人狼議事


252 Aの落日

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【人】 独尊隊 ツヅラ



[そうか、今日が潮田にとっての「最後」か。
吹奏楽部なら、そうだよな。

   「寂しい」、だろうな。

そう想像がついて、立ち止まる。

ひたむきに練習する姿は、好きだ。応援したくなる。
ただ本番前に「頑張れ」なんて言いに行く役回りは、俺には適さない。そういうのは別の奴がやればいいと思う。


少しだけ耳を澄ませて――その時だった。]

(86) 2018/10/15(Mon) 20時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


  ……っ、安住?

[どこから駆けてきやがったんだこいつ。
俺は、通り過ぎていく安住を見つけて声をかけた。目が合う。タスケテ、といいたげに口元が震えていたのに、まるで偶然野良犬でも見かけたような――「自分」の事以外頭にないような、そんな目をして俺を見て通り過ぎて行った。]

  ンだよあいつ

[なんで文化祭当日に
あんな思いつめたカオをする必要があるんだろうか。

安住の本音どころか服も暴いたこともない>>79俺はただただ苛立ち紛れに小石を蹴った。

ばーか。という呟きが、少し寒くなってきた空気に融けた。]

(87) 2018/10/15(Mon) 20時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

―― 現在/3年教室のある廊下 ――

[そんな今朝のことを思い出して、タルいな、と思った。

……やめたやめた。
ふたりさんにん、少し気にかけた程度でコレだ。
「みんな」の平和なんか俺には願えない。一体誰に言い訳をして生きてるっつー話だ。

入り込むには憚られたから、少し離れた廊下から3年B組を覗き込んだ。
きらきらしい装飾は、クサクサした気分を晴らすには悪くなく、けれど俺が入っていくには少し可愛すぎるから、へー、と思いながら見るだけだった**]

(88) 2018/10/15(Mon) 20時頃

【人】 架空惑星 レン

―― 前日の 購買にて ――
[>>0:821
 現代詩のよう、と言われた言葉は
 どこか誰かが声高らかに唱えた格言で
 だからこそ蓮の眦はゆるゆると睡魔を取り戻す。

 新聞部1年生の、執筆に対する所感>>0:563について
 掲示板の前の蓮はその通りだと頷く。
 ただし、聞くタイミングなんてないし
 “掲示板の前の蓮”というのはただ一瞬のことだったので
 おしむらくは永遠に頷くことはない。のだ。]

  俺は本物に会いに行くからいいもんねー

[四十崎が口をつぐんだ「いつか」>>0:822
 きっと特大のお日様が
 暗雲にほどちかい悩みの群れ引き連れてのぼる。
 そんな恐ろしい朝なんて!
 こわくてこわくて、蓮は昨日の夜を中途半端に引きずる
 睡眠不足が手放せない。いつまでだってお姉さん方の犬でいたい。]

(89) 2018/10/15(Mon) 20時頃

【人】 架空惑星 レン

[けど、この時だけは
 四十崎のうえに落とした制服が
 彼のお日様を遮ってくれればいいなあ の蓮である。

 四十崎が、蓮の落とした言葉を捉える様子に>>0:823
 蓮はやっぱり制服越しにそれを聞く。
 やっぱり緩やかに笑っているのは
 見えないだろうけど

 >>0:824伸びてきた手を自分から迎えに行くので
 迎えに行くばかりか頭を擦り付けてもやるので
 別になにも答えはしないけど
 近くにいて、
 話を聞いてることはしっかり伝わってほしいのである。
 それこそが人と共生するいぬのつとめよ。]

(90) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 架空惑星 レン

 れんれんのアニマル癒し効果なら
 明日 いやというほど3-Bで味わえますので ぇ ……


[話しながら、
 カシャりとチープなシャッタ音。

 ヘアセットもぐしゃりと崩れた蓮と
 制服から伸びた手しかないのが 残念だ。
 ちぇー。とも鳴き声があがる。
 「恥ずかしみ」の証拠写真は
 蓮一人だけ映ってるに等しい]

 今日は今日の分だけ元気回復したら
 出て来ればよろしい、 のだ!*

(91) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 架空惑星 レン


 [  わんわんは わんわんなので!  ]
 

(92) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 架空惑星 レン

[もう一匹の犬>>0:331



見張っておいて と言われたって

そんな傷だらけの首に掛かった、
ぼろぼろの引き紐なんて腐り落ちてしまえ と
走るのに邪魔なばかりか
いつか引っかかって処刑台の縄にかわると

夢うつつに犬の頭で思うけど



でも それって 蓮のしたいことなのだ]

