270 「 」に至る病
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兄が10歳で死んだら、母はいよいよ悲劇にのめり込んだ 自分が先に死ぬと思ってたんだろうからお気の毒
兄の死因は、致死性の不整脈ということだった 確かに、遺伝性の可能性が高いらしかった 親戚の何人かはそれで突然死したのかもしれない (電気ショックの機械を胸に埋めておけば予防できるらしい まだ幼かった私はその治療は受けなかったし 母はその助言と説得を受け入れようとはしなかった)
愛想を尽かしたのか死んだのか、外国人の父が帰国したきり戻らなくなった
私はとにかく早く大人にならなきゃいけなかった 少女みたいな母をどうにか生かして、自分も生きて、って
母は
(58) 2019/10/08(Tue) 21時頃
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母は、突然死なんかしなかった
母の死因は悪性腫瘍 まあそれだって遺伝性だったのかも知れないね、知らんけど
母に生きる気力なんてあるわけなかった 嬉々として緩和ケア医の元に通ってた (嬉々として、ってのは私の悪意のある感想)
お望み通り、35歳を目前に最後の一葉を落として死んだ
親としてのあの女はクソだけど、 苦しまないように死なせてくれた医者には感謝している
(59) 2019/10/08(Tue) 21時頃
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私がほんとの親なしになった時、13歳だった 一人で自分の力でそこまで育ったような気がしていた、まあ、ガキだったから
孤児院にしばらく泊めてもらった 孤児として庇護されるには私はもう、少し大きすぎたけど 雑用を手伝ったりして、必要な援助はありがたく受けた
住み込みの下働きを紹介されてそっちへ移ることになり それが子供時代の終わり
(60) 2019/10/08(Tue) 21時頃
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未来を、展望することがなかったのは 明日の約束をしなかったのは やっぱり母親の影響なんじゃないかと思う だいぶ強烈なキャラだったし
だけど早死にの家系なんかじゃなくても 人は別に、ほいほい死んだりするのが普通だ もし寿命が千年あったとしたって死ぬときは死ぬだろう
いつか死ぬし、いつ死ぬかはわからない 生きている間は、生きていればいいと思っていた
私の人生は私だけが主役で、私は私がモブで良かった
(61) 2019/10/08(Tue) 21時半頃
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今は少し違う
死にたくないと思っている
いずれは死ぬけど
できるだけ 生きていたい
[日記はそこで途切れ、 しかし次の次のページからまたごく普通に続いた**]
(62) 2019/10/08(Tue) 21時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2019/10/08(Tue) 21時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2019/10/08(Tue) 21時半頃
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[眷属の定期健診も既に何度かクリアしている。 遣い先に合わせて土産のガラス作品をつくれるくらい、自分は「健康」だ。
そういえば、師匠の死に際に警告をくれた医者も眷属を持ったらしいと聞いた。 彼にどういう心境の変化があったのか、次の遣い先が彼のところになれば聞いてみようか。 いつだったかに贈ったペアの酒器>>0:639が使われているのならば嬉しいことだ。 次回が違うところなら、次々回にでも。 自分はまだまだ健康で、あと何回だって胸を張って自らの主の可愛さを牛の涎のように途切れずに語り続けられる。]
(63) 2019/10/08(Tue) 21時半頃
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[ 『次のおつかいいつだっけ?』
主にメッセージを送ったのは墓地に入る前。 数分後、門を出てから確かめたスマホに通知がないことに舌打ちをするのは無意識。
「いつでも連絡が取れる」ツールの登場は、確かに長命の眷属の依存を進行させている。*]
(64) 2019/10/08(Tue) 21時半頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/10/08(Tue) 21時半頃
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―ある日のお楽しみタイム― [主人のディナーは寝室でと決まっているの 意味はわかるでしょう?] んん、 頂戴。 [主たる女はシーツの上に寝そべったまま ひらひらと腕だけを声のする方へ伸ばす>>17] [お腹はじゅうぶん満たされたけど これは『摂取』ではないもの 鼻を、耳を、舌を、口腔内を。それから消化器官を 視覚以外をこれほど存分に愉しませてくれる『娯楽』は、そう多くはない]
(65) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[>>47メルヤが好む嗜好品は子どもっぽいものが多い。 本人には言ったことはないが、 コットンキャンデーなどは よく編集が送ってくるようになっていた。
"吸血鬼"は食で栄養を得られるわけではないが、 眷属は食で栄養を得る者だ。
そんな自分が時折食べたいと思うものは、 赤いものが多く口に入れてぷつりと潰す瞬間が好みである。
>>48その事くらいは察せるようになったのか。 はたまた別の意味を持つ視線かもしれないが――]
