239 ―星間の手紙―
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あったあった。
[『ルシフェル』を起動して探すのは、自分が退役する際に交換した、プライベートの宛先。 再就職が決まってから、なんて思っているうちに、彼が事故に遭ったりして、連絡するタイミングを逃していた。
少し緊張しながら、テキストメッセージを入力する]
(43) 2018/04/22(Sun) 23時頃
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[通信機が置いてあるのは、このやや大き目なプレハブ小屋程度の広さの1階だ。 小屋の真ん中には、木の椅子と、机と、通信機だけが置いてある。 それ以外に置くよりは、まだ通信が届きやすいのだ。
この建物は外観も広さもただのプレハブ小屋だが、その構造と素材には先駆者の叡智が詰め込まれていた。どんな熱さにも、衝撃にも、外気構造にも耐えることができる。
突発的な事故で重大な損傷を抱えながら、とうとう移民先を探し当てることが出来なかった自分の母船から放出された無数の小さなカプセル。
自分の乗ったそれは、この星の強大な重力にひきずりこまれ、まさにこのプレハブ小屋の真正面に墜落したのだった。]
(44) 2018/04/23(Mon) 00時頃
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よし
[メッセージを送信すると、プレハブ小屋の隅にある、地下への小さな扉へと向かった。**]
(45) 2018/04/23(Mon) 00時頃
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―― 惑星F321にて ――
[基地で勤務を終えた男は、 手慰みに通信ソフト「ルシフェル」を起動させると ぽつり、ぽつりと何かを呟いた。
音声加工をしていない彼の声は、 耳障りな電子音。
あるがままの今の男の姿だった]
(46) 2018/04/23(Mon) 08時頃
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ルシフェル、コノ音声ノ送リ先ハ――……
[言いかけ、くつくつと男は笑った]
テキトーニ頼ム。 ソーイウノモデキルンダロウ?
[悪戯めいて泣き言めいた、その音声メッセージを 遠い宇宙《ソラ》へと放り投げた]
(47) 2018/04/23(Mon) 08時頃
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[それから、通信ソフトを終了させようとして 何か思いついたように、 男はマイクに向かってひとこと囁いた。 それはほんの、気まぐれだった]
……以上。 通信ソフト「ルシフェル」終了。
[水槽に浮かんだ脳味噌は 何かを考えるようにふるふると揺れていた*]
(48) 2018/04/23(Mon) 08時頃
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[私が歩くと、頭の上から生えた耳のような器官が ふわりふわりと追従して跳ねていた。 椅子に座ると一度上に広がり、重力に従い落ちていく。]
これを翼のようだと言ってくれた方はお元気でしょうか。 危ないから気を付けろと注意してくれた方は 今でも誰かを心配してくださってるのでしょうか。
[これは体の一部であっても引っ張られたらすぐ取れてしまう。 私にとって、例えるなら視力を補う眼鏡のような器官で 着脱が可能であっても出来れば常時の着用が好ましい。
うれしいと持ち上がり、かなしいと垂れ下がり、 おこっていると左右に、おちついていると上下に揺れる。 そんなことを発見されてからは、猶更。]
(49) 2018/04/23(Mon) 12時頃
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[今日はまだ新しい通信は届いておらず、 ならば私から送ろうと音声認識ソフトを立ち上げる。 文字列だけでは表情も性別も感情も余計分かりにくいから、 基本的にいつも通信は音声で送っていた。
もし聞き取りづらくても大丈夫。 ルシフェルなら音声データを文字列にも変換してくれる。 受信データに破損がなければ、の話だけれど。]
(50) 2018/04/23(Mon) 12時頃
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[送信先はルシフェルに任せた気紛れ通信。 離れていれば届くまでに一日。送り返されるまでに一日。 誰もいない星に届くこともある。こればかりは運だった。]
だけれど、この広い広い宇宙の中、 偶然昔会っていた仲間に、既にお話ししているあなたに この通信が届いてしまうこともあるでしょうか。
知らない人のフリをして遊んでくれるでしょうか。 新しいメッセージが届いてたよと笑ってくれるでしょうか。
……水分摂取もなしに喋りすぎました。 喉を壊しては大変です。私は文字をつづるのが下手くそです。
[どうしても文字列に言葉を乗せると堅苦しくなりがちで、 何を言ってるのかよく分からないと困らせたこともある。 喋るように書けばいいと助言してくれた方もいたのに、 私もそうしているつもりなのに、苦手は克服出来ていない。]
