76 ─いつか、薔薇の木の下で。
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[ロシェの様子はどんなふうだろう。 けれど、薔薇がいないあと、まるで白痴のような表情で、彼はぼんやりしていたが、
ロシェがその場を離れるなら、一言、空気のかすれは、]
――……ごめん、なさ……。
[それだけ告げて、一度瞬いだ。]
(122) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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ん…… 嬉しい…… 私も、私も貴方が。
[幾度も好きと言葉を重ね。 幾度も深く口付けを交わし。 なのにどうして泣くのだろう。 目元に唇を寄せ、雫を味わう。 彼の悲しみを、苦痛を、取り除いてあげたくて]
(123) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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[身体が離れるのを口惜しく思いながら、頬に感じるぬくもりに目を細めた]
そう、ですね。 貴方の身体が冷えては大変ですから。 部屋に、帰りましょう。
[一緒に、と。 歩くたび、酷く目が回る。 支えられながらもなんとか部屋へ辿り着く。 ベッドへ引き込まれても、抵抗出来ずいつものような小言も言えず。 重なり合った相手の温もりを感じながら、意識は闇へと引き摺り込まれて行く。 ――その刹那。視界に映る一輪の華。 彼の首筋に咲く、赤い、赤い]
(124) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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…………嫌。
[悲しげに顔を歪め、それに手を伸ばす。 これを咲かせたのは、誰?]
貴方は、私の……
[薔薇の毒に侵されて、曝け出された独占欲。 悔しさに、涙が零れた。 けれど何も出来ることはなく。 眠りに落ちた彼を追いかけるように、意識は一時の眠りへと]
(125) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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[ふ、と。薔薇の声を脳裏に聞きながら目を覚ます 腕の中に大事な人がいて、安堵の息を。 そしてそこに涙の痕を見つければ、そっと目元に口付けた]
…ごめん。
[自分のせいだろうか。 こんなに心配させてしまって。
汚したくないという思いが逆に傷つけていることに未だ気づかない]
(126) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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壊れる…?壊れるのは…俺?
…いっそ、壊れて眠ってしまったら
楽に、なれるか、な…
どうしたら もう、目を覚まさないで済むんだろう。
どうしたら…ヤニクに、そのままで…いて、貰えるんだ 、ろう…
(*23) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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[眠る彼を強く強く抱きしめた。 どうか、このままでいてほしいと心の底から思い。 どうしても覚めやらない自分の熱に、苦しい息を零しながら。
薔薇はいう。きっとヤニクに手を出せば、自分は壊れてしまう。 もう壊れてしまったほうがきっと楽だ けれど、その相手はヤニクであってほしくない。 薔薇の意識が塗りつぶす自分の理性。
蒼い目に薔薇が映る。もう、誰でも良いのだと]
、
(127) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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壊れるのは、君。 ああ、壊れたい?
[問いに薔薇は答え…。]
楽になりたい? 目をもう覚ましたくない?
それが望みならば、 叶えよう。
愛しいキティ
(*24) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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もう、シルヴァは、使い物にならない。 彼ではもう、君を受け止められない。
彼を傷つけず、 そして、君自身の眠りを求めるのなら。
誰かを犠牲にしなくてもならないよ。 君の、そして、彼のために。
[薔薇は薔薇のために。 キティに吹き込む。
そう、薔薇は、彼らが欲にまみれてくれればそれでよいのだ。]
(*25) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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[薔薇の意識の中、問いかける声にまともに言葉を返せるほど自我は残っていなかったけれど]
………。楽に、なれるなら。
(*26) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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……サイラス、さん……?
[強く抱きしめられて。 その温かさに、意識は闇から浮上する。 目の前にあるのは最愛の。 けれどとても苦しそうな、顔で]
……どうして…… どうして、そんな顔をするんですか……?
