155 【身内】砂煙の村
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あ―――…え、いや、おれは…、
[紙袋を満たす前に肩を引かれて>>45、思わずよろめく。 彼の示す先を見ては、これ以上世話を掛ける訳には――と、首を振ろうとしたのだけれど。 身を引きかければ、耳の奥がかき混ぜられるように、ぐにゃりと歪んだものだから。]
――ぅ、…すまないね。
[下手に動いたら更にひっくり返りかねないと、結局は唸るような曖昧な返答と共に立ち上がった。
肩に触れた彼の手のひらは、例に漏れず幾重もの布に隔てられているのに。 先ほどの嫌な思考といい、ここへ来るときに会った子供の言葉といい。
何処へ行っても見えない砂煙の粒子に纏わり付かれているようで。 それが妙に――心地が悪かった。]
(57) 2015/04/08(Wed) 06時頃
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[やや強引な手に従って、彼の家先へと収まったなら。 椅子を奪うのは流石に憚られたものだから、結局その場にしゃがみ込んで。
そうして目眩が収まる頃、改めて顔を上げる。 迷いなく駆けてきた彼を直視するのは居た堪れなくて、その首あたりでうろうろと視線を彷徨わせることになったけれど。 ――だって、自分ならば。手伝おうとは、…思えない。]
……は――…いや、ごめん。…大丈夫。 随分と…みっともないところを見せてしまったね。 …そちらのお嬢さんも。
[揃いも揃って、一回り近く歳下だろう二人。 フードの彼女がどんな表情でこちらを見ていたかは――好んで確認したくはなかったから。曖昧にぺこりと頭を下げるのみ。 幾度も客になったこともある少年に、今までもこうして世話を掛けたことがあったかどうかも、…思い出して確認したいものではない。]
はは、……、 …放っておいてくれて、構わなかったのに。
[何やってるんだ、なんて呆れめいた声>>53は聞こえこそしなかったけれど――心の内ではとっくに、自分で吐き捨てている。 身を起こしてようやく立ち上がろうとしながら、礼を言うより先に、苦笑をもう一度。]
(58) 2015/04/08(Wed) 06時頃
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……ん、
[頭をなでる手>>51に 目を細めながら 大きなてのひらが気持ちよかったから、 もっと って、おねだりするみたいにすりよって。
不思議そうに首をかしげるおじちゃん>>52に ぼくは ただ わらってみせる ]
いいんだよ、べつに。 ジュースがあわないなら、おさけをのむもん。
――……おじちゃんは、こういうおかし すき?
[おじちゃんのために買ったんだよ って そんなの、口がさけても言ってあげないよ。
お酒なんて、全然飲んだことないけど 多分 飲めなくはないんじゃないかな。 ……おじちゃんが、お酒を分けてくれるとは 思えないけどね ]
(59) 2015/04/08(Wed) 10時半頃
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[許してもらえたから、ぎゅって 腕を組んで たばこのにおいとか、お酒のにおいとかは、我慢 我慢。 その代わり鎖は おじちゃんに、我慢してもらおうね。
町の人の視線とかは 気づかないフリ。 おかしなものを見る目は、慣れてるから 付きあわせちゃうおじちゃんには、心の中でだけ ごめんなさい ]
――あ、
[あめ玉を落とすお兄ちゃん>>42が目に入れば 思わず組んだ腕をゆるめちゃって それでも お兄ちゃんにかけ寄らなかったのは、意味が無いって気づいたから。
……ぼくが行ったって、あめは拾ってあげられない。 呆れたようなおじちゃんの声>>53を聞きながら まっしろな手袋につつまれた、そのてのひらを見て ]
(60) 2015/04/08(Wed) 10時半頃
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……ぁは は
[ちいさく ちいさく、笑っちゃう。 羨ましくなんか ないよ。この"手"だってもう 慣れっこだから。