(51) 2018/04/23(Mon) 12時頃
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/*
業務連絡です。
本日23時までに、
未回答の方は秘話でもメモでも構わないので、
1d開始を24日→25日の日付変更ではなく、
23日→24日の日付変更時にかえることについて、
(1d開始が24日になります)
可能か不可かを教えていただけると幸いです。/*
(#4) 2018/04/23(Mon) 13時半頃
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[ ――この海の青さを、どんな言葉で伝えたらいいのだろうか。
時たまそんなことを考える。詩人になったつもりで。 もちろんほんとのところクリスマスは詩人でもなんでもない。 パパとママのように研究者でもなければ、 幼馴染のようにパイロットをやれてるわけでもない。
それでも海の青さをどう言葉にしてくれようかと時たま思うのは、 まさに目の前に青い海がある、そんな暮らしを続けているから]
(52) 2018/04/23(Mon) 15時半頃
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[海の星は陸地より海底の方がずっと広い。 下半身が魚の形をしたヒトや、鱗の生えたヒト、見たこともない海中生物がたくさんいる。 だけど海底世界は、クリスマスたち他所の星から来たヒトが暮らすには過酷なところで。 ゆえに狭い陸地で自分たちが安全に暮らせるようにすることが、開拓の第一歩となった。
人々はいくつかの島に別れて住んだ。 パパとママは海の星の気候、生物や植物の研究に躍起になり、 数日家を空けることもざらにあった。
憧れは手の届くところにあってくれるけれど、募る寂しさはどうにもならない。 そんな時は海で泳いでみたり、 家にある研究資料を読んでみたり(正直よくわからない)、 パパとママがくれた通信ソフト――「ルシフェル」を起動して、 遠く離れたどこかの星にいるあの子やあのひとから、 メッセージが届いてやしないかと確かめてみたりしている]
(53) 2018/04/23(Mon) 16時頃
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[どこ宛てでもない自分の声、飾り気のない自分の思いを、 「ルシフェル」を通じて吹き込んで、 未送信フォルダの中に残していくことも時たま、ある。
未送信フォルダの中の一番古いデータは、 海の星に降り立って間もない頃のもの。 初めて海を見た率直な感想。 あまりにこっぱずかしくて誰かに送ることはためらったものの、 消すには消せなくて今に至っている]
(54) 2018/04/23(Mon) 17時頃
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[――――さて、とある日。 島の浜辺に生えている樹から採れた、 見た目はバナナのようなのに味と食感はリンゴに似た、 そんな果物を片手に「ルシフェル」をオンにした時、 当初は未知の植物を食した感想をただ記録して終えるつもりであった。
だけど、ふと思い出したのだ。 「エデン」にいた頃、研究のお仕事で家を空けがちだったパパとママに代わって、 身の回りのお世話をしてくれた――時に夕食も作ってくれた女の人のことを。
「ルシフェル」を使う目的を記録から通信へとシフトさせたクリスマスは、 脳裏に思い浮かべたばかりのひとの名前を装置に告げてから、 ぽちぽちとメールを作成した]
(55) 2018/04/23(Mon) 18時半頃
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[メールを送信し終えると、手にしていた果物を冷蔵庫へとしまいこんだ。 近い未来に美味しく生まれ変わらせてみせる……と、 声に出さず意気込みながら]
(56) 2018/04/23(Mon) 18時半頃
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/*今一度、役職希望が王子様かおまかせになっていることをご確認ください。/*
(#5) 2018/04/23(Mon) 21時半頃
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[ ピ―――…… ザザザ、 ザ ]
(57) 2018/04/23(Mon) 21時半頃
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[……いつの間にか私の手荷物に紛れていた 通信機、『ルシフェル』を起動させます。
わたしはこれをよく使っていましたが、 私がこれを使うのは、初めてです。 おっかなびっくり、操作していきます。
送れるのは、文字と声。 同じ"機械"として、すごいなあ と思いました。 私には、遠くの誰かに言葉を届ける術はありません。 いわんや、他人の言葉をだなんて。]
(58) 2018/04/23(Mon) 21時半頃
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[通信機をそっと撫でて、 簡単に使い方の説明を聞きました。 聞かなくても解っていたのですが……つい。
