105 CLUB【_Ground】
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[モニターに映っている影が、何かの通信を受けたのだろう、ぴしりと固まった。 上司の目線に、平常の笑顔をキープしたまま汗だらだら。なんだよ、何吹きこんだんだよ、ええいこっち見るなぁ!……とはさすがに叫ばないけれど]
いってらっしゃーい。
[ホレーショーはヤニクに挨拶をしに。 上司はシャワーを浴びに。
ふいに、2人きりになった研究ルーム]
(@72) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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あー、なぁ、ティーさん?
[なんとなく、このままじゃいけないと感じていた。 それはたぶん、自分の一方的な感情だと思うけれど、それでも。おめでとう、と声をかけられた時の、逸らされた目線が忘れられない]
その、今日は、よろしくお願いします。
[珍しく敬語。そして、不自然な沈黙が落ちて]
(@73) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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[もしサミュエルの目を見たら、 ホレ―ショーのご主人様はサミュエルになってしまう。 ホレ―ショーは好きだけど、 サミュエルがご主人様になるのは嫌だと、今度は不満げに ぱたぱたと動いていた耳が止まる]
なんでフーがいるからいいの?
[何か話が通じてない気がすると傾げた首を戻して じっとホレ―ショーの瞳の奥を見つめる]
フーと、何があったの?
(44) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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あの、ですね。
[言葉に詰まる。ひまわり色の笑顔が背中を押す。 あの子の言葉をそのまま伝えるのでは意味がない。 伝えてくれと頼まれたわけじゃない。自分自身が、託された]
あの、俺、今日で正式にヤニクの飼い主になるわけですけど、
[どうしよう、なんて言えばいいんだろう]
(@74) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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ん、なにあらたまって。 プロポーズなら間に合ってますけどぉ。
[嘘である。
カフェオレボウルいっぱいのハーブティーを 両手で捧げ持ちながら、椅子を回してサムの方を向く。]
(@75) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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つ …、
[指を滑らせれば、それが機能しているのが充分にわかった。 かぶるシャワーよりも熱い。 四十路も迎えた中年が何をしてるんだと、どこか遠くで思いながら。]
は… …ぁ
[一度触れてしまえば、止められず。 慰めるように扱き上げる。]
――――、――
[動きかけた唇を、噛む。 動物たちの世話の時、性器や耳、尻尾に押し付けることはあっても 決して唇には重ねないそれを。]
(@76) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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えっとな、目かくし破けてたんだぞ!
前につかった時に、おれ強く引っぱっちゃってて、やぶけて、やぶけたの忘れてて、それでフー来て、いそいで目かくししようとして、でも破けてて……えーっと
[当時の状況を説明しようとするのだが、嬉しくて、身体は一気に熱くなるやらくらくらするやらで、ちゃんと覚えているようで覚えていない。]
とにかくおれ、フーのこと大好きで、フーといっしょにいるんだぞ!
[なので、なんかまとめた!]
(45) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[もごもご口ごもっていると、ティーが椅子ごとこちらを向いた]
いや、その、
[目が合って、つい、慌てて]
(@77) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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立ち会い、ね。 うん、まかせて。
あー、えっと? 英国式とアボリジニ式、どっちの式がいい?
[若い研究者の間で、立ち会いの小部屋のことを ひそかに“教会”と称するのが流行っている。 それを引き合いに出して、サムをからかった。]
(@78) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[酷くしっちゃかめっちゃかな台詞を吐いた。 吐いてしまって、その酷さに自分で顔を覆って沈没した]
(@79) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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なんすかアボリジニ式って……
[顔を覆ったままツッコミを入れた]
(@80) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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ぶっ
[にこにこと笑いながら冗談を言っていた唇から、 ピンク色の液体が噴射された。
何を言ってるんだお前は。]
(@81) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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――――ッ
[吐き出した欲望はどろりとしたもの。 シャワーに流され、排水溝へと。 上がった息を抑える為に暫く肩を上下させ、壁に手を添える。 頭から被る音が、まるで強い雨音のようだ。 ただ頭は、パンクしてしまえたら楽なほどに濁流を生み出している。
暫くは自己嫌悪に反省を重ねる、男独特のお約束の時間となる。]
(@82) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[これが目を丸くするって言う事だと体験すると良く判る。 ホレ―ショーの衝撃の告白に物凄く目を大きくした]
………………。
[事故。これは厳しく教えられた。 まとまりが無いけれど、何となく状況は判って冷や汗が出る]
ホレーショー……。
[それでも目の前のホレ―ショーは本当に嬉しそうで 幸せそうで。 自分の知っているホレ―ショーより輝いて見えた]
(46) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[いつHの珈琲を被ってもいいように、 身の回りには常に ウェットティッシュを置くようになっている。
慌てず騒がずそれを一枚引き出して、 ローズヒップのよい香りをさせるシャツを拭きながら ふ、と笑み混じりの溜息をもらした。]
(@83) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[いっそ殺してくれ。
顔を覆ってしゃがみ込みながらそう思う。 お茶噴かれた。ため息つかれた]
(@84) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[酷い妄想と欲望を沈下させ、溜息ひとつ。 体も頭も泡で流せば、雄の匂いこそ消えてしまう。 適当に体を拭き、髪もろくすっぽ乾かさずに服を着た。]
あ?
