24 ロスト・バタフライ
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[名前も知らない男の命が、今終わる。 薄紅色の眸は瞠目したまま、 その儀式にも似た口接けが終わるその時まで、わたくしは瞬き一つせず見詰めていました]
臓腑を……。
[焼く、と呟いて。 昔聞いたことのある話を思い出します。
この世界で一番苦しみを伴う死に方は焼死であると。 生きながらに焼かれ、己の肉が焦げる匂いを嗅ぎながら死んでいくと言うのはどのような心地なのでしょう。
ちらり、と。生終えた男へ視線を投げます。 見開いた目が何を思うのか、わたくしには最早判らぬまま。
ロバートの方を再び見やり]
(55) 2011/01/27(Thu) 13時半頃
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――あなたがそれを望むのなら。
[わたくしは、嬉しさから。 ふわりと、子供の稚さで微笑むのでした]
(56) 2011/01/27(Thu) 13時半頃
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くくく…―――― あははっ、いや、失礼
貴女は、本当に私の味方をして下さるようだ よろしい、信用する事に致しましょう
[私の元々の記憶、人格の殆どは、自らの憤怒の炎に焼かれ、残りカスのような物しか存在しない。だから、私はこの方がどうして私に味方するのか、一切わからないのだ。出来るなら聞きたいと思うが、自分から聞くのも無粋だろう。]
こちらにどうぞ、コリーン このままここにいると、貴女も疑いを受ける お話の続きは、人の来ない所で伺います
朝、皆が起きるより早く小屋に戻りますが それまでは、貴女との時間を楽しみたい
湖畔に参りましょう 雰囲気も、随分と宜しゅう御座いますよ
(57) 2011/01/27(Thu) 13時半頃
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[味方と謂われ、わたくしは少しだけ首を傾げました。 味方と謂うよりも、魂の殉教者だと。思っていましたから。
きっと彼は憤怒の炎に全てを焼かれ、もう覚えていないのでしょう。 どんなにわたくしが彼に逢いたかったのかも。
なにも、なにも……]
湖畔……ですか? そうですね。きっと夜の湖は、綺麗。
[頷き、寄り添うように二人で湖畔へと向かいます。 一つの命が失われた事など忘れてしまったかのように。
今はただ、この一時だけが大事だと謂わんばかりに]
(58) 2011/01/27(Thu) 14時頃
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そう、湖畔
ここは霧深く、星も太陽も輝く事はありません だが、代わりにこの蝶達が、私達を彩る事を惜しみますまい
私の、大好きな場所です 静かで、美しく、雄大な場所
[彼女の肩を抱く事は、許される事だろうか。なんとなく、そうする事が正しいような気がしたのだが。私にはその理由がわからないし、その意味もよくわからない。あるのは炎、イーラの炎]
コリーン、貴女の事を聞きたい 私は生者の声を、邪魔な物だと想っておりました だが、貴女の声は随分と穏やかに聞く事が出来る
たまに、そう言う特殊な物がある 墓守の姉妹のように、私の怒りを煽らなかった者達もいる そういう者の話は、伺いたいと思うのですよ
(59) 2011/01/27(Thu) 14時頃
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[ひらひらと舞う蝶の軌跡が、きらきらと湖面に反射して。 まるで夢の世界に居るような美しさでした。
わたくしは隣のロバートへと寄り添うように身を寄せます。 遠い昔、肩を抱いてくれた時のように]
わたくしも好きになっても良いですか? あなたが好きだと言うこの場所を。
[ゆっくり振り向いて尋ねます]
わたくしは……ただの罪深い女です。 わたくしは自身の願いのために、他者を犠牲にして、此処へきました。
そして、今も。 あなたと共に居たくて。その為に何人の人が犠牲になろうとも構わないと。 そんな……罪深い穢れた女なのです。
(60) 2011/01/27(Thu) 14時頃
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どうぞ、好きになって下さい 美しいでしょう、静かな夜という物は
