97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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出口もありがとう。
[出口の言葉に思考を切って うなづき笑う。 しかし、あの出口は小さい。 青年自身が出て外部に状況を知らせ 救助要請するには足りず、 かと言ってチェレスタでは、外部に 救助要請は難しかろうし アルトじゃ逃げるなと…… 明乃に頼めないだろうか?と 思案一つ思いつつ。]
その前に、私はセシルを寝かしつけて アルト……ですか?彼が 目覚めた時飲むものの準備をしますが チェレスタはどうしたいですか?
[と、声をかけつつセシルをもう一度抱えようと]
(53) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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──倫敦/路地裏──
[南天の鳥の名を冠した少年は、空間の狭間に弾かれてから、ここに落とされていた。 鳴り響いた和音が、まだ脳を揺らしているような感覚は、体験したことのない二日酔いとはこんなものかと思わせる。]
う…………
[頭を抱え、座り込んでいる。 考えることが多すぎた。
自称、自殺を図ったという、寄宿学校の先輩。 結局まともに話せないまま、倒れたアスラン。 見間違えでは決してない、叔父。
それに、音域を名乗った少年。]
(54) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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……無茶苦茶だ。
[文献と伝聞で知っただけの、作り事の機関と現象。 ……なんて状況を疑っても、仕方のないところにきている。 現実なんて脆いものだ。
すぐに手のひらを返す、嘘に満ちた世界だから。]
(55) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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「あれー?こんなとこで坊ちゃんなにやってんのー?」
[そんな時だった。 少年の身なりの良さを獲物とみたか、薄汚い格好の男たちが、下卑た笑いを浮かべ集まってきた。]
…………何も。
[一瞥したのも無駄な時間だった、とばかり、少年は露骨にため息をつく。 その態度が、男たちは癪に触ったようだった。]
……うるさい。
[虚構の駒鳥の中は伽藍堂だ。 口汚い男たちの騒ぎも、乱暴な何か脅しの音も、耳障りな彼らの心臓の鼓動さえ、大きく増幅して、聞き取ってしまう。]
(56) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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「この餓鬼……優しくしてやりゃつけ上がりやがって!!」
[少なくとも優しくされた覚えはさっぱりとないが、苛立ちを露わにした彼らには、そんなことどうでもいいのだろう。
腕を掴み上げられ、路地の壁へ叩きつけられる。 く、と小さく呻くと、やつらのニヤニヤ笑いが深くなった。]
(57) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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……やめた方がいい。 しにたくなかったら。
僕は、……うまく指揮、できないから。
[これは警告だ。 最終通告でも、ある。
なるべく淡々と言ったつもりの少年に対し、男たちの態度は、変わらない。 むしろ悪化した、とさえ言える。]
「ああ?何言ってやがるこいつ。 死になくなけりゃつーのは、こっちの台詞なんだよ!」
(58) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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っ……
[振り上げられた拳。 咄嗟に、手を前に出していた。
その手が、絡み取る。 眼前のごろつきの音色を。 乱してはならない、命のリズムを。
帯のように流れる整ったその形が、 ロバートの腕を包むように揺らぐ、そのたびに。]
(59) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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「ぎ、」
[ああ。 巻き込んだのは、一人分ではなかったらしい。 近くにいた数名を巻き込んで、音色が軋み、澱み、悲鳴を上げて行く。]
……だから、やめろって……
[苦しげに顔を歪めた少年の前に、ズタズタに乱れた鼓動の切れ端が浮いている。
路地裏に響いた断末魔は、酷く耳障りで、どうしようもなく醜く千切れた。]
(60) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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……こんな僕が、どうして……
[グウェンドリンの家名を得たのは、ひとえに音色へ触れられる特性のせい、だと思っている。 家族の誰も、触れられない。 どころか、最も力ある祖父さえ、音色を見ることがかろうじて可能という程度だった。 叔父は、もっといろいろとできた、らしいが。
自分が触れた結果音がどうなるのか。 知ってから、誰の前でもこのスキルは使わなくなった。 できることなら、誰も知らないままなら、よかったのに。
素晴らしいと口にしながら嫉妬を隠さない父親。 理解のできぬものを見る目の母親。 世界はいつだって、簡単に手のひらを返す。
"こんな事"が出来ると知られれば、また残酷な視線を浴びなければならないだろう。 家を離れ、寄宿学校に暮らすことで、家や血、力から離れられた、はずなのに。]
(61) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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どうしたい……
[何ができるのかも、何をするべきかも指針がない。 どうしたいか、と聞かれれば、命を聞くばかりだったチェレスタは、思案に止まる。]
……出口。行く? みんな、外、行く。 いける?