(93) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 架空惑星 レン

[さして似合いもしない昼日中に
ああして自分から収まりにくる、
未練のたっぷりありそうな犬の手綱なんて


そういう、あえかなものを手繰り寄せて
お日様の下においてあげられるのって

きっとこういう手だろうにって
四十崎の手の下で蓮は思うけど
かなしいかな 犬ってわんとしか鳴けないので]

(94) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 架空惑星 レン



[   *  わん! *    ]

 

(95) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

─ 文化祭当日・教室 ─

  ……へぇー、すごいな。
  ほんとに飛び出して見える。

[教室の壁に描かれている、額縁から飛び出して見える絵の数々。
他にも床に一面描かれたレンガ道は、ところどころ落とし穴があったり、上れない階段があったり。
所謂、トリックアートというやつらしい。

美術部が中心になって制作された展示には、写真を撮って楽しんだりできるよう工夫が施されていて。センス皆無男はただただ感心するばかりだ。]

(96) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

  これ、今日だけって残念すぎるだろ。
  新聞部にも取材してもらえば?
  うちのクラスにいるだろ、伏見が。

[一瞬止まった、周囲のざわめき。
クラスメイトらの反応にいつものように首を傾げて。]

  やめとけって、なんでだよ。

[いい加減飽きてきた問答。
理由を誰もはっきり口にしようとしないそれに、少しだけムッとして呟けば。
視線を感じて、廊下を振り返った。]

(97) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

  ──……?

[ああ、あれは確か。
いつかのゴミ捨て場であった女の先輩だ。
何を展示してるのか覗きこんでいく他クラスの生徒に紛れて、ひっそりと。

今日は笑ってないんだな。

ただそれだけなのに、なんでだろう。
首裏がざわざわするようなこの感覚、おぼえがある。

目が合ったのはほんの数秒。
すぐに、ふい、と逸らされて。
どこかへ駆けて行く姿を、俺はただ見送った。*]

(98) 2018/10/15(Mon) 20時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2018/10/15(Mon) 20時半頃


【人】 常世倶楽部 アオ

― 現在/掲示板前 ―

[ 刷り上がったばかりの新聞を張り付ける。
 生徒会からのお知らせは四十崎の言葉>>0:828をそのまま載せている。  訂正が来なかったのだから、人目にさらされて埋まりたくなっても自業自得。
 隅っこの記事なんて意識するほど読まれやしない。
 真ん中には大きくキャンプファイヤーの様子。
 楽しいことが起きると期待させる準備の様子。
 引退を迎える先輩たちへのはなむけの言葉。
 標語に勝るとも劣らない、輝いた、青春を誇示するような記事に埋もれてしまう ]

 次は文化祭の記事、か。
 まだだれも取ってきてないだろうし、どこか見に行くか。

(99) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[ ふらりと歩きはじめ、
 思い立ったように文芸部室へ足を向ける。
 来ると思っていないだろうから、驚かせられるだろう。

 ……そう思っていたが、『不在』の張り紙。>>18
 考えてみたら、劇の時間が近い。
 クラスの方にいっているのだろう。

 扉に手をかけると鍵はかかっていなかった ]

 不用心だな。

(100) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[ 中に入ると、テーブルにいくつかの本が置かれている。
 色紙の表紙の群れの隅、真っ白な紙が目に付いた。
 あっさりと縦書きのそっけないタイトル。

 万年青はそれを手に取り、ページをめくる ]

 ……はは、これはいい。

[ 夢中で読み進めようとして、我に返って手を止める ]

 一冊もらってく。

[ 主のいない部屋にそう告げて、
 劇を見に行く前に本をおいていこうと部室へ向かった* ]

(101) 2018/10/15(Mon) 21時頃

常世倶楽部 アオは、メモを貼った。

2018/10/15(Mon) 21時頃


【人】 架空惑星 レン

―― 前夜祭:キャンプファイヤー ――
[前夜祭という彼氏彼女が楽しく過ごすだろう時間
 3年C組の山田まどかは、

 それまでに蓮へ抱いていた失望を忘れたかのように
 燃え上がる材木にはしゃいだ声を上げていた。

 C組の女子生徒も多数周りにいるなかで
 炎にひかれて もえていく虫じみた最大風速で
 青春時間をいかにも謳歌しているのだとばかりに、
 まどか――蓮の彼女 の席についているまどかは笑う。


 蓮は四十崎にもらったイチゴオレを飲みながら
 そういうまどかの隣にいて
 馬鹿騒ぎをする級友に冷やかされたし


 「まどかをおくっていくのでぇ」とわらいながら
 彼氏彼女は連れ立って 夜に向かう]

(102) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 架空惑星 レン

――  文化祭当日  ――



 [その朝
      蓮は普通に遅刻した]