[懐かしい、と言う感覚はない。ただ炎の中の灰が、ぱちぱちとくすぶるのだ。何が理由か、私にはわからないのに。]
罪深い? 私以上に、罪深いと? 私は今し方、一人の命を頂いたばかり 今後も、いくつも魂を奪いましょう
その罪に比較したならば、微々たるもの
そんな貴女が、穢れたと言うのなら 私は地獄の底の、血の沼よりも汚らしい
人に「悪」と呼ばれる存在なのですから、私は 私の罪を見るのが貴女なのならば 貴女の罪も、私は見たいのですよ
(61) 2011/01/27(Thu) 14時半頃
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あなたが望むだけ捧げましょう。 あなたの怒りを絶やさないように、幾つもの命をあなたという炎にくべましょう。
[たとえ「悪」だと他の誰に罵られようとも、 わたくしの想いは、魂は最早捧げられてしまったのだから]
……わたくしの罪は、いつか。 あなたが思い出して下さったときに――
そしていつか。わたくしにもあの甘美なる口接けを。
[下さいませ、と囁いて。 今はこの美しい湖を、二人見詰めつづけるの*でした*]
(62) 2011/01/27(Thu) 14時半頃
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…――――
はい、期待しておりますよ 私がこの身を保つには、怒りの炎が必要なのだから
そろそろ戻りましょう 静かな夜が終わり、生者の時間が来る
私は、正体を知られたくはないのでね 静かな夜を取り戻すには、まだまだ時間と信用が必要だ
[甘美な時間は、また後の事に致しましょう。静かな夜、美しい蝶達、墓と言う私達の住居。私の大好きな世界。そこに雑踏は必要ない。]
思い出す事が、もしあったなら その時は、貴女にも差し上げますよ 地獄の業火の残り火を
―― 小屋へ そして夜は明ける ――
(63) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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―朝・暖炉のある部屋―
んん…。
[いつもと違う寝床の感覚に身じろいで、ぼんやりと目を覚ます。 はてここはどこだろう、と考えて、一瞬。自分が迷い込んだ森のことを思い出した。]
ああ、そうだ。 僕、おつかい、が…。
[まだ寝ぼけているのだろう。ごそごそと床に手を彷徨わせ、探すのは預かった荷物。]
あ。
[ようやく。 はっきりと意識を取り戻し、眉を下げる。]
そうだ。失くしてしまったんだった。
(64) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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[むくりと身体を起こし、辺りを見回せばまだ眠る人たちの姿。 自分の朝は、普段から早い。 何もすることが見当たらず、しばらくその場に胡坐を掻き、ぼんやりと一点を見つめていたが。 ふと、人影が足りないことに気が付いた。]
ええと、 サイモン…だっけ。
[片脚を失ったという、悲愴な表情の男の姿。 身体の一部を負傷した彼は殊更集まった人の中でも目立つはず。 その姿が、ない。]
…?
[嫌な予感がした。]
(65) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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[這うように脚を引きずり、小屋の外へ続くドアを開ける。 目の前には大樹。 そこに眠っていた、片脚を失った男。 見つかってほっと胸を撫で下ろす反面、ぞわりと背筋があわ立つ。 何かがおかしい。]
…蝶、が。
[男の周りをひらひらと纏わる。 まるで自分を導くように、自分の肩に触れてから一直線に。 昨夜、金髪の少女から、すぐ離れたのとは裏腹に。 震えた脚を奮い立たせ、彼の元へ。 朝なのに霧は深く、日差しはどこにも無く。 暗い木陰が眠る男の表情を翳らせ、不気味な静寂を守って。
漂うのは、焦げるような臭い。]
(66) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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あの。 …ねぇ、起きてる?
生きて、る?
[無意識にそう呼びかけて、男の肩を揺さぶれば。 男はどさりと横に倒れてしまった。 目を、かっと見開いたまま。]
ひっ…。
[思わず引きつった声を上げて後ずさる。 開かれた瞳孔。恐怖の表情。 それは既に、生きている者のものではなく。]
(67) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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[2,3歩後ずさった所で足が縺れ、 自分も尻餅をついてしまった。 それでも身体に力が入らず、しばらくその場でがくがくと身体を震わせたまま。 小屋に戻る前に、誰かがそれに気づいただろうか。それとも自分が我に返るのが先だろうか。]
(68) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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あーあ。 イーラ、やっちゃったんだね。
(*2) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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―― 朝・台所 ――
[朝食は、如何致しましょう?卵もない、肉もない、満足な調味料すらない。困りました、スープも作る事が出来ません。一応果物をカットして、朝食代わりにして頂きましょう。小屋の前からは、片足のない男のローストから香ばしい匂いが致しますが、流石にあんな物を朝食に出す事など出来ません。]
ふぅ、準備完了 皆様の起床を待ち、朝食に致しましょうか
一つ毒見を…――――
ん、甘い 一応毒はなさそうだ
(69) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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それにしてもここの蝶達は、なんていい子なんだろう。
僕を、真っ先に死体に近付けてくれるだなんて。
ふふ、皆の顔が見物。少し、退屈しのぎになるかな。
…うん、きちんと死んでる、ね。
(*3) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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ようこそ、サイモン。 死者の世界へ。
(*4) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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ん、やった 美味しかった
[何がだ]
(*5) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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[ふわりと笑い、死体に手を伸ばす。 蝶はひらひらと舞ったまま。 サイモンに届かない掌は宙を舞い、何も掴むことはない。
突然。
キン、と頭の中で何かが鳴った。]
――――…?
(*6) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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[ それは 記憶の留め金が1つ、外れる音。]
(*7) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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あは、美味しかったんだ。
昨日出した、紅茶みたいに。
そうだなぁ。次は僕も食べてみようかなぁ。
もしかしたら、食べたことも無い甘美な味がするかも。
「全ては、思うがままに。」
でしょ?
(*8) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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ああ、随分と甘美な感覚だった 体の芯が、ふるりと振るうような そんな、良い気持ちがしたよ
私は今日頂いた、次は君達に譲るよ どれが良い?
皆、違う味がしそうだ
(*9) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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"あの時"は、味わう余裕も無かったからね。
(*10) 2011/01/27(Thu) 15時半頃
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あの時?
どうした、何か食ったのか? 味わう余裕がない程に、君は急いだと言うのか?
(*11) 2011/01/27(Thu) 16時頃
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うん、食べた。 旦那様を食べた。生きている時に。
どうしてだろう。…忘れちゃった。 まぁ、もういない人のことなんてどうでもいいよね。
[あっけらかんと言う様は、何も気に留めていないよう。]
(*12) 2011/01/27(Thu) 16時頃
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そうだなぁ、どれがいいだろう。
双子の姉妹は君のお気に入りだから、君に取っておいてあげる。
食べたら面白い人がいい。
片羽を得た人でも、得られず絶望した人でも、誰かの片羽になった人でも。
きらきらと輝く人を食べたら、美味しいかも。
…そうだ、ガウにも聞かなきゃね。
(*13) 2011/01/27(Thu) 16時頃
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ああ、昔の事など気にする事もない 私など、旦那様の顔も、もうわからない そんな人間を気にした所で、何の得もありはしないさ
[執事、と言う仕事すら、私の魂が記憶した範囲の事しかわからない。だと言うのに、他人のお家事情など、気にするはすもなく]
面白い人、か 片羽など抽象的な物、すぐに見つかる事はなかろうが 生者を少なくすると言うのなら、私には何の問題もない
ああ、ガウ ガウにも、希望があるだろうからな 聞くのは聞こうか、必要だろう
(*14) 2011/01/27(Thu) 16時頃
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―― 霧の中 ――
[妹と視線を交わす。 そ、と妹の胸元を軽く叩いた。]
此処に鼓動が在る様に、
[そして己の胸元を叩く]
私たちは未だ生きている。
[するりと撫ぜ落ちる手]
―――…最期まで一緒だからね。
(70) 2011/01/27(Thu) 16時半頃
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[妹へ、教会に向かう旨を伝え、 霧の奥へと。 妹がついてくるか如何かは彼女に委ねる。
深い霧は前方すらも上手く見えやしない。 蝶々が案内をするように、 進行方向へと舞ってゆく。 霧の中は、人生によく似ている。 何が起こるか分からない]
五里霧中の暗中模索。
(71) 2011/01/27(Thu) 16時半頃
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