[小さな脱出口の向こう側。そちらに向かいたいと言い出す。 救助要請は難しいと思われているなど、知らず。]
(62) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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ああ……うるさい。
[いつもより、騒がしい。 周りが。音が。
1900年代とやらは、こんなにも音に溢れているのか。
いま、たった今人を殺してしまったというのに、少年の頭の中は鳴り響く不協和音《ゴートリンゲン》に苛まれ続けていて、嘆くことさえなく。]
しずかに、して……
[ふらりと歩き出せば、腰を抜かして逃げられなかったのか、数名のごろつきが悲鳴を上げた。 這いずって逃げようとする後ろ姿へ、少年の手が、伸びる。]
……見られたら、だめなんだ。 僕が「こう」なのは……しられたら、だめ。
[その数名が動かなくなるのに、時間はかからなかった。]
(63) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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こんなこと……したく、ないのに……
[なのに。 喉が熱い。 いつもより大きな音たちが、いつもよりごりごりと少年の理性を削って行く。
壊れてしまった囀りは、とうの昔に手遅れなんだ。
少年以外の命が終わった路地裏で、疲れきった表情の少年は、座り込んでいた。*]
(64) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[人の手に紡がれるまま歌う。 チェレスタが楽器ならば、それが常、で。 ……もとは何であれ (青年は摩訶不思議に大分思考放棄していた) 今は人の姿のだから大事なのはそこというように チェレスタが復唱する ”どうしたい”にこっくりと頷く。]
……あの出口は……私はには小さい。 チェレスタが…あの出口を広げられそうな、 誰かを探すこと……はできそうですか? もう少し、広がれば、みんなを外に運べると思います。
[それは、世界を知らないチェレスタには 非常に難しいことに思えて。 けれど、きっとチェレスタにとって 改めてどうしたいと考えて はじめて出した結論も尊重したい。]
(65) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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イアンは、そう言いながらmよいしょとセシルを抱える。
2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[そこを訪なうひとつの人影 黒いスータンの裾を控え目に翻さぬように けれども、どこか足早に歩いて来た
彼が声をかけると少年は振り返り 幹に向けてた泣き顔を そのまま彼に見せて涙を流した
黒いスータンを纏いし青年は 自らを「神父」というだけだった
「神父」の問いに少年は理由を話す
孤児として身を寄せる、この教会を離れたくないと 幼き頃より慣れ親しんだ友人たちと離れたくないと]
(66) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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誰か……
[誰にも届かない、響かない。
わかっているから、この声はとても、か細い。]
(*2) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 15時半頃
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わかった。
[オルガニストの提示した探し人に、いともたやすく頷いた。 先ほどの和音に返ってきた音はひとつではなかった。最低でももう一人、歌うことのできる起きた人物がいるはずだ。 スータンを着せてもらう前、部屋に寝かされていた男を思い出す。傍付いていた彼はどうだろう。 いくつかの可能性を考えて、チェレスタは人探しに飛び出していく。]
(67) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[「神父は」それに何といっただろうか? 諭す言葉に少年は静かに頷いた
頭を撫でて、涙を拭われて 笑顔にはなれてはなかったが 泣くのは治まり、涙は止まった]
…ありがとうございます、神父様
[どうにか声を絞り出し、礼をいう]
[そして、「神父」と共にその場を去った
去り際に枝を見上げれば 生い茂る葉の隙間から、零れる陽の光 さながら、硝子で出来たモザイク
それがそこを見た最後の記憶]
(68) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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ーーーー困ったら、歌ってくださいね。
[チェレスタは素直な返事で すぐに部屋を飛び出した。 建物の内で探すことを思案しているとは知らず 建物の外に出ると思っているので 青年はそれを不安そうに見送りはしたが、 彼の意思を尊重し引きとめずそれとだけ言って。
さて、自分もまずはセシルを寝かさなければと、 イーシュと明乃を案内した部屋とは また別の巡礼者のための部屋へ足を向ける。]
(69) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[撫でてくれる手は優しく温かく 嬉しくて、幸せな心地になった
だけど、泣くしか出来ない子どもであることに 悔しさと、哀しみで胸がどこか痛かった]
(70) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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ー 1900年初頭 大聖堂:巡礼者用の客室B ー [足で器用に扉を開けて、質素で清潔な部屋に入る。 寝台と反対にあるはめ殺しの窓から 雨上がりの日差しと、日差しを届ける程度の隙間だけ残し 茨が覆うさまを見ることができて。
青年は気づいていない。 これだけの大異変が大聖堂に起きたなら 時計塔屋根にいる獣が騒ぎになるように、 大聖堂も騒ぎになり、呼ばずとも 人が何事かとくるはずなのを。
終末の鐘からはじまり、先の鐘で大聖堂が 倫敦にありながら、《聴こえる》者にしか、 認識できない場所へと変容していることは。 それは、《響会組織》の手回しか?それとも…………]
(71) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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[何処からともなく《鐘の音》が高らかに鳴り響く 誰かを、何かを呼び覚ますかの様に]
(72) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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[ともあれ、青年はセシルを寝台に寝かせ スータンだけ脱がし縞のシャツ姿にしてから、 寝具をその肩までかける。 ……寝ている姿は、セシル、ではなく、 アスランでしかない外見。
…………深い溜息をこぼしながら、 畳んだスータンを枕元に置いて。 黒い髪を一度だけ撫でる。]
(73) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 16時頃
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― 1900年初頭 大聖堂・巡礼者用の客室 ―
[目が覚めて、まず感じたのはシーツの肌触り。 干したてのお日様の香りはなかったけれど。 清潔そうな感じがした。
そばに人の気配。 それから、目尻から伝う涙。]
(…夢?)
[意識に身体が追いつかず。 身動ぎするもの難儀だったが。 ようやく、瞼を開くことに成功する。]
(74) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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[自分の身に何が起こったか。 考えてみても思い出せず。 そばにいた人物に声をかける。]
…神父…様?
[彼が自分を呼ぶ名前。 それに僅かに眉を寄せ。 言葉を返す。]
(75) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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ー 1900年初頭 大聖堂:巡礼者用の客室B ー [アルトに飲み物を用意し、 イーシュの様子と明乃への依頼」。 やることを頭に描いて、黒髪から手を離した。 その手が止まったのは、 セシルが、アスランが、眠ったまま その目尻から雫が伝うのに気づいたから。]
[初めて会った時から、 泣いている姿をよく見てばかりだ。 懐かしく思い出すのはセシルのこと。 その姿はアスランだというのに。 ただ、拭おうと伸ばした指先は、止まる。]
………………セシ、ル……? 加減が悪いところはありませんか?
[聞き慣れた呼称に、自然と綻んで。]
(76) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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…それ、誰?
[安堵を見せてたような神父は。 たちまち表情を変えた。*]
(77) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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ーーーー…………
[ああ。けれど、そう、これが自然なこと。 続いた言葉にそうは思っても 青年は落胆する感情を 止めることはできなかった。]
…………いえ……おきになさらず。
アスランでしたか?具合はいかがですか…… 君の幼馴染という、 ロバート君も心配されてました……。
[そう、口にして手を静かに引く。 唯の神父然とするのは、慣れたもの。 だから、多分いつも通り笑えるだろう。]
(78) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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あ、どうも…一応、大丈夫だと思う
[彼の様子に、居た堪れなさを覚え。 それは、どうしてだろうと考えてみて。 理由が分からず、62(0..100)x1秒で諦めた。]
ロビンが? えっ? 何で?
[自分の記憶が確かなら。 ここは、20世紀の初めでは? まさか、それは夢だった?
今見てた、キラキラ光る木漏れ日の夢。 そこにいた人物と、目の前の神父が重なって。
思わず、彼の頭を撫でた。]
(79) 2013/09/28(Sat) 17時頃
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[アスランが何がしか考えている。 彼の記憶はどこからないのか? それを彼自身考えている、のだろうか?]
……いや、なんで、と言われても ロバート君は唐突に現れて……立ち去ら……
[まさか、時代が違うとは知る良しなく、 突然現れ消えたロバートの行動理由はわからない。 流石に消えたと言うのは、 起きたばかりのアスランの思考に 負荷がかかるかと思考を伸ばしていれば それが、突如中断された。]
ーーーー…………はい?
[撫でることは何時もの常だが 撫でられるとは思わず、硬直したまま ぽかんとし、それだけ口にするのが精一杯だった]
(80) 2013/09/28(Sat) 17時半頃
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…ごめん 何か…疲れてるみたいだったし
その、気になってつい…
[我に返って、一瞬固まって。 そっと、手を引いた。
自分で自分が訳分からず。 神父から、視線を逸らす。
逸らした先の床。 そこを這う白い塊に手を伸ばせば。 するすると腕をよじ登り胸元に。 それを優しく手のひらに包んで見つめる。]
(81) 2013/09/28(Sat) 17時半頃
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