[頬に手を伸ばす]
(128) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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もちろん、できるよね。 いいや、君はそうしなくてはならない。
彼を傷つけてはならないよ。 だって、そのためにシルヴァに欲望をぶつけたんでしょう? 彼以外は、誰でもいい、その気持ちで、既に、もう、 シルヴァを君は慰みものにした。
[その時はくすくすと笑うように…。]
――……ね 彼を守って、君は誰かを傷つける。 そして、眠りにつくんだ……。
(*27) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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[―ぼんやりとした頭に浮かんだのは、いつかに聞いた薔薇にまつわる怪談話。 その時はおとぎ話の類だろうと笑い飛ばした。
けれど空には変わらず満月が輝き、自分は薔薇の香りに当てられ、目の前には目覚めぬ眠りについた生徒の姿がある。 とても笑い飛ばす事は出来ない。
震える手でサイモンの身体を濡らしてきたタオルで清め、乱れた服装を整えた。 彼をそのままにしておくのは気が引けたから。
換気もしたかったが、厨房の時のように薔薇の香りを誘い込みそうで諦める。]
……。
[ともすれば動きを止めてしまいそうな頭でどうしようか、と必死で考える。
―サイモンの事を含めて、エリアスに相談しに行こうか。 彼の同級生のオスカーも無事だといいけれど。
そう思いつつ、サイモンの部屋を出た。]
(129) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[薔薇の声が響く。 そしてそれに重なるように、目の前の人の声。
また、目に水滴がうかぶ。 どうしていいのか分からない。 だから彼の問いにも返す言葉は短い]
…そのままで、いて。ほしいから。
(130) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[そう。薔薇は何も間違ったことは言っていない。 誘う薔薇を、シルヴァを抱いたのはそれでも自分の意思だ。
「彼以外なら誰でもいい」
そんな身勝手な思考はぱきりと心に罅をいれる。 その隙間に流れ込む薔薇の香気]
俺、は……ただ……
[誰かに頼って、誰かを使って。 結局、依存する心は身勝手なもの]
(*28) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[そんな、また彼を心に、小さな刺をたてる。 薔薇にとっては、どうでもいいこと。
サイラスがシルヴァを抱いたことも、 サイラスがヤニクを抱かないことも。
もちろん、ヤニクを抱けば、 薔薇は、サイラスを通じて、ヤニクにその欲望をすりつけるのみ。 そう、抱かれなくてもならないほどの甘美な苦しみを。]
(*29) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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……そのまま、じゃ。 分からないですよ……
[困ったように眉を寄せる。 どうしてそんなにつらそうな顔をするのか。 またどこかに行ってしまうのではないだろうか。 心配で、不安で。 両手で頬を包み込む。 そっと顔を寄せて。 吐息の触れ合うほど、近く]
[嗚呼。 また、あの赤い華が、視界に映る]
(131) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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[薔薇は微笑む。悩める子猫に。]
(*30) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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ああ。大丈夫だよ。 でも、君は許される。
君は好かれているから。 君は許されるよ。
きっと、誰も君を責めたりしない。
[薔薇は優しく、囁くように。 焚きつける。そう、己のままに欲望を走らせてよいのだと。]
君が幸せならば、 きっと、その彼も、シルヴァも、
[君を許すだろうと…。]
(*31) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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ブレンダは、薔薇は、甘い欲望に、枝につく蕾を膨らませている。
2013/03/27(Wed) 21時頃
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薔薇が……おかしい、…から。 頭が、ヘンになりそう、で……
[目の前の彼を汚したくないから。 だから替わりの誰かで。 そう、誰でもいい、というそんな思考。
自分が酷く汚れていてそんな自分が持つものは 彼を汚してしまうから。
頬に触れる手に手を重ねる。いつも触れてくれる手だ]
──…好きなのに。 でも、これも。薔薇のせいかも、しれない。
[肌をあわせたいなんて、言えるわけもない]
(132) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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シルヴァ、か… …ってもなあ、部屋には…
[どうなんだろう、と考える。 考えようとしても、どうにも思考がまとまらない]
後で様子見に行ってやらないとな。 まだ考えられるんだ、やれることはあるはずだ。
[それが何なのか、皆目見当はつかない。 ただ虚勢を張っているだけで、その虚勢もいつ崩れるともしれない。
は、と。
吐きだした息がどうにも背筋を粟だてて、 グラスに残る水を一気に飲み干し、口を拭った]
(133) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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それでも……
[やはり、ヤニクを抱くことは。抱かれることはできないのだろう。まだ、今は「自分」が残っているから]
お前は…幸せなの?
