268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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── 昼下がりの路地 ──
[癖っ気をいじる照れた仕草に、くつくつと喉を震わせてから。>>83]
それは耳が痛いな。 俺も集中している時は、鳩の一声に気づけるか怪しい。
[顎に手を当て、真顔になった。 秒針の狂う音ならすぐに気づける自信はあるのだが。]
では、そのお店に俺もお世話になろう。 ソウさんのおかげで、中途半端な時間でも 食べさせてくれる店が増えて感謝してるよ。 でなきゃ、インスタントとテイクアウトだらけになる。
[食事にこだわりはないが。 できたての温かい料理を超える美味しい食事はないし、食べられるならそうしたい。 この人形職人の紹介で、不味かった店はないので全面の信頼を置きつつ。 調子よく得意気に施錠を語る、その真相を今知れないのは大変残念である。>>79]
(131) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[手短にメールを送信して携帯をしまえば、タヴェルナの入口はすぐそこに。>>84]
……いい音だな。
[温かみのあるドアベルの音。 鳩時計ではないが。以前一度からくり時計の修理が入った時には、彼に木彫人形を外注依頼したことがあった。 街の人形劇団にも、人形を提供しているそうだし。 どこか愛嬌があって温かみがある作品は、彼の人柄を表しているようでもあるとしみじみ思う。
どこかの裏通りで響いた悲鳴と物音は、ドアの閉まる音で掻き消された。>>73*]
(132) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[──セイルズ様と出会う少し前。>>122 今や街のあちこちで見かける機会も増えた、謙虚な若者への態度も折り目正しい。ただ、微笑めば自然と目尻による皺だけが平生より多いが、微々たるもの。]
は、は。それはどうも 私としましては写真よりも サイラス様の絵画から抜け出しとうございます
[実物と遜色ない、それ以上の魅力を描くのに長けている彼の似顔絵は観光客にも評判が高い。 対面で依頼をするには機会に恵まれず、自身がどのように描かれるのかなぞ想像もつかないが、いつかを楽しみにするとして。 連れがいるようだったので、この場は挨拶に留めて先へ進んだ筈。
頃合悪く、見覚えのある観光客の視線と興味は路地裏へ向かっている時。>>89 縁ある観光客とは、何れかの機会があることと。]*
(133) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[そう、船乗りには妙な連中が多い。 常に同じ船に乗る仲間もいるが、ほとんどが旅は道連れ、とばかりの烏合の衆だ。 陸でも暮らせるだろう奴もいれば、ああこいつは海で死ぬんだな、という奴もいる。 俺は、………きっと海じゃあ死ねないだろうが]
あぁ、そういえば 次に来たら会う約束をしてたっけ
[子供に憧れられる職業ではない。 しかしだからこそ、セイルズのとこの坊ちゃん(年はそう変わらないだろうが、死んだ祖母がそう呼んでた馴染みだ)には、色々と包み隠さず話そうと思っていた。 ただの強盗であるが、未だ蔓延る海賊だとか。 陽気な面とクソみたいな面とか。 憧れるなら、それこそ絵描きや劇団のがいいんじゃないか、ってな。 約束はいつだったかな。家に手紙でも届いてるだろうか]
(134) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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── 食堂 ──
こんにちは、マダム。 もう一人分も、追加でお願いできますか。
[ソウスケの後に続いて店内に入ったなら。>>85 皮肉る声に苦笑を浮かべながら、帽子を脱いで女店主へ頭を下げ。食欲をそそる匂いに、口端を緩ませた。
ペンネかサンドイッチか。 悩ましい二択にうーんと小さく唸っていれば、ポケットにしまったはずの携帯が震える。>>97 時間の変更かと、内容だけちらっと確認して。]
じゃあ俺も、サンドイッチで。 食べ過ぎたらこの後、愛想を尽かされてしまらしい。
[うっかり食べ過ぎてしまいそうなトマトソースのペンネはまた次の機会にお願いしよう。]
(135) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[良心が痛む、と言うのは経験則だ。
