人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……ここの階段、こんなだっけ。

[ 3階建ての校舎。屋上へ続く階段。
 ……のはずだけれど、どうしてかな。

 違和感に一瞬、立ち止まって、
 首をかしげて少し考える。

 上るべきか下るべきか。
 それが問題であったわけだけど、]

 ──どうする?

[ と、迷子がちな僕は、判断を委ねた。*]
 

(81) 2019/06/08(Sat) 13時頃

ニビル星 キョウスケは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 13時頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― コイの天使の話 ――

[残念ながら、蛭野京輔が部室で災難に遭っていた時、
俺は美術部顧問にイーゼルを運ばされていたので
いくら探せど、姿はそのとき部室に無かったことだけ
添え置いておく。>>0:1024>>0:1026

なので、その経緯も
「××ちゃんが蛭野センパイに頼みごとしてましたよ」
「コイバナ!コイバナ!」
そんな後輩ちゃんの残念な伝達でしか知らない。

その内容を正しく把握していたら、
俺は蛭野の事を「かわいそうに……」と
真冬の外に放り出された子犬のように哀れんで
代わりに伝書鳩をしたとは思うけれど。
そういうのは、あいつは得意じゃないし。]

(82) 2019/06/08(Sat) 13時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[そういうわけで、その日教室に居た時も、
柊と蛭野の組み合わせをちらりと見て、
珍しい組み合わせだなー、と、
そんな事を思っただけで

「ちょっと」と呼びかけられるまで>>65
二人が何を話しているかは知らなかった。]


 はーい。呼ばれました。
 どうしたんだい柊くん。


[俺の中での柊といえば、
顔が整っているモテ男、である。
高本と並んで人類の敵なんじゃないかな、って
たまに思うけど
それはもてない男のひがみでしかないので、省略。

それはそれとして、柊も紫苑も変わった名前だ。]

(83) 2019/06/08(Sat) 13時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 ん、放課後、会いにいきます。
 いいよー。何、告白とかそんなん。
 相変わらずモテるねえ。

 んで、ええと、誰に。美術部の……?


[名前、は蛭野から聞けただろうか。>>66]


 名前知らないのに、よく会おうと思うなー


[俺はその美術部の女の後輩ちゃんが嫌いじゃない。
嫌いじゃないんだけれども。
知らない相手の誘いをよく受けられるな、って
純粋に感心して、柊にそんな感想を零した*]

(84) 2019/06/08(Sat) 13時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 現在:3階 ――


 学校ごと巻き戻ったとか


[かなあ。と、
俺は少しおかしくなって同じく笑う。>>79
いったいどんな魔法を使えば、
あの時に時間が戻るんだろう。]


 ――ああ、ありそう。
 あの日のままで並んでるのかね
 

[あの日展示においていた作品を思い出して
あの日は結構、展示にも人が来たなあ、だとか
……キョースケの姉ちゃん、いたなあ、とか。
そんなくだらないことを思い出しながら]

(85) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[ふらりと階段のほうへ向かう蛭野を追って>>80
二階にある美術室へ行こうとした、ところで

その足がぱたりと止まるものだから、
どうした、と、落としていた視線を持ち上げる。]


 …………ん


[瞬く。
屋上に続く階段には、
見慣れた窓があったはずだけれど
そういえば、ないな、と思いもして首をかしげた。

そこにあるのは一階と二階、
二階と三階をつなぐような階段だ。
上の階の照明が落ちているのか薄暗く
新築の校舎なのに、少し汚れている気がする。]

(86) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
 
 ……のぼってみる?


[美術部に行きたいなら、そっちでいいよ、と前置きつつ
俺は好奇心にまかせて、すこし階段を上った。
踊り場をまがった先に見えたのは――]


 うわっ


[思わず声が出た。
そこにあるのは、薄暗い3階だった。

廊下の端には作り物かもわからない手が転がっている。
教室の札が黒く汚れている。
視認できただけでも、異様だった。]

(87) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 ……キョースケ。
 上にあるの、屋上じゃない
 三階? みたいだけど。


[階段を上りきって立ち止まった俺は
でも、その変化に怯えてはいなくて

探検する? って、昔みたいに
蛭野に呼びかけた*]

(88) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 13時半頃


諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 13時半頃


【人】 ニビル星 キョウスケ

──回想:実験>>0:1057──

 ──……、もど、戻せるよ。

[ 戻れるの? と灰谷彩華>>0:1057は言った。
 僕はたぶん、お得意の迷子みたいな目を、

 空中と、自分の指先と、養拓海の顔と、
 高本悟の腕と、灰谷彩華の口許あたりと、
 ……何巡か巡らせて、小さい声で言った。]

 ……落ちないようなものは、使ってないし、
 皮膚が弱いところは、付けまつ毛用の糊で──、
 ああ、でも、あんまり長く付けてると、
 肌には、よくない。

[ ……彼女には分かり切ったことだっただろう。
 事実として。明白なことばかりを並べ立て、
 それを問いかけへの答えと、したかった。]
 

(89) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 最後だからはしゃいでいる。

 という灰谷彩華の言葉は、なんだか、
 免罪符みたいにも僕には思えた。

 最後だから、僕ははしゃいでいる。
 視線を自分の指先に落とし、息を吐き、
 傍らではしゃいでいる様子>>0:1070の、
 高本悟を見た。彼も、はしゃいでいる。

 最後だから。

 ……だから、大丈夫。
 楽しそうな級友の称賛やじゃれ合いに微笑み、
 崩れそうな頬が、切り刻まれた手が、
 せわしなく動くのを、僕は笑って見ている。]
 

