割れた《ソラ》の下―
ネクロ・メロディア 葬操曲358番
ウィル・オ・ウィスプ 『 死者の葬送 』
[雨音や邪妖《ウィィキッドレイン》の蠢く気配すら旋律に加え。 魔器《ハーディ・ガーディ》は無人の町へと音を鳴り響かせる。]
(190) 2014/11/16(Sun) 16時半頃
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[静まり返ったマンションの屋上。 女神《ソフィア》の眠る場所となった天空樹《スカイ・ツリィ》とその遥か上の砕けた《ソラ》を見上げる事のできる場所。]
[ポゥ…]
[ポウゥ…]
[悪魔を中心に幾つもの青白く燃える炎が灯る。 全てを燃やす煉獄の炎とは違い、冷たい。]
(191) 2014/11/16(Sun) 16時半頃
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けれど、許す事とは別問題です。
ねえ?《解析者》――。
[揺らめく蒼火は空中を滑るように走り回り、触れた邪妖《ウィィキッドレイン》の力を奪い音も無く風化させ、智慧の女神を害した存在を探す。]
(192) 2014/11/16(Sun) 16時半頃
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[堕ちて、悪魔となった壊れた女神。
人に呼ばれ。 人の願いの為に動く。
そんな悪魔としての理《ルール》さえも壊して、 情《バグ》に従い《解析者》を探す。**]
(193) 2014/11/16(Sun) 16時半頃
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うるせぇ、っ! 大体何で警察のコスプレなんぞしてやがんだって!
あっこらっ、痛っ、暴れんな!
[往生際悪い雷神>>180を抑え込もうと必死だが、体力の無さには自信がある。 長期戦は勘弁願いたいところだし、それ以上に……]
……げ、馬鹿、最強雷撃はやめろ…… 守護能力《クォーツ・フィズル》だって、無限万能じゃねぇんだ。
[それ以上に争いは嫌だ。 地の属性を持つ男にとって、雷撃は、然程脅威ではないのだが、最強クラスのものとなれば話は別。
雷神周辺に静電気が発生し、枯れ葉がパチリと音をたてる。 いよいよやばくなったら、本意ではないが地竜の力を使うほかないか、いっそ手を離すか……などと消極的思考を巡らせそうになったのだが]
(194) 2014/11/16(Sun) 16時半頃
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…………お。
[ふと、電気が散った。 静電気に揺れていた鬱陶しい後ろ髪が、少し落ち着きを取り戻す。]
まことまこと。 封印なんていう疲れる真似、俺ぁしたくねぇから安心しろ!
[抵抗をやめてくれたのを確認し、腕の力を弛め、こくこくと何度も頷く。]
とりあえずおまえさんは落ち着け。
そのうち、宝珠魔道士《ジュエリスナイト》もこっちに来っから。 で、アレをどうにかする方法を考えようや、な?
[空に奔る罅を指さし、宥めながら訴えかけた。]
(195) 2014/11/16(Sun) 17時頃
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/*お二人が楽しそうで何よりです。 ぽんぽん設定投げ込まれよって……!
(*21) 2014/11/16(Sun) 17時頃
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[>>187時が満ちてから、と諭されて、僕は曖昧に頷く。 役に立ちたいと思うのに許して貰えない歯がゆさと、気遣ってくれている優しさに挟まれて]
ハワード、いつでも僕は、ハワードを癒すから。 ちゃんと、苦しいときは、言ってね。
[彼を見上げて、僕は言葉を強くする。 今はまだ、ならばいつかは、と。
>>188女神のように、なる前に、と]
(196) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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──遥か昔──
[その日、ぼくの通っていた学校で、事故が起こった。
事故、なんだと思う。 周りの変なやつは他の人には見えないって気づくのが遅くて、 おかしなことを言うぼくは、ただでさえあんまり好かれてなかった。 それでも一緒に居てくれる友だちと遊んでいたら、 またやってきた変なやつが何かをして、
気がついたらぼく以外の全員が、倒れていた。 ぼくにはなんにもなかった。
ぼくが何かをしたわけじゃないから怒られることはなかったけど、 ぼくは転校することになった。 あの子たちはみんな生きてたけど、 ”しつめい”した子もいたんだって。]
(197) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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──遥か昔──
[転校先で、ぼくは変なやつの話をしなかったから、 友だちを作ることができた。
けど、前の事故のことは忘れられなくて、 気が付いたら、>>162そこにいた。]
ちがうよ。 ぼくは、じょう。 礼見、じょう。
[普通じゃないものと話をしたらいけなかったけど、 (そもそもできなさそうだったけど) この”歴史書”さんは違った。 いろんな話をしてくれた。 見せてもらった本の中身は難しかったけど、長かったけど、 ”ぼくにも読めるように書かれてた”から、がんばった。]
(198) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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──遥か昔──
[ぼくにはソレは重かった。 頑張ろうと思ったけど、 無理しなくていいって”記録者”は言ってくれた。 ぼくの抱えていたものを、切り分けて封をする手伝いをしてくれた。]
いつか、ぼくが大きくなったら、また会える?
