246 とある結社の手記:9
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[言葉の中に交じる怒り(>>115)を感じ取り、胸を強く押さえる。 ワインの注がれたグラスに逃避してしまいそうな弱い自分を抑え込むように]
ええ……おじさま……。 私がもっと早く、結社なんかが来る前に皆様に伝えれていれば……。 でも、私、見てしまって。 頭が、真っ白で……。
(119) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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[様子が明らかに変わり、呟く様に言葉を続ける]
人狼がいるだなんて信じたくなくて。 でも、でも、あれがもし人間の仕業なら。 食べるための行為でないのなら。 それは人狼よりも恐ろしいのです……。 私、呼ばれた気がして……。 そこに、人が倒れてて……。 腕が乱暴に引きちぎられて。 赤くて、赤くて、赤くて、赤くて。 体の中は空っぽで。
[なにもない宙を見つめ、止まる]
やめて、そんな風に……そんな目で、私を見ないで。
[この場にいる誰に対してでもなく放ち、力なく傍らに寄り添うロイエに体を預ける。 頬を雫が伝い、暫しの間*意識を手放した*]
(120) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2018/07/25(Wed) 23時半頃
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[ 大人が、大人なのにふるえて、泣いて。そうして意識まで手放す姿を目の当たりにしたのは、はじめてだった。 こんなふうになるほど、人狼はおそろしいのだ。それに、行方不明のひとは亡くなったのだという。
そして、ここには、人狼がいる。]
(121) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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マリオは、リンダをじっと見つめ、深く心に刻み込んだ。
2018/07/25(Wed) 23時半頃
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[返って来たこたえ>>*38は予想通りと言えば予想通りで。青年は黙って肩を落とした。やっぱり簡単にはいかないものか。]
あーあ。残念。
[それは心からの言葉だった。 残念だ。そうすれば少なくとも、無事にここからは逃げ出せただろうに。]
(*51) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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あー……、そっか。
[みんなで逃げ出すわけにはいかない理由。>>68 それをパトリシアの口からきいた青年は、眉を下げた。自分のことばかりで失念していたのだ。他に家族がいる人がいるってこと。]
そうだよな。 …マリオのねえちゃん、放って逃げられないよな。
[思考は自然と、最も近しい弟分へと向く。どこか泣いたような、心細げに見える少年へと目を遣り頷いた。]
ごめんよ。俺っちの考えが足りなかった。
[そう謝って、パトリシアと皆へ小さく頭を下げた。]
(122) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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………へえ。
[それでもイヴォンに叱られれば、やっぱり少し情けないような顔になる。>>73 彼女の叱咤は愛情なのだと、長年の経験から知っている。知ってはいるけど、それでも迫力が減るかどうかは別問題だ。]
がんばります。 だってさ、奥様。俺っちやっぱり、……その。
[言葉の先はもごもごと呑み込まれた。彼女にとって優先すべきは、夫のかたき討ちなのだろう。それならば仕方ない。仕方ないけど。……でも。
(俺っちはやっぱり、奥様に無事でいて貰いたいっス…)
そんな内心は、今は音になることはなかった。**]
(123) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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おれたち、やられるかもしれないね…?