終電では乗客の自宅を知らずとも余程のことがない限り民家の無い港湾に差し掛かる前に声をかける。タクシーを拾うにしても諦めて宿を探すにしても人気のない深夜の港スタートは心が折れるもの。 ベテランと言うにはまだ年が足りていないが車掌の肩書を背負うのだからそれくらいは理解している。
だが、一度だけ。 一度だけ、船を漕ぐ紳士を終点まで放置していたことがある。>>55
あれは確か冬の終電だった。 裾広がりのロングコートに初めて腕を通した年。 憧れていた制服と、揺れる車両と、瞬く寒空の星と。]
(136) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[注文すれば、程なく届いた具沢山のサンドイッチ。 騒ぐ腹の虫に後押しされながら、左手袋を外せば一切れ掴み。大口で頬張るソウスケに習って、齧りついた。]
うん、おいしい。 野菜もだけど、ライ麦パンの香ばしさがまたいいな。 これはこれで食べ過ぎてしまいそうだ。 [形が崩れないよう注意しながら二口目を齧り。]
そういえば、明日からのマーケットだけど ソウさんは作品出したりするのかい?
[食事がてら世間話を少し。
ちなみに時計屋の仕事はいつもと変わりはない。 賑やかな街の音を聞きながらいつも通り店内で作業するか、気が向けば食事がてら掘り出し物探しにぶらつく程度だったりする。*]
(137) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[深夜も回った終点で平謝りしたのはそれが最初で最後。
新人の頃にありがちなミスだ。 良心の呵責に耐えかねてタクシーを呼ばせてもらったが、タクシー代は果たして受け取ってくれただろうか。 ――― かの紳士は何処まで己の贖罪に付き合ってくれたのだったか。*]
(138) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[そして、現在。 私用か公用か、傍目に解り辛いのはそれだけ、彼が仕事人間であるからのように思えた。働き盛り、無理などしていないかと窺う視線は最小限に。]
セイルズ様もおかわりないようで何よりです 郵便局でしたらそう遠くありませんね
[逆に、此方を観察するような視線は、好きなだけどうぞ、という構え。何も面白みなぞないだろうとは思うが、雑誌編集者と執事では恐らく捉えるものが違うのだろう。
実際、彼からの取材に、依頼する上で顧客が知りたがっていることを教えてもらった心地だった。 ドラマや映画と違い、燕尾服などは希望された時くらいだとか、家財道具になるだけ指紋を残さぬよう仕事中は白手袋を嵌めている、とか。
目の前のお客様が、執事の存在など忘れたように寛いだ表情を見せた瞬間や、期待以上のサービスを提供できた時に歓びを感じる、だとか。 つい、らしくなく熱く語ってしまったのも、彼の実直な仕事ぶりに応えたいと思ったから。]
(139) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[基本、貧乏人なので。 お昼は大体、手作りのサンドイッチ。具は控えめ。]
あ〜ぁ、最近ハンバーガー食べてないなー。
[マーケット中くらい、久し振りに少し贅沢しようかな、とか考えながら。 薄いハムとチーズを挟んだサンドイッチをひと齧り。
ちょっと塗り過ぎたマーガリンが、指についた。]
(140) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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――店につく前に>>130――
はは、僕はママの店の売上に貢献できるし、一石二鳥だな。
[ママに聞かれれば、ランチタイム後に来る面倒な客を増やして、なんて言われるのかもしれないが、それでも断ったりしないってわかってるから、結局のところ売上の貢献だろうって思うんだ。]
インスタントとテイクアウトじゃ、家から出る距離が足りないよ。 外に出て歩き回らなきゃ、気分転換にもならない。
[ジャンキーなものが身体に悪いなんて言えるほど、僕もたいそうなご身分ではない。 外食続きじゃ、たいして変わらない。]
(141) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[また逃げられた>>128] [何か反論しようとしたけど、間違ってないから]
うーるーさーいー。
[ガキの文句にしかならなかった] [だが、サイラスが指名手配中の逃走犯を描き始めると]
お、似てる似てるいい感じ。
