266 冷たい校舎村7
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[ 宇井野だって。 宮古がどうやって帰ったか、とか。 なんにも知らないまんまだから。
知らないからこそ、 いつも通りの形をとるのに、 さして苦労も、 いらないんだ。 *]
(479) ほるむ 2019/06/21(Fri) 00時頃
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──── 後日:パン屋 ────
[ そんなにか、って。 轟木の言葉に笑っていたけども>>522 食べてみれば、なるほど。 此れは食べないと死にきれない。
って、くらい。美味しい。 美味しいから、 破顔しそうになるのを耐えなければならないし、 感嘆の声もまるっと飲み込まなければならない。 ]
(567) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ てんとうむしの形が、 だんだんとなくなっていくのは、 なんだか寂しくも思えるくらいに、 宇井野はてんとうむしが好きだから。
マイナーということは気にしてなくて。 自然と昔の噺が出てきた。
ともだち、と。>>523 言葉にしてくれたのに、目を細める。 忘れていて、ほしかった。 覚えていない方が良かったのに。
覚えていてくれたんだって 嬉しい自分が顔を出そうと、した。 ]
(568) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ どうにか、微笑まし気って形にできたはずだ。 そんな顔で、目を合わせたら。>>523 ]
………………
[ 何年ぶりだろう。 その名前、呼んでもらったの。>>524 呼ぶ声を忘れたことはなかった。
諦めようとして、 忘れようとして、 夢にまで出て来たから、 諦めるのを 諦めてしまったくらい。
それくらいに、しあわせ だったんだ。 ]
(569) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ 違うって そう、答えを出してくれれば良い。 しあわせの天使にはもうなれない。
昔とはまったく、変わってるんだ。 例えば、赤い髪の毛とか。 例えば、日本人じゃあない顔立ちとか。 それなのに、目は黒いのとか。
昔とおんなじって言えるのは それくらいなものだから。
甘いもの食べて 幸せそうな顔だって、 そうならないようにって してるつもりだった。 ]
(570) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ んぐ、と。 パンが喉に詰まりそうになったのを、 どうにかこうにか飲み込んだ。
そうしたら、口が空っぽになってしまって、 黙り込む理由がなくなってしまうので、 残りを一気に詰め込んだ。
ばくばくとした煩さも、 ぶわりと湧き上がるような熱さも、 ぐるぐると回りそうな視界も。 気のせいだ。全部全部、気のせいだ。 ]
(571) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ また、苦しくなってきて。 そうだ、こういうときは、息を止めて。 息を止めようと、したのに。 息の止め方を忘れてしまったらしい。
胸に塊がつっかかったように、 肺が空気を吐き出したがるから、 またパンを呑み込んですぐに、 大きく大きく息を吐いた。
平常心、平常心。 平常心。 ああ、でも、顔は見せられそうにない。 ]
(572) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ 人間、嬉しさが過ぎた時。 逃げ出したくなるものらしい、って。
高校一年生。 おともだちと再会したときに、学んでいる。
学んだから、怖いんだ。 だって、こんなの、おとこのこじゃない。 おともだち と、出会って。 こんなにうれしいのって。 ]
(573) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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この嬉しさを 説明しようとして
抱いた感情に名前をつけるのが 名前を知ってしまうのが 怖い
違う 違う ……違うの だっておかしいことだって 知ってる
(574) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ 通り過ぎる猫を目で追うふりして、 顔を背けたまんま。 ]
…………ああ。 こんなにも、美味いなんて、 な。
[ あの頃一緒に食べたおやつみたいに>>526 しあわせのまほうをかけてくれる。 その、しあわせを抱いたまんま。 袋を揺らして、また目を合わせた。 ]
(575) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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じゃ、俺、そろそろ行くわ。 またな。
[ いつも通り、笑えているはず。 いつも通りでいられるうちに、 ばいばいをしてしまいたかった。
どこもかしこも真っ赤になってしまう前に。 背中を向けてしまいたくて。
声が少し 震えてるなんて気づかなくて。 視界が少し 滲んでいるなんて気づかなくて。 ]
(576) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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[ ひら、と、手を振った。
いつも 別れ際にやるみたいに。 逃げたがりの心を隠すみたいに。 *]
(577) ほるむ 2019/06/21(Fri) 21時半頃
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──── 病院 ────
[ 背中にたいあたりされるのは>>562 それはそれで青春っぽくて楽しそうなので、 言っても言わなくても、 宇井野に悪いことなんてなかったわけだ。
おんぶの刑に処されたくば、 いつでも背中に飛び込んでくると良い。
と、いうのは置いておいて。 ]
(607) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[ 芸術家とは、時に、 運命に翻弄されやすいらしいということは、 歴史や神話が物語っているから。
おふざけめいた色であっても>>563 芸術家気質の言葉は強い。
そうか、って、からっと笑ったのは 揶揄の延長からは逸れて。
なんだか少し いいなっておもった。 ]
(616) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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特徴はとらえてると思うが、 可愛らしすぎやしないか?
