97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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セレスト-至上の天空-
[Call your name《なまえをよぼう》。 君の中で美しく煌く、大切な君の名前を。 太陽にも星々にも負けない、あの人から貰った君だけの名前を*]
(174) 2013/10/05(Sat) 20時頃
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― 世界創世記XXX年 ―
[遙か古の時代。 世界を護る為、維持する為に 強大な力《音楽》が必要だった]
[清らかなる音は清らかなる魂に宿る。 そうして生み出されたのが原初の天使。 古の祖先を意味する名前を、 穢れ無き乙女を意味する名前を与えられ 外界から隔絶し歌う事以外の意義を見出せぬ存在。 しかしそれを不自由な暮らしだと感じたことは無い]
(175) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[そう感じる心が無かったから]
[天使には、人の心は不要だったから]
(*1) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[ただ歌い、奏で、囀り、それが世界の全てだった。 それだけで世界は完結していた。 そして確かに、その力《歌》は世界へ加護を与えていた。 故に、きっとそれは間違ってはいないのだ]
(176) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[心を封じ、檻に閉じ込め。 歌うこと以外の意義を与えられなくても そこに苦痛は存在せず、ならば間違ってはいないのだ]
(*2) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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― 世界創世記5XXX年 ―
[旋律が乱れたのは、たった一つの過ちが原因だった。 いつからだろうか、同じ《音域天使》として 共に在る時間の増えた相手が居た]
[彼は何故か、時々“不思議そうな顔”をしていた]
[ある時彼はこう言った]
“ ”
[その意味が分からなかった]
(177) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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― 世界創世記5XXX年 ―
[旋律が乱れたのは、たった一つの過ちが原因だった。 いつからだろうか、同じ《音域天使》として 共に在る時間の増えた相手が居た]
[彼は何故か、時々“悲しそうな顔”をしていた]
[ある時彼はこう言った]
“外に出よう”
[その意味が分からなかった]
(*3) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[手を取って走り出す]
[何故かとても、■■■が■■気■■■]
[封■■■■■■■心■■■■■■
―――――......
(178) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[手を取って走り出す]
[何故かとても、胸の奥が熱い気がした]
[封じられたはずの心が早鐘を打つ。 それは端的に現すのであれば、高揚と呼ぶに相応しい。 天使にはその理由が分からなかった。 ただ、自分よりも一回り大きな手の温もりに、 何故か息が止まりそうだったのを思い出す]
[二人で走って、走って。 見たことのない扉を潜り抜け、 ひたすら駆け抜けたその先に]
[本当の世界は広がっていた]
(*4) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[それはあまりにも、言葉にするのも おこがましいほどに美しかった]
[広がる空も]
[吹きつける風も]
[鳥たちの囀りも、何もかもが美しい]
[それよりも何よりも美しいと感じたのが、 隣で微笑む彼だった]
[言葉の代わりに溢れるものは涙]
(*5) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[分からない。なぜ涙が零れるのか。 何故こんなにも胸が苦しいのか。 なのに何故、すごく温かい気持ちになるのか]
[真っ白だったはずの封じられた心が 愛情を覚えてしまったその時に なにもかもが、狂ってしまった]
(*6) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[それが、たった一つの、過ち]
(*7) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[感情の暴発《オーバーフロー》]
[長年封じられていた心は、反動で歯止めなど利かなかった。 感情と力が暴走し、世界中の《音》を集めてしまう。 世界は美しいだけではない。 醜い事、苦しい事、悲しい事…… それら全ても、意思と無関係に吸収してしまう]
[どうして世界はこんなにも■■■のに]
[こんなにも穢れてしまっているのだろう]
(179) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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[耐えられない、耐え切れない]
[音を、力を、感情を、呪いを撒き散らして]
[古の天使は、その身を裂かれた]
(180) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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う、あああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
[奏でられる二重奏。 荘厳なるパイプオルガンの音色。 何もかもが“心”を掻き乱す]
[苦しい]
[五月蝿い]
[苦しい]
[五月蝿い]
黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れェ!!!!
[清らかな、穢れの無い、純白の翼を広げる]
(181) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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その、音を、止めろッ!!!!!
[かつて世界を護っていた音色は、 破壊の音へと反転し、世界へ……否。 聖堂の者達へと襲い掛かった]
(182) 2013/10/05(Sat) 20時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 20時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 21時頃
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[今は考えている場合じゃない。]
[背後で聞こえる声、 優しい音色、暖かな音色。 アルトとチェレスタ……セレストの音色
足鍵を幾つか踏み替えて、 その音色を押し上げるように 低音の土台をしっかりと組み上げる。
聞こえる足音、振り向いた先、 彼なのだとわかる。]
(183) 2013/10/05(Sat) 21時頃
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ーーーーー歌って?
[それは、喜びと、楽しみと ……幸せと……
それ以外も知った歌声を。 故に窓から飛び立った歌声を。 知っているからこそ、それだけじゃないと きっと彼なら知っているはずだから。]
(184) 2013/10/05(Sat) 21時頃
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ーーーーーーーーっ!!
