人狼議事


267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】

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【人】 白菊会 ミサ



 [ 手を、取られても、
  今でも勘違いじゃあないかと思っていて、

  ……だって抑 めのいろ とか、
  此までちっとも 見ていなかったもの。
  言ってしまえば 何かおかしい、程度で、

  わたしのように全部無くした訳じゃあ無さそうだし、
  ──── 鏡を見ても何も無さそうだし、 ]

 

(82) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……いえ、………、なんにも、

 [ だから手を取られても、
  求めておいて車椅子に乗らずこんな調子。
  片目を 彼方、此方に迷わせて、

  何が違ってしまったのか、だけ、
  暫く考え込んだ後、

  次々出される行き先に、漸く何時もの、
  ( ─── ええ、幼い其れではあったけれど、 )
  不機嫌面を見せ、 ]

 

(83) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ──── 女郎花。

 [ 適当に、何時か、聞いただけの花の名前。
  "きっと中庭にあるんでしょう" って。
  季節なんてちっとも気にしていない。 ]*

 

(84) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ 道に散らばっていた筈の白菊も、種も、
  すっかり真白に戻っていた。
  昨日よりも、養分を取られてからも、
  もっと低くなった視界に 、……良い気分はしない。

  何の病気だろうが、
  状態なんて逐一確認されている身だから、
  姿の変わった、 なんて
  或いは、──── 生き残った なんて、
  書面上で知ったとしても目視すれば違うのだろう。
  白衣の誰かさん達の視線が
  顔も覚えていない、興味も無い誰かさんの何かが、

  それはそれはもう、

         ──── 全く腹立たしい。 ]

 

(85) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   ……きらいよ こんな場所。
   ひとの居ないところが良いわ……。

 [ 何か布でも持ってくれば良かったわ。
  慣れるなんてあるのか、そんな風に、

  わたしの身を運ぶせんせいへ、また ひとつ。
  嫌がろうときっと世話を焼いてくれるのだから、
  目的の花の場所まで、
  きっと 直ぐ、連れて行ってくれるでしょう。 ]

 

(86) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 白菊会 ミサ



      ねえ、


 [ ──── 女郎花って何色だったかしら、
        硝子を通り抜ける間、純粋に問う。 ]

 

(87) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ また、 胸ポケットで端末が揺れている。 
  記憶の無いうち、駆けていた情報は、
  視認して漸く象になったようで。

  きっと、"治る"という 信仰の、
  一端にさえ成り得る、 "良い例"だ。
     ・・
  譬え 多少姿が変わろうと……

  "方法"を尋ねようと、肩を叩く者も居たものだが、
  …何故だか 顔を見て手を引いてしまう。
  鏡で見る限りは、傷もなにも 無いというのに。]
 

(88) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



     sheet
  ──── 白布 は手だったかもねえ。


[ 中庭で地味な仕事をするだけの、
  そんなせんせいだったもので。

  怒られるときぐらいしか、注目されることもなく。
  慣れないかもよ? とか わらう。


  花の 名前に、 一度足を止め、
  どのしょくぶつも場所は正確にわかるから、
  中庭へ 方向付け  ───── ]
 

(89) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

      

  おみなえしは ─── 黄色。
  時期的にどうかなあ、まだ咲いてないかも…?


[ 人工の中庭なので、 しろばらが一年咲いていたり、
  外気に関わらず咲いているものだが、
  しょくぶつのせんせいの気分次第な部分はあり……

  唯、 群生するおみなえしの粟花はかわいいと思う。

  中庭の中でも 日当たりよく、
  すこぅしばかり 眩しい其処へ ]
 

(90) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  あー……ちょっと咲いてる?


[ ゆぅるり 見回した。
  まぶしい。  ─── 光の強度に未だ、慣れない。
  おみなえしは集まってこそ と
  …しょくぶつのせんせいはおもってしまうので、
  威勢良く伸びた茎と葉が、 折り重なって居る。

  花は ─── と、散房した花序を確め
  " くろいろ "を 眇め……]
 

(91) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 結果、 ゆびさきで茎に触れるよに 確め、

    ────あ、 これ違った、 と手放して

  次にゆびさきが辿った其は、
  確かに 黄色の粟花が 幾つか開きそうなもの。 ]
 

(92) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  良いよねえ、 ちぃさい花がいっぱい咲くの。
  ふわふわしてるみたいで…


[ 何事もなかったよに、
  まるで たくさん咲いている黄色を幻視するように、

  茎を車椅子の高さまで引き寄せた。]
 

(93) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  …しらぎくさんが
  しょくぶつのことなんて珍しいねえ。