ただ これじゃあお兄ちゃんを笑ったみたいになっちゃったかも あわてて口をおさえるけど、おじちゃんの方は見れないまま 組んだ腕の力は、さっきより強くなっちゃった。
質問の答え>>54が聞こえれば、およいでた視線は足元に ふぅん、って 聞いておいて、生返事を返しちゃう ]
そういえば、おじちゃんは このむらのひとじゃ ないんだよね。
[知ってはいたけど、あんまりそんな感じはしない。
……村の外にいた分だけ、ぼくの知らないおじちゃんがいる って 考えると、なんだかもやもやするから あんまり 考えないようにしておこっと ]
(61) 2015/04/08(Wed) 10時半頃
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[お花のにおいをかげば、ゆううつな気分もはれていって おじちゃんからのお願いには、きょとん ってそっちを見る ]
…… しょーがないなあ。
[背中を叩く手にせかされるようにして、お店に一歩ふみ出して 自分で買いたくないなら 買わなきゃいいのに。
大人って、お駄賃をわたせばなんでもするって思ってるのかな ひらひら揺れる手>>55をうらめしげに見て、ためいき。 ほんとうに、だめな大人だ
でも 役にたつのは嫌いじゃないから ぶつぶつ文句を言いながらも、ひとりでお店の中へ ]
(62) 2015/04/08(Wed) 10時半頃
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てんしゅさん おはなちょーだい。 ええっと、しらゆり?を、ふたつ……ううん、みっつ。
――え?うん、そうだよ。 きょうかいのおじちゃんがね、ぼくに いってこい って うん、だめなひとだよね。
[店主さんとしたおじちゃんの話は、向こうまで聞こえちゃったかな。 聞こえてても良いけど、後で怒られるのは 嫌だなあ。
二つ束ねたのと、一つだけ包んだのと それを腕の上に乗せてもらったら、お礼を言ってお金を払う。 ついでにいいこだね って褒めてもらえたから、ぼくは ごまんえつ。
お買い物が終われば、お花が落ちないように よたよた あるいて、おじちゃんの居る所にもどって ん って、腕の上のお花をさし出してあげよう ]
(63) 2015/04/08(Wed) 10時半頃
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ひとつのほうは、ぼくのかごにいれて。 あとで もっていかなきゃだから。
[自分じゃ入れらないから、おじちゃんにお願いしよう。 お花と食べ物って、一緒に入れていいかはわかんないけど。 多分へーき……だよね? ふ と、口の中で転がしてたラムネが割れてることに気づいたから ]
――あ、あと
ラムネ かんじゃったから、あたらしいのちょーだい。
[かごの中に、まだあるでしょ? って 口を開けたら、ラムネは入れてもらえたかな ]
(64) 2015/04/08(Wed) 10時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/04/08(Wed) 11時頃
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ばかなソフィア。
(*1) 2015/04/08(Wed) 11時半頃
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坊主が酒を?……ハ、やめとけやめとけ。一口飲んでウエッてなんのがオチだ。 大人しく、ミルクかオレンジジュースにしとくんだ。
[酒を飲むから、と言い出した坊主(>>59)には、驚きに眉を寄せて。煙草の匂いも酒の匂いも好きじゃあない癖に、と笑い飛ばしてやった。 餓鬼ってのは、そうやってすぐに大人の真似をしたがる。大人しく身の丈に合ったモンを飲んでればいいものを、と思いつつ、何でまた今日から急にと不思議に思いはしたがね――まさか自分の為なんて、思うわけがないだろう。
だから好きかと言う問いには、"お前さんと違って大人だからな"、と揶揄うように言い返す。もしも俺から酒を分けて貰えると思っているなら、そりゃあ甘い。 酔ってぶっ倒れた餓鬼のお守りなんて絶対に御免だから、その時にはミルクしか飲ませてやらんさ。]
