41 アンデッドスクール・リローデッド
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[その奇妙な歩き方に、首を傾げて。少し大股に歩いて無理に隣に並ぼうとしてみる。 もちろん、廊下のほぼ反対側を歩くような距離感を維持したまま。
拒まれるのなら大人しく、後ろを歩くか。指示された位置について歩く。 先ほど拾い上げた鞄を肩にかけ直し、後はその部屋につくまで。 ほとんど何も話さなかったくらい]
(92) 2011/12/07(Wed) 02時半頃
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[並ばれそうになると難しい顔をして。 しかし明確な拒絶はせず、警戒を解かないまま歩いてゆく。 途中、何事もなく、誰にも出くわさなければセシルが居る筈の部屋へ辿り着くだろう。 中に居るかどうかは分からなかったが、扉の前に来ればトントンとドアを叩いた]
(93) 2011/12/07(Wed) 02時半頃
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[扉のノック音は、やはり左側からしか聞こえなかった。 手を上げて右耳に触れて、すぐに降ろした。 あとは扉の向こう側から、返事があるか。]
ありがと。 [ノックの結果が分かる前に、短く、小さく。小さな女の子に呟いた]
(94) 2011/12/07(Wed) 03時頃
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うん?
[聞き取れてなかったのか、呟きには首をかしげて。
果たして返事はあったのかどうか。 どちらにせよ、手をドアノブに置いて、扉を開き。 室内に入ろうとするだろう**]
(95) 2011/12/07(Wed) 03時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/12/07(Wed) 03時頃
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……
[ヴェスパタインから預かった薬 ゾンビの、血。
これをヒトに使えばゾンビ化するとかいう。 きっと彼はゾンビにそれを試すのだろう。 なら、自分は……]
ヒトニ試すベキ、だよネェ……
[くつくつ。根本は死人。「ベネット」はいまだ気づかないだろうが…心臓は、その脈を既に弱めている。これが消えれば、体の乗っ取りは成功という訳で。
足音も立てず、ふらりと訪れるのは2階。 ヒトの残り香が一番残る、そこ]
(*23) 2011/12/07(Wed) 07時頃
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[動物もゾンビとなるのだ。 なら……
手に捕まえるのは一匹のネズミ。 腐肉に群がっていたそれだ。 どうやらまだ腐肉は食っていないようで、 気配もごくごく普通のネズミだ。
そのネズミの目を、ゾンビの血を塗りこんだサバイバルナイフでえぐる。 そして慰めのようにネズミの眼窩にキスをした。唾液が傷に混じる。ちょっとした戯れはウィルスのカクテル。 痛みにのたうつネズミを放すのは二階だ。
誰の部屋にそのネズミが向かうのかは知らない。 きっと、ネズミの噛み傷も相当小さいものだろうから…気付くかどうかは、本人次第。
覚醒した証拠となるのは…恐らく、このアンデッドの下卑た笑いが聞こえること**]
(*24) 2011/12/07(Wed) 07時頃
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― 客間 ―
[再び掃除をした客間へ戻る。今はこの空間だけが、安心できるその場所だ。力が抜けるような感覚に陥る。
名前を呼ばれて、そちらに近寄る。 ベッドに座るヴェスパタインの肩に触れた。]
うん……わかった。
[微笑んで頷く。しばらくはどうかゆっくりと休めるようにと祈りながら]
今度はあたしが、グロウさんを守る番ね?
[本当に守りきるような力はなくても、武器はいつでも手の届くところへと置いて**]
(96) 2011/12/07(Wed) 08時半頃
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―――っひ
[悪い夢を見ていたようだった。 微かな痛みに意識は覚醒するも、その痛みの理由>>*24に 気づくことはないまま。 ぼんやりとした意識のまま、ゆぅらりと室内を見る]
……?
[混濁している。世界がひどく歪んでいる。 それも寝起きの束の間の事象だったのかもしれないが 少なからず、自らの身体に起こった変化への自覚を 掴みとろうとしている脳が蠢く。
既にその脳内は腐敗を始め、 どろり――頭を傾けるごとに 垂れていく脳髄の感覚。
己の指先を見る。それは健常者と何一つ変わらぬ細い指。 だけど何かが違う。歪んでいるのは世界?それとも私?]