付け足した言葉の返事なんて、期待もせず。 下書きとして保存されたそれは、 ルシフェル"本人"へと宛てたもの。
改めて キーボードに腕が伸びます。 たった一つ、私の感覚を有する部位が かたかた と。軽快にタイプ音を響かせるのです。]
(59) 2018/04/23(Mon) 21時半頃
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[かた、 たん! ルシフェルに託すメッセージ。
これが届くのは、明日以降でしょうか。 私のメールが誰かに届くという事が、 少しだけ、楽しみなのです。
……楽しみ。 何だか、不思議な感覚ですね。]
(60) 2018/04/23(Mon) 21時半頃
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[とたたたんたん、 ワタシは小さな隙間をすり抜けて 畑の中を潜って行った
何処からともなく吹く風に靡かれた 乾いた草が寄せては返す波の音を立て 果てなく遠く響かせる
実り熟して重く首を垂らした穂は 見張り小屋のトタンの屋根の上から見ると 黄金に輝く海原だ]
(61) 2018/04/23(Mon) 22時半頃
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ウミハ、アラナミ、ムコウハ、サドヨ
[何かが足らない気がしたが それが何かは分からなかった]
スズメ、ナケナケ、モウ、ヒハクレタ
[雀ならば、鳥なのだろう しかし、雀の鳴き声はなく ── その姿も勿論ない]
ミンナ、ヨベヨベ、オホシサマ、デタゾ
[ワタシの歌を聴くものも、もちろんいない]
(62) 2018/04/23(Mon) 22時半頃
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遊泳員 ヤンファがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(遊泳員 ヤンファは村を出ました)
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[あの子は、ワタシ以外にも 歌えて話せるネズミを作っては 楽園を発つ船に次々乗せて行ったらしい
ハイライン、リュウ、リーに ブラッドベリ、ディック、クラーク、ジョーンズ
みんな散り散りバラバラで、便りもとうに絶えている
とたたたんたん、とたたたんたん ワタシは金色の海原を通り抜けると 一目散に駆けてから、一際高い塔の中へと向かって行く]
(63) 2018/04/23(Mon) 23時頃
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―― Fu*k !!
ッ、この、……っ、
[落下。落下。落下。]
[呻きながら重力に抗うように操舵を握る。 化粧で整えた顔を歪ませて、――声にならない叫びを。]
このキャンディ様を舐めんじゃねぇえええ!
[そうして、ようやく戦闘機の感覚を持ち直した。]
(64) 2018/04/23(Mon) 23時頃
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はー……、はー……。 あー、まじクソ。 誰だよ僻地の任務だからぜってぇ楽だっていったのはよぉ。 [肩を揺らして、項垂れて眼前を見遣る。 爆破された機体が漆黒に散っている。 その惨状に、 パイロットは噛み砕くような苦笑いを漏らした。
――かつて地球に住んでいた「地球人」は 開拓の途中、異なる種族と出会い ある時には融和し、またある時には戦争を起こしていた。
ここは紛争地帯A-21。 資源多き惑星ジルコンを遵守するために 地球人たちが張っている防衛線の一つ。]
(65) 2018/04/23(Mon) 23時頃
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[仕事を終えて、帰宅する。 今の住まいは、宇宙港に近い集合住宅の一室。 さして広くはないが、新しめの建物で住みやすい。
最も、この星に『古い建物』はあまり無い。 早くから開拓されたのがこの港の近辺で、街を離れればまだまだ未開の地が残っている。
新たに移住してくる人々、他の星々へ輸送されていく鉱物。 そんな活気を感じられる仕事は、なかなか楽しい]
さて。
[ストックしておいた食材を取り出し、慣れた手つきで刻んで鍋へ。 軍で習った料理ではなく、個人的な知己から教わったレシピ]
ん。
[誰でもおいしく作れるように、とのリクエストに応えてくれたそれは、 確かに自分の腕前でもおいしくできていた。 それでも、彼女の味には及ばない]
(66) 2018/04/23(Mon) 23時頃
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[食事を終えて『ルシフェル』を起動する。 ひとつの宛先を探し出し、テキストメッセージを綴り始めて]
……リザ。
[数分は考えこんだ後、何も発信せずにログアウトする。 口にしたその名は、どこにも届けられることは無い*]
(67) 2018/04/23(Mon) 23時頃
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