(66) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[蝋燭の灯が揺れる 白い女の裸の胸が暗がりに浮かびあがる 仮面を外してはいるが、ゆるく瞼は閉じたまま 腕を伸ばしたついで、起こして、と催促して] ――そういえば、リビングに置いた手紙は読んだ? [封は切って、中身も拡げてティーテーブルの上 たまたま己が受け取ったけれど 何が届いても己では“読まない”ものだから**]
(67) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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それは慣れが必要だ 崇高なる思考へ至る為に越えねばならぬ試練だ 俺と共に在りたいならゆっくりとで良い 覚えていくんだな
[>>49その視線が向かう先を追うのは楽しいもので、 とあるパーカーに丸を付けるのは良いが、 此処は拾い作業台の上なのだから丸見えである。 後で買ってやろう。 初めてのお使いなのだからリュックもいるだろうか。 お金は使えるはずであるし、 交通機関も問題はないはずだ。
あるとすれば――>>52これである]
(68) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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勘違いをするでない 俺の健診ではなく、お前の健診だ
此処が俺の城なのだから居なくなるわけがない
[倒れそうになる墨を支えてから しがみ付いてきたメルヤの頭を撫でる。
"吸血"自体は回数を抑えている。 だからこれは依存衝動と言うよりは 彼女が内面に抱える闇によるもののはずだ]
(69) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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眷属が依存症になっていないか調べるものだ 行けないと問題ありとされるぞ
向かうのもリンディンの中だけだし 行先は……"ヴェルヌユイ"という吸血鬼のところらしい
たまには俺以外の吸血鬼を見てみるのも良いだろうさ
[依存症発症には差があれど未だ早い。 そうあってくれると助かるのだが...。
一先ずしがみ付いてくるメルヤを肩に担ぎ、 そのまま作業場を出て四階の自室へと向かう]
(70) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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たまに買い物に行ってもらうだろう あれの延長線上みたいなものだ
ちゃんと出来たらパーカーも買ってやるし コットンキャンデーもダースで買ってやる ……それでもまだ不安か?
[問いかけながら黒一色の部屋の中。 棺を思わせるベッドの上にメルヤを放り込み、 自身もベッドに乗ると何時ものように覆い被さった。
薄暗い部屋の中で押し倒したメルヤにキスをする]
(71) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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落ち着いたら言えよ
[こうなれば作業にもなるまいと、 純朴な眷属の渇きを満たしてやってから、 出かけるのは少ししてからになるだろうか]
(72) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[それから数時間後――]
そろそろ落ち着いたか? 落ち着いたら出かけるから準備しろ
[メルヤを『宥め』てから少し遅れた外出に行く。 丁度これくらいの時間帯の方が混んでないだろう。
イクラが俺を待っている*]
(73) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[「吸血鬼」という言葉を彼女の前で口にするのは いつぶりだろうか。 ――もしかすると初めて、かもしれない。
セイルズは不思議そうに瞬いたミルフィに 答えるように口を開く。]
クチキ アオさん という―― 東洋から来た方のところに行ってほしいんだ。
翻訳家の方で、 僕は幾らか彼の翻訳を読んだことがあったと思う。 瑞々しい訳だった。 リビングの本棚にも多分彼の翻訳したものがあるよ
……怖いかい?
(74) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[セイルズは首を傾げてみせた。
依存度を測るための定期健診。 娘が不安なように、父親もまたそれに不安を感じていた。
毎回立ち寄ってお茶をしてくれていた眷族が ふっと姿を見せなくなった――と思いきや 新聞の片隅、心中事件を起こしたものとして 名前だけ挨拶に来ることもあった。
妻も最初の頃は嬉しそうに行っていたが 次第に、「そんなことしなくていいじゃない」と 使いを拒むようになっていった。
依存が深まるにつれてそうなるのだというが 願わくば、ミルフィは長く、 ”お遣い”を楽しんでほしいものだと思う。]
(75) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2019/10/08(Tue) 22時頃
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( きれいごとだ。……わかっているよ、クラリッサ。)
(76) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[ふっと伏せた目を上げる。 「うん」と肯定と共に、 愛らしい文句めいた言葉が飛んでくるので、 セイルズは噴き出した。>>38
”まだまだ子供だなあ。”
笑いに混ざる吐息には、そんな色が混ざっている。]
おやおや。 ミルフィ。僕の愛らしい子。 ナンパされてもいいけど、 結婚式の招待状くらいはくれるんだろうね?