[部下に内心で褒められた音楽がまた流れていたようだ。 そっと携帯に触れる指先が、熱い。]
(@85) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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フランクは、壁に頭を打ちつけた。
2013/12/24(Tue) 01時頃
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[ヤニクの様子に、きょとんとしたまま、様子を伺うように顔を見て]
……ん?
なんだ? …………
(47) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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あのさぁ……、
[顔を覆ったまましゃがみこんだサムの後頭部に カップを置く音と、ティーの声が降る。
顔を上げれば、 足を組んで膝の上に組んだ両手を乗せたティーが、 声そのままの、 おだやかな顔で笑っているのが見えるだろう。]
オレけっこー、みんなから好かれてんだよねぇ。
だからさ、 心配、いらないよ。
サムは心置きなく、ヤニクにしりを貸してあげな?
(@86) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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あ、貸すってゆーか、献上?
(@87) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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…──なんて、 冗談はともかく、そろそろいこっか。
もう、今日まで十分待たせたでしょ。
[言って、端末を繰る。 送り先はもちろんヤニク。
立会人としての手順は変えない。]
(@88) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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[じっとホレ―ショーを見つめて、小さく尋ねた四文字。 短い問いに更に短い返事が来て。
満面の笑みで目の前の大きな虎に抱きついた]
(48) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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………、
[みんなに好かれている。その言葉に眉を下げる。ティー本人が、それを自覚できているなら、それで……]
……っ っぉぉおおい!!!!
[あけすけな言葉に、思わずデタラメな右フックを繰り出した(当たらない]
(@89) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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[ぎゅうぎゅうと抱きしめて、願いを口にする。
もっと色々話を聞きたいと尋ねかけた所で 挟まれた端末が鳴った]
……ホレ―ショー。 来てくれてありがとうなの。
俺も…大好きな人の所に行くから。
[名残惜しげに立ち上がり]
(49) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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ッハー、ハー、……
[興奮しすぎて荒い息。 勝てない。この同僚には恐らく一生勝てない。 ぐぬぬ、となっていると、「そろそろ……」と促されて顔を上げる]
……そっすね。 もう挨拶も、済んだ頃だろうし。
[ちらりとモニターを見遣る。 もうすぐ、その時が。そう思うと、また急に落ちつかない気持ちになってくる]
えーと、俺、先にあの部屋行った方がいいスかね
[小部屋で待つか、共に寮へ向かえに行くか。返事がどうあれ、その指示に従うつもり]
(@90) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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[デタラメな右フックはなぜか空気清浄機に
1.クリティカルヒット 2.あたらない
1]
(@91) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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[ガスッ。 キュウゥーン。]
…────────。
[サムの右ストレートを受けた瀕死の空気清浄機が 悲しげな断末魔のような音を立てて、活動を停止した。]
(@92) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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[血迷いかけた指を理性が押し留め。 打った頭をさすりながら、男は研究ルームへと戻る。 冷静さもその頃には取り戻せていたはずだ。
丁度、祝福される部下とそれを見守るもう片方の部下に擦れ違えば。]
いってら。
[そう、手をひらりと振って。]
(@93) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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[別れの言葉と共に綺麗な色の瞳を覗き込んで ぺろりと額を舐めて]
研究室でいっぱい遊ぼうね。
[不穏な言葉を残して部屋へと戻っていった]
(50) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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花婿は、教会で待つ。 きまりごと!
[むすっ、とした顔で、 非業の死を遂げた空気清浄機を撫で、 早くいけとばかり、サムを急かす。]
(@94) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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