246 とある結社の手記:9
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協力者、って言ってただろ? えーっと……、結社流には囁き狂人、だったっけ。
失礼だよなーーー。 俺っち、狂ってなんかいないのにさ?
ま、協力者だ。 協力者ってさ、人間でもなれるの。 てか人間だからなれるの。
本当は”声”が聞こえたらいーんだけど、 聞こえなくてもどうにかなると思うし、教えてあげるからさ。
[差し出したままの手。 そうして、にっこりと曇りのない笑みを浮かべて。]
(72) dia 2018/08/08(Wed) 02時頃
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これから。 一緒にやっていこうよ、ベッキー。 ルパートさんとさ、みんなと。
大丈夫だよ、難しいことなんて何もないから。 助けてあげる。
だってね、俺っちベッキーが来てくれたらいいなあって、ずうっと思っていたんだ!
[悪びれず、嬉しそうに笑った。**]
(73) dia 2018/08/08(Wed) 02時頃
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― 夜 ―
[お嬢様と共に生きる。 そう誓って最初に行ったのは、"食事"だった。
主として、脚の一本を与えるぐらいは、当然のこと。 人狼の主となった乙女は、 陰のある笑顔でそう言ってのけた。 今までの献身への褒美として。 そして、今まで積み上げてきた罪、その罰として。
リンダは、寝間着の隙間から左の腿を投げ出し、 鉄格子から差し込む月明りにかざした。 ほそくしなやかな脚が青白く光り、 恐ろしいほど蠱惑的に映った。
――ごくり。 獣の喉がなった。]
(*42) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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[人肉を絶ってから十数年。人狼としての力は衰えている。 村を離れ、フーバー家からリンダを護り抜くには、 食事が必要だ。
そしてなによりも、 ロイエの正体を知りながら全てを受け入れた彼女は、 間違いなくロイエの主人であり、最愛の妹だ。
その可愛らしいおねだりを無碍にできる者など、 はたしているだろうか? ぎゅるる、と、ロイエの胃袋が、はしたない音をたてた。]
……畏まりました。 お嬢様からの褒美、心して……堪能いたします。
[人狼の爪がきらめき、音もなく乙女の左腿を切断した。]
(*43) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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[大皿に盛り付けたリンダの左腿には、一切の手を加えていない。軽く火であぶれば脂が溶け出し、旨みも深まるのだが、せっかくの御馳走だ。素材がもつありのままの味を堪能したかった。
肉斬り包丁をいれ、3枚に薄く削いだスライスを小皿に取り分ける。]
……それでは、いただきます。お嬢様。
[止血の治療を受けたリンダお嬢様が、食事の様を見守っている。
手本になるべきロイエは、上品に食事を行うべきだ。ナイフでスライスを更に切り取り、フォークにまきつけて、ちいさく開けた口に運んだ。ワインに見立ててグラスに注いだ血液を一口。舌の上で、薄い肉片を転がし、香りを堪能しから、ごくりと飲み下す]
……はぁぁぁぁ… なんという…………美味。
[長らく口にしていなかった人の肉に、全身の細胞が歓喜に打ち震えた]
(*44) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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[一筋の涙が頬をつたった。
気付くと小皿の上にあったスライスはもうなかった。 肉斬り包丁を手に、次の肉片を削ぐ。 今度はもっと厚く。もっと大きく。 ナイフで切り分けるのももどかしい。 フォークを突き立てて、大きな塊のまま、口に押し込む]
………あ"……う"……
[頬をつたう涙の量が増える。
包丁で切り分けるのでは、もう物足りない。 切断面から顔をだした大腿骨を掴み、 身を乗り出して腿に直接かぶりついた。
歯を突き立てて、噛みちぎった腿から鮮血がほとばしった。 口のまわりがべったりと赤く汚れる。 素手で口をぬぐい、掬い取った血液をべろりと舐めた。]
(*45) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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……あ”……あ”あ”あ”っ……うぅぅ…… お"……お”い”じ……い”……。
[目頭に熱がおび、肉を貪る口から、嗚咽がもれた。 頬張る肉片の量に、飲みこむことが間に合わず、 喉がぶるぶると痙攣し、堪えきれずに、むせた。]
……えぼっ……おっ……おぶっ…… ぇ"ぇ"……ぇぁ”ぁ”ぁ”…………っ
[大量の唾液と肉汁と共に、口からぼとぼとと肉片が流れ落ちる。その間も涙はとめどなく零れ、鼻からは啜りきれないほどの体液。口の周りは涎と血液でべったりと赤く汚れきっている。]
……あ”あ”あ”……お”…お”ぜう”ざま”……。 ……お”ぜう”……ざま……!!