(65) 2015/04/08(Wed) 13時半頃
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腕を組まれれば歩くたびに当たる鎖には溜息の一つも出はしたが、そこは諦めて目を瞑る。ピィピィ二人で笛を鳴らして歩くのは、何だか懐かしい気分になって……中々悪くは無かったから。 床に散らばる飴玉を拾う墓守には、どうやら坊主も気付いたらしい――乾いたような笑いには、また怪訝そうに視線を下へ向けて。 ハッとしたように口を押さえた理由もわからなければ、坊主の視線の先にも気付く事は無かったが――回された腕の力を見る限り、墓守を嗤ったワケじゃあ無いんだろう。 餓鬼は得てして無神経なモンだが、この坊主は変な所で気を使いやがる、と。指に当たる鎖を指先に引っ掛ければ、ぷらぷらと手持ち無沙汰に揺らしつつ。]
あー、そうだ。ここに来てもう随分と時間が過ぎたが……
[あの話題はあまり続けようとは思えんかったから、生返事は返って有難い。話題が逸れた(>>61)のを良い事に、空を見上げて暫しの間郷愁にふける。]
(66) 2015/04/08(Wed) 13時半頃
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[その頃から、この村の人間は手袋を付けていたんだっけか。それすらも覚えては居ないし、触れれば消えると言う話を聞いた時の事すらも何故だか記憶にはないが。 坊主のその手も、先がある姿の記憶は無いから、最初に会った時からその鎖を付けて居たんだったか……あるいは、自分が忘れているだけかも知れんが。
しかし今はそれよりも、教会に飾る花の方が大切だ。背を叩いて急かしてやれば、どうやら坊主は頼みを聞いてくれるらしい。 ぶつぶつと聞こえる文句には耳を塞ぎ、坊主を待つ間一服でもしようかと思ったが。口の中にはまだラムネが残っていたから、もう少しこの味を楽しむとしよう――が。]
……あんの、糞餓鬼が。わざわざ俺の使いだって言わんでいいってのに。
[中から聞こえた会話(>>63)には、顔を顰めて忌々しげに吐き捨てる。まったく本当に、余計な一言が好きな餓鬼だこと。]
(67) 2015/04/08(Wed) 13時半頃
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[店の側の壁にもたれ、腹いせに音を立ててラムネを噛み砕き。戻ってきた坊主には、恨めしそうな視線を向ける。]
…………。偉いぞ。余計な一言が無かったら満点だった。
[――だが、お使いを頼んだのは自分だから。それに言うなと言ったワケでも無く、結果だけ見れば坊主は立派に使いを果たしてくれた事になる。 だから口を出そうになった文句の半分以上は飲み込み、代わりに恨めしい気持ちは手袋に包まれた手に込めて、強めに髪をかき混ぜてやった――随分力が籠ってしまったから、髪がボサボサになったかも知れんが、そんな事は知ったことか。
坊主の腕にある白百合は三つ。怪訝に思うも、成る程一つは坊主の分か(>>64)と花を受け取り、言われた通りに一つは籠へと入れてやる。食い物が入っているから、なるべく花粉が落ちにくいように。]
(68) 2015/04/08(Wed) 13時半頃
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[そうしてもう一つのお願いには、肩を竦めて再度籠へと手を伸ばし。一つを手に取れば、それをそのまま坊主の口に入れるではなく自分の口へと。]
満点だったら、ちゃんと鳴るラムネをやったんだが。
[パキンと乾いた音を立て、前歯と指とでラムネを半分に割り。手に残った半分を坊主の口へと放り込む。割れたラムネじゃあ音は鳴らんだろうが、そりゃあ店主に告げ口した罰だ。 口に残った方のラムネを噛み砕きながら坊主へと薄く笑ってやれば、さぁどんな反応が返ってきたか……大人気ないというのは、この際言いっこなしだ。]
……しかし、その百合はどこに持って行くんだ。家に飾るんじゃあねェのかい。
