人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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【人】 見習い医師 スティーブン

[ぱ、と離れる感覚に、視線を戻す。]

  …………。いや。

[微笑み首を傾げてみせる様子は
今の姿だと一層幼く見える。

男は小さく溜息をついた。
その頭をぽん、と撫でて、手を広げ肩を竦めてみせる]

  僕は教会で殺されたからさ。
  もう一回あそこに行ったら――……
  ”神罰”で今度は全体焼けちまうかもしれない。
  そうなったら村人だって困るだろう?

[前は祭壇あたりが全焼で済んだようだが、
飛び火しないとも限らない。……そんな冗談を吐いて]

(67) sane 2015/05/24(Sun) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


  見届けてくるだけだよ。
  ……君も、別れを言いたいひとに会ってくるといい。

[そっと姉の方をみたが、
流石に「君のお姉さんが」とはいえなかったのか
彼女が黙っているならと、口を閉ざしておくことにした。

離れ際、アルの後ろ頭に手を添えて、先ほどされたように
白い靄が零れる胸のあたりに彼の頭を抱きしめ、
ひとつ撫でると

(揺れるAsterの花々を、ちらりと一瞥。)]

  ……全部終わったら、村の出口で待っている。

[ そう云って、そっと彼から*離れた* ]

(68) sane 2015/05/24(Sun) 18時頃

【人】 薬屋 サイラス

[己の悪態に、笑うままベネットがクラリッサについて告げる>>50

普通の友人であればこの瞬間、間違いなく惚気だなんだと揶揄に混じって、祝福の言葉やサイラス自身が覚えた安堵を伝えられただろう。

奪う者としての態度を崩さないベネットの繕われた笑みに、言葉を返さないと決めた代わりに一度だけ、悪態や皮肉めいた笑みとは違う微笑を向けてやる。

それはほんの一瞬で、すぐに悪態の笑みに戻るのだけど]

(69) hisetu 2015/05/24(Sun) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 心配なんてしてねぇよ。
 ただの性格由来の、お節介なだけだ。
 自惚れんな、阿呆たれ。

[まだ鼓動を続ける心臓が、ほんのひととき図星で跳ねた。

>>51拒絶された通りではあったが、それを悟られるのは己の感情を封じると決めた男には悔しく。

『共存』を『檻』として落とした言葉は、今この時初めて聞けた、ベネットの真実の欠片なのだろう。
同族を牙にかけた一匹の誇り高い獣の、真実の欠片。

それはやはりサイラスには理解出来ずにいたが、それでも友人であると思った男の真実として、あの世に向かうための餞を得たような気がした。

彼の真実を何も知れないよりは、うんとマシだったから]

(70) hisetu 2015/05/24(Sun) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[それからふと、思い出したようにしてベネットの黒目を見つめ、男はぽつりと告げる]

 手は、出来るだけ傷つけてくれるなよ?

 逝く場所にいるかもしれねぇ、欲しいモン(>>52)に伸ばせなかったら御免だからな。

(71) hisetu 2015/05/24(Sun) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

[サイラスが一瞬過ぎらせた表情>>69
それは友として祝福するかのような色に見える。
夢か幻、もしくは己の願望が見せたものかもしれない。]


――――……、


[半ば開いたくちびるは目の前に居る友の名を綴ろうとするけれど
音出る間際に飲み込んで、ニヒルな笑みを浮かべなおす。]


………… どっちが 、さ。


[心配でなくお節介だとしても。
それは情が伴う行為ではないか。
サイラスはきっと己よりも甘い。
だからこそこの状況で思うのは己よりも相手で]

(72) helmut 2015/05/24(Sun) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

[思い出すように告げられたそれに、
ベネットは視線を下げてその手を見遣る。]


わかってる。
自分のものにならないものは、いらない。

僕がほしいのは、――……


[赤い包み持たぬ利き手がサイラスの胸元へと伸ばされて
指先が指し示すは、彼の、心臓*]

(73) helmut 2015/05/24(Sun) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[蒼の双眸に映りこむのは、狩る者としての貌を見せるベネット>>-359]

 ……どこまで悪趣味なんだ。
 理解できねぇなあ。

 忘れろ。
 少なくとも、俺の味は。

(74) hisetu 2015/05/24(Sun) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ああ、くれてやらねぇよ。
 俺の手は、彼女のだからな。

[視線が絡むのは、ベネットがいらないと言った己の手>>73
悪態を返せばすぐに、ベネットの利き手が狙う獲物を指し示した。
そこは、今はまだ生きた鼓動を鳴らす心臓。