[しゃがみ込んでスケッチブックを覗き込んだ]
[捜索願に似顔絵は付き物>>129] [同感を示す言葉の代わりに大きく頷いた]
(142) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[書き上がった似顔絵を受け取って]
顔だけ別物じゃん
[かつての美猫を思わせる可愛い顔にぷっと噴く] [だが、顔の違いなんて二の次なほどに] [体型は見事に本物そのもの] [それだけで似顔絵としては十二分に役に立つ]
わーったわーった。 日が暮れる前に見つかったら、 お前が食いたいものなんでも奢ってやるよ。
[サイラスにニヤッと笑ってみせた]
[日が暮れたら?] [じゃあ、俺が食いたいものを食いに連れてってやるよ]
(143) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[観光客の男性がそこにいれば似顔絵を見せて]
こんなやつです。 見かけたら、捕まえて…… いや、危ないから近づかないほうがいいです。
[観光旅行なのに変な事に巻き込んではいけない] [気にしないで、となんでもない風に手を振った]
[巨猫は、見た目よりもずっと重たいのだ*]
(144) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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――店内で――
ありがとう。
[この店に二人で来るのは初めてだし、このドアチャイムが自作だと話したことはないが、音への賞賛に礼を返せば、作り手は自然に知れたろうか。
サンドイッチを揃って頼んで頬張る、男二人。 絵的にはそれほど、美しくない。]
愛想を尽かされる? そんないい人がいたのかあ。
[連絡をとっていたことから、約束があったのだろうとは推測できた。 浮いた話なら聞きたいと表情に笑み浮かべてみたが、仕事とにべもなく返されてしまうだろうか。]
(145) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[荷物を持たせてもらえる。>>125 差し出されるそれを恭しく受け取った瞬間、顔の皺が一本消えた気がした。]
是非。その腕はセイルズ様にとって 大事なものですから ね
[落とさぬようしかと抱え、横並びに歩き出そう。仕事中ではないから、数歩下がる、なんてことは控えた。 緩やかな足取りの中、交わす言葉もまた、長閑なもの。]
交通の便がどんどんよくなってますからな 港に寄港する客船も随分と便が増えましたし
今年も、期間中の予報は晴れですから 明日以降の夜は昼以上の賑わいとなるでしょう
[夜更かしが増えて、むしろ昼間の方が街は静かになるかもしれない。なんて戯言を挟み。]
(146) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[やがてやってきた赤い車両に乗り込む。 泳ぐ視線は目的のものを見つけると、運転席が見える位置に陣取って背中を開かない扉に預けた。
それなりの距離だが、歩くのが苦になるほど体力がないわけじゃあ、ない。けれどオリュースについて最初は、この赤い電車に乗ることにしている。
そういえば前回、だったか。 珍しく乗りこめないくらい盛況なタイミング。 舌打ちしながら歩いていたら、観光客を狙ったスリを見つけたっけか。いつもなら見逃すくらいありふれた光景。正義ぶるつもりもないし。 虫の居所が悪かった、ってだけで掴んだ腕。まぁ、声を出すでもなく。助かったのはきっとただ1人。あるいは別の誰かが餌食になったかも。欠伸交じりに思い返した出来事は、それ以上の記憶に繋がらずに途切れた。 見上げた先の、………帰って来た、と実感する]
(147) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[苦手なものが多い。 たとえば汗をかくのが。嫌い、ではなく堪え難いだとか。 人混みも。偶然肩が触れる、あるいは逃げ場のない人いきれ。
たとえば蜘蛛の巣が顔についたりしたら、なんて想像するだに心臓が痛い。 つまり屋根裏という単語は──「地下室」の次に怖い。気がするーんんーむりーー。という思考を隠した無表情だった。いや顔に出ていなくて良かった>>117]
(148) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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そうですか、砂漠は見たことはない?