[パキパキとラムネを砕き、そのまま飲み込み。籠に入った白百合へと視線を向けて、"行くぞ"、と坊主の手首に繋がる鎖を指先に引っ掛け軽く引っ張る。
持って行かないと、と坊主は言っていたものだから。最初から花屋に向かう予定では無かったようだし、とほんの近くの教会に向かう道すがら、浮かんだ疑問を投げかけてみた。]
(69) 2015/04/08(Wed) 13時半頃
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…………駄目とかでは、ないんだが。
[照れ臭さを隠すように、ため息混じりで言葉を返す。 彼の紡ぐ言葉たちは、どこまでも素直なようだったけれど。少しだけ砕けた口調で賞賛する彼は、――ずるい、と思った。何故だかは分からないけれど。
それに―、と続いた言葉は消えるように小さなものだったけれど、確かに自身の耳には届いただろう。 ………矢張りからかっているのではないか、と。“年上をからかうもんじゃない”なんて、苦言を呈そうと思い視線を彼へと戻す。]
(70) 2015/04/08(Wed) 15時頃
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――……っ、
[予想していたのは、困惑している自身を楽しむ様子だったのだけれど。 耳まで真っ赤に染めて俯く彼は、ああ、本当に。――――ずるい。]
………………。
[血色の悪い自身の顔に、熱が集まっているのが分かった。 ――好き、だなんて。そんな言葉は、数年来、言われたことがない。 言葉の意味は、別であろうけれど。それでも年甲斐もなく照れてしまうのは、この様子を見れば、仕方の無いことだろうと、そう思う。]
(71) 2015/04/08(Wed) 15時頃
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…………ベネット。 これを君に……もらって欲しいのだけど。
[沈黙は、どのくらいの長さだっただろう。 中々言葉を発せずにいたのだけれど、俯く彼の、綺麗な瞳が見れないことは残念に思う。
そうして視線を落として目に入ったのは、青い輝き。 ――ああ、そうだ。これを、君に。]
(72) 2015/04/08(Wed) 15時頃
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――美しい物は、美しい人に似合う。
[彼は自分を綺麗だと言ったけれど、矢張りそれは、物好きだと思う。 長く伸ばされた髪は不気味であるし、目付きや顔色だって悪いのだと、自身を持って言えるくらいだ。
涼やかな風に吹かれ短髪の髪を靡かせる彼は、実に爽やかで、絵になるようだと思ったから。]
別に、付けなくたっていいんだ。 ……持っていて貰えれば、それで。
[彼にピアスの穴は開いていただろうか。 そんなことはまあ、どうでもよくて。差し出したこの青はきっと、彼の元にあるほうが、綺麗に輝くはずだから。
さて、このピアスは受け取ってもらえるのだろうか。もし拒否されたならば、残念そうにしながらも、押し付けるようなことはしないだろう。 ――けれどそれがただの遠慮であったならば、食い下がることはしたかもしれない。]
(73) 2015/04/08(Wed) 15時半頃
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[ふいっ、と顔をあげて。 人参とお兄さん、ーカシャッ。
写真を一枚撮らせてもらってから、ようやっとカメラを下ろして]
くれるの?
[なんて突拍子もない質問をひとつ。 売り物なんだからくれる訳ないけど、彼の答えを聞く前にもう視線もレンズもお兄さんに。>>58 お話は良く聞いていなかったけど、お兄さん。ーカシャッ。]
(74) 2015/04/08(Wed) 16時頃
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[店主さんとのお話は、やっぱりおじちゃんに聞こえてたみたい>>68 ほんとうのことしか話してないし、悪口も言ってないから うらめしそうな視線には、べえ って舌を突き出して ]
――ぅ わ、 ちょっと、やめてよ。 ぼく なおせないのに!