[ …そうして今さら、沁々と呟いた。

  そういえば先程まで居たあのおんなのせんせいを、
  おみなえし、 と 呼んでいた気がする。

  何でだったかな、 やっぱり直感に理由が出せず、
  心の声まで音にしてしまって。]
 
  

(94) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……慣れないのなら、ずっと部屋に居るわ。
  ご飯は適当に持ってきてもらえば良いし、

 [ ……只、そうしたとしたら、
  今度こそ植物になってしまったりして。
  
  赤子まで戻ってしまうのは勘弁願いたい。 ]*

 

(95) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



         [ 白の中庭。 ]


 [ 日傘を忘れた と 思った。
  言われた通りシーツを持つべきだったけれど、
  ……まあ、暑いだけで眩しいわけでは 無いので。

  ─── きいろ。反芻。
  茎と葉の、みどりを捉えながら、
  咲いているどれかしら、とか、
  咲いていないなら、どれかしら と、

          頭上を見上げ、─── ]

 

(96) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【赤】 白菊会 ミサ




        星の死んだ夜のようだと 思った。


 

(*3) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── 片方の黒を、下ろし。

  花について何か言っているのを、遠くに聞き、
  寄せられたみどりの、その奥、
  白衣の袖を引っ張った。

     "こっちにまわって" って、 ]

 

(97) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……十年先、さくらを見るんじゃ無いの。
  あじさいだって、紫、とか 色々、

  あなたが せんせいみたいなこと言うから

 [ 呑み込んだ花弁と、空想と、
  其れだけのお話なのよ、そう言って。
  強引に正面に連れ出したせんせいと
  目線を合わせるよう、もう一度 白を引き、 ]

 

(98) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……あのひと、髪が金色だからじゃ無いの。
  ─── 黄色、と近いとか、あと、おんなとか……

 [ 今日も変わらない、名前も知らない女医について、
  ……嗚呼でも、色んな意味で どうでもいいので、

  合った目線の 片方を、
  反対側のわたしの片方で、見、 ]

 

(99) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   せんせい、気のせいじゃ無ければ、
   ─── 病気にでも かかって?

   せんせいの目、あまり見てなかったけれど、
   わたしとおんなじ色じゃないってことは、
   知っていたのよ。

   だって、
   ……わたしと、うまれが遠いでしょうに。

 

(100) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ 離した手は 茎に添えてしまおう。
  黄が咲くか、白が咲くか、分からない 其れに。 ]

 

(101) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 引かれるまま、 茎を支えたまま、
  正面へと回れば、 すこぅしばかり屈んで、


        彩色の死んだ 夜闇いろを 

  片方の其れを 覗くよに、 ]
 

(102) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  ──── うん。

       此処だってもう少し立てば黄色と、
       あっちには赤い大きな花が咲く。

  ぜッたい 綺麗だよ。

 

(103) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ さくらも、 あじさいも、 "ぜったい"
  何の自信か、 言い切る形で語り、
  とおく 夏の花が咲き競う頃を 今、 見ている様に、
  車椅子の後ろを くろいろ で 撫で、 

  ( …そういえば金髪で、ふわふわしていたような。
     我ながら安直な命名をしたものだった。 )


           ───── 詰まった、 ]
 

(104) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  ────え?

      ・・・・・・・・・
  ううん なんのかわりもない よ。
  このとおり 動けるし、 いつもどおり。

  ……生まれとか は わからないけど、
  おれの目は 碧でしょ。 どっちに似たんだろうね

 

(105) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 問われる其れに、
  "ほんのすこし"の 虚言を混ぜ、

  唯、…接いだ言葉は ほんとう ままであり、
  今、 彩の抜けた其れが両目に座していることに、
  気付こう筈もなく… 否、"其処にある色"を信じていて

  其れでも すこしの 揺らぎのために、
  短い舌を手繰り、囁音の、 ]
 

(106) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



   [ 合った先の其れを 問う。 **]

 

(107) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃

【人】 白菊会 ミサ



          [ 見詰めていた。 ]

 

(108) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ あなたが言うなら、そうなのでしょう。
  黄色も 赤も なにもかも。

  わたしは花のことなんてちっとも知らないから、
  その、自信というものを信じるほか無く、
  
  ─── 只、でも、ほんのすこしの何かは、
  何が足りないのか、知らなくても、 ]

 

(109) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

【赤】 白菊会 ミサ




   しらぎくを手放すために、
   わたしはほしを呑み込みました。
   そうして、たしかにわたしは、
   あるべきにんげんへともどったのです。

   世界を映す、片方と。
   歩むための、両脚と。
   その時の"わたし"であった、十数年と。

   すべて、わたしのなにかと、ひきかえに。
   ─── わたしだけのなにかだと信じていたのです。


 

(*4) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

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