[挑戦したい、という絵描きの言葉>>120に小さく頷いた]
私は ……まあ。砂漠が好きだけど絶対に住みたくはない、から飾りたい。ですかね
[彼の言葉が記した情景に、寂しさという色があることが奇妙な感覚だった。 饒舌になっている、と自覚してはいて]
才能への興味として、貴方のスケッチ旅行に出資してみたい気はするが ……この街を描くのに飽きてくれる日が来ることを期待しよう
[冗談のような色はまったく乗らない無味乾燥な声でそう言ったのは、 包まれたキャンパスを手で受け取ろうかどうしようか悩みながらだった]
(149) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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…………。
[指についたマーガリンを舐め取りながら、ふと、思い出す。 一目見て、恋に落ちてしまった、あの人のこと。
あれは、もうだいぶ前のこと。 アルバイトで、木材と塗料を、とある工房へと届けた。 以前から、窓から見える木彫品は、素敵だなって思っていたし、劇団で活躍している人形のいくつかは、この工房で生まれたものだ。 けれど、主人を間近で見たのは、その時が初めてだった。
─────ひとめで、恋に落ちた。
会話なんて、「お届け物です」「サインをお願いします」「ありがとうございました」くらいしかなかったのに。 その日からしばらく、彼の緩やかでやさしい笑みが、頭から離れなかった。]
(150) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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んく、 うん。
[アリーの感想には、口いっぱいのサンドイッチを咀嚼しながら相槌半分同意半分で頷いていたが、マーケットに何か出すか、については自分の明確な返答がいる質問だ。 口の中身を飲み込んで、改めて肯定する。]
出すよ。 いつもの人形と、それからお土産になりそうなのが増えるかな。 笛とか、ドアチャイムとか、壁飾りとか。
[木材を芯にして、布を張ったり飾ったりして作る人形は、生業ではあるものの、マーケットでの売れ行きはそれほどでもない。 むしろ工芸品のほうが、目を引くのか里子に出やすいものだった。]
(151) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/07/26(Fri) 23時頃
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[そしてマドンナ]
たぶん猫? ふっさふさの
[なるほど。猫、と告げつつ示される動きが何か、枕くらいのサイズ感だけど>>126]
……
[手配書を覗き込んだ。>>144 枕サイズの?このシルエットの?猫?]
んん、
[咳払い]
見ていない。見つけたら、どうすればいいんだ? ポリスを呼ぶ?
(152) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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昔──…私がセイルズ様の歳の頃は 空はもっと広く、青かったように思います
といっても、当時は呑気に星を眺める 余裕はなかったので、あまり覚えていませんが
セイルズ様は如何ですか?
[彼に当てはめるなら、幼少の頃となるか。 あんなに小さかったのに、と何処か懐かしむような眼差しを向けるのは、眼鏡が天を向いている間だけ。]*
(153) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/07/26(Fri) 23時半頃
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そうだ。 今年いきなりは難しいかもしれないけど、今度僕の作る壁飾りに時計を仕込んで売ってみないかい。 時計屋さんだって大事なオリュースの職人なのに、毎度何もなしじゃさみしいだろう?