(*25) 2011/12/07(Wed) 13時半頃
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―自室― [研究室から、荷物を持ち込んで部屋に戻る。 試験官をいくつか用意して、ここに来るまでに用意したサンプルを並べた。]
これだけあれば、少しは研究も進むだろうな。 惜しむべきは、意識のあるゾンビの血が未だに無いことと、アンデッドの血が無いことだが…。
[机の上に並べられたサンプルは、ゾンビの血、ゾンビになったばかりのテツの血、犬のゾンビの血そして、先ほど手に入れた熊のゾンビの血。]
サンプルは多い方がいいからな。
[小瓶の血を試験官に一滴垂らし、変化を眺める。 その間に注射器を取り出して、腕を縛り、薬を注入するタイミングで、ノックの音に扉を見つめた。]
鍵はかかってないよ。
[机の上に乗せてある銃のハンマーを下ろす。 1秒とかからず、その引き金を引けるために。]
(97) 2011/12/07(Wed) 13時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/07(Wed) 13時半頃
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[わらいごえが聞こえる。 子どものような老人のような青年のような 歪んだ笑い声は脳内を支配し、暫し動くことが儘ならなかった。]
あァ
[それがアンデッドのものだと結論づけるのは思いの外、早く。 そしてその存在に、順ずるものだと、自覚するのも、早い。]
"そうか、やられたなぁ"
[己の声すら二重になって聞こえる。 人間の其れ、ゾンビの其れ、相反した存在なのに 共存し合えることを初めて識った。]
(*26) 2011/12/07(Wed) 13時半頃
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[部屋の中から返事が聞こえた。 その事で幾分安心したのか、余り緊張感のない顔で遠慮なく扉を開いて]
あんなー。 さっきこの子、ネル君が、セシルにお話聞きたいて言うてたから、連れて来てん。
[銃に気付いてるのか気付いてないのか、ぱたぱたと駆け寄る。 しかし、なんだか化学実験的な試験管やらが並んでるのに気付くと途中で足を止めて]
…あれ? ごめん、今、忙しい所やった?
[不安げに首を傾げた]
(98) 2011/12/07(Wed) 15時頃
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[開く扉と、その奥の人影。 どこか輪郭のにじんだ瞳で眺める。 小さな女の子がセシルの方へ駆け寄るさまを視界に入れながら、 扉の所で立っていた。少しだけ首を傾ければ蜂蜜色が揺れる。 一応部屋の主から許可が下りない限りは、中に入らないつもりらしい]
(99) 2011/12/07(Wed) 16時半頃
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[むしろ許可がでても部屋の中へは足を踏み入れなかった。 眉を下げて、視線も床に落とした。]
……なに聞けばいいのか、わかんない。
[セシルと話してなにか分かるのだろうか。 床の上に聞くべきことが落ちているかのように、そのままじっと見下ろして。 数秒後に口を開いた]
ヒントじゃなくて、話が聞きたい。 それとも普通に質問するのでも「一回」に入るの? ゾンビやアンデッドを殺す質問じゃなくても、カウントされちゃう?
(100) 2011/12/07(Wed) 18時半頃
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ネルは、ルールの確認をしながら、でも聞くべきことは見つからない。
2011/12/07(Wed) 18時半頃
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いや、むしろ暇だったから研究の続きでもしようと思っていただけさ。
[試験官に蓋をして、注射器を横に置く。 部屋の外で突っ立っている少年は、車で見た記憶がある。]
そんなとこに突っ立ってないで入ってきたら? 聞きたい事、答えられるものは答えるし、アンデッドに関わる事とかは、1人につき一つだけ答えられる。
[そう告げて、静かに首を傾げた。]
質問次第だけど、どうぞ? あ、ロリ会長、机の上の試験官とかは触るなよ?一歩間違えればゾンビの仲間入りだ。
(101) 2011/12/07(Wed) 18時半頃
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アンデッドやゾンビのことじゃなきゃ別に話くらいいくらでもしてやるさ。 遠慮しないで入って扉を閉めてもらった方が助かるな。 いつゾンビが殺しにくるかわからん。
[そう告げながら、机の上の銃を見て、それを彼の方に放った。]
これで丸腰、その上負傷中。怖がることなんかなにもないだろう? 今の状況だと、どう足掻いてもアンデッドの勝ちはゆるがなそうだし、俺は人間のうちに人間に殺されるなら、まだそっちの方がいい。
[平然とそう答えながら、椅子に深く座る。]
(102) 2011/12/07(Wed) 18時半頃
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じゃあ入る。 [そう答えたものの最初の一歩を踏み出すのはいくらか時間がかかった。 ためらって、息を詰めて、そして足を入れた。
床の上に転がる銃、響いた音に肩を跳ねさせるが声はあげなかった。 代わりに不信げな目で彼を見やった。]
聞くのは、 アンデッドじゃなくて。セシルに関わることだけど。
[近づいてもいいか、と目線で尋ねる]
(103) 2011/12/07(Wed) 18時半頃
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え、えへへ、そか。
[ほっとして駆け寄る。 研究とかは専門外なので、言われずとも触るつもりはなかった。 正直言って、これらを使って何をどうしたいのかもさっぱり分からないし]
てか、ロリやないて言うてるやんか…!? こう見えて最近は色々成長――…って、いや、それはどうでもええねんけど。
[口走りかけた事を慌てて押し留めた。 咳払いして落ち着こうとする]
(104) 2011/12/07(Wed) 18時半頃
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[脳裏に、セシル以外の気配を感じる。 声音からすると女か? ネズミは案外早く毒を運んだようだ。 しかし、気配が増えるとは正直思わなかった
今は誰かはわからない。けれど、カクテルしたウィルスはまた不思議なものを作り上げたようで]
ンー…? 誰カ、増えたノカナ…?