[また今度と言って、ちゃんと会える人は多くない。 だから、約束だよって小指を差し出した。]
(199) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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[宝珠魔道士としての力は宝石に込めるもの。 でもぼくは自分の宝石を持ってないし、 精製して操るには器の成長がたりない。
奴らから身を守るためとして、全部をインク瓶には入れず、 宝石に見立てることのできる瞳と、 瞳の次に含ませやすい、髪に流して蓋をしておいた。 (まさかインク瓶が壊れるなんて、ぼくは予想もできてない)
朱《ヴァーミリオン》ほどじゃないけど、 金もそれなりに広い器なんだ。]
[記憶は瓶に封じても、約束はここにある。 邪魔だと思いながらも髪を伸ばし続けている理由は、 思い出せなくてもずっとそこにある。*]
(200) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 18時半頃
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[生憎、千年前には「コスプレ」という文化はまだなかった。>>194 故に、何を問われているのか、残念ながらわからぬ。
疑わしげに《チ》の守護者を見据えながらも、腕の力を抜かれたので起き上がり、片膝を立てた状態で座り直す。]
取り乱してしまった。 ぬ。 アレ、をどうにかする方法?
[指差される方向を見上げれば、《ソラ》の罅が視界に入る。>>195]
……何故アレをどうにかせねばならぬのか。 アレによって、争いが起きているのだろう? 望むところだ。
[災厄と呼ばれていた所以を発揮する。*]
(201) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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[先輩は普通に仕事してるだけ、というけれど。 攻撃されるってことは、相手か此方が”おかしい”んだろう。
もしかしたら、両方かもしれないが。]
”おかしい”やつが誰もいなくなったら、 世界は平和になるんですかね?
[それがシアワセかどうかは、さておいて。]
(*22) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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ところで、さ。 さっきからこっちを見てるような、 ……そいつ、誰だろ。 先輩でも俺でもなくて、 ……女の子の声?
[>>2:*1大人のような声もした気がする。 >>1:*3幼い声も。]
やっぱ、俺の耳も狂《バグ》ってんのかな……
[今更、”おかしさ”が一つ増えたところで、何も変わらない。 それでも、なんとなく遠い目したくなるのはどうしようもなかった。]
(*23) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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/* というわけで巻き込んでみつつ。
エリひとり無傷におわるなんてそんなばかなことはない
(*24) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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/* ちょっとだけ提案というか質問。 1,役職予想どうなってる? 2,誰に倒されたい? もちろん流れ次第なんだけど、このあたりを考えながら進めるとあとあと盛り上がりやすいと思われる。
倒される?なんのことだ赤勝利を目指すぞ、とかの場合はその熱意でおいしく料理する道をさがそう。
(*25) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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そう、アレ。 放っておくと、鬱陶しい連中がまたバラバラ降ってくるだろ?
[>>201ほぅらと指さした先、降り注ぐ黒い雨は、一時よりは減っているような気もするが、それでもまだ止む気配はない。 《ソラ》と《チ》が揃っているためか、羽虫程度の力しか持たぬような雑魚は見回す範囲には確認できない。 恐れをなして逃げ出したか……いやそんな知能もなく、不用意に近付き知らぬ間に滅されたか。]
だから……
[修復しなくては、と、続けようとしたのだが]
……て、いやいやいや、何で望むかなぁ?! ええぇ何、最近の《ソラ》の守護者ってぇのは、そんなに好戦的なのかよ。 まいったなぁ……。
[代々、平穏を由としている《チ》の守護者の中でも、ひときわ平和(怠惰)を愛する男は、困惑気味に首筋を掻いた。]
(202) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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/* 聖痕者:ハワード>>1:204 賢者:ガーディ>>1:242 守護者:フランク 導師:ヨアヒム 人犬:美村 血族:トルドヴィン 魔術師:ジャニス
役職はこう予想してる。 赤勝利は考えてないな。 倒されたい相手は特にないんだけど、縁故的には美村と当たると盛り上がるかなとは思ってる。
(*26) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[黒い雨が降る。 魔物達がざわめく中、それは聴こえてきた>>190]
…別に俺はあんたに赦される必要ねぇけどな。 なあ、悪魔《元女神》――――。
[蒼い火が邪妖《ウィィキッドレイン》を焼く。 それは焦げる事すらもなく崩れ、風に攫われるように消えていった。]
やっぱり妹《ソフィア》が排除されたのに怒ってんの? なんで情《そんなもん》抱え込んでんの。 邪魔だよ、捨ててしまえばいいのに。 じゃないと、
(203) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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あんたも排除《デバッグ》しねぇといけねぇからさぁ。 俺の手、煩わせんの止めてくんないかな。
[すっと手を動かせばノイズがザザ…、と揺らめき剣が現れる。 それと同時に視線は悪魔が姿を現すであろう虚空を見つめていた。]
(204) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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/* ふむふむ。了解。
役職に関しては、ちょっとまって露骨に王子様発動しようとしてる人襲撃しないでーー!みたいな極端な例を除いて、俺から口出しするつもりはないんだけど、一応の確認でした。 ありがとう。
さて今日の吊り襲撃がどう廻るかは、結構時間ギリギリになってきたなあっていう感覚で見ています どうかな。
(*27) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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──現在、教師との対面──
『レイ』
[先生にもう一発、って意気込んだ俺の後ろ髪を、 ハツがいきなり引っ張った。]
ッ何するんだよハツ、
[抗議しようとした俺に、ハツは容赦がない。]
『いこう。 あっち。』
[ハツの手が俺の額に触れ、]
(205) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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