[薔薇にそんなものを求めるべくもないのだろうけど]
(*32) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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――……そうだね、サイラス。 君に愛されて、幸せだよ。
[薔薇はそう、答える。 まるでシルヴァの答えのように。**]
(*33) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
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薔薇が……
[嗚呼、またぐらりと世界が揺れる。 あまりに濃密な香りに、もはや思考は麻痺している]
薔薇の、せいなんですか……? 私を、好きだと言ってくれたのは…… 私は……私は、貴方が、好きです。
[言葉が零れるは薔薇のせいでも、 その気持ちは偽りではない。 だから、悲しい。つらい。どうして]
とうして……他の人には、触れさせたくせに……
[指先が、つうと首筋を伝う。 まだ残る、赤の印]
(134) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
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違う。好き、だよ。俺は、ヤニクが好きだ。
[「触れさせたくせに」「誰でもいい」「あいしてる」]
……、おれ……ヤニクを、汚したく、ないから…
[薔薇が。薔薇が。甘い言葉と香りと。 艶を込めた声で語り掛けて来る。 触れられた首元の赤い印、思わず片手でそれを隠す。 手遅れなのに]
だから。
[薔薇を、シルヴァを抱いたなんてどの口が]
(135) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
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[胸がばくばくと脈を打つ。 薔薇がいう。「幸せ」と。
抱いた自分は幸せだった?あぁ、きっと、幸せだった。 薔薇をあいすることができて
ぱりん。また、心の薄皮が一枚、剥がれた。 きっと、もう自分を保っていられるのは今日までだ*]
(*34) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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― 廊下 ―
えっと…エリアス先輩の部屋は…。
……。
[口元に宛がったハンカチはまだ効果を為しているのだろうか。 訪れた事のない先輩の部屋に近付くにつれ、足取りは遅くなり。 ドアの前まで付けば、立ち止まった。
サイモンの状態を知って増大した不安は、とても一人では抱えきれそうもない。
しかし、時間の感覚が分かりにくいとはいえ、突然訪問してしまっていいものか。 暫く、ドアの前で所在無げに立っていただろうか。]
(136) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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―廊下―
…待たせたらまずいな。
[オスカーの寝顔を思い出し、慌ててトレイにグラスを乗せて。 厨房を出て、食堂を横切る。 掲げた腕がトレイの重さをずっしりと感じていて、 力が入っていないことを否応でも自覚させられた
がらんとした廊下。 座り込んでいたオスカー。 すれ違ったサイラス。 振り払うように頭を振り、自分の部屋へと足を進めていく]
(137) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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…ごめん…。
[またゆっくりした手で彼の体を押す。 頬に口付けを落としてゆるり、体を離す]
…ブレンダは…眠ったのかな…。 薔薇が、あいつに憑いたから。
[自分の中にも薔薇がある。 自分も眠ってしまえば楽になれる。 眠る為には。誰でもいい。欲を、吐き出せば]
(138) 2013/03/27(Wed) 22時頃
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薔薇が……憑いた? ……ねえ、貴方は何を知っているんですか? 貴方が抱えているものは、何?
……ねえ……行かないで。 また……私を、置いていくの?
[離れて行く身体。 寂しくて、切なくて。 彼が自分から逃げようとしてるとしか思えなくて。 指が宙を掻く。 彼を、捕まえておきたいのに]
(139) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
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