219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[傾く身体は15度きっかり。 横に帯刀するように手で添えると、す、開かれる目は居ない相手の虚像に視線を合わせるよう動く。
ひと、ふた、み。 前へ踏むその足は殆どの音を立てず、厳かなまでに静かでなければ普通に歩くような歩幅。 其処で木刀を鞘から抜くかのように刃先を空間へと向けると蹲踞の動きをする。
『 獅子の威を以て立ち上がり、 竹刀は浮木のように、 足は水面に泳ぐ鴨の足のように。 』
これは剣道理念というものだ。 字面の通りだが実際行動にするとなると容易ではない、二面性を備え時に応じて使い分けよ、という事なのだから。 青年が虚像と“稽古”を付けるのは1度2度の事ではなかった。]
[青年は剣道師範の補佐をしている大学生だ。 此処より一歩でも外に行けば、就職活動に追われる他の同学年と同じ、只の大学生に過ぎない。 それでも、そんな雰囲気を今の青年から感じ取る事は恐らく難しいだろう。]
(54) 2017/06/09(Fri) 01時半頃
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[僅かに前へ踏み、同じくらいを退き、木刀の先を相手の刃先の頭に添わせるように僅か横へ逸らし、只管に読み合いを続ける。 一歩を踏み込み、頭を打とうとすれば逸らされる刃先を返すようにしながら籠手打たんとし、そのまま己の身体の前へ滑らせ刃を塞ぐ。 その視線の先に何も居る筈はない。 けれど、青年は確かな何かを見据えて1つ1つを打つ。 そうしている内にも日は更に暮れ、青年は漸く腰を深く降ろすと改めて立ち上がり、三歩を引いて頭を下げた。 同じように15度の礼と、そうして矢張り相手を見据えるような視線を空間に向けて。]
…あつ…… 最近の春は夏に相違ないと云いますか。 桜が咲く頃には暑いと云いますか。
兎角、稽古向きではない気候です、
[防具を付けない袴姿のまま裏口から顔を覗かせれば、“先生”と呼んで慕うあの人は居ただろうか。 …否、居なくとも構う事でもないのだが、時折話したくなってしまう、のだった。]
(55) 2017/06/09(Fri) 01時半頃
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[扨、“先生”が居たのならば話を。 何方にせよ、帰らねばならないのだからと青年は木刀を備品入れとしている建物の裏手に持って行こうとしたところで。
入り口に人の陰のあるのに気が付いては、歩み寄って行く。]
…申し訳ありません、師範は既に帰っております。 私が紛らわしく大変面目無い次第なのですが、 ………、 …いいえ、
[殆ど至近距離に来てから、青年は目を眇めると自然に目付きが険しくなった。 それは、睨め付けているにも近く映りそうな様子で。]
その目です、違うのでしょう。 貴方様は如何様でいらっしゃいますか。
[剣道とは、読み合いの技術でもあると謂われる。 所以はその礼が相手から視線を外さないように行う事が理由として上がるが。 今回ばかりは、それを口にするべきではなかったのだ。 気付くのが事後であるのは、仕方のない事でもあるのだが。]*
(56) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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『…天命にしても、早すぎるんじゃねえのかい。 いつかは来るもんだとしても、 もう暫くは様式美の返事でも聞きたかったもんだ。
君の偏屈も頑固も、 古くから知り尽くしているんだから 態態改まることでもねえのにね。 最期まで君ってやつは、律儀なことよ。
僕に出来ることなら、何とでも…って言いてえが。 大事な跡取りの面倒を見ろってんのは随分な大役だがね、 ……大したことは出来んよ。
そうは言っても、友人の後生の頼みとあらば、 ───引き受けねえ事は出来ねえな。…任されよう。 』
(57) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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─ Day of Remembrance ─
…… 最期まで、らしいのだから。
[ がさ、と開いた書状を月明かりで照らせば、 (きみの名に相応しいように。) 笑い切れない半月の口が歪んだ。
>>24 嗚呼、この弱いこころと云うのが、 病に蝕まれようとも剣の道に生きた、きみらしい、 ──その几帳面な文字にへと、皺を作っちまう。 ]
(58) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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(同じつるぎの道に生きようとも、 ──此の不肖の身と違う輝きに何度焦がれたことやら。 きみは、知らなかっただろう。決して、僕は、 藤花のような女々しい想いは見せまいと誓ったもんで。)
嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな…。
[月しか見えぬ独り身だからこそ呟けたかそけき和歌ごと、 袂の中に秘して、想うものは梔子のように硬く口を閉ざし、 きみと、きみが添い遂げたひととの忘れ形見である子の 成長を(残酷だと想いながら、)
見届けることと相成ったわけだ。]
(59) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[結びに「近々会いに行く」だとか、 「会いに行くまでは斃れてくれるなよ」だとか、 十ともう暫く以前の当時でも時代から遅れていたような 細筆で綴っていた手紙をきみに寄越してから、数日後。
きみに会いに行ったのが、 ほんとうに最後になってしまったのだったか───。]
─── 最後の最期迄、 きみの”友”で居られたと云うの為らば……。
(すでに三十の齢のころでさえ天涯孤独であった身は 上辺以上のつきあいをしていた友をとうとう喪って、 幾度目かの ”諦念” を吐き出した。)
(60) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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( なに、それも悪いことばかりじゃねえのさ。 思えば、諦念ってのは蓋のようなもんだった。 渦巻く醜悪の壺を見せぬための、砦でもあった。 )
[芸に携わるものが演目に己が感情を見せぬように、 化粧だとか、面のように、”言い訳”で蓋をしてきたんだ。 ─── 何事も、”しかたねえ” …ってね。]
(61) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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(例えば、 ひとの娯楽であり、経済であり、それで尚、 演じ手を縛る糸の如き、芸の道に殉じることだとか。 明かせぬたぐいの想いであるだとか。
……”きみ”との約束を果たすが為、 あの子を守れるのならと ”生” すらも 手離して、諦めた”筈”だったのさ。
─── 或れは、然う、 )*
(62) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[自分は何か悪いことをしたのだろうか? 分からない。 ただ、もっとキラキラしたものが見たかった。 桃源郷にもいつか行けたらと願っていた。 自分のことを認めてくれる桃源郷。
それがきっと、自分の中の未練。 でもそれを諦めていたんだ。
……母さんには、笑っていて欲しかったから。
なのに]
(63) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[全てをパンドラの箱の奥底に閉じ込めて
そうして生きようと思っていたのに
神様はなんて、残酷な]*
(64) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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─ 中央エリア・スクランブル交差点 ─
………う、うう?
[スクランブル交差点のどの辺りで 自分は倒れていたのだろう。 喉が締め付けられる気がして咳き込んで 身体を起こしながら軽く喉をさすっていた。 ボンヤリとした頭で辺りを見渡す。 ここは…スクランブル交差点。 こんな所で倒れていたというのに、誰一人 自分の存在が無いかのように歩き行くのを見て ああ、世の中の人は冷たいな……なんて 軽い絶望みたいなものを感じていた]
………ったく、なんだってんだ? 俺は確か、家にいて………?
(65) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[眉を顰めつつ土埃を払って立ち上がる。 そのタイミングで、尻ポケットに入れていた 自分のスマホが震えたのに気付いた。 習慣的な動きでスマホの画面を確認すると 何やら信じられない事の連ねられたメールが 目に飛び込んでくる>>#3>>#4>>#5>>#6]
………っはあ?! 俺が死に………? 笑えねえ冗談だっつーの。
[一笑に付してそれを読まない手もあった。 けど引きつり笑いをしながらそれを最後まで 確りと確認してしまったのはなぜだろう? その文面を全て、読み終えた頃だろうか]
(66) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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………げ。
[空間から這い出てくる、カエルのバケモノ。 それを見れば、ここが非日常の世界なのかと …つまりはこの文面の通りここが UG、死後の世界であるのかと。 思わず後退りながら、男は視線を巡らせる。
自分と同じよう、カエルを視認し 自分と「パートナー契約」とやらを 結んでくれそうな相手はいないかと]**
(67) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 02時半頃
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[思い出というものは重要なものだ。
他者と触れ合い、 貴重な体験を記憶することで ヒトとして成長していくのだーとか、 なんとか。うんぬんかんぬん。 ……まぁ、僕の自論なんだけどね、コレ。
要するに、アレだ。 得ることにも、失うことにも。 自分に与えられたことには、 何かしら意味があるんだよ、って話!]
(@14) 2017/06/09(Fri) 02時半頃
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―1st day:中央エリア/十王マルチシアター周辺―
流石だねぇ。仕事熱心だ。
[少し離れた場所から聴こえてくる高らかな同僚の声>>@7に、 鴉よろしく、電灯に腰掛けた青年は、ひとり、ちいさな拍手を送った。 スマートフォンの背中と薄い掌が、ぺちぺち、音を立てる。
その画面に表示されているのは、送られてきた>>15の文面だ。 こちらも全員に向けて、文章をひとつ。 『せんせー、回らない寿司はおっけーですか?』 返答があったなら、それによっては本気を出すかもしれないね。 出さないかもしれないけれど。
ゲームの始まりにも動じることなく、 弄っていた携帯を漸くポケットにしまって、伸びをひとつ。 面倒でも、仕事をすることが存在の対価として僕らに与えられた義務なのだ。]
(@15) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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―スクランブル交差点―
[とん。軽い足音と羽音と共に、 信号機の上に降り立った死神は、ただただ穏やかに口元を緩めて。 黒い蛙を増やすでもなく、 ただ、目に止まった先――目立つ髪色をした少年>>51を見下ろした。]
早く、見つけた方がいいよ、パートナー。 そーしないと、何しても無駄だから。
[甘い、なんて誰かさんには言われそうだけれども、 問答無用で少年にけしかけたのは、ノイズじゃなくて助言。 初日だしね。 彼が何か問いたげなら、気が向いたなら答えて、 あとは推し量るように、蛙に翻弄される姿でも眺めていようか。**]
(@16) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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─ 追憶譚・壱 / 或る道場での ─
( まるで、 止水のようだ と思うのだ。 )
[あかあかと空を染めながら転がり落ちてゆく斜陽が、 帳にぽつ、と淋しく佇んでいる。 薄明の月は鮮やかな天織物に隠されて未だ見えづらいころ、 先刻迄は近所に聞こえていた活気も水面の底に沈んでいた。
サイガワラの東に或る稽古場から、 下駄を履いた足を踏み出しては、風を浴びた。 齢にそぐわず若い容貌とは言えど、豊かな黒髪に わずかに白髪の混じった髪を揺らしては、 馴染みの道場に顔を出すのである。]
( ──武と芸、道は違えども、何処ぞは通じている。 竹刀の打ち合う音は涼やかな気にさえなれるもので、 それが響かないのは、ちょいと、……物寂しい。 )
(68) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[でもまあ、 この時間で無ければ邪魔だろうとも、分かっているのだ。 裏口を覗いて見れば、門下生と呼べるもののは 誰ひとり居らず、代わりに見慣れた影がひとつばかり。]
やあ、榴斗君。 ──暑かろうに、精が出ますね。 …このぶんじゃあ、四季が狂っちまうのも何時やらか。
[何年経っても呼ばれ成れない敬称に、
( ……柄じゃねえんだが、 )
と思えども、それを告げたことは無い。それに。 せんせい、と呼ばれること自体は間違っていないのだ。]
(69) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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( つるぎの道は道でも、剣舞の師範代。 それと言うのが、男の肩書きであった。 )
[ 防具だけ外した袴姿に飄々と挨拶をこなしながら、 既に夏物の薄手の着物なぞを纏い出している男は、 はは、と 軽く笑ったあとに、手団扇の真似をやめ。 仰ぐ所作を、帯に差した扇子に差し替える。 ]
(70) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[>>56 そんな夕染ごろの談笑もそこそこに、 備品を片付けるかれを待つために柱へと背を預けては 今は亡き幼馴染のことなどを仄かに思い、]
( ……そろそろ見に来ずとも、 良さそうなんだが、ねえ。 )
[日増しに”友”に似る、 赤日に照らされた背姿などを眩しそうに見送る序で。 そう思ったところでつい訪れてしまう足に笑えぬ癖に、 軽く自嘲の響きを含んで笑ってなど仕舞った、時であった。
見通しのいい道場から、青年の足跡方向を追えば、 ふと、”だれか”居るようで。 遠目からでも剣呑、と察したのはなんと言えばいいのやら、 ───長年培ってきた観察眼…とでも言おうか。]
(71) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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…… どうかされましたか?
