136 【半身内】ぼくらの学校
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 21時半頃
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[しばしの煙草タイムを味わっていると、物静かな朝の空気が少しずつざわつき始める、その気配。直接目にせずとも感じる、生徒たちが登校を始めている証だった。 携帯灰皿に煙草を揉み消して、さて、と息を吸い込んだ時、職員室からこちらに出てくる教員の姿に気付く。]
「南方先生か、おはよう。」
……おはようございます。団先生。
[挨拶を交わしたその相手は、俺から見てもだいぶ年上の保健体育教師。 山吹高校から来た彼とは夏休みに出会ったのが初めてだが、強面な顔に似合わず親身に相談に乗ってくれる面倒見のいい先生だった。 彼と入れ違いに職員室に戻ろうとしたが、呼び止められる。]
「浮かない顔をしてるな。今日から新学期だぞ?」
そう見えます? ……まあ、わくわくどきどきって歳じゃあないですからねえ。
「何か悩み事でも?」
そんなんじゃないですけど、いろいろ面倒じゃないですか。 今まで長いこといたのが男子校だったんで。女子生徒には気ィ使わなきゃいけないんだろうなあとかってね。
(64) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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[娘はいるけれど、まだ6歳。小学校にさえ入学していない。 難しい年頃の娘との接し方なんてすっかり忘れてしまった。 大雑把でもなんとかなった梧桐高校時代は楽だったんだろうなと想いを馳せる。
夏休み中も山吹高校の女子生徒と顔を合わせて話をする機会はあった。 >>57その中に女子の制服についての陳情もあったのだが、曖昧に話を濁したまま終わってしまった記憶がある。]
しかし子供たちも大変ですよねぇ……こんな急に環境変えられて。 大人はまだどうにもでもなるからいいですけどね。 なんだかなぁ、って気持ちですよ俺は。
[頭を掻きながら、団先生に苦笑を向ける。 彼は腕組みをして考えた後、貫禄のある口調で言った。]
「環境が新しくなることは、嫌いか?」
嫌いっていうか……意味を見出せないだけっすね。
「ふむ。分からないでもないがな。これから始まっていくことに否定的になってもしょうがない。 きつい思いをしている生徒がいたら我々が支えてやる。それでいいじゃないか。」
(65) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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はぁ……まあ、そうですよね。
[団先生の言葉は力強く、頷かせるだけの圧力があった。 生徒指導を受けている山吹高校の生徒の気持ちを体験できたような気がする。
どうも、と言って団先生と別れ、戻った職員室の俺の席。 そこに置いてある名簿には、残りの半年に担当することになった1年のクラスの名前と顔写真が記載されている。
開いてパラパラめくってみると、男子生徒だけでなく女子生徒の名前と顔がずらりと並ぶ。 最低限、自分のクラスの生徒の名前と顔は全員覚えたつもり。
その中にはもちろん、梧桐から来ている顔見知りの生徒の顔もたくさんある。 そいつらには俺のことは熟知されているのだ。だからそこまでフレッシュな気持ちになれるわけでもないし、普段通りに振舞うつもりでいる。 女子生徒の前で見栄を張ってカッコイイ教師でいよう、なんて過ぎった煩悩混じりの考えもすぐに捨てた。]
どうなるかねえ……これから。
[新学期、初日。それぞれの学校を無くした生徒たちはどんな顔でここへやってくるのだろうか。 椅子の上でのんびり考えながら、首を左右に捻って欠伸をひとつ。*]
(66) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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あんちくしょうって。 …いや、うん。デコピン。デコピンか。 私もやりたい。
[小さな身体を大きく動かして表現する藤舎>>59を、やはり笑って眺める。 とんぼにデコピン。やれるものなら、自分もやってみたい。
そしてグミにぱっと目を輝かせる様を見れば、 はい、と、袋の口を開けて差し出した。
ちなみに彼女の言う某配管工の出るゲーム。 少女は残機をごっそり減らすことが得意技だった。つまりは下手くそである。]
(67) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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[袋からグミを取り出し、口に放って笑顔になる彼女は、 まるで無邪気な、幼い子供のよう。
まだあるから。そう告げて鞄に袋をしまい直して、 私もわくわくだよと同意。 熱されたアスファルトを踏み、更に一歩先へ。 猫耳が、楽しげに揺れる。
器用にも背に手を回してキャンディを取り出す様子を見れば>>60、 先程の彼女そっくりに、フードと前髪に覆われて、見ることの難しい瞳を輝かせる。]
(68) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 22時頃
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あめちゃんだ。 ありがとう。
[有難くピーチ味のキャンディを貰う。
早速袋を開けて、口にぽい、放り込んだ。 からころと口内で転がして、舌先に未だ残るイチゴ味を塗り替えていく。
ご機嫌な藤舎を、飽きないなと眺めながら学校へたどり着いて。 服装チェックの教師が居ても、動じずにのんびりした様子で通り過ぎようとする。 一緒にいた藤舎は、どうしただろうか。
そして注意されたとしても、 "すみません"とふわっとしている返事で躱す少女の姿は、 近くや校舎に居る生徒や教師から、見えたかもしれない。]
(69) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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えー!新羅ちゃんには勝てないよー!
[可愛い、と言われればわたわたと身振りを交えながら。それは割と本音であった、彼女自身がどう受け取るかはともかく。]
えへへ、うん!ありがとー!
[そうして再び二人で歩き出す。目指す学校はもう間近だろうか。]
(70) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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!!!
[放たれた言葉>>62の破壊力に、即座に顔を腕で覆って飛び退いた。 主人公だ!青春ものの主人公にのみ許されるアレだ! 上背だけは180近くある男が顔を赤くして飛び退く図には不気味さくらいしかなかろうが、 幸いというかなんというか、この男、素早さ特化の生き物であった。 なんせ他は体力も力も柔軟性もないのだから、役に立った試しはほとんどないのだけれど。]
ア、ア、アンジョーくんって。
[素か!これが!よくもそんなさらりと!返せ俺の純情! フィクションの世界特有だと信じ込んでいた雰囲気に当てられて、アワアワと目線を反らす。 ――Q. ハーレムアニメの第一話で主人公と挨拶を交わすモブAの反応は? もごもごと口を動かした後、言葉も続かず、校舎に身体を向ける。そして、ダッシュ。]
ち、遅刻する!から!
[そんなことはない。 またな!投げ捨てた挨拶は雑魚敵の捨て台詞にさえ思えて。 ――A. 画面からさっさとフェードアウトする。それが、…の思い至った答えだった。*]
(71) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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[梧桐生である二人を横目見ていると、ふと近所に住んでいた幼馴染みの顔が頭を過ぎる。]
(……そういや、樹も梧桐だったっけ? しばらく顔見てねーけど、どうせだったら迎えに行った方が良かったかねぇ。)
[脇に挟んだ鞄を抱え直して、学校へと歩みを進めながらぼんやりと思考を巡らせる。 しばらく見ない彼は元気にしているだろうか。 彼と一緒の学校に通う事になるとは思ってもみなかったけれど、学校が統合してしまった以上、彼の耳にもあの噂が届くかもしれない訳で―。]
――……。
[密やかに一つ、溜息が零す。 山吹に通うものなら一度は耳にしたことがあるかもしれない自身の噂が、梧桐生の耳には届かないように今は祈るばかりだ。]
(72) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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[身だしなみをチェックするために、 校門に教師が立っているのが見えた。
早く学校を訪れたということもあって 少女は顔を合わせる事はなかったのだが。 たとえ制服チェックがあったとしても、 呼び止められるような格好はしていない。
そんな中、一人の女子生徒が呼び止められている姿>>69が 少女の目に留まる。 相変わらず個性的な格好をしている先輩だと、苦笑を溢した。]
何してよう、かな。
[手持ち無沙汰だ。 普段ならば本を読もうかとも思えるのだけれど、 今日はどうにも落ち着かない。]
(73) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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―学校へ―
[先ほどまでの重い重いダークカラーな気持ちも忘れて、校舎へ向かって突っ走る。 ――最も、軽快だったのは走りだしだけで、ものの53秒もすれば、トボトボと歩き出していたのだけれど。 ゼイゼイという荒い息までオマケについた猫背の出で立ちは、怯えより何より勝った疲れによって、どこまでも無愛想な顔つきを作り出していた。]
つ、つかれ……た。
[ひとりごちて、視線の先には服装チェックに立つ教員>>69。 慌てて走って乱れた制服を直しながら――目の前を進んでいった女子生徒>>69に、声にならぬ悲鳴を上げた。 校則違反のパーカー、短いスカート、漂う甘い香り。さては買い食いか。]
ヤ、ヤン……
[辛うじて語尾は飲み込んだ。最後まで言っちゃダメな気がする。怖い。ヤンキー怖い。 思わず自らの口を塞いで立ち止まった…を、指導教員はさらりと流して「さっさと行け」と促した。]
(74) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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[今は落ち着いてはいるものの、噂が流れた当時は敬遠するものも居れば、嘲る者も居た。興味本位で近寄って来る者も。 只、中には変わらぬ態度のままで接してくれた者も居る。
彼の噂の真相を知る者は、ただ一人――新羅だけだ。
もし、何か騒ぎになるような事があれば、彼ならばまた力になってくれるかもしれない。 8割の確信と、2割の期待を胸に秘めながら晴れ渡る空を仰ぐ。 同じ学校へと向かう生徒の顔の中にも見知った顔が見え始める。 勿論、これから知り合うことになるであろう新たな梧桐生の姿も。
これから毎日のように通うことになる新校舎が、そろそろ見えてくる頃だった。]
(75) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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んもぅ、瑠兎ちゃんには敵わないわよっ でも、ありがとね。
[本物の女の子の方が可愛いに決まってる。だけれども、つい「可愛い」と言われて嬉しくなってしまうことくらいは許して欲しい。
目的地の学校に着けば、今日からここが新しい校舎なのねぇとまじまじと外観を見つめた後、瑠兎の方を見る。]
じゃあまた会いましょうね、瑠兎ちゃん。
[彼女と別れて下駄箱に向かう。上履きに履き替えて目指すは2階の教室。どうやら2年の教室は2階にあるらしい。]
(76) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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[小鳥井の自慢>>54に戸野谷はどう返しただろうか。 返された清瀬の返答>>61に「そうか」と頷く。 同行の誘いに頷こうとして、省略されて呼ばれた己の名に瞬きをひとつ。 そういう呼び名をする奴もいるが、初対面で呼ぶとは。 なるほど、これが共学イケメンの社交性。 見習わねばならないな、と思い、一歩前へと歩を進める。]
そうだな。ここで出会ったのも何かの縁だ。 共に学校へ行こうか、清瀬。
[とはいえ道には自信がない。 二人、もしくは片方より一歩後ろを歩きながらついていく。 途中、戸野谷の耳元に囁きをひとつ。 漏れ聞こえていれば、共学…格好良い…といった単語が拾えるだろうか。 振り返れば暖かなまなざしを目撃することだろう。]
(77) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 22時半頃
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[小鳥居の紹介>>54に合わせ、ヒラリと手を振る。 そしてこちらに向いた彼と視線を合わせた。うん、迷ってはいない。いないのだけど。]
……すげえじゃねえか! 一ヶ月の努力が実ったな!
[本当は少し遠回りだということは、内緒にしておこう。小鳥居の表情を見て、そう決めた。
そして、手を振った相手>>61を見上げた。]
清瀬か。小鳥居見つけてくれてサンキュな。
[言外の意味を少し滲ませた感謝を贈り、一年後輩と判明した清瀬にニッと笑いかけた。]
おー、初日から遅刻は流石にな。
[彼の誘い>>61とコンビニを、一瞬だけ脳内天秤にかける。瞬時に傾いた結果に従い、了承の返事をした。初日とはいえ、購買くらいあるだろう。そう、楽観的に考えながら。]
(78) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 22時半頃
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[突然走りだした>>71城前に驚き、思わずぽかんと口を開いて立ち止まる。]
え!ちょっと、城前センパイ!? ……ってああ、行っちゃった……大丈夫かなあ、センパイ。
[ぼんやりと見送りながらもまあいいか、と気を取り直し、改めて校門へ向かう。 最低限規範通りの格好をしている…は、にこやかに生徒指導の先生に挨拶をしなんなく通り抜けた。]
(79) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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[とはいえ、いつまでも窓際に立っているというのも、 それはそれで嫌だ。 黒板に張られている座席表に沿って、 自分の机――既に少女の荷物が置いてある――に 腰を下ろした。
鞄から取り出した文庫本を開くも、 ただぼんやりと文字列を眺めるだけで、 内容は頭を通り過ぎてゆく。]
………… はぁ。
[静かな教室内に響くのはため息ばかりで、 時折聞こえてくる足音に身体をビクつかせては、 何処かの教室の扉が開かれる様子に安堵する。
そんな事を何度か繰り返せば、 このクラスの生徒もやってくる頃か――]
(80) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 22時半頃
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[たくさんの生徒で賑わう校門の前で仁王立ちし服装チェックしていたのは、玲奈が最も苦手とする旧山吹高校で一番怖いと有名な体育教師だった。ちなみにおっさん。 新学期早々あんな怖い人に捕まるなんて真っ平御免だ。絶対に嫌だ。だからと言って服装を正す気は毛頭ないのだが。
堂々と通り過ぎる久代>>69の陰に隠れこそこそとしていると、返って目立ったのだろうか、あっさりと気づかれてしまう。]
『そこの金髪ミニスカート!藤舎だろう!こそこそしているんじゃない!』
ひゃ〜!まじ勘弁だよお! ごめんなさいせんぱい、レナ先に行きますねえ!
[ボケボケしている普段の玲奈を見ているととてもそうは思えないかもしれないが、彼女は運動神経がとても良く、走ることは大の得意だった。 その運動神経をフル活用し、短いスカートなどお構いなしに全力ダッシュで体育教師から逃げる、逃げる。 体育教師は追いかけてきただろうか。ちらりと後ろを向くと、教師は校門前からこちらを睨みつけていた。さすがに追いかけてはこないらしい。 ……もしかしたら置いてきてしまった久代に矛先が向いてしまうかもしれない。その場合は申し訳ない。今度、詫びに飴を五個は渡そう。]
(81) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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あ。教室ってどこだろ……さっきの先生に訊いてこようかな?
[昇降口など見えやすいところに貼りだしてあるのが普通だろうに、浮かれた…は誰かと話したくてたまらなかった。 後ろへ引き返して先生に話しかける前後に、学校に到着した生徒と顔を合わせることもあっただろうか。]
(82) 2014/10/14(Tue) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 22時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 22時半頃
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ー2F 2年教室ー
ここね、アタシのクラスの教室は。
[あまり人の居る気配がしない教室に入ろうとドアに手をかける。誰か中にいるだろうかと思いながらガラガラと音を立ててドアを開ければまず目に飛び込んだのは鮮やかな花が活けられた花瓶だった。見覚えのある風景に、もしや彼女の姿があるだろうかと辺りを見渡す。ああ、いた。やはりあの花は彼女が持って来たのだろう。山吹にいた時もそうだったから。]
沙耶じゃない、おはよう! 何だか浮かない顔してるわね?せっかくの美人が台無しよぉ。
[そう言って座席に座る彼女>>80に話しかけたが、果たしてどんな反応を見せただろうか。]
(83) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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―昇降口→廊下―
[走ったおかげであっという間に昇降口に着いた。後ろから鬼の視線を感じつつも、無視して校舎内に進んでいく。
真新しい校舎なだけあり、壁も床も、さらには下駄箱も全てピカピカだった。私立高校でもこんなに綺麗ではないだろう。]
……一年生の教室は何階だったっけ〜
[独り言を呟きつつ、黄色を基調としたスニーカーから踵の部分を踏み潰した上履きに履き替える。 そしてまだポスターの一枚も貼られていない掲示板や荷物がない他教室を眺めながら、ふらふらと校舎内を進んでいった。
さすがに校舎内の地図なんて持っていない。玲奈は無事、教室を見つけられるのだろうか。]
(84) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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[どうやら目を付けられてしまったのは、 少女よりも一緒に居た藤舎だったらしい。
自分より小柄な体躯。隠れられるかと思ったけれど、 そう簡単には行かない様だ。]
おー。元気なことだ。
[手をひらひら。慌てて走り去る藤舎>>81を見送った。 ちなみに少女はなおも教師をスルーである。 とうとう諦めるだろうか、と、再び歩み出そうとして―――]
(85) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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[>>83また、足音が近付いてくる。 今度は教室の手前で扉の音が聞こえるわけでも、 足音が遠ざかっていくわけでもない。
ガラリと音を立てた扉に、身体が大きく跳ねた。 強張った表情のまま、ゆっくりと視線を扉へ向ける。]
あ……、新羅くん。おはよう。
[扉を開いたのが見知った顔である事に気付けば、 ようやっと身体から力が抜けた。
ホッと息を吐いた少女の表情は、 未だ緊張こそ見え隠れしているものの、 本来の、落ち着いた柔らかさを取り戻していた。]
(86) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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[…そして気付く。後ろでちょっと息を呑んだような気配。 くる。振り向けば、ああ、いた。男子生徒。]
……やあ?
[口を塞いでいる少年>>74を見て。 微笑んだまま、首をこてり、傾げた。 視界は少しばかり良好になる。
長い前髪が、さらりと揺れた。]
(87) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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え、あ、美人って……新羅くんのが、綺麗だと思う。
[ぱちりと双眸を瞬かせ、苦笑を浮かべる。 褒められるという行為はいつまで経っても慣れなくて、 困ったように頬を掻いた。]
知らない子が真っ先に来ちゃったら、どうしようかと思って。 でも、新羅くんだったから、よかった。
[少女の引っ込み思案な性格は、彼もよく知っているだろう。 何せ山吹高校時代も、 クラスに馴染むのに相当な時間を要したのだから。
今では新羅とだって気軽に話せているものの、 初対面の頃と言えば、 女友達の影に隠れて話を聞いているだけという有様だった。]
(88) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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[少女はずっと目立っていたから、 同じ山吹高校の生徒ならある程度知られて居る筈で。
どうやらそうでないらしいから、 きっと統合先の生徒だろうとぼんやり思ったけれど。 はたして、彼の反応はどうだったか。]
(89) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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うん!またね〜!
[下駄箱で新羅と別れて、自分の下駄箱…とは言え、葉柳高校では初登校である。適当な下駄箱に靴を突っ込み、持参の上履きに履き替える。]
あ、自販機発見〜♪
[3年の教室は1階なので急ぐ必要もなく。とてとてと近寄り、ミルクティを購入すべく鞄を漁り始めた。]
(90) 2014/10/14(Tue) 23時頃
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[くるり。目の前で、背中か振り返る>>87。 ヤバイ。強張った肩、全身。 目を逸らせないままに、視線が、合った。]
あ……
[息を呑む。 日常に潜む非日常。それとの邂逅。 少なくとも、…にとっては。]
(91) 2014/10/14(Tue) 23時半頃
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あ、わ、えっと……
[ほんの数秒。現実へと引き戻された瞳に映るのは、長い前髪に覆われた表情。 短いスカート。指定のものじゃないパーカー。甘い香り。つまり、ヤン――]
すっ――すみなせんでした!!
[何が。そう問われたら答えは出てこないのだけれど。 単純に慣れないタイプの人間が怖いような、見ちゃいけないものを見たような、そういえば失礼なことを口にしたような。 そんなものがないまぜになった謝罪と共に、勢い良く178cmの身体を折りたたむ。 猫背の深々としたお辞儀ほど見苦しいものはない、という言葉は誰によるものだったか。 下げた頭、地面に向けた表情は強張り、歯はガタガタと鳴り出しそうな勢いだったけれど。]
(92) 2014/10/14(Tue) 23時半頃
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[校門の前までついて、腕時計を確認する。 時間に余裕はまだある。 これなら合格点をもらえるだろう。 校門校章と学校名が見えるように自撮りの証拠写メを一枚撮り、メールを作る。 アドレス帳から幼馴染の名前を探して、送信した。 ―その宛先が、一行間違っていることには気づかずに。
校舎内の移動は、戸野谷か誰かしらについていけば今日のところは何とかなるだろう。 服装チェックがあったとしても引っかかるようなことはしていない。 清瀬の服装が気がかりだが、堂々としているところを見ると、おそらく大丈夫なのだろう。
新しい校舎を見上げれば、こちらを見下ろしている少女>>56の姿が見えた。 心細げなどこか儚げな雰囲気に息をのんで、鞄からカメラを取り出す。 知らない校舎。今までと同じで、違う世界。 期待より不安の方が大きそうなその空気は、思春期の一ページそのもの。 ピントを合わせて、数枚シャッターを切る。 勝手に被写体にしているのだから、謝らなくてはいけない。 けれど、彼女が誰かは、まだ知らない。 卒業までに見つけようと、そう決めた。*]
(93) 2014/10/14(Tue) 23時半頃
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