人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

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【人】 聖戦士募集 ハルカ


   …ヴァルハラの担々麺食べてたら、
   44のりょうちゃんスペシャルを頼んでたら、
   ひょっこり私がいるