人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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【人】 トレーサー キルロイ


[ そんなことを考えているうちに、
 真っ赤な死神は、ひらり、飛び立ってしまって、

 おれは、自分の赤い掌を、なんとなく、見つめている。*]
.

(624) 2016/06/13(Mon) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 はい。

[ 差し出された紙袋>>@80に、おれは頬を緩める。
 これは、安堵だ。
 せめて、きみの分だけでも、取り戻せて、]

 ── 良かった。
 返してもらえなかったら、どうしようかと。

[ どうしようか、というか、
 ぶちのめしてやろう、というか、
 まあ、言葉は選びよう、である。

 おれは、少し考えてから、
 手に握っていた包丁を、
 何度かその場で振って、
 できるだけ、赤色を切って、

 それから、ウエストポーチに、それをしまった。]

(631) 2016/06/13(Mon) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ── 攻撃してこない、とは、言い切れないけれど。

 彼の様子に、そういう気配はない、と、
 おれは、おれなりに、感じ取って。]

 ……最適解、なんて。

[ おれは、死神の少し残念そうな表情に、
 理由を見出すことができないまま、
 静かに、言葉を返しただろう。]

 ── そもそも、正解は、ひとつですから。

[ どこか気取ったようにも思える言い回しを、
 揶揄するでもなく、単に、疑問に思って。*]

(632) 2016/06/13(Mon) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── 背負うものなんて、ありますか?

[ おれは、即答する。

 ”正しい”者が、なにかを背負う必要など、
 一体全体、どこにあると言うのだろう。

 ── って、怪訝そうな顔で。]

(641) 2016/06/13(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ネルは、優しいから、優しすぎるから、
 どうでもいい、誰かの死を悼むかもしれません。

 ── だけど、どうせ七日目には散る命ですから。

 ここで、死ぬようなひと、
 生き返れるわけ、ありませんから。
 そういう運命だったんです。

 結果はなにも変わっていなくて、
 数日、はやまっただけの終わりに、
 なにも間違ったことをしていないおれや、
 ましてや、ネルが、
 なにか背負う必要、ありますか。
.

(642) 2016/06/13(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 他者を蹴落とす気もない。
 蹴落とされるかも、という警戒もない。
 あるいは、懸念はしていたとして、
 当たり前のように、死にゆく命なら、

 はじめからそうと、決まっていたのだ。

 背負うものなんて、はじめからなにもなくて、
 それが見えたとするならば、
 幻にすぎないんじゃないかな。

 不安や罪悪感が見せる、幻。

 ……きみに、そんな思いをさせるやつを、
 おれは、決して許しはしないだろう。]

(643) 2016/06/13(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── ネルは、なにも知らなくていいんです。今は。

 今は、こんな、慌ただしい状況で、
 理不尽に、死んでしまって、
 ネルは、とても優しいし、
 混乱も、するかもしれないけど、

 いつか、分かってくれます。
 そのときまで、ネルは、なにも知る必要はないし、
 不必要に、嫌な思いをする必要なんて、どこにもない。
 悪意を持って、知らせようとするひとがいるなら、
 おれは、その悪を殺します。

 だから、今は、
 ただ、このゲームの、”わかりやすい部分”を、
 きちんと、まっとうしてくれれば。

 おれは、おれの役割を、こなすだけです。
.

(644) 2016/06/13(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ そう、ふたつ合わさって、やっとたどり着けるんだって、
 おれは、気づいたんだ。気づかされた。

 きみを取り戻す。

 それを確かなものにするためには、
 化け物退治じゃ役に立てないおれにも、
 ちゃんと、できることが、使命が、あって。

 ── おれ、今、きみのために、
 ちゃんと、きみの役に、立ててるかな?]

(645) 2016/06/13(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── だから、

 正しい人間に、背負うべきものなんてなくて、
 それを無理やり、なにかの咎や罰とするのは、
 とても、卑劣な行為だと思います。
.

(646) 2016/06/13(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ そこまで言い切って、おれはやっと口を噤んだ。

 結局、この死神は何が言いたいのだろうか。
 きみに負担をかけるようなことを、
 考えていなければいいけど、って、

 おれは、朗々と語りながら、そう、思ったのだ。*]

(647) 2016/06/13(Mon) 02時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/06/13(Mon) 02時頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/06/13(Mon) 02時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

[ ── 会話が、途切れたあたりだっただろうか。

 それまでは気づかなかった、金髪の死神>>@85に、
 おれはなるほど、と頷いて、
 その場を足早に立ち去っただろう。

 なんせ、血に濡れた包丁なんて、
 おれは処理したこともないし、
 使い物にならなくなると、困るのだ。

 近くの建物、って。
 水が使えそうなところ、って。
 おれは、目についたユニシロに走って──、]

(653) 2016/06/13(Mon) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 最終的に、刃についた血を洗い流し、
 手と、顔を洗ったところで、
 意識を遠のくのを感じることになる。

 ── どれだけ洗っても、
 木製の柄に染みこんだ赤色が取れない、って、
 躍起になっている、そのときに。

 その、おれが、血だまりを立ち去ってから、
 ユニシロに飛び込み、意識を失うまでの間、

 誰かに会ったか、というのは、さておき。**]

(654) 2016/06/13(Mon) 03時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/06/13(Mon) 03時頃


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