そしたら、占いをする人が人狼をええと、3人みつけるまで、どうにか身を守らないと。
どうしたらいいんだろう。…包丁かな。
(124) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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[>>124小さな子供が真剣に考え、身を守ろうと不安を覚えている。 大丈夫だと声をかけてやりたいと思う。結社の人々は優秀だから、じっと待っていれば何とかなる、と。
しかし、そううまく嘘をつける男ではなかった。 知っている。 そう、うまくいく場合が多くないことを知っているからだ。]
(125) 2018/07/25(Wed) 23時半頃
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[それに、 人喰らう獣は、”誰ともわからぬ”のだ。
男は、自分が臆病なことを知っている。 下手な情や信頼は、自らの命も、他人の命も脅かす。
小さな子供を守りたい気持ちと、猜疑の心が複雑に混じった顔でその名も知らぬ幼子をじっと見つめていた。]
(126) 2018/07/26(Thu) 00時頃
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>>119>>120 [リンダの様子が変わるのを認め、目を瞠る。
ありありと凄惨な光景を見たと語る彼女の話は、人狼は本当に居るのだと、信じさせるものだった。意識を手放しロイエに支えられる所を見て、胸を押さえた。自身の鼓動が早くなるのを感じていた。]
(127) 2018/07/26(Thu) 00時頃
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>>124 [包丁。マリオの呟きを聞いて、悲し気に目を伏せる。]
『身を守るなら、フライパンの方が良いと思う』
[キッチンに下げてあるフライパンを指差した。包丁よりもずっと安全で扱いやすいもの。底で叩けば武器になるし、盾にもなるだろう。刃物は手が滑れば、加害者になってしまう可能性だってある。]
『何も起こらないのが、一番良いのだけれど』
[2枚目の紙に、本心を添えて。]
(128) 2018/07/26(Thu) 00時頃
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[力の抜けたフーバー家の娘、消沈した若者たち、冷静とは言い難い金持ちの婦人。 重い空気が流れている。 これが良いとは思えない。暗い気分は悪い行動を引き寄せる。]
……メイドのお嬢ちゃん、その娘さんは部屋で休ませた方がいい。 もう話すべきことは話したろう。
それと、パティと……ベッキー、皆に水か、茶を淹れてくれないか。 こういう時に大事なのは落ち着くことだ。
[傍から見れば、男は落ち着きすぎているようにも見えたろう。]
(129) 2018/07/26(Thu) 00時頃
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―ロビー・少し前―
[『ママがついてるさ。』(>>32)
父の言葉に鼻をスン、一度だけと鳴らして、ずれてしまった眼鏡の位置を中指で押し上げて正す。よし、よく見える。]
うん。
[短く頷けば、ようやく周りの皆より自分がよほど恵まれているということを理解する。帰れない、家族と離れ離れにされている人が多くいる中で、自分の家に居られて、家族と一緒に居るというのに何を甘えているのだろう。まだ鼻水は止まらないが、涙は堪えられそうだ。肩に触れた感触や、縋った指先の安心が名残り惜しくはあったけれど、しっかりしろと言われた気分だった。]
(130) 2018/07/26(Thu) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/26(Thu) 00時頃
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[力なくしな垂れかかる主の身体(>>1:120)を抱き留める。 その顔は痛々しいほど青ざめていた。]
……あっ…あああ…っ お、お嬢様……お嬢様…!?
[呼んだところで応答はなく、ぐったりと腕の中で意識を失っている。]
…責ならば後ほど、このロイエが…いくらでもお受けいたします。ですから、どうか…どうか今だけは……お嬢様を安静に…っ!
[普段のロイエからは想像もつかないであろう大きな声で一同に詫びた。声をかけてくれた男(>>1:129)に簡易的な礼を述べた後、リンダの身体を両腕で抱き上げ、個室へと向かっていった。
手伝う者があれば、その好意にあまえて、ともに個室へ向かうだろう。]
(131) 2018/07/26(Thu) 00時頃
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[>>128筆談する青年が見えた。昨日もいただろうか? 見かけた記憶がなかった。 まずいな、と思った。 もし……悲鳴も出せないなら、助けも求められない。 誰かと一緒にいるよう忠告するべきだろうか? いや……その誰かが、余計に危険になることもある。]
……ちっ
[考えすぎている自分に気が付いた。 暗い空気が既に悪いものを持ってきたのは、自分にだ。既に疑心暗鬼になっている。]
……ルパート、またエールをくれないか? 少し、俺も気分をほぐしたい。
[カウンター付近の椅子に腰かけて、宿の主人に声をかけた。]
(132) 2018/07/26(Thu) 00時頃