男は一度溜息をこぼし、そうして指し示された場所を捧げるように、服を脱ぎ捨てた。
上半身だけ晒せば、まだ奏でる心音を確かめるように、少しばかり薄い胸に片手で触れる。
マーゴの体温より低い己のそれと、どうしても感じる死への不安への不規則な音。

それらを確かめて、そうして手を離した]

(75) hisetu 2015/05/24(Sun) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[それだけ言えたら、最期の時を待つように。





    そうして、蒼の双眸を閉じるだろう。*]

(76) hisetu 2015/05/24(Sun) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット


[その場に、まだ誰か残るであれば、
惨い場を見ぬように、と、離れるよう声を掛け。]

(77) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[悪趣味と言われても笑みを深めるだけ。
サイラスが繰り返す言葉>>74にゆるく首を傾げる。]


僕が覚えておきたいから覚えておく。
それだけの話だ。
サイラス、キミが気にする事じゃない。


[やんわりと諭すような響きで、
『共存』の天秤が釣りあう頃の穏やかさを滲ませる。]

(78) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[彼女の、と言われたその手に未練はない。
奪う者が願うはおかしいと思いながらも、
サイラスの望むものがその手に掴める事を祈る。

彼の動き>>75に、示す指先を軽く引く。
露となる上体を一瞥した後、蒼を見詰め]


脱がす手間を省いてくれたのか、
それとも脱がす楽しみを奪ってみた?


[何処か愉しげでそれでいて寂しげな音色を向ける。]

(79) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[眸閉じる気配を感じる。
ベネットはサイラスの胸に己の手をそっと重ねる。
トクリ、鼓動を感じる。
生きている証を軽くなぞり]



――…一瞬で終わらせてやる。

          さよなら、サイラス。



[利き手のみを、獣のそれへと変化させて、
彼を貫き、その心を、奪う。**]

(80) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[それは友人の声だった>>78
やんわりと穏やかで、男の日常の欠片を構成するひとつの存在であった声]

 サービス精神旺盛、だろ?
 判断はご自由に。

[愉しげな中に淋しげな音色が混ざるのを感じながら>>79、男はにっと唇の端を持ち上げてみせた]

(81) hisetu 2015/05/25(Mon) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ──……っ

[視界を閉じて、最期の時を待つ。
まだ音を立てる心臓を覆う胸に触れるベネットの手の感触>>80に、一瞬だけ息を詰めた。

さよならと告げる声に返そうとして口を開きかけ、それをやめて、男は唇を閉じた。

獣の爪が己の皮膚を切り裂く感触は、焼けるような痛みと共にそこから血を溢れさせる。

けれど与えられた言葉通り、感じた痛みは一瞬で。]

(82) hisetu 2015/05/25(Mon) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

[ 愛した女を抱く身体を、自分の血で汚してくれるなと。



そんな最期のお節介は言葉にならずに、止まる呼吸とともに──……




         *闇に呑みこまれたとか。*]

(83) hisetu 2015/05/25(Mon) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

   サイラス……  サイラス… さいらす…。

[ 海に浮かぶ月のような 歪んだひかりが くらり ]

   ……… ねえ

[ 焦点の合わない目は、泪のせいで余計に霞んで ]

   めを   あけて………。

[ 歪みきった世界の中で 僅かに「見えた」
         きらりきらり 空のような蒼。

 見つけた宝石は、指の間をすり抜けて
 堕ちてゆく 閉じてゆく。わたしの歪んだ願いのままに]

   ごめんなさい ……

[ 額にかかる金の糸のような毛束へ ぽたり
 見開かれた漆黒の目から しずくが落ちた。 ]

(84) kanko 2015/05/25(Mon) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ 触れられもしないで抱きしめていた彼のからだが

 次第に”モノ”に変わってゆくことを証明するように
 わたしの腕の中で感触を帯びる。

 薄汚れているけれどまだ赤みの残る頬、
 金色の睫毛と伏せられた瞼
 その下にあった そらのいろ。

 私はその上に堪え切れぬ懺悔を吐き出しながら ]


  サイラス……………。


[   今見えている彼を  今見ている死を   ]

[   ひとつ残らず 瞳の硝子に刻み付けた  **]

(85) kanko 2015/05/25(Mon) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

[サイラスのくちびるが描く弧>>81を黒に映し]


折角だから僕の為と思っておこう。
……ご自由に、なんてキミは軽く言うけど
自由なんてものは、僕にはとても縁遠いものだった。


[言葉交わすがこんな状況でなければ。
後悔ばかりが胸に募る。
ゆるやかな響きが別れ惜しむかのように感じられ
遣る瀬無さにまた痛みを感じるけれど
少しでも長くあればと言葉の間に余韻をもたせ]

