15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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[そうなの、と。 ホリー>>110に小さく頷き。
ヴァイオリンには気づかなくて。 ラルフ>>111がそれを見つけた素振りに瞳が瞬く。
ガストン>>112の視線にゆるく首をかしげ。]
そうとしか、いえないから。
[ラルフ>>113に小さく笑う。 ヴァイオリンを持ち上げるのを見て。
周りに居る皆を、見る]
中に、入りましょ?
[そして、促した。]
(115) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 21時頃
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─城内・通路─
[宛もなく、ふらふらり、と通路を進む。 ふ、と足を止め、手を見た]
…………。
[思い出すのは、冷たく感じた少女の手の感触と。>>59 探し物への無邪気な言葉。>>60]
……引きずられちゃダメだよ……『私』。
[呟きは、言い聞かせるような響き。 それから、軽く頭を振って]
……部屋、戻って、寝よ。
[くるり、とその場で一回転して、方向転換。 その動きに合わせて、また一片、羽毛のようなものが落ちるけれど。 まだ、それには気づかない]
(116) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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…よし、何とかなりそうだ。
[周囲の息苦しさはだいぶ緩和され、手に力が入れられた。そのまま立ち上がる。]
二人とも、やけどは大丈夫か? それと、ヨーランダ、行けるか?
[そのあとに、ヨーランダにも手を差し出す。彼女が起き上がれないようならば、背負って行くことも出来るだろう。]
(117) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[中へ、と言う複数の言葉に頷いて]
そう、ね。
[探されていたので、エントランスの奥に、腰を落ち着けた*]
(@9) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[>>113ラルフが樹に近づく。何事かと思えば、どうやら落し物を拾ったようだ。
拾いに行った先にある樹は被害は無かったようだ。]
>>114ホリー、君はどうする?
[外にいると云うのなら、無理に止めはしないだろう。]
(118) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[自分の部屋、と決めた個室へ向かう途中。 中庭に面した窓から外を見て]
……え、あれ……わ、わわわ!?
[降りてくる虫と、それを巡るひとの動き。 上擦った声を上げるけれど、身体は動かなかった]
……だ、大丈夫、なの、かな……?
[ひとまず、場の状況は収まったらしい、と見て取ると走り出す。 また、一片、しろが落ちた]
(119) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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へっく。
[と思ったが、水に濡れて変に肌寒かったし、へばりついて邪魔だったので、倉庫から何か隠す物でももらってきて、服を乾かそうと思った。すぐに脱がなかったのは、人の目とラルフのさっきの反応に配慮したらしい*]
→小倉庫へ
(@10) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[アリーシャ>>@9が中へ入るのを見て。
ガストン>>117がヨーランダを支えるのを見て。
ゆっくりと泉の傍から離れる]
ホリー? あなたは?
[ラルフもヴァイオリンを手にして中へと向かう。 ガストンと同じようにホリーに声を掛けてたずねた]
(120) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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コリーンは、ラルフに水筒を返していないことに気づいた。
2010/07/20(Tue) 21時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 21時半頃
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[ヨーランダをフォローしつつ、>>120コリーンに続き、城の中に向かって足を向ける。 ヨーランダの状態次第では、彼女を部屋まで送るだろう。
ホリーはついてくるだろうか。]**
(121) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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―回想・小倉庫―
[語り終えた後、腕の中の温もりが、うわ言を零した。]
もし、貴方が、私にその心の裡を開いてくれるのならば 聴かせて頂けるのなら、嬉しいです。
[自分は語ってしまったから。一番重要なことは告げずとも。 話すということは、重荷を誰かに渡してしまうことに 似ているのかもしれない。 だから、別の教派では懺悔はサクラメントに数えられるのだろうか。
聖痕を抱いた右手首のその先、 指先がベネットの髪を優しく撫でた。 青年の心の裡は聴けたか否か。]
(122) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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─城内─
[ぱたぱたと、駆けて行く途中で小倉庫へ向かう姿とすれ違ったかも知れないが。>>@10 そちらに状況を問う、という所に頭が回らなかったのは、妙に気が逸っていたからかも知れない]
……っとと。 大丈夫そう、なの、かな?