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[>>131 意外なほどに慌てるメイドを見て、わざわざ言うべきこと>>129でもなかったな、と省みた。 それと、考えも足りなかった。]
……女手一人で運ぶのは大変そうだな。 気付かなかった、手伝おう。
ルパート、エールはまた後でたのむ。
[前言を撤回し、メイドがフーバー家の娘を運ぶのを手伝うことにした。 女の体一つ程度、軽々と支えるだろう。]
(133) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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はい。
[みんなに水を、と言われましたので>>129、あたしは頷いて、グラスのある位置を確認しに行きました。 あとは井戸の冷たい水をたっぷりと汲んで、それぞれのグラスと空いた酒瓶に注いで、トレイに乗せてロビーに戻ると言ったことを、ベッキーと二人手分けして行いました。]
どうぞ。
[飲むか飲まないかまでは、あたしひとりで押し付けられやしません。 テーブルにグラスを置くまでが、精一杯でした。]
(134) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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[ああ…忌々しい… なんと忌々しい… 心労も、心傷も、恐怖も、絶望も…
お嬢様を壊してしまう。
お嬢様の"肉質"を落としてしまう。]
(*52) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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モンドは、水を取りに行ったパティに礼を言い、それからロイエを手伝いリンダを運んだ。**
2018/07/26(Thu) 00時半頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/07/26(Thu) 00時半頃
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へへ……っ
[占われても疑われても大丈夫。 それはきっと、とてもいいことだ。生き延びられる可能性が上がる。笑みの気配伴って掛けられた声>>*39に、青年は無邪気に頷いた。
とおい昔に、声なき声で呼びかけられた時と同じように。]
でっち上げ…でっち上げか。 なあ、でっち上げたら上手く切り抜けられるかな?
切り抜けたら、前と同じように暮らせるよな? 占い師は優先的に出られるらしいし……
[悪くない気がする。 でっち上げ。が、村の誰かを殺すに至ることまでは、気の回らないまま。]
(*53) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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構わないっスよ。手伝いましょうか。 えーっと……。俺っちが占いをしたらいいンすよね?
それで助かるってなら、お安い御用だ。
[いつもの雑用を引き受けるノリで、軽く笑った。>>*42**]
(*54) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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>>120 [リンダの語る凄惨な光景に、朝から色のよくなかった顔面が更に白くなるだろうか]
……ッ、腕、を…
[腕を。 腕を、引き千切られる。 それは腹の中を喰い荒らされるよりも恐ろしいことのように思えた。 視線を落とし、両手を見る。庭仕事で荒れた、骨ばった手。 決して美しくもない手だが、男にはこの両腕以外誇れるものなど何もなかった]
―! お嬢様、
[ロイエの悲鳴(>>131)に顔を上げると、崩れ落ちたリンダの姿。 手伝わなければと、頭では思っていたのに。 自分の腕が真っ赤に染まる光景が脳裏を掠めて、踏み出しかけた足が止まった]
(135) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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ノアは、モンドがロイエを助けてリンダを運んでいくのを、安堵した面持ちで見送った
2018/07/26(Thu) 00時半頃
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[>>132舌打ちを聞き留め、そちらに視線を向ける。 先程から結社と人狼について、詳しそうな男性。10年前に越してきた自分は知らない人物。此方へ向ける視線は心配だろうか、疑いだろうか。]
………。
[然し彼が飲み物を求め、空気を切り替えようとしてくれている事は分かった。モンドがロイエと共にリンダを運びに行く背を眺める。素性を良く知らない不安はあれど、悪い人だとも思えない…。
>>134水を運んでくれたパティとベッキーに礼を言うように頭を下げると、グラスを一つ手に取り*口をつけた。*]
(136) 2018/07/26(Thu) 00時半頃
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ノアは、パティが運んできた水のグラスを一つ取り、一気に飲み干した。
