人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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【人】 樫の樹の子ら リツ


……え?

[固まるしかなかった。
彼女に怒気を含ませたような言葉を投げかけられるのも、少ないどころかあったかどうかすらわからない。
……むしろ誰かに、こんな風に不満をぶつけるような怒り方をされたことが、あっただろうか。

いやまて、なんで文句言いつつ、パーカーを持っていく。
目的自体は理解できるが、なんで俺が怒られる。
ああ、そうだよな。俺のこと覚えてないんだもんな。
じゃあ俺にはわからないよな。当然だよな。]

(678) 2016/06/07(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[我に返ったのは、声をかけられた時で。>>674
……ああ、この同級生を助けたのは。
そもそもが、彼女の心労のためだったというのに。

そう思うと、途端に何かが苛立ち始める。
いっそ、関係のない紀陸に文句でもぶつけてやろうか。
……そう考えて口を開いたのに。]

……恩義に思ってくれるなら、最後の最後……お互いに殺しあわなきゃ、生き残れなくなるような状況になるまでは。
お互い手を出さないことにしないか?

[呼びかけるのは、協力要請。
……腹が経つのに、こんなことを言ったのは、なぜだろう。]

(680) 2016/06/07(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 記憶の中の同級生 ―

[多くの同級生に、興味はなかった。
「なんでもデキて、なんでも持ってて、存在自体が嫌味」
そんな風に言われていたことも、知っている。
言っている群れの人間が、次の時間には自分に媚び諂っていたのも、自分の目で見ている。

だからこそ、だんだんと失望してきたのだ。
自分の周囲の環境、人間というものに。

そんな中で、彼に興味を持った切欠は。
些細なものだった。]

(681) 2016/06/07(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[席が後ろ、それなのに、話す機会なんてまるでなかった。
とにかく目立たない……いや、目立とうとしない人だった。
そんな人間が、自分に言った。

  「桐原の机、画鋲入ってるけど」

少しだけ振り向いても、驚きは顔に出なかったと思う。
もし少しでも驚いていたとしたら、画鋲じゃなくて。
その人が、話しかけてきたこと。それ自体にだった。]

(682) 2016/06/07(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


ありがとう。

[短く返して、その場はおしまい。
ただ、自分も周囲の人間が喜ばないような反応で、冷静に画鋲を処理していくだけだった。

だけど、目立とうとしない人が。
自分になんの利益もない、席が前の人間を助けたこと。

……その存在が、自分の周りにそう言う人間がいてくれたことが、僅かながらに嬉しくて。
前を向く顔が、笑顔だったのを。
その時まで、自分が名前も知ろうとしなかった男――紀陸 類――は、きっと知らないのだろう。]

(683) 2016/06/07(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 現在 ―

[今の彼には、昔とは違う別の興味。
目立たなかった彼が。諦めずに何かをする男になった。

それを知りたかった。見ていたかった。
そんな理由だったが。]

協力しようなんて言わない。
お互い邪魔をしない。ただ、それだけが望みだ。
……どうだろう?

[それも、この提案が出てくる、原因だろうか?

あの時と違う、笑顔はない。
それでも……今、彼には敵意を感じていない。
一種の安心した表情で、紀陸を見る。>>674 *]

(684) 2016/06/07(Tue) 00時半頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/06/07(Tue) 00時半頃


樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/06/07(Tue) 00時半頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

[声が重くのしかかる。>>695
そうだよな、普通は、それで良いんだ。
……普通は、じゃないな。]

俺達なら、それで問題ない。
……俺達のパートナーは、どうかな?
そんな風に皆殺しにして、喜んで生き返ってくれるか?
少なくとも、俺のパートナーはそんなことになったら、今度は自分から自殺しそうでな。

[ここで俺達といったのは、単純に自分の都合だが。
彼が迷ってくれるなら、いくらでも可能性は提示する。

……実際、戦闘中に彼はこちらを気遣った。
参加者同士の殺し合いには、きっと嫌悪を抱く。]

(702) 2016/06/07(Tue) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[自分一人だけならどんなに楽な試練だろう。
ただ、誰かを生かすことだけが、こんなにも難しい。]

俺は俺一人が生き返ればいいんじゃない。
あいつには生きてもらわないと困る。

[一つの答えを叩き出す。
譲る、という言葉を聞けば、ふっと笑って。>>698]

お前に恩を着せたかった。
そうすれば、交渉が少しでも有利になるかと思ってな。

どうせあと6日ある。
今日の失点はそこで取り返せばいいだけだ。

[その時の俺の顔はきっと。
よっぽど善人とはいえなかったろう。]

(703) 2016/06/07(Tue) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[立ち上がって、彼女の消えていった道を行く。
彼らとの協力が見込めないならば、この会話に価値はない。]

人のこと言えないけどさ。
パートナーが何を望んでるか、知ってるか?

……あいつは殺し合いなんてしたくないんだってさ。
紀陸。お前と組めれば、こんな事で迷わなかったのにさ。

[背中を見せたまま、交渉決裂を表して手を振る。

何かに苛立つパートナーも。
自衛意識のない参加者も。
自分の予測以上に手強い死神も。

何もかも逆風だと、苦虫を噛み潰したまま。
暗くなる、道を、ひたすら歩く。**]

(704) 2016/06/07(Tue) 02時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/06/07(Tue) 02時頃


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