255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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飲み物、ありがとな。 自警団の人らがきたら起こして欲しい。 これも預かっておいてくれ。
[そういえば携帯の調査とかもするんだろうか。 事前に子供たちを逃がそうとした通話記録、 火事の通報、もっと遡れば薬屋へ体調不良の相談。 自警団がどう判断するかは分からずとも、 まあ判断の一環にはなるだろうかと眉根を寄せて。 端末を預けて、水に手を伸ばし喉を潤して、 ベッドに潜り込んだ姿勢で誤魔化し笑いをもう一度]
(87) 2018/12/08(Sat) 22時頃
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[私は私が無事な理由を知っている けど、けどそれは今、口に出すことじゃない。 ただ兄の姿が見えた事に涙を流した。奇跡は此処にある。 あれほど、天秤がぐらぐらと揺れていたのに。
貴方を見れば、全てかわっていく>>55>>56 酷い状態だと近づけばよくわかった。 だきしめたら聞こえる
呻き声に、はっとした。兄さん兄さん]
(88) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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……ごめんなさいっちゃんと話きいてれば 酷いけが、治療院にいかなきゃ
……え。
[―――それは、涙眼を丸くするに充分]
そんな、どうして。そんな
[携帯が鳴る。 かえるがけろけろと鳴った。 それが、自警団から情報提供を求める聲だった。 真っ青になってしまう、握りしめられた手をぎゅって 抱きしめる。だって、兄が自警団として 活躍していたのを知っているから]
(89) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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[食用になるかも知れないのか、と。 押し寄せてきた不安からそっと目を逸らす。
我ながら動機のなさが他も保証される程度には、 孤児院に対して寄り添っていた現実があるだけに。 自警団の疑いは特に気にはしていない。
それよりも昏い未来に気づいてしまった、 そのせいでもあるのだけれど*]
(90) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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……そんな、『おかしい』
[種が私の知らぬ処で芽吹くなど。 震える身体は、手を離れたことで凶事の恐ろしさ 恐怖を覚え、兄の手をぎゅっとぎゅっと
強く握り続ける。離れたくない 車いす越しに聞いていた事は知っていて知らない]
(91) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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……いやだ。そんな 兄さんが捕まったら、私、わたし。
[―――××される。]
パピヨンさん、兄さんのすきなひと…
[貴方の逃げ場を私は奪う。 貴方が願った事を叶えたのに、貴方は今も尚 彼女をたよろうとする。叶わないと胸をさす痛みは、狂気を 狂いを確かに呼ぶのに。達観したように。 逃げ場がないと、貴方が笑うから。
いやだって、手に。額を押し付けた]
(92) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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もしかしたら、 助かるかもしれない
兄さんはいやかもしれないけど。
[それは蜘蛛の糸だろうか それとも、別の悪夢へのいざないだろうか。 欠落は私の心に確かに存在してしまい。
そっと声を潜める。店長たちはまだ階下]
(93) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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とりあえず、兄さん 手当するから、…それと、薬か何か 治療院は駄目だよね
[焦る、けど 涙を拭って兄を隠そうとする。 これ以上兄の奪われないようにごしごしと顔を拭いて。 それから、手にハンカチをまきつけ、]
(94) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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店長にはちょっとだけってお願いするから
待ってて…
先輩のところで、薬もらってくる
[今は兄の躰をあまり動かさない方がいいだろう 近くの壁に兄の上半身をあずけるように 女の細腕でどこまで出来るか 分らないけど
それから、下におりれば まだぼんやりしている店長と奥さんがいて 二人に声をかける。まだきっと、夢は冷めていないから たとえ、自警団がきてもすぐには兄の事を言わないだろう]
(95) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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[倒れた車椅子をなおし 飲物と救急セットを持ってくれば 兄の元に。何もはいっていない水と消毒液。 それらで、応急処置をおこない
一度街にでよう。自警団からの連絡はスルーして。
ただ、もう一件のメールには]
『どうすればいい』
[と尋ねる文をのせ。*]
(96) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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―街中→―
[街中にでれば 色々な話が聞こえてきた。 パン屋がふたたび襲われたことも、 孤児院が、燃え。その犯人が友人ではないかと
そんな、と唇を抑える。そして、公園の彫像についても 段々と噂話が、拡がっているようだ。
走って路地を選んで向かう先。 其処には薬屋がある
ただ、>>79openの先がどうなっているか 私にはわからないことだ*]
(97) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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[握った手がじんわりと熱を伝える。 温かい、だから生きている。 それを伝えてくるよう。
顔を覗き込まれて。 私はぱちりと瞬いた。]
足は、どうかな。 骨に異常はなさそうだから。 多分二週間もあれば大丈夫だと思うし。 無理せず歩くだけなら一週間もあれば きっと大丈夫だと思うよぉ?