(86) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[息を詰める気配。
再び触れる吐息もまた生きている証。
何か言おうと開かれたくちびるは音を紡がず。
結局彼が最期に何を言おうとしたかは知れない。]


   ――――…ッ、


[サイラスの胸に埋めた手の内には脈打つ鼓動。
ぐ、と力を込め、彼の命に幕を引く。
ぷつりと爪で繋ぐものを断ち、
掌にのる未だぬくもり失わぬ紅を口許に引き寄せる。

彼の身体から溢れた血は
距離つめたままのベネットと床を同じに染めた。]

(87) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ドナルドから預かる包みを置き、血で染まらぬ方の手で
首筋に添えられていたサイラスの手を支える。
命握るその腕を彼の背にまわし
その身体を床へと預け寝かせ]


彼女に差し出す手は、
濡れていない方がいいだろう?


[彼の大事な手は血に染まらぬように置き
別れを惜しむかのようにその場で暫し立ち尽くす。**]

(88) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ 死の痛みは一瞬。感謝の囁き>>-446は、男が聞いた最後の声。

ブラックアウトした意識の中で、確かに覚えたのは安堵だった。
記憶を探るのは、もはや魂となった己だろうか]

(89) hisetu 2015/05/25(Mon) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

    ( 忘れたのは? )



   [手に触れていたぬくもり]

   


   ( 覚えているのは? )

 

      [  顔。  ]


[こちらの声に反応して、見えない目を合わせようとしてくれる愛らしい顔。

覚えている。
思い出せる。 ]

(90) hisetu 2015/05/25(Mon) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ 吐息を聞いた気がした。安堵から洩れる吐息を]



     ( 死んだのにか? )

[ 苦笑して。

それはもしかしたら、己の死を見つめ続けた愛しい少女に伝わったかもしれない、唇の動き]

 声は──……


[ 記憶を探った時。

呼ぶ声が、響いた。
記憶が残る脳に。

まるで己の鼓膜を震わせるように>>85。]

(91) hisetu 2015/05/25(Mon) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ そうして、気づく。


両の頬に触れる感触>>-431が、いつの間にかあることに。
額にかかる髪を濡らす感触が、あることに>>84。]

(92) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃

【人】 薬屋 サイラス

[ 男はその感触に誘われたように、ゆっくりと瞼を上げる。 ]


 ──……マーゴ?

[まるで長いまどろみから覚めたように視界はぼやけていて。
でものその先にはおぼろげにだが、長い黒髪を垂らす少女の姿が見える。

忘れる前に止めた鼓動。
そのおかげで残る記憶の姿と、視界の中のおぼろな姿が重なり合う。

蒼の双眸をぱちりと見開いて、男は数度、瞬きをした]

(93) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そうすればようやく、己の視界ははっきりと目の前にある人の姿を映してくれた]

 ……マーゴ

[合わさっていた額を離し。
触れていた手に、頬ずりをしたのは一度。
そっと自分の手を伸ばし、両の頬にあった白いもみじを包み込む]

 ──っ、

[はっきりと見えたその姿が、またおぼろに滲んでしまう。
瞼を上げて彼女を映した蒼色の瞳が揺らぎ、目尻からぽたぽたと涙を溢れさせたから]

(94) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃

【人】 薬屋 サイラス

[止まった筈の息が、堪える嗚咽のせいで苦しかった。
それでも、紡ぎたかったから。
堪え、声を出すために、唇を開いた]

 ──マーゴット……

[包み込んだ手に、縋る力を込めたのは一度。

震える涙声で愛しいひとの名前を紡いで、そうして彼女の手を離した]

(95) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃

【人】 薬屋 サイラス

 お前さんは、何も悪かねぇだろ。

[いつも彼女の手を握っていた己の片手。
血に染まることのなかったその手>>88で、自分の涙よりも先にマーゴの頬に伝う涙を拭う。

白い丸みを帯びた頬から、人差し指を上へと滑らせ。
そうして、今度は親指で彼女の目尻を拭ってやる]

 悪いのは、俺だろ。
 守れなくて、傍にいてやれなくて、ごめん。

[マーゴの最期となった夜のこと。
>>3:+3ねだられた添い寝を誤魔化すようにして、額に口づけて別れた。

彼女がねだったままにしていれば、もしかしたら結果は変わっていたかもしれないと。

喪失がくれる忘却の恐怖の中には、そんな後悔が混じっていた。
だから、懺悔をするのは己のほうだと。

涙で震える声で謝って。]

(96) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃

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