[らんぼうに頭をなでられれば、嬉しいような ムカつくような。 ボサボサになった前髪から、不満そうに睨んでみたけど きっと 効果はなかったろうな。
ふるふる頭をふっても、落ちてくる前髪は直せなくって 意味ないってわかってても、腕で上げようとしてみても 今度はお花がじゃまだよ! ]
…………ありがと。
[それでも かごにお花を入れてもらったら、一応お礼を言おうね。 ふふくそうなお顔の ありがとう は 全然、心がこもってなかったけど ]
(75) 2015/04/08(Wed) 16時頃
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――まったく あんまりいじわるすると きらいになっちゃうんだからね。
[不機嫌顔のまま、やっとあいた腕で前髪を直そうとしても 案の定、どうやったって前髪が落ちてくる。
目に入りそうで、すっごく気になるけど おじちゃんの手がラムネを持ってることに気づけば 期待するみたいにお口を開けて、いいこに待機。
でも、そのラムネはぼくの 口には入らなくって>>69 ]
おとなげないなあ もー。
[それでもぱきって われたラムネの片方が入ってきたなら もごもごしながら、おじちゃんを睨みつける。
――あれ こういうのって、なんていうんだっけ。 えーと…… あぁ、そっか ]
(76) 2015/04/08(Wed) 16時頃
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かんせつちゅー だ。
[多分 あってるはず。 だからなんだ、って 話だけどさ。 男同士だし 別に恥ずかしがることでも、ないしね。
口の中のラムネをとかしつつ 鎖を引かれたら、あわててそれについていく。
なんだかわんこみたいで、ちょっとふふく でも 置いてかれないなら、それでいーや ]
……なーいしょ。
[となりに並んで、おじちゃんの腕を取りながら 投げられた疑問に、つんと顔をそむけて答えてあげる。
あのこのこと、別に教えてあげたっていいんだけど おじちゃんが、意地悪ばっかりするのが いけないんだよ ]
(77) 2015/04/08(Wed) 16時頃
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[――そうだ 意地悪のお返しついでに、もうひとつ ]
おじちゃんがつけてくれるなら、 このおはな あげてもいーよ。
[いたずらっぽく笑いながら、おじちゃんを見上げて お花を頭につけるおじちゃんを想像したら ちょっと 吹きだしそうになっちゃった。
あぁでも……頭じゃなくて、お洋服になら 似合うかもね ]
……きょうは だれかほかにいるかな。
[ピィ、って ラムネはないから、口笛で音を出して 見えてきた教会の扉に、ほんのすこしあるくのを早めちゃう。
鍵はかかってないって知ってるけど 扉の前についたなら、おじちゃんがあけてくれるのをまってみようか ]
(78) 2015/04/08(Wed) 16時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/04/08(Wed) 16時頃
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[ボサボサになった頭で睨む坊主(>>75)は、何とも愉快。はらはらと落ちる前髪に少しだけ気を良くしながら、口元だけで薄く嗤う。 花を抱えてああだこうだと腕を上げ、ふるふると頭を振る様はまるで犬っころみたいと思わず笑ってしまいつつ。それでも、髪を直してやる事はしない。 ――もう少しちゃんとお礼が言えたのなら、直してやっても良かったんだが。]
嫌いになんのか、そりゃあ困った困った。
[ラムネを齧りながら、坊主の恨み言を聞き流し。声は全く困ったようでは無かっただろうから、こりゃあ本当に嫌われてしまうかね。 ……もっとも、嫌いになる奴は、何も言わずに離れていくモンだ――ご丁寧に、そんな風に言っちゃくれん。 こんな程度で嫌われてちゃあ、今頃自分は坊主に親の仇のように恨まれているだろうよ、と。ころころラムネを転がす坊主にそんな風に考えていれば、思い付いたように告げられた言葉に思わず眉が大きく下がった。]
(79) 2015/04/08(Wed) 18時頃
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……どこで覚えてきたんだ、そんな言葉。 阿呆ぬかせ、美女のルージュの付いたラムネならまぁ、歓迎だがな。
[眉を思い切りハの字に下げて、呆れの籠った溜息を吐き。鎖を引く手とは逆の手でこめかみを抑え、口の中に残ったラムネの欠片を舌で溶かした――気が済んだら鳴るラムネをやろうと思ったが、やめだ、やめ。いい子にせんとラムネは貰えない、それをちゃんと教えてやらないと。
見てみろ。教会へと向かう道で投げた質問に対する坊主の返答(>>77)の、何とも可愛げのない事よ。別に興味はありはせんが、そう跳ね除けられたらいい気もせんモンだ。 腹立たしさに眉を寄せて舌を打てば、しかし坊主の"ありがたい"申し出にまたも眉を下げさせられる――何を考えてるのか、餓鬼はまったく分からない。]
(80) 2015/04/08(Wed) 18時頃
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いらん!花なら間に合ってる……似合わんと分かって言ってるだろう、坊主。 それにその花は、どこかに持って行くんだろう。
[組まれた腕の肘で、軽く坊主の身体を小突き。悪戯っぽく笑う顔を叩き倒してやりたかったが、生憎と缶詰に花に坊主の腕にで、両手が塞がっていたからそれはかなわずに。 誰に渡す花か知らんが、少なくとも俺よりはずうっと似合うだろうよ、と。ラムネの代わりに口笛を吹いて、足を早める坊主にまた少しだけ呆れつつも、自分もまた扉に向けて歩調を早めた。]
……ほれ、お祈りするんだろう。行ってこい。
[扉の前できっちりと待つ様(>>78)は、また犬っころを思わせて苦笑のひとつも漏れはしたが。坊主の腕から腕を引き抜き扉を開けて、トンとその背を押してやった。
その際に、肩にかかった籠を取り上げようとしたが果たしてそれは叶っただろうか――お祈りすんのなら、籠は邪魔だろうと、そう思っての事だったんだが。 坊主の手じゃあ、籠を降ろすのも一苦労だろうと。大人しく籠を渡してくれたのなら、一緒に椅子のそばへ行き、隣に籠を置いてやり。渡さんのなら渡さんで、肩を竦めてそのまま教会の隅、窓辺の花瓶の元へと向かう。]
(81) 2015/04/08(Wed) 18時頃
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相変わらず暇だねェ。……楽で有り難い事だが。
[花瓶の水を替えながら、教会を見回してみるけれど、そこには坊主以外に人など居らず。 ……だからこそ、こうして昼間から博打なんて打って来れるのだから、有り難い事でもあるのだけれど。
教会の裏の水道で花瓶の水を替え、古い花を捨て。新しい白百合を窓辺に飾れば、少しだけ心が落ち着いた。]
…………。
[坊主は未だ、祈りを捧げていただろうか。もしもそうならば、黙ってその椅子の隣に近付き。椅子の背の角に腰を預けるようにして体重をかけ。天窓から差し込める陽に照らされた木製の十字架に目を細めれば、そのまま静かに目を閉じる。
誰かが祈りを捧げている時に邪魔をするのは、野暮というもんだと。 坊主の祈りの内容は知らんが、たまにはそれらしい事をしてやるのもいいだろう――ここは一応、職場だ。]
(82) 2015/04/08(Wed) 18時頃
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…。
[>>56大きく逸らされて目線は一つ目の赤い飴玉を拾い上げた時にも合うことはなく。ジトリと見つめ続けてしまったのは、悪意ではないけれど。 あ、青い顔、苦笑、冷汗。]
サンキュー?
[摘みにくい飴玉を集めていれば、手袋の上には宝石みたいなきらきらが溢れていく。 噛み合わない会話に語尾をあげながら。でも、せっかくくれるならと、目に付いた青色の飴玉を一つ、ポケットへ押し込んだ。]
(83) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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[バラバラと紙袋へ飴玉を放ったところで、流石に顔色が悪いな、って、つい肩を引っ掴んだ。 あとは>>58日陰に落ち着いた彼が蹲るのを見つめていたなら、乱暴だったかと眉を下げて頭を掻く。]
別に、俺は、なんも。
[変わらず男が気まずそうであるから、言いかけの言葉が詰まる。自虐的な言い方は、大して、快く思わない。]
何でだよ。
[上手く言葉に出来ないけれど、寄せた眉はあからさまに苛立ちを見せただろうか。 困ってる人を助けるのは当たり前だ、見過ごすのは冷たい人のようで自分が嫌になる。…素直にお礼を言う事も、当たり前だろう?生きてきて、それらを疑った事はない。 あともう一つ。気になることがある。]
ちょっと、ごめん。 服にさ、土が… …ごめん
[先ほど引き掴んだ彼の肩。手袋に付いていた土が付着して薄茶色に汚している。手の甲で軽く叩いたけれど、茶色の染みを残したままで。 ああ…、って申し訳なさそうに苦笑いしてもう一度謝った。]
(84) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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[>>74きっと微妙な表情でシャッターが切られてしまっただろうから、再度、橙映える野菜をちゃんとした笑顔で撮り直してもらうよう、要求しようとしたけれど。 それよりも先に椅子を立ち上がってしまったから仕方が無い。]
いいよ! そんで美味しかったらまた買いに来て。
[ギャアギャアまくし立てるように返事をして、そそくさ、飴玉を拾う作業を開始した。]
(85) 2015/04/08(Wed) 19時半頃
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