人狼議事


278 冷たい校舎村8

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【人】 大太刀源流 タツミ


[……それが、少しだけ前に進み始めた辰美幸俊の話]*

(350) さねきち 2020/06/26(Fri) 19時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――お見舞い――

[さて。葉野紫織が回復したのは
いつ頃のことになっただろうか。

若林先生から面会しても問題ないと聞けたなら、
きっと辰美は、その病室を訪れて
和菓子のお土産を渡したあとこういうだろう。]


 わがままなお嬢さんが帰ってきててよかった。
 安心したわ。

 まあ、聞きたいことはありはするけど………まず。


[辰美はおもむろに口を開く。]

(351) さねきち 2020/06/26(Fri) 20時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ――――つきあえ、はの。
 
 

(352) さねきち 2020/06/26(Fri) 20時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[直後、辰美が出してきたのは
黄冬高校から少し外れた場所にある
女子向けのカフェ…………の割引券であった!

クレープ・パフェ・パンケーキ・その他スイーツ完備!
店の目玉は動物の形に切り抜かれたケーキやグミ、アイス!
かわいい!が形になった
女子のための女子による女子の店である。]


 偶然手に入れたけど俺1人で行くの辛い。
 なんでもするって言ったよな?
 ……退院したら。
 てか、試験終わったらとかでもいいから。


[言ってはいなけれど、書いていたので、
辰美は受験も迫るだろう葉野に
そんな無茶ぶりをしたことだろう*]

(353) さねきち 2020/06/26(Fri) 20時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

さねきち 2020/06/26(Fri) 20時頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――ゲームの話――

[……いきなり友達と思い出を作れ、と
そう言われたところで、
家の中ではそこそこ真面目な辰美幸俊は困るわけで。

家にあるのはそこそこ広い居間、
大人数で遊べそうなテレビがいくつか。
――――……それから、兄が買っていったPSFや
元々家にあったBentendoSwitch。]


 兄貴、その……ゲーム借りていい?
 一日……


[入院した兄に着替えを届けがてら、そう尋ねると
兄は家にいる時よりも穏やかに笑って
「仕方ねえな」という]

(408) さねきち 2020/06/26(Fri) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
  「いいけどセーブデータ上書きしたらブッ殺す」

 ……あ、はい。
 さわやかに舌打ちしながらサムズダウンすんな脳がバグる


[絶対RPG系のゲームは触らねえようにしよう。
そう心に決めた辰美だった。]

(409) さねきち 2020/06/26(Fri) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[その後、きっと、
こんなメールが君たちに飛ぶだろう。]

From:辰美

〇月×日。
暇な男子俺んち集合。
ゲームでもしよ。
女子も来たそうならきていーよ。

 

(410) さねきち 2020/06/26(Fri) 21時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[それからもう一通、これは連城颯真宛に。]

From:辰美

俺からのメール見た?
「僕」が来るかはわかんねえけど、
卒業までに遊びたいって思ってるし
よければ来て。


[――と。*]

(411) さねきち 2020/06/26(Fri) 21時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

さねきち 2020/06/26(Fri) 22時頃


【人】 大太刀源流 タツミ


 [夢だから許した(笑)]
 

(440) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――病院――

 
 やめろやめろ。
 見せびらかすのもやめろ。
 見せびらかしたらお前の笑い顔も拡散すっからな


[家宝にされるほど晴れやかな笑顔でも無し
クラスに拡散されたら珍獣扱いされるに決まっている、
断固拒否する。>>422

ゲームが得意でない喜多仲に対応して
片手でやるよ、とこたえれば
マジボコす!と言われてしまったのでやはり辰美は笑った。
さて、飽きてお菓子を食べに走るのに
どれくらいかかるだろうな、と想像する。>>425]

(441) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[残された時間はそう多くなくて、
けれどもほんの少し、もうちょっと長く、
この友人たちと居たい……
……なんて感傷的思考はよそに]


 ワカバヤシにそんな権力あんの…?

 あいつ理科室の妖精じゃん。
 できんならしてもらいてーけど


[きたなか、かけあってみてよ、と>>426
辰美は半信半疑でそれを聞いている。
生徒思いの先生だから、
頼めば悪態と共にかなえてくれるかもしれないけど。]

(442) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[そんな若林に声をかけて戻ってくると、
喜多仲は誰かに電話をかけていたようだった。>>427

家族かな、この時間だと、と、
辰美はその光景を純粋に微笑ましく思う。

そうしてすれ違い際、
正解のない答案を脚本家に提出して

返ってきた笑い声とこたえ>>429
辰美はやっぱり、嬉しそうに微笑んだ。]

(443) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 いー問題をありがとよ。
 じゃ、またな。


[だってきっと、彼の脚本がなければ、
辰美はこんなことを考えもしなかっただろうから。

丸をもらって誇らしく、辰美はそこをあとにする。
病院の外からゆっくりと車がやってきている。
お、迎えかな、と思いながら、辰美はそこを通り過ぎた*]

(444) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――ある日の放課後――


[たまに足を運ぶ公園から、人ひとりの気配が消えた。
消えた、というのも正しくない。
「消えたらしい」。が一番認識として正しい。

たまに漏れ聞く近所の噂を総合すると
阿東家からひとり、子供がいなくなった。
父母兄妹のうちの妹が。

どうしていなくなったのかも、何があったのかも、
新聞紙の三面以内に記載されない以上
辰美には知り得ないことだ。

知り得ないことだけれども]

(445) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 なあ。ちょっとデートに付き合えよ。


[冗談を吐きながら、帰り際、
辰美は阿東礼一郎の机の上に
差し入れのペットボトルと睡眠防止のガムを置いている。

……好きなものは何だったっけ?

放っておいてほしそう、ならば辰美はそう深くは問うまい。
けれどもきっと辰美の事だから、
不安の種が見えれば首を突っ込まずにはいられなくて

公園でも、屋上でも、どこでもいいけど
ひとけのない場所に移動しながら]

(446) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 いもーと。どっか行ったって聞いたけど。
 だいじょーぶか?


[今のお前って大丈夫ですか。
ちゃんと地に足ついているかな。

…………それくらいは聞いてもいいか、
って、勝手に思っている。**]

(447) さねきち 2020/06/26(Fri) 23時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――ある日の放課後――


 知ってる知ってる。


[あっけらかんと言い放ち、
そこそこ限界を迎えていそうな受験生が
立ち上がるのを見守った。

空が見える屋上へ、
辰美は呑気にミルクティーのボトルを手に歩いている。
ねむそ。と、後ろから聞こえるあくびの声に思う。>>463]

(469) さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[人1人がいなくなっただのどうだの、は
真昼の世界には似合わない。

夕暮れを迎えそうな屋上の中。
軽くこてりと首をかしげて、
彼の妹の安否を聞いている。>>465

見た感じ、痩せすぎていたし、虐待っぽかったし
そういう施設にでも入ったのかな、と
礼一郎の話を受けて辰美は勝手に脳内補完する。]

 
 マシな場所で生きてんの。なら、いーけど。
 

[穏やかに辰美は言いながら夕風に吹かれている。
くすぐったそうに何の心配をしてんだよ、というので
ちらりと礼一郎を見た。]

(470) さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 あー? うっせー。お前の心配してんですよ。
 別にいつもと違うって感じでもねえけど。

 さすがに全部平気ですってわけねーだろ。


[つまりこれは人の家事情が聞こえた
辰美のおせっかいであった。
……いーだろ。それくらい。
って、誰に言い訳するでもなく辰美は思っている。]

(471) さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[手すりに肘を置いて、暮れ行く陽を視界の端にいれて
少し、外を見ていたが、

辰美にとっての現実が礼一郎の口から零れるので
あー、それか。と辰美は思いだしたように苦い顔をした。

じっと見上げてくる礼一郎を見下ろして、
付け加えられる「お前の心配をしてる」という言葉に
小さく肩を竦めてみせた。>>468

視線をそらして再び夕暮れを見たのは、
まっすぐ目を見て話すようなことではないと思ったから。]

(472) さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 俺、兄貴連れて病院いったんだよ。
 あいつらがつれていこうとしねえから。
 ま、無事頭のビョーキだったけど。

 帰った後親父とすげえ喧嘩してさ。
 ……主に兄貴が親父をボコボコにしちまって。

 今どっちも入院中。
 だから道場はお休み。

 ……大学は、
 近いとこ借りて通ったらいいってさ。家。

 

(473) さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[表面的には何の問題もないので、
辰美は穏やかに夕風に吹かれている。

この柵を乗り越えて落ちたら、
それはそれで気持ちいい終わり方かもな。
そんなことを思いだしたのでそっと目を閉じる。

息を吸って、吐いて、礼一郎に向き直り
やや明るい声音で言う。]


 ってなわけで。
 俺は寂しいのでたまに遊びに来てください。
 れーサマ。

 てか。お前も受かったら出ちまえよ。家。
 ……いや?