(103) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 架空惑星 レン

[級友からのメール攻撃が
 いちじるしくスマホを震わせる。

文化祭準備期間に万年青に絡んでまで
 騒ぎ立てた、おそらくB組で一番騒いだ蓮なので
 ふざけるな、とそういう類のメールだ。無視する。

 >>0:718
 文化祭の季節が始まる――との青春の一ページ、
 『オモト程度まじで秒殺、秒殺だからな』と
 両手でダブルファッキンサインを送る蓮は
 万年青に号外の華を持たせないための人選である
 と告げるタイミングを失い、]

(104) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 架空惑星 レン

[また、新聞の意義>>0:719のような言葉を
 受け止め、咀嚼し、
 万年青に対する印象を少しだけ
 改めるタイミングを失い


 ―― 平穏安穏な高校生活へのシニカルな言葉に
 瞬きを多くするタイミングだって失ったので


 これを読んでいる方も
 下品なフィンガーサインは
 せいぜい一つでとどめてほしい。
 さもなければせっかく拾上げた犬耳だって
 こうして床にダイブしてしまう――]

(105) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 架空惑星 レン

[というわけで
 二度も床に落としてしまった犬耳は、
 蓮の全責任をもって
 文化祭当日、洗濯した真白のふわもこで持ってくるのだが

 当たり前のように遅刻したので
 クラスメイトからの叱責もかくや、だ。]

(106) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 架空惑星 レン

―― 現在: 3年B組から少し離れて、廊下 ――

[だけど、そういう事情があるから]



  ―― ―― お兄さん、猫耳お忘れじゃない?



[>>88 その背中に
 こうやって声をかけることも出来ちゃうわけだ。] 

(107) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 架空惑星 レン

[制服も制服、
 手提げのはずの学生かばんを
 リュック状に背負った蓮は堂々と登校姿で
 廊下に立っている。]


 はよはよぉ
 やべえ、九十九 朝からいる?

 超まじめじゃ、――

 やべ ちょっと背中かして
  れんちゃん到着したことB組にバレちゃう*

(108) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




   [きっと、わたしは
    きらきらとしたものが怖かったのです]


 

(109) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― 回想 / 前夜祭 ――


[わたしがキャンプファイヤーから
 離れようとしたとき>>46のことです。

 当の各務くんから踊りに誘われ、>>82
 一瞬、どきりとしてしまいました。

 各務くんの言動は、まるで
 わたしに「ホルン以外の青春もあるんだよ」と
 訴えかけているようで。
 
 まっすぐこちらに伸ばされた手は、
 わたしを青春にいざなうものに感じられました]
 

(110) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  ……ちょっと、
  文化祭の準備で疲れちゃったから。

  今回は遠慮しておくね。


[しばしの逡巡の後、
 わたしは各務くんに首を振ります。

 いまは、ホルンのことだけを考えなければならない。
 そう思ったのです。
 それは強迫観念のようなものだったのかもしれません。

 わたしはどこまでも憶病で不器用な人間です]
 

(111) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  わたしよりも、英子ちゃんを誘ったら
  きっと喜ぶよ。

  さっき、この近くで見かけたし。


[各務くんと安住英子の関係に、
 変化>>78があったことなど知る由もありません。

 ただ、各務くんが安住英子を慕う
 可愛らしい後輩に見えていたわたしは、
 ふたりの男女の機微を知ることもなく
 そう答えるのでした]
 

(112) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  明日のソロパート、頑張ってね。


[にこりと笑顔を浮かべて、
 各務くんに背を向けました]*
 

(113) 2018/10/15(Mon) 21時頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2018/10/15(Mon) 21時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

──回想/各務公陽>>19──

[ どうぞ、と着席を促したが、
 各務公陽は我が物顔で棚の前に立った>>19

 部誌を手に取る様子を、
 自分の定位置に座ったまま眺め、
 彼が席に着くまでを待っていた。

 先に話すか、後に話すか。
 選択肢くらいは与えるつもりであったのに、
 何を思ったのか、開かれた口>>20からは、
 覚えのある文節がこぼれ落ち、]
 

(114) 2018/10/15(Mon) 21時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……そのまま音読を続けて、
 感想をくれても構わないけれど、
 つまらないわよ、それ。

[ そこにあるのは羞恥でもなく、
 馬鹿じゃないか、という思いであり、
 黒江仄日は、つまらないものを見る目で、
 目の前に座る男の所作をじっと見つめた。

 昨年度。まだ先輩がいた頃。
 文芸部が文芸部として活動をしていた頃。

 新聞部に、毒にも薬にもならぬ物語を、
 粛々と提出し続けたのと同じく、
 そこに綴られているのなんて、
 大きな批判も絶賛もまず得ない物語。]
 

(115) 2018/10/15(Mon) 21時頃

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