[まるで内緒話をしているような小さな声。 喉の調子はあまりよくないのだろう。]
(98) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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どうでもよくないよ。 子供達も大事だけど、私にとって一番大事なのは
[ピスティオだから、と言えなくて。 言葉が詰まってしまう。]
大事なのは、皆だけど……。
[結局そう言って言葉を濁した。 私の中で優劣は決まっていて。 最上にピスティオがいる。 その他の大切なものは犠牲にしてもいいと。 勿論心は痛むけれど。 何よりも大事な物の為ならば簡単に切り捨てられる。]
(99) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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[端末を預かった。 預かったこれをどうしたらいいのか分からないけど。 大事に仕舞っておいたらいいのだろうか。]
招集に間に合わなかったらどうするの? どうも出来ないよね。 だから今はそれを気にしたらいけないんじゃないかなぁ。
あんまり心配する必要はないと思うんだよねぇ。 だって治るもん、それ。 無理しなきゃ、の話だよ。 無理せず安静にしとく、これだけ。
(100) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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私が、変わってあげられたらいいのにね。
[ぽつり、と呟いた。 変われるものなら変わってあげたい。 これは偽らざる本音。 でもそれは今は叶わない思いだ。]
(101) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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今はゆっくり休んでねぇ。 あんまり考えすぎちゃ駄目だよ。
(102) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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[私はこそっと彼の耳元で囁いた。
考えすぎたら隠したくなっちゃうから。 ああ、いっそ隠せばいいのかな。 誰かのものになるくらいなら。 私だけのものにしてしまいたいから。]
先生呼んでくるね。
[先生を呼んで診察が終われば。 朝食を運んで。 それから自警団が来て話を聞いて。 そういたら寝る以外の何が出来るだろう。 もし、彼が帰りたいと訴えても。 彼の部屋はもう燃えてしまったから。 戻る場所なんてない*]
(103) 2018/12/08(Sat) 22時半頃
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[帰り際、聞こえたのは、 孤児院の火事の犯人がピスティオではないかと言う物。>>74
ないだろう、とは思う。 それでは男にメールが来た理由がわからない。 寝ている時刻の出火とは、 つまり孤児院の子どもを焼き殺す目的が少なからず含まれる。
ピスティオが腹の中で何を考えているか等知らないから、動機がない等とは言えないが、 "子どもを助けかねない薬屋"へ、 夜間メールをする事は不要だ。
ため息をついて、その思考を打ち消す。 すると、扉の前に人影が出来た。>>97]
(104) 2018/12/08(Sat) 23時頃
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開いてるぞ。 今日で最後だ。
[声を掛ける。 別に張り上げてはいないから、扉の外まで聞こえるかどうか。 男は手元の薬学書のページを捲る。
彫像の事件は、まだ知らない。*]
(105) 2018/12/08(Sat) 23時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2018/12/08(Sat) 23時頃
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[扉の前、 様々な事がおきすぎて、はっとしたのは 今日が最後という言葉のせい。
一瞬ためらったのち、私は>>104薬屋の扉をあけた 先輩とせっぱつまった顔で。一応、血のついたエプロンは 脱いできたから、髪の毛がぼさぼさなこと以外は 多分、おかしくないと思うのだけど]
……先輩、あの、そのこんにちは
[まだ先輩は彫像の事件を知らないのだろうか 兄の顔が過る。本当は、治療院で見てもらわないと ダメだって分かっているのだけど]
(106) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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あの、その……薬ありますか 痛み止めとか、化膿どめとか
えっと、怪我にきくやつです
[薬学書のページをめくる彼に>>105 おそるおそる尋ねていく。今日で最後。 こんな日じゃなければ、もっと話たいことがあったのに それなのに、手はスカートを掴むことしか出来ず]
(107) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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……おねがいします
[兄さんが、と小さく呟く声は震えていた*]
(108) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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[結局の所どうなるかなんてのは、 キングスの精神性が不明な以上想像でしかない。
端末を預けて外と繋がるものが手元になくなって、 まるで現実から切り離された感覚に目を閉じた。
そもそも充電が切れてはいたが、 火事、怪我、その重さに気がついてしまえば、 せめて僅かな間だけでも日常から遠く居たい。
そう思って頼っても理由までは口にはしない。 こんな逃避などイルマには、 知られないままで居て欲しいのだから]
(109) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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そこはさあ、一番大事なのは俺なの! っていうところじゃねーの?