[ああ、素敵な考えだ。どうして今まで思いつかなかったんだろう。 思いついたらもう、サンドイッチどころじゃなくて、片手に持ったパンは動かないまま、どんなものがいいだろうなんて頭の中に絵を描き出す。]
ああ、この街には画家もいるじゃないか。 サイラスに絵を入れてもらうのもいいかもしれない。
[ライ麦パンからトマトが逃げ出しかけているのも気づかないまま、夢中でひとり話を進めようとする*]
(154) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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[褒められると有頂天になるのはいつもの事。 しかしハワードさんなりの誉め言葉>>133には 流石に申し訳ないと首を振る]
いやいや。 僕にはまだハワードさんの偽物位しか描けませんよ。
それにハワードさんを描けたとしても、 そこから抜け出されたら 僕の絵は死んじゃうじゃないですか。
[口にしてからもうちょっと芸術家気取りの 言葉を選べないものだろうかと 密かに落ち込んだのは秘密だ*]
(155) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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そんな反応するから マドンナの遊び相手にご指名されてんだろ。
[どちらかと言うと、子供の様な反応を見せる ヤニク>>142と同じくガキなのだろうなと自覚はするが 絶対こいつの前では頭いいフリをしてやると やっぱりガキの発想のままマドンナを描く]
そうかーおれにはこういうふうにみえるけどなー。 きっとおまえのめにうつっているのは おまえのこころのやみのせいじゃないかなー。
[猫のモンタージュに関しての文句>>143は 棒読みでスルーに決まっているだろう。 僕を巻き込むんじゃない。 巻き込んでいいのは美味しいご飯の時だけだ]
(156) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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そうと決まれば早く見つけろよ、 なんなら今すぐ見つけて、僕に昼飯と夕飯を奢れ。
[そんな無茶ぶりをしつつも、客へマドンナ捜索に ついて注意事項も付け足す様にに同意した] 猫の傷は膿む事があるので、本当に注意してください。
[そこだけは真面目に。 夜空のキャンパスを流れた流星が、 マドンナの爪の痕になった惨劇を思い出して 遠い目で忠告した*]
(157) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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― マーケット ―
[ほかにも劇団の人形の一部など見せて貰えただろうか。 劇団の準備の場所から離れて辺りを見回しても、完全にマーケットはお祭りムードに包まれている。]
あーこれ去年も来たな。 案外流行るんだよなあこれ。
[マーケットの中にある広場では、小さな移動遊園地がセッティングを始めている。 夜になるとぴかぴかと光る小さなメリーゴーランドは、高いわりにカップルと酔っ払いで毎年盛況のアトラクションだ。 ほかにも夜になると電飾が光り出しそうな遊具が色々セッティングされているのを横目に眺めつつ、歩を進める。
長い場所では明け方まで人が集まるペルセウス・マーケット。 それでもなお、その喧騒から少し離れればまたよく流れ星が見えるのがオリュースの人気の源だった。]
(158) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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― 中華料理屋 ―
[そんなマーケットの中心部も通り過ぎ、陽射しも完全に落ち着いてきたころ、市場の片隅にある2階建ての小さなコンクリートの雑居ビルが2,3軒続くちょっとした食堂街にたどり着いた。 一つのビルの階段を下りていくと、切れかけた蛍光灯に照らされた入口扉が既に開いているのを見て安心する。
そこがお目当ての食堂だ。 入るとアジア系の料理人とウェイターが挨拶してくる。 ここは、普通の料理も安くて旨いが、特に学生サービスの大盛りが凄いのだ。]
油淋鶏…
[とウェイターに伝えたところで、既にカウンターに座っていた、ここを教えてくれた友人が何かの麺を食べながら手を上げているのに気付き、その隣へと座る。]
(159) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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お前ほんと常にここいるよな。
[缶ビールを2つ頼んで出てきたところでお互いに乾杯する。 中国語で名前のよく分からない彼の頼んだ謎のつまみをつまみ、また山盛りのライスと油淋鶏を一緒につつく。
この街は港町だ。 街側に行けば大学もある。 こうやって、この店の主人や自分や友人のように、他の土地から来る者も多い。
そして、ここに居付く者もいれば去る者もいる。 当然、他の土地から来た者が全員オリュースに居付けば街はすぐにパンクしてしまう。 したがって去る者の方が多く、自分も倣ってその道を歩むところだった。]
(160) 2019/07/26(Fri) 23時半頃
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