2018/07/26(Thu) 00時半頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/26(Thu) 01時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/07/26(Thu) 01時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/07/26(Thu) 01時頃
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―ロビー・現在―
わ、わかった。
[モンドに言いつけられると(>>129)、パトリシアの方へちらりと目配せをした後、キッチンへ向かう。その後は、なんとなくパティの顔が見られず視線が合うことはなかった。(>>134)]
(137) 2018/07/26(Thu) 01時頃
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[パティと手分けして水を配る。皆思うところがあるようだ。ずしりと重たく感じる空気の中、それぞれに、「大丈夫?」「しっかりね。」などと小さく声をかけ、許されれば肩に触れる。もしかしたら声はかすれて聞こえにくかったかもしれない。 水を配り終えればカウンターにトレイを置きに戻り、パティに声をかけ、語り始める。]
ほんとに人狼なんて居んのかな。 …や、まあ。居たからって…悪いことするとは…
[限らない。 …本当にそうだろうか?それまで話していた面々の会話を思い出し、目を伏せる。誰にも不幸な目にはあって欲しくない。きっとここの皆がそう思っている…きっと。待っていて助けが来るならそれが一番良い。
けれど。…けれど。 人狼が居る、そう語る人たちの話は、とても逼迫した様子で。どうしてだろう。今まで平和に暮らせてきたじゃないか。…否、それは自分だけの話なのかもしれない。 でも、それでも。どうしても考えてしまう。]
あいつらさえ来なければ。
[変わらず平和に暮らせていたんじゃないかって。その声には僅かに苛立ちが籠もる。]
(138) 2018/07/26(Thu) 01時頃
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止してくれ。 ジジイなことは認めるが 策略なんて大げさな話じゃあない。 連中の言いたいことと、 おれたちの言い分の間をとりたいだけさ。
[ロイエに首を振り、ピスティオに頷く。]
手伝ってくれるか? ありがとうピスティオ。助かるよ。 ああ、今日からおまえが占い師。 よろしく頼んだぜ。
そうなりゃあ、 おまえを優先的に外に出してやれるかもしれない。 おれたちにとっても願ってもないことだ。
(*55) 2018/07/26(Thu) 01時頃
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…はあ。何が何やらだよ。まったく。
[リンダがロイエに抱えられて去ると、一際大きなため息をついた。 >>131]
アタシはね…ローザスさん。アンタの復讐劇にゃ興味はないのさ。 ただのしがない魚屋の女房だからね。自分の家族が一番大事さ。 だから…アンタだってそうなんだろう。
(139) 2018/07/26(Thu) 01時頃
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ロイエが腕によりをかけて育ててきた娘さんだしな。 言いたいことはわかる。 なにせ、いいにおいがしているからな。 なるほど、高級な肉ってのは違うもんなんだねえ。
[どこか冗談めかしていう。]
……じゃあ、リンダお嬢様に おれたちが手を出さないかわりに、 ロイエはおれたちのお願いごとを 守ってくれるってのかい?
[そうじゃなければ、そのお願いごとを聞く理由はどこにあるのだろう。]
(*56) 2018/07/26(Thu) 01時半頃
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あの男の言うとおり、落ち着くのが先かね。 まあ、落ち着いた所でなにか浮かぶわけでもないんだけどさ。
[娘たちから水を受け取る。 >>134 >>138]
ありがとうね、ベッキー、パティ。 片付けはアタシも手伝うよ。
(140) 2018/07/26(Thu) 01時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2018/07/26(Thu) 01時半頃
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[老獪狡猾と称した宿屋の獣から、声なき声が返った。 我を通す"対価"を払え。 温和な声色の奥に、冷たい思惑が見え隠れする。]
……
[どのような無理難題を要求されるか。 先のピスティオが脳裏をよぎる。]
……それで『血の契約』が交わせるのであれば… はい……御二方の願い…なんなりと…。
[屋敷の獣は、いつもとかわらぬ冷たい口調で返した]
(*57) 2018/07/26(Thu) 02時頃
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…ありがと、ワンダ。
[水を手渡したワンダの労いに、(>>140)力なく眉を下げて笑う。 この女性はいつもそう。強くて優しい。こういう時でもそれは変わらなくて、頼もしく感じた。少しだけ、片付けが楽しみになった。]
(141) 2018/07/26(Thu) 04時頃
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