[冗談そのものの口調で濁した先を継ぐ。>>99
彼女の内心など知らないまま幼馴染の気安さで、 それでいて言葉が終わる頃には柔らかく笑って。
元気づけてくれる幼馴染へ。 だから何時も頼りすぎてしまう、 そんな自省も含む複雑な双眸で見ながら。
安静は望む所だった。>>100 自分だって食用にはなりたくはないし、 労働で役に立たないからと、 自分ではなく他を選ばれたら目も当てられない]
(110) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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なぁ、イルマ
[耳元に降りる言葉よりも、 言葉に添う吐息に擽られて頬を緩ませる。
熱いな、と他人事のように思って。 案の定遅れて頬の熱が籠もってくるのを知るが、 今更、滑り出した舌は止められなかった]
(111) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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ありがとう。 お前がいてよかった。
[別れのセリフみたいだと思いはしたけど。 外の慌ただしさが伝わる限り、 診察が済めば帰れるだろうから間違ってはいまい。
部屋は焼けたならどこに泊まるべきか、 野宿は論外だし子供たちの部屋でが妥当な所か。
そう考えながら先生とやらの診察を待った]*
(112) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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[一番大事なのはピスティオだ。 兄がいなくなって存在がどんどん大きくなって。 今は一番大事で大切で失くしたくないもの。]
私は、貴方がいてくれてよかった。
[いなければきっと私は一人ぼっちだった。 別れの言葉のようなこれも。 私にとっては甘い睦言のよう。
そっと手を伸ばして彼の頬をするりと撫でて。 それから口付けを頬に落とした。]
(113) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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[何時までもこうしていたかったけど。 同僚に呼ばれてしまったから。 名残惜しいけど部屋から出ていった。 変わりに入ってきたのは医師。]
『元気そうですね。 喉はやっぱりまだ調子が悪そうだけども。 それも時間が解決してくれるよ。
足? 足はすぐには無理だよ。 骨は折れてないからね、安静にしているのが一番。 ああ、でも君は招集されるんだったか。 ならテーピングのやり方教えておくね。 テープで固定すれば多少は痛みを緩和出来るから。』
(114) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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[その後、医師と入れ替わりにベテラン看護師がきて。 足首をきっちりと固定するテーピング術とやらを。 それはそれは丁寧に教えてもらえるだろう。]
『まあ、でもこれはあくまで応急措置ですからね。 痛みが軽減したからといって走ったらいけません。 安静にしているのが一番の薬だってこと。 忘れないでくださいね。』
[ベテラン看護師はきっちりと釘を刺していった**]
(115) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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[今日が最後、 だから欲しい物があるのなら早く来た方がいい。
店の扉を開けたのはフローラだった。 そう言えば、召集を受けた事を話してから、会っていなかった。
あの時とは違い、髪は乱れており、その表情は張り詰めている。 何があったかは知らない。 ただ、ただ事ではないと、そう感じた。>>106
薬学書を置いて、彼女を見る。]
(116) 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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