[ 男らしいルートを進む以上、 不服さは見せておかねばなるまいが。>>564 まぁ、似てるよ、って。 仕方ないって風に、わらってやった。
食う量については、 体格ですべてを察してくれ。 ]
(617) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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今度は、 ファンシーじゃない店で頼むわ。
[ 病み上がりだから、 身体を動かすのもよくないというので、 飲食やら買い物に落ち着くのだろうが。
ゆる猫を示してやってから、 絵を片手に、背中を向けた。
こんな、日常のひとかけらもまた、 やがては良い思い出になっていくんだろう。 ]
(618) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[ しあわせそうなねこだって 色褪せてくすんで、古びてしまうのだろう。
だけども、大事にしてやれば。 終わってしまった出来事と一緒に、 長く長く残ってくれる。
額縁のようなものがいるだろうか。 そうでなくとも、汚れないようにはしたい。 受け取った絵を残すために、 どこかに寄り道するのも悪くはない。 *]
(619) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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──── タオル返却の話 ────
[ たった数粒の柘榴のように、 彼方に引き留めるものでなくてよかった。 と、今になって思う。>>698
何もなかった今だから、 えいえい、で、済むのだろうし。>>699
こぶしを突き出す動作に、 アドバイスの一つでも、と、考えたが。
宮古には不要だろうと、 からから笑うにとどまった。 ]
(723) ほるむ 2019/06/22(Sat) 19時半頃
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宮古だけじゃあなく、 全員から えいえい、……って されてもおかしくはなかったなぁ。
[ もしそうだったら、の、話。>>699 本気でやりそうなやつってのは、 思い当たらないものだから。
朝礼前のとりとめのない、 チャイムが鳴ればそこで終いの、 日常会話として成立する。 ]
(724) ほるむ 2019/06/22(Sat) 19時半頃
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変化? 藪から棒に、 ……とも、言えないよなぁ。
ま、ちょっとな。スッキリしたっつーか。 相原とかも同じような具合らしいな。
[ そういうお前はどうなんだ。 なんて声も、軽いものだ。>>700
いつもどおり、覗き込むような視線を、 いつもどおり、見下ろしてから。
教室をぐるっと見回したら、 あの校舎にいた顔ぶれも、 入院中の生徒以外は揃いつつあったか。 *]
(725) ほるむ 2019/06/22(Sat) 19時半頃
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──── 後日:パン屋 ────
[ ちゃんと、隠すことが出来たら。 ちゃんと、飲み込むことが出来れば。 昔話も幕を下ろして、 変わらない今が続く、はずだったのに。
おともだちでいたいから、 久しぶり、も、口にできなかったのに。
おともだちに留まりたいから、 ぜんぶぜんぶ我慢してきた、のに。
伸ばされた手>>728 振りほどこうとも出来ない。意気地なし。 ]
(751) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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な、ん……
[ 間違えたのかな。 一度、名前を呼ばれて>>728 振り返ることは、出来なかった。
二度目。昔と同じように>>729 呼びかけられて、────だめだった。
努めて、冷静に。振り返った。 いつもの顔を作ろうとして。 らしくもないくらいに、まっかっか。 ]
(752) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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[ たぶん。 今の 宇井野 堅治とは程遠い、 情けない顔をさらしたと思う。
うまく、呼吸をしようとして。 掴まれた腕が燃えそうなのを、 冬の外気で落ち着かせようとして。
何も言えなかった。 うまく言葉になってくれない。 鼓動が耳を塞いでくるのに、 悪い、って。その声はしっかり届くんだ。>>730 ]
(753) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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[ 腕まで心臓になったようだった。 ばくばくと騒がしい脈も、 気づかれなければ良い。
眉の下がった表情を>>731 ちゃんと見たいのに、見られない。
違う。そんな顔、してほしいんじゃない。 笑いあって、しあわせを共有出来て>>728 悲しいことだって共有したかったけど、 臆病者がそうしたがらなくって。
違う、そんな顔、させたいんじゃない。 嫌なんかじゃなくて、困ってもなくて。 ]
(754) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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[ ただ。 呼んでくれる声が、好きだった。
呼び合えることが、うれしかった。
けんちゃん って、呼んでくれて。 フータくん って、呼んで。
そのことがどれほど、しあわせだっただろう。 ]
(755) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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[ 罪悪感が。 ごめんなさい。強くなくて、ごめんなさい。 臆病で、ごめんなさい。
だけども どうか、いちどだけ。 一度だけに、するから。 どうか、見ないで、聞かないで。 見逃して。 そのまま忘れてくれたら、 良い。 ]
(756) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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[ 「 フータくん 」 ]
(757) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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[ 唇が、小さく、そう、動いたら。 軟らかな呼気が伴って、 白い息になって、風にさらわれていく。
視線が泳いでいる隙に>>731 気づかれないように、名を紡いだ。 自分で作り上げた器に、 罅を入れるにも等しい行為と自覚して。
だって、我慢できなかった。 今の関係で満足したつもりで、 そこから動きたくなかったのに。 ]
(758) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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[ 口を閉ざした。 くしゃりと崩れるように、笑って。 ]
いや、こんなうまかったんだな、って。 死ぬ前に食えてよかったよ、本当。 また、買いに来ねぇと。
[ 落ち着かない手は袋を握って、 いつも通りの形を思い出す。
顔が赤いのだって、寒さのせい。 声が震えたのだって、寒さのせい。
全部、冬のせいにして。 手を伸ばしたがる うるさい邪魔者を 一つ、一つと。 押し込んで、飲み込んで。 *]
(759) ほるむ 2019/06/22(Sat) 21時半頃
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──── タオル返却の話 ────
[ えいえい、と。 可愛らしく済むならば>>812 死んじゃうなんて、おかしなこと、 ならないとは思うけども。
えい、と。 つっついてやるくらいは、 みんなしても許されそうだ。
なんて、 けが人に無理はさせられないから、 冗談話でしかないのだけども。 ]
(838) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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