[汚れた口から零れ落ちてしまったお嬢様の小さな破片に、 ロイエは手を伸ばした。]
(*46) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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……あ”……あ”あ”あ”……っ
……ご、ごめ…… …な”ざ……い……っ
[涙と鼻水、ヨダレと血液でぐちゃぐちゃと赤く染まった顔で、 テーブルに広がる、残り少ない腿肉の欠片を手の平で掬いとり、 口に運んでずるずると喉に流し込んだ。]
お"ぜうざま……ごめ…な"ざい…っ
バ……バケ"…………モ"ノ"で
(*47) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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あ”あ”…………バゲモ"…………ノ"で、ん”ん” ……ごめ……な"ざい……っ
……あ”……あ”あ”あ”……っ
……お”い”じ……い”……。
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”……っ
[ぼろぼろと子供のようになきじゃくりながら、 身を大きく乗り出して、赤く汚れた皿に舌を這わした。 肉の一片、皮の一枚、血の一滴たりとも残さないよう、 丁寧に、丁寧、べろべろとテーブルを嘗め回した。]
(*48) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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[人間の女は、いつのまにか黒い狼に姿を変えていた。汚れたメイド服はすっかり脱げて、耳には辛うじてひっかかるカチューシャ。
リンダの左腿をすっかり食べ終わると、黒い狼は、しかられた犬のようにぺったりと垂れた耳と尻尾を引きずったまま、主の元へとトテトテと駆け寄った。
そのままくるくると周囲を回り、痛みで喘いでいるだろうリンダお嬢様を上目使いで心配そうに見上げる。]
(74) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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……お嬢様。
ああ、お嬢様……お嬢様。
……お嬢様……お嬢様……お嬢様……
(*49) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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………キュゥゥン。
[少しでも辛さをやわらげたくて、 少しでも痛みをわかちあいたくて、 その女主人のやわらかな頬をぺろぺろと舐めつづけた。**]
(75) noko 2018/08/08(Wed) 03時頃
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ラルフさんが立ち去り、スージー姉ぇが泣き崩れた。おれは、なにもできなかった。 ベッキ姉ぇは、髪を切って別人みたいに見えた。おれは、なにもいえなかった。 生き残った人たちは、コルクボードに書き付けをはったり、喋っていないのに相槌を打ったりしていた。おれは、なにもきこえなかった。
そのうち、扉が閉じて宿は暗くなった。 ああ、おれはなにもみえてなかったんだな。いまみたいに。
(76) 7korobi 2018/08/08(Wed) 03時半頃
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ある田舎道のちいさな、ちいさな村。 ルパート峠の少し手前、川のそばに、お花に彩られたささやかな共同墓地と、二階建ての廃屋がありました。
村の人達は、黄昏時を過ぎたら峠には近寄らないようにと、口をそろえていいます。女性が夜に峠道を歩いていると、青白い火の玉が道を示すように浮いていたり、小さな子供の足音が聞こえるとか。
もしもそんな不思議をみかけても、ついていってはいけません。悪い妖精にさらわれて、帰れなくなってしまいます。
(77) 7korobi 2018/08/08(Wed) 03時半頃
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マリオは、暖炉をかき混ぜた。
7korobi 2018/08/08(Wed) 03時半頃
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もしもそんなのをみかけたら、どうしたらいいかって? 落ち着いて深呼吸して、なるべく低い声でね。峠の名前、三回唱えると、炎も足音もいなくなりますよ。
それとも、ベリーのジュースを道に置いていくと、峠道を案内してくれるんだとか。
(78) 7korobi 2018/08/08(Wed) 04時頃
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あ、お湯沸いた。ホットミルクいります?お砂糖は? 僕ね、甘いの好きで、いつも4つ入れるんす。 多い?ですよねえ。うち、みんなそうなんすよ。
(79) 7korobi 2018/08/08(Wed) 04時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
noko 2018/08/08(Wed) 04時頃
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じつは、この村にはいわくがあって…。あ、これ僕が言ったって、地元の人にはナイショね。
むかしむかし、戦争の前の話です。 川辺の廃屋は旅人が立ち寄る宿屋で、町になる場所はまだ教会もない草原でした。峠のあたりは狼が出るので、旅人の行方不明がしばしば。村の領主様はべつの貴族で、当時の領主は悪魔に魂を売っていた…、誰ってほら、名前を言ってはいけないあの貴族。破門されたやつ。…そんな時代の話です。
町と教会ができて、今はずいぶんよくなったんだよ、なんてこのへんの人はいうんですけどね、まあ…、自分で確かめたくはねっす。
それでね、当時この村に、小さな男の子が住んでいました。 やんちゃ盛りの年頃で、もののはずみで罪を犯しました。けれど、懺悔もせずに、死んじまったのだそうです。
そういうことがあったのが、その宿屋でした。男の子は罪を濯ぐまで、天国に入れません。それで、ずっと今も、現世と幽世の間をさまよいつづけているのです。…って。
(80) 7korobi 2018/08/08(Wed) 04時頃
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マリオは、お伽話はおしまい、と口を引き結んだ。
7korobi 2018/08/08(Wed) 04時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
noko 2018/08/08(Wed) 04時頃