 

(474) さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[いずれにせよ、
今育った籠の中では辰美は息苦しい。

礼一郎がそうとは限らないけれど、
「俺だから言える」と家を出ることを勧めてきたのだから
多少、何かを感じているとは思っている。

努めて穏やかに、辰美は礼一郎に話をもどした。**]

(475) さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

さねきち 2020/06/27(Sat) 01時頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――ある日の放課後――

[暮れる陽の反対側で、薄らと月が昇っていた。
辰美はぽつぽつと友人から零される話を聞いている。

ああ、あの後妹にどうしたいか聞いたのか>>515 だとか
平気じゃないけど大丈夫な友人が何を考えているのか
>>516>>517>>518……だとか
そういったものを聞いては、相槌を淡々と打つ。

……嘘。そこそこ感情は滲んでしまっていた。
本人が慰めや激励を望まないにせよ
思う事はやはりあるので
気に食わねえな、と言いたげに辰美は鼻を鳴らした。]

(548) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 
 お前の事全部知って、
 嫌いになるやつもいるだろーし

 れーが、そーいう、何……? 痛み……?に
 向き合っていくべきだって思ってんなら
 それは、そうして折り合いをつけるべきだ。

 ……わかんだけど。それは。

 お前が全部抱えこめって話じゃなくね、とか
 お前と妹をそんな風にした親には責任とれよとか
  
 

(549) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 
 ……俺はだいたい知っててお前の事好きっていえるから
 やるせねーって思うんだけど。
 たぶん、そういうのもお前ン中で消化済みなんだよな。


[淡々と語る友人は、すべてを飲み込んだ上で立っている。
辰美が説教できることなどない、
今話されたのは礼一郎が抱える罪だ。
…………なのだけれども

やるせないな、と思いながらミルクティーを口に含んだ。]

(550) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 なんとかやれよ。
 ダメだと思ったら…………
 そういうお前が好きな俺がいるって事、
 ちゃんと思い出せ。

 ちゃんと知ってるから。
 意外と暴力的なとこも、ちゃんと友達に優しいとこも。
 ……忘れんなよ。


[裁かれない罪を分かつことなど出来はしない。
それは礼一郎の生きる痛みだ、と辰美も思う。

だから、せめて視界の端にでもいて
たまに「いいよ、そんなもんで」と
そう言えるような友人でありたかった。

赦しもなく歩き続けるには、人生は長すぎる。]

(551) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[月に吠える犬は自分の影に怪しみ恐れて吠える
――いくら吠えても、生きてしまった事実も罪も、
後ろめたく思う影めいたものの何もかもが
月夜の地上に縫い留められはしない。

だからこういう話をするときは夜の波止場でも昼でもなく、
夕暮れくらいが似合いのロケーションだろう。
真昼に明るく笑ってられるのが一番、だけど。

滲む夕日を見つめながら、
辰美は「んなこと」>>526と言われて
多少困ったように肩を竦めた。]

(552) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 んだよ、バカって。

 ……起こった事隠しても嫌な顔すんだろうけど
 こう、……受験前にそんな心配かけたくねえなっつう…
 

[まっすぐ、目と目が合ってしまって、
辰美は少しばつが悪そうな顔をした。>>527

心配されているんだな、と理解してしまって、
話をそらそうにもこの優しい友人は
まっすぐ言葉を投げかけてくるものだから
辰美もやっぱり、一瞬目を泳がせた。

視線が合わなくなって、あ、と思い至る。>>528]

(553) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
 
 ……受かったらの話は早すぎたな。わりぃ。

 檸檬? …………あぁ。


[手元のミルクティーが夕日を反射している。
半分まで飲んだそれをゆらりと揺らして、ぼんやり見る。]


 大好き。けどさっぱりしすぎて気分じゃねーな
 今日はまろやかにしたい ……なりたい気分?


[現実逃避の供にするには甘すぎるが
さりとて正気に戻りたいとも思わない。
甘ったるいだけのミルクティーを口にして
やっぱりあんまり合わないな、と思いもした。]

(554) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃

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