[音が空気を震わす。 振動した空気は波になり 衝撃波さえも生んで。]
[やはり、防御の旋律は構築していなくて。 《作曲者》がつくった >>92を 上回る衝撃波。 大聖堂を覆う植物が波に千切られ 茨の蔓が飛ばされて。]
[《奏者》を守らなければ。]
(185) 2013/10/05(Sat) 21時頃
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音壁《ソニックウォール》展開!!
[けれど、拍数が足りない。 左手がストップに伸びた時だった。
見慣れた自分の左腕が宙を舞うのは 何千年存在して初めてだった。 低音に位置するパイプオルガンのパイプと 壁面の壁石の間に舞ったそれを一瞬呆然と見て]
(186) 2013/10/05(Sat) 21時頃
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[自分の近くにいたセシルは? 後ろにいたアルトとセレストは? パイプオルガンが半分はそのままだから 後方までは届いていないはず、 ある程度は緩和できたはず。 次の波が来る前に、展開し直さないと。]
ーーーーぅぐっ…………セっ
[そう考えながら 低音部を大破したパイプオルガンを見たのは、 左腕を上腕部から持って行った 衝撃で吹き飛ばされた床からだった。 焼きごてをもぎ取られた腕の付け根に 押し当てられるような熱さと痛みに、 響くから深く息もできず、浅く息を吸う。
もう一度、展開しないと。 パイプオルガンに、這う。]
(187) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 21時半頃
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[ 至上の天空――セレスト。それが彼の魂を育む名前の音色。 正しき名前は、違和感無くセレストの心に沁み入り。 チェレスタと云う旋律の器の《調律》を完了させる、最後の音《鍵》となる。
さあ、歌えるか?
やがて重ねた右手を解き、セレストを共に導く。 歌う為、清らかな筈の、純白の翼の暴走を圧し留める為に]
(188) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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[最早、世界の浄化と云う表向きの大命も取りこぼした様に。 世界中へ向けられる破壊の音色は。 凝縮、聖堂に襲い掛かるが。
調律を終えたばかりの天空の音色。 破滅と崩壊と絶望を、天空へ巻き上げるその旋律は。 少年の頬に、ざっくりと緋色の線を刻んだ程度に留まったが。
その時、崩壊するステンドグラスに照らされて舞う、紅い飛沫が視界に映る]
(189) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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[防御展開……と、 ーーーそれと、1小節の全休符を。
多くの音色に混乱した天使の様子に 一度、呼び戻す空白を。
彼がもう一度、自分の視線のみで 世界を《聴けるように》 ……きっと、イーシュが彼に見せたかった……
広大な世界《総譜》を]
(190) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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イ ――――ッ!!
[声奏でる喉笛をザクリと切断されたに等しい苦痛を感じた。 来る衝撃破、切裂かれる蔦と共に綻ぶ聖堂の壁石が、脇腹を掠める。 叫びそうな衝動を、短くない硬直とほぼ無音の叫びに変えて、数秒]
…… …… …………。
[察するに限界のある激痛を抱えて尚パイプオルガンに這う姿。 助け起す事、逃がそうとする事は少年にも出来る。 然し。
今《楽曲》に求められている旋律のメロディは それではない]
(191) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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ーーーやっべ……調整できねーじゃん
[這うようにして、長椅子にたどり着いて。 油汗滴らせながら口にした。 それは、調整部の破損か 調整するための左腕の負傷からか。
しかたなく、と言った面持ちで 胸部が切り裂かれたスータン、 そのうちポケットに右手を入れて。 ……切り裂かれていて便利だと、 痛みの合間に思う。
取り出したのは、一本の木の枝
ーーーーーー《指揮棒》]
(192) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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イアンは、アルトを一度振り返り無事に笑んだ後、唇に指揮棒をあてる。”静かに”
2013/10/05(Sat) 22時頃
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……っふ、 ぁ…
[頭が、心が、魂が、ぐちゃぐちゃに掻き乱され かつてのように暴走する感情を、 鎮めるかのような沈黙《全休符》]
あ、ぅ……う、ああ……!
[世界を、世界は、浄化、光で満たし、全てを、あの時、世界が]
――――……इइशु
[共に見た世界は、あまりにも]
(193) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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[あまりにも、美しかった]
(*8) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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[胸部が切裂かれ、皮肉にも取り出し易くされたスータン。 其処から現れた細長い物は。
――――木の枝?
いや、"枝"と表現するのには美しく整いすぎている。 楽曲を奏でる全ての旋律の中。 唯ひとりのみに壮麗なる資格を赦されし物が手に出来る。 そう、それは指揮棒《ワンオン・コールタクト》]
(194) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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《指揮棒》により、世界に命じる。 全てに1小節の全休符をーーーー
[音が君を悩ませるなら、少しの間だけ 静寂を君にあげるから、 どうか……]
(195) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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