[中庭から、城内へと戻るひとたちの姿を視界に入れると、そこで足を止めて。 少しの間、呼吸を整えた]
(123) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[中に入るを促されるも]
俺は。
…もう少し、あれの様子を見ておく。
[そう、上を見上げて。 ここからだと、まだ虫が**]
(124) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 22時頃
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―小倉庫―
[(>>106)やがて、マーゴとセシルが戻ってくる。 (>>65)花の名前が似合うだろうと告げた少女の来訪が先か。 各々無事な姿にチャールズは、安堵の表情を向けた。]
――……皆さん、無事で何よりです。
[マーゴの足の様子を気にかけ セシルのヴァイオリンの不在に首を傾げ 少女の名がどうなったかを問い ――……(>>108)ベネットの治療が始まるならば手を貸す。]
(125) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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これは、おそらく化膿止めだと思うのです。 使いますか?
[城下に向かった時、手に入れた薬を取り出す。 自信がなさそうな言葉は、劣化等は判断できず 本当に使って佳いのか惑うから。]
あとは、私の知識では鎮痛剤と覚えてるものもありますが。 マーゴさんも、足が辛いようなら差し上げますよ。
[そんな会話をしていれば (>@10)濡れ鼠の女性の姿が見えるのだろうか。]
(126) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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―小倉庫―
ごきげんよう、はじめまして。 私はポーチュラカというのっ。 あなたは、あなたは…。
[少女は震えるネコミミトカゲをてのひらに乗せて少し抱きしめていた。 かけられた声にいつものように微笑みを返すけれど。]
セシル、セシル。 どうしてかしら、どこかで聞いたことがあるみたい。 不思議ね?
[それは少女の勘違いかもしれないし、輪郭のない記憶の断片かも知れず。 三文字の響きが懐かしいような気がして、ふわりと微笑みかけた。]
あなたの名前も教えて欲しいの。 お友達になりましょう?
[黒髪の少女へも、そうして笑いかける。]
(127) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[外にとどまるホリー>>124]
そう。 気をつけて。
[小さくそれだけを残し。
ガストンやラルフ、フィリップ。 そしてヨーランダと共に城内へと。
そして城内に戻ったときにラルフに水筒を返して]
ありがとう。
[服を乾かしに行ったアリーシャを見送り。
足音>>123が聞こえれば。 色のない瞳がきょとりと瞬く]
あら……ソフィア?
(128) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[>>128名前を呼ばれても、すぐに声は出なかった。 息は整っていたけれど、違う理由で、少しだけためらいがあったから]
ええっと。 なんだか、大変だったみたい、だけど。
……大丈夫、なの?
[もう一度、深呼吸をしてから。 そう、と問いを投げかけた]
(129) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[コリーンから水筒を差し出されれば、 ヴァイオリンは戸口付近に立てかけ、それを受け取る]
いや、こちらこそ。 本当に無茶させて、ごめん。
そうだ……これ、フィリップになんだけど。 コリーンも、飲むといいと思うんだ。 煎じて飲めば、喉にいいお茶になる はず。
[街から収穫してきた、甘草の根っこ。 ヴァイオリンの隣にその紙包みを置いて、 ホリーと呼ばれた異形の少女を振り返る]
(130) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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中に誰かいるの?
まあっ、チャールズ! それにあなたは、はじめましてね?