[僅に悩んだ末、藤衣の袂をゆら、と揺らし。 からん、と下駄をそちらの方に、転がしたのであった。]
( ……その選択の明暗を知るのは、 それも亦、後の事。 )*
(72) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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— ホテル・サティー屋上 —
[カエルのノイズが、ケロケロ鳴きながら参加者を襲う。 その景色を、手すりに凭れ掛かりながら見下ろしている。
現状を把握できない男が、群れに囲まれ袋叩きにされて、 哀れ、契約もできないまま倒れて、消滅。
これが“ゲーム”であることを理解して、最初にすべきことを判断できない者は、 必然的にそうなるのを、何度も見てきてはいるけれど。]
……おもせぐねえごだ。 演者にすらなれねえなら、帰ぇれ。
[コンポーザーさまから“ご褒美”を貰う条件は、参加者の全滅。 右も左も分からない参加者をただ刈れば、それは楽というものだけど、 一応これは「お仕事」なので。
まずは、ゲームをゲームとして成立させなければならない。 それが組織の決まり事。]
(73) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[この死神のゲームの意義を知ってはいる。が。 それは私にとっては、どうでもいいことでもある。
死神は参加者を襲い、試し、戦い、生き返るに値しない命を刈り取るのが仕事。 故に、参加者を消滅させればさせるほど貰える“報酬”も増える。 だからといって、闇雲に戦いを挑んで返り討ちに遭うという情けない例もあるのだが。
ゲームマスターのみが特別で、私は7日目まで直接手を下すことができない。 それが億劫であり、決まってハイスコアを残してきた成績優秀者としては萎えるところ。 コンポーザーさまからの直接の指名だもん、仕方ないけれど。
少しは刺激となる参加者が現れてくれるだろうか?]
(74) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[虚空に手を伸ばし、宙を掴む。 手を開けばそこに現れる携帯端末。 >>@15反応が来ていたので、何気ない所作でそれを操作。]
『回らないお寿司、いいですね』 『大トロになるかカッパ巻きになるかは、あなたの働き次第☆』 『あ、私はウニ派です』
[回らないお寿司の値段が、んー万円だとして。 何人消せば食べられるかな? などと、年上の死神メンズから飛んできたメッセージにより、意識を食欲へと持っていかれつつ。
遠目からでも目立つ深紅色の、奇抜な格好を隠そうともせず、 2本に分けて縛った両の髪を風に揺らしながら、カエル溢れる中央エリアをただ見下ろしているだろう。**]
(75) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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水は流れなければやがて澱み、腐っていく 人もまた時に流されて行き、いつかは流れ着く
それが長いか短いかは関係なく、 ――ただ、終着点が存在する事だけは、等しく在る
(76) 2017/06/09(Fri) 03時半頃
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