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ああ、そっすね。僕くらいの歳ですよね、きっと。 …まあ、僕もベリーのジュースは好きっす。酸っぱくないから。
この宿、いいでしょう?ローザス商会の古いお屋敷を改装したんですって。 僕も、峠の先の町に用があるんすよ。うちのオヤジ、公証人資格とったって。もうずっと町で働くし、家借りたから来いよって。
それでね、お客さん不案内みたいだし、ちょっぴりのお金でご案内しますよ。 へへへ、まいど。はーい。あとは町に着いたら。
朝になったらはやめに出発して、峠は午前中に越えるのがおすすめっす。怪談だけでいってるんじゃなくて、峠の手前、お墓のあたり。川の中に硝子瓶が埋めてあって、朝日がさすと輝くんす。
綺麗ですよ、キラキラって。
(81) 7korobi 2018/08/08(Wed) 04時頃
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―朝―
うん、昨夜思い立ってね。
[随分スカスカになってしまった後頭部を指で梳きながらそう言って、ピスティオ首元に手を伸ばせば(>>69)そこに触れやすいようすこうしだけ首を傾げる。 目の前の無邪気な笑顔と目が合い、そのまま眼鏡越しに彼を眺めた。
そうすれば彼はその表情に無邪気さを残したまま 話を続けただろうか。
―…不思議だった。]
(82) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃
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[ピスティオが話している。 あたしは相変わらず襟足から指先を離せないまま、 怒らないで聞いて欲しい、と彼が語りだせば 「ん。」と小さく頷いて続きを促す。
「生きさせるために。」そう言ってこちらを見る彼の瞳は、これまで以上に優しく感じた。]
(83) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃
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…あたしもね。
みんなと…"変わらずに"一緒に居られたらって、思うよ。
[差し出された手のひらを視線だけで見下ろしながら、声を震わせる。 ひとつだけ。ひとつだけどうしても不思議で そこから一歩も動けない。
喉に言葉を引っかからせながら、やっとの思いで絞り出す。]
(84) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃
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…ッ
………あんた、なんで 笑ってんの……?
(85) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃
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[下げていた視線をピスティオの表情に戻し、 周りを見渡す。 父や、ロイエもいるだろうか。 さっきまで泣いていたはずのスージーだって今はけろりとしているように見える。]
…どうして?おかしいじゃない。
ラルフが連れて行かれたんだよ…? ……それに、パティは? パティが起きて来てない。
[声はすっかり涙でくぐもっていた。 このまるで日常に戻ったかのような空気を否定するように首を振る。]
(86) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃
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……
マリオは、殺さなくてもよかったんじゃないの…?
[手を差し伸べてくれた彼に、人狼たちにそれだけは聞いておきたかった。]
(87) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃
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― 某日 某所 ―
(>>46) [うら若き女主人を車椅子にのせて、 そのメイドは行く先のない旅を続ける。]
そうですね……海辺の街などはいかがでございましょう? これからの季節、潮の風は、心地よいかと……。
(88) noko 2018/08/08(Wed) 04時頃
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(>>47) まぁ……わたくしに、これを?
[口元に寄せられた、白ユリ。 赤く汚す血の芳香を嗅ぎ、 黒ずむ花びら、その一枚を食んだ。]
(89) noko 2018/08/08(Wed) 04時頃
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― 朝 ―
[朝、パティは二度と起きてこず、ラルフは村人たちの投票により首を括って殺されることになった。
宿屋のお客はすっかり減って、いまやたったの五人だけ。 凄惨な出来事だった。 どうしてこんなに死ななければならなかったんだろう。 皆でたくさん間違えた。 もっと人を殺さなくていい方法もあったはずだ。
ロイエによってコルクボードに貼られたメモには、 人狼をすっかり殺し終えた報告。
だからここにいるのは、人間だ。
全員が、"人間の生き残り"である。]
(90) gekonra 2018/08/08(Wed) 05時頃
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[パティの部屋での作業が済んだ。 あまり派手には難しいが、旅に出るなら少しの土産を持たせてやれるよう。 その際見つけた彼女の意志を書き綴った血に汚れた手記は、パティが使用していた部屋に"仕舞われて"いる。
結社員がそれに気づいて持ち帰るかどうかは、彼ら次第。 いつかは結社が集めた人狼騒ぎの物語の一つとして仲間入りする日がくるのだろう。
格子のついた窓から朝日が差し込んでいる。 古びた床板を朝日が照らし、格子の縞模様を描いた。 外は能天気に晴れていて、宿の傍に立つブナに住む鳥が鳴いている。 階段を降りると板が軋む。 すべすべした手すりに手を添えて降りる。]
(91) gekonra 2018/08/08(Wed) 05時半頃
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[さっぱりと長い髪を切ってしまった娘と、ピスティオが話をしていた。]
………。
[マリオは?]
(92) gekonra 2018/08/08(Wed) 05時半頃
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[どうしてあの幼いマリオは死ぬ羽目になった?]
(93) gekonra 2018/08/08(Wed) 05時半頃
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