[一夜の過ちとか遊びは駄目だぞ、と笑って嗜めて、 もしも吸血鬼と他の吸血鬼の眷属が結ばれることがあれば 吸血鬼の方は苦労するのだろうなあと くだらない思考実験をする。]
(77) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[何せ、他の吸血鬼の血に感染した眷属の血は 劇物に等しい、と言う。
依存の病にしても、血の穢れにしても 吸血鬼と眷属というのは 本当に同族で群れるのに向いていない。]
(78) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[そんな事を考えながら、セイルズは朝食を片付け 娘と同じ行き先へと歩きだす。>>39>>40 むしろミルフィを置いていく。]
学問とは探究のためにあるもの。 その前段階で立ち止まっているようじゃあ 僕の生徒は名乗れないぞ、ミルフィ君。
[何せ百年単位で学者をやっているものだから 普段物腰は柔らかくとも、 真面目さお固さは折り紙つきである。
ミルフィが10を越えたころ、 次第にセイルズは今のように少しだけ意地悪になってきた。 きっと”可愛くない”娘にもそれは受け継がれている。
いつもどおりのやりとりを交わして>>41 あわてて口に朝食をねじこんだミルフィが角を曲がれば セイルズはゆっくりした歩調で彼女を待っている。]
(79) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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そんなに慌てるなら、 毎朝ちゃあんと起きればいいのに。
[片眉をあげてそう告げてから、 セイルズは丁度やってきたバスに乗り込んだ。
無数の人間たちの中にまぎれる吸血鬼。 食べ物も違うのに人間の顔をして生きる自身を おかしな生き物だ、と思うことには慣れた。]
(80) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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── 眷属を迎えた日 ──
[結局、その日。 男が目を覚ましたのは、大型犬が今日の朝の散歩を諦めてふて寝を始めた頃だった。>>0:657]
にやけた顔で、よく寝てたぞ。 身体の具合は?
……なんて、聞くまでもなさそうかな。
[よほどいい夢でも見てたのか。>>0:643 寝室から起きてきた男を、リビングのソファから呆れ顔で振り返り。読みかけの本に、青いガラス栞を挟みこんだ。]
べつに、好きに呼べばいい。 あとあんたの名前も、覚えてる。
[サクラだろ、と。 今や部屋のあちこちに咲くそれを口にしかけたら。 見越したような男の声に遮られた。]
(81) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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…………べつに、いいけど。
[向けられる視線をじっと見つめ返しながら。 今は起きてる男の名前を、言い直す。]
蒼佑。
[願うとおり呼んだなら、また。 あの表情を見せてくれただろうか。*]
(82) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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── そうして、月日は流れ ──
────蒼佑。 この部屋、好きに使ってよかったんだよな?
[僕は今、引っ越しの真っ最中だった。
借りていたのは、元々古かったアパートメントだ。それが更に年月を経て、最近じゃ老朽化からの雨漏りが深刻化。 僕は湿気から本を護るため、とうとう引っ越しを余儀なくされた。>>0:665 大量の本と、一匹の大型犬を連れて。
示された部屋のひとつに、箱を運び込みながら。 ふと、壁に見つけた日焼け跡が目に留まった。]
(83) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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…………。
[引っ越しの手を止め、跡をそっと指でなぞる。
これまでも幾度か、招かれて訪れたことのある蒼佑の家。 ここが独り暮らしには広すぎることは、知っていた。 僕の知る限りこの家に蒼佑以外の気配はないけれど。蒼佑以外の「誰か」が居た痕跡が残っている部屋のひとつが。 これからは、僕の仕事部屋になる。]
(84) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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[リンディン警察のパトカーが対向車線に見え 乗客ともども訝しげな様子で窓の外を見る。
――――事故ですって。 ――――車に誰か轢かれた?
そういう乗客たちの言葉を耳にしては 遠ざかる赤い光を凝視して、 先ほどまでにこにこ笑っていた顔を ほんのわずかに蒼ざめさせた。
よくある話だ。
セイルズは小さくため息をついて首を横に振ると ミルフィと同じバス停で降りる。 講義のための教室に向かいながら、 途中で別れたか、進行方向は同じか
いずれにせよ、娘に心配そうにこう投げかけただろう。]
(85) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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お遣い、ちゃんと気をつけていくんだよ。
[それはまるで――――
――まるで、初めて買い物にいく少女が 轢かれないか心配でもするように。*]
(86) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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「ひとまず、紙が詰まった重い箱を部屋に運び込んだなら。 荷解きや整理は後回しに。]
おい、蒼佑。 ドッグフードはどの箱に入れたか覚えてるか。 あとソラのお気に入りのクッションも。
[蒼佑が眷属になって、早いもので。 一世紀と少しの時間が過ぎていたけれど。 僕らの見た目は、時間を止めたように、あの日から変わらないまま。
でもあの時居た「モモ」は、天寿を全うしてとうに土に還り。そうして僕は、次の犬に新しい色の首輪を着ける。 悪戯っ子の「ベニ」、甘えん坊の「フジ」、人見知りの「コン」、好奇心旺盛な「アサギ」。 モモより後に飼った犬達は、僕に血を分けることなく。皆、年老いて土へ還っていき。
そして今、水色の首輪を着け。 空腹を訴えるように足に飛びついてくるのは、まだやんちゃ盛りの「ソラ」だった。]
(87) 2019/10/08(Tue) 22時頃
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