(90) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……うん。また、練習させてね。 *
 

(91) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 戻れなかった。
 

(92) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──回想:美術部の彼女>>62──

 受井アイリさん。

[ 病院の受付ばりに、僕はフルネームで答えた。

 美術部の悲劇>>82のその後の話である。
 悲しいかな、助けを求める相手はおらず、
 とはいえ、その瞬間が過ぎ去った後で、
 友人に泣きつくほどのことでもなかった。

 僕にとっては。要は伝達なんだから。

 そして、伝達を終えて、
 名前を聞かれたので、僕は答えた。]
 

(93) 2019/06/08(Sat) 13時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ さらに情報を求められたなら、
 前髪が眉の下で切りそろえてあるとか、
 薄化粧だとか、そういうことなら言えたけど、

 人間性の部分に関しては、
 薄っぺらな”いい子だと思う”というのが、
 僕にできる最大の情報提供である。

 キューピッド役は晴れて免除された。
 代わりに巻き込まれた養拓海>>84が、
 名前も知らないのに。というのを、
 そういえば確かになあと他人事のように思い、]
 

(94) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……でも、ほら。
 受井さんはうれしいんじゃないかな。

[ と、僕は投げやりに見えて大真面目に、
 都合のいい予想を紐づけようとする。*]
 

(95) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──現在:3階>>85──

[ あの日のままで並んでいるかもしれない。
 そう言われて>>85、階下へ行こうとしたのだ。

 あの日のまま、そこにあるのかもしれない。
 僕らの高校生活の集大成。何かの終わり。
 あるいは────、

 ……この不思議な状況をひも解くのと、
 なんら関係のない理由で、行動しようとして、

 のぼってみる?>>87
 と、言うが早いか、彼は階段を上っていた。]
 

(96) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ うわっ と、子供みたいな声がする。]
 

(97) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 怖いものなんてなかった。
 

(98) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ぎゅうぎゅうに密集した花の種も、
 ひっくり返って蠢く虫の足も、
 夜よりも深く、闇を運ぶ夕暮れも。
 さようならまた明日。と別れるのは、
 先にたどり着いたほうの家の前で、
 つまり、白い壁と窓に背を向けているか、
 広いガレージを前にして、僕は手を振る。
 

(99) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 怖くないよ。
 

(100) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ……また少し、ぼうっとしていた。

 僕は顔を上げて、階段の先を見上げた。
 窓のない、踊り場。どこか薄汚れて、
 その先で、懐かしい声>>88がする。

 僕は黙って、その背を追った。
 1段飛ばしで上った階段の先で、
 機嫌のよい笑みを浮かべて、頷く。

 ──探検する? いいよ。

 養拓海の向こうに見える廊下に、
 無造作に転がっている手がある。
 薄暗い空間に漂う空気は、
 冷たいような気も、生ぬるい気もした。]
 

(101) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 3階なら、僕らの教室もあるのかな。

[ 僕はまた、さっきと似たようなことを言った。
 あるのかな。あるなら行ってみる? どうかな。

 明らかに現実とは思えない状況。
 レスキュー隊が駆け付けるんじゃない方の異常。

 そう頭では理解しているというのに、
 僕は困ったことに、いつもの調子のままだ。

 どうしてだろう。どうしてだと思う?
 自分の考えさえもよくわからないこと。ない?
 僕にはよくある。だから、今もこうして、
 君の後を歩き、微笑んでいるつもりをしてる。*]
 

(102) 2019/06/08(Sat) 14時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

――現在:3階――

[上った先で、俺は少しだけ蛭野の事を待っていた。
ついてくるのか、それとも別のところに行きたそうか
じいっと見る癖が、なんとなくついている。

けれど、一番飛ばしで階段を上ってきて
頷いてくれたので
俺はそのまま、いこっか。って呟いて歩きだす。

不安じゃないのかな。
と、いつも思うはずの事を思わないので
今の俺はきっとよほど非日常に毒されている。]

(103) 2019/06/08(Sat) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

怖いな。と最初は思った。

 

(104) 2019/06/08(Sat) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
葉の裏に密集した花の種も。
あるいは岩肌をなぞる百足の足も。
いずれやってくる夜を予感させる夕方も。
 

(105) 2019/06/08(Sat) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
白い壁と窓が橙色に濡れていた。
真っ暗なガレージから去る背を見送った。
誰かの視線を窓から感じた。
 

(106) 2019/06/08(Sat) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
それが日常になってしまえば、
あっけなく怖さは消えた。
そう覚えてしまえば楽だった。


いつもどおりにしてしまえば、
……怖くは、
 

(107) 2019/06/08(Sat) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
…………今は、どうだったかね。
 

(108) 2019/06/08(Sat) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
 
 あ、ありそう。他の教室もあったりしそう。


[でも、廊下だけでも随分と様子が違ってしまっているから
他のクラスも様子は違うのかもしれない。>>102
そんな事を思いながら、蛭野に相槌を打つ。

メール。誰もいない職員室。現れた四階。

どれもおかしくてホラーである筈なのに。
レスキューが来るのが待ち遠しくなるはずなのに。
ぼんやりした頭では怖くは感じなかった。

いつもの俺だったら、ここで、
「危ないからやめておこう」と、
お前に笑っているんだけれど

寧ろ――――……]

(109) 2019/06/08(Sat) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 よし、教室、行こう。


[子供の頃みたいに蛭野の手をとり、
こっちこっち、と示してから離して
さっさと教室へと歩いていってしまう。

高本が受付の手伝いをしていた場所をよぎって
置かれていた手紙を拾う。
探偵に向けたメッセージの筈だけれど>>0:811
なぜだか、「わたしの■■■をさがしてください」と
読み取れない部分があって首を傾げた。

そのまま手紙を元の場所において、
がらり、と扉を開ける。]

(110) 2019/06/08(Sat) 15時頃

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