[マーゴやセシルの後ろからひょこりとその小さな頭を覗かせた。 見つけた新しい顔には先と同じように微笑みかける。 名前を聞いて、花の名を名乗る。 それは彼が片目を鉱石化していても、臆することは絶対にない。]
チャールズも、聞いてきいて! 私、素敵な名前が出来たのっ。
お花の名前、小さな扉。 あのね、私、ポーチュラカというのっ。
[満面の笑みで友達へと語る胸元で、赤い朱い仙人掌の花が揺れた。]
(131) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[――そしてガストンの傍ら、 ヨナの様子に目を向ければ、中庭へと戻る。
竜の少女と同じように空を見上げた。
そうしてしばし、焼蛍虫が舞い降りて、 あの木に害をもたらさぬよう、光の渦を見つめている**]
(132) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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ポーチュラカ。 可愛らしいお名前ですね。
[少女の名を聞ければ、それを繰り返す。 彼女が持つネコミミトカゲを物珍しそうに見る。 その瞳の奥に、どこか、少女のような輝きを孕みながら]
私の名前を、聞いたことがあるのですか?
[そんな反応をされたのは初めてだったので、いちど、瞬いた]
ああ…はい。ありがとうございます。
[チャールズが劣化等を気にしているのに気づかず、素直に化膿止めを受け取る。 ベネットが拒否しなければ、それを傷口にそっと塗るだろう]
[やがて、アリーシャの姿も見えれば、まずはその濡れた様子に驚いて、どうしたのかと問うか]
(133) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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―城内―
[>>129ソフィアに安心させるように。 ひとつ頷いた]
大丈夫。 それほど酷い怪我の人いないから。
[軽いやけどを負った人はいたけれど。 動けないような人は、いない、と答え]
(134) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[ラルフ>>130が示した包みに視線を向ける]
たまには、無茶もいいもの。
喉にいいお茶? でも、わたしより―― フィリップ、かしら? 彼のほうが、必要そう。
[擦れた声で喋るフィリップとは。 まだちゃんと会話をしていなくて。
ラルフの言葉に、フィリップへと視線を向けた]
(135) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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コリーンは、ラルフが中庭へと戻るのに、気をつけてと見送った。
2010/07/20(Tue) 22時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 22時頃
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[ヴァイオリニストはベネットの手当てをしているが、
何か が
ネコミミトカゲのほうをじいっと 見ていることに。
その、気配に。 誰か気づくだろうか]
(136) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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─城内─
そ、か。 なら、よかったんだ。
[>>134大丈夫、という返事にほっとする]
あれ、よくないもの、だから。 また、何か嫌なこと、起きるのかな、って、ちょっと心配だったんだ。
[そう、言いながら。 >>131再び外へと向かう背に、大丈夫かな、と。 そんな感じの視線を向けて見送った]
(137) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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[それは、異形の気配。 勘の良い者なら気配に気づけるだろう。
しかし、何処にいるかは、わからないはず。
なぜならそれは この、茶髪のヴァイオリニストの「内臓(なか)」に いるのだから]
(138) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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[そして、当の本人は、 自分の身体の中で育っている異形の存在に気づいていない……]
(139) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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セシルは、あるのはただ、下腹部の違和感だけ。
2010/07/20(Tue) 22時半頃
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『かわいい……』
[じいいっと、 その、異形を見ている]
[触れてみたい、と、思うのに]
[手に入れていたはずの力はどこかに失せてしまって] [ヴァイオリニストから、身体の支配権を奪えない]
(*20) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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― 泉 ―
[俯いて、そのまま黙り込む。 >>88 ラルフの止めた手…………。
きっと私が本当は穢いことを知ったから。 触れたくないのだ…。そう思った。
>>91 謝罪も、ただ黙って……。 自分がシィラをころさないで…大樹をころさないで、と言ったことが枷になっているなど、気がついていない。]
(140) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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[そう、そうやって、穢いのだと、避けられた思い出が蘇る。 魔女の娘だ。
穢れた娘だ。
まだ子どもなのに、あの子はたくさんの男を食らうのだよ、と嫌な例えをされた。 間違ってはいないのだから、何も言わず……。
ただ、おかあさんがごめんなさい、と…。]
――……
[でも、泣いてはいけない。 ただ、押し黙って………。そのまま動かずに……。]
(141) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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