(*27) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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………俺にそんな趣味はないけど…?
[彼の言葉に、じとっとした目で見つめながら反応する。]
俺、可愛い女の子が好みなんだ。
[一瞬だけ真剣な眼差しで答えて、視線を目の前の椅子に移す。 近づきたそうな様子に肯定を示しながら、レティーの頭を撫でて]
可愛い女の子は好きだが、ロリじゃない。 例えていうならローズちゃんみたいな子が好きってことだ。
[いつもの調子で笑って見せると、笑ったせいか、少し骨の痛みが響いた。]
(105) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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おい、彩葉、増えたのを今認識した様子だけど、なんか変な手を使ったんじゃないだろうな?
[ネズミのゾンビが辺りを彷徨いているなど夢にも思わず。]
(*28) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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ウンにゃ?シラネ。 お前ガ入れ知恵したゾンビノ血トカってのはバラマイタなァ。
誰カ触っタンジャネーノ?
[自分のウィルスが入っていること伝えないまま]
(*29) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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え、そういう趣味…!?
[思わずネルとセシルを交互に見て、おろおろとした。 めくるめくあれそれを想像しかけた所で頭を撫でられて、一旦クールダウンする。 けど、セシルの言葉を聴くと、頬を膨らませた]
そやね、マリーちゃん可愛いし。 それに優しいし、気ぃ効くし、ええ子やし。
[少し前までなら笑顔で頷く所だったけど、肯定しながらも拗ねるように言って見せた]
(106) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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ばら撒いたぁ!? アホか、そんな事したら、あちこちでゾンビが生まれるじゃねーか。 それはちょっときたなくないか?
[いやそうな声をあげて、呆れた声を飛ばす。]
手段を問わずってのは、アンデッドとして誇りはないのかよ。 つうか、誰のものか分からない血を触るって、どんだけ危機感がないんだ? 普通に触ったくらいじゃ感染しないはずだぞ。
(*30) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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………… ……ばっっっかじゃねーの! [何を言ってるんだ、こいつは。という顔から一転して、発言した。]
近寄らない、ほうがいいならここから聞く。
(107) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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お前ジブンガ優勢ミタイナコト言ってたジャンカ。
気にスンナ、少し位ハンデガあって勝ったホウがカッコイイゼ? マァ俺は勝てリャーイイダケダシ ホコリマミレハ好きジャネーヨ。
[実際ネズミはアンデッドのウィルスに耐え切れずに事切れるだろうが]
研究ニイレギュラーハ憑き物……付き物サ。 新しイ発見にカンパイスルトコダロ。
(*31) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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たとえばさ。 あの子が、 [指差さずに、ただ視線だけで小さい女の子を指し示す] アンデッドに殺されたとか。 意志のあるゾンビになっちゃったとか。 そんなことがあったら――セシルはアンデッドを殺すの? [あの子がアンデッドじゃないことが、前提になっちゃうけど。と一言付け足す。]
(108) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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[ケケケ、と妖怪(より酷い存在だが)のように笑う。
自分で手を下さない以外、ルールはナイ]
(*32) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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お前、何顔を赤くしてるの?
[呆れたような顔でレティーシャを見ながら、口元を歪めた。]
あぁ、そういう映像を妄想した訳か。 外見に似合わず、中身は変態だなぁ。
[すごく爽やかな笑顔を見せてあげて、拗ねる様子にも、同じく]
そうそう、文句のないいい子だろう?あんな子をお嫁さんに貰う男は幸せ者だわな。
[肩を竦めて笑ってみせた。]
(109) 2011/12/07(Wed) 19時頃
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マァモシ本当に増えてタラ声デモカケテヤレバ?
研究材料ニモナルシサ?
(*33) 2011/12/07(Wed) 19時半頃
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いや、俺の事を知りたいとか、そういう事かと…。
[勝手な勘違いをしたまま、彼の質問には首を傾げて]
さあどうかな? 俺はルールとして、奴の正体をバラす事もしなければ、直接殺す事もしないと決めている。 どちらにしたって、アンデッドを殺してもらいたいのは変わりがない。
[ま、誰かが捕まえたのであれば殺すけど、とつけたして。]
いずれにせよ、今のままじゃ人間側に勝ち目はない。 こいつはアンデッドいや、ゾンビじゃないと未だに盲目的に信じている人間が、そいつを守ろうとしているからね。 だから、俺に勝ち目がない。
[立ち上がって、ゆっくりと扉の方に向かって歩き、先程放った銃を拾い上げて、自分の頭に押し付けた。]
勝ち目がなくてあいつに食われて、ゾンビになるなら死んだ方がマシ。 なあ、あんたは真面目に戦えるかい?
[くつりと笑ってみせた。]
(110) 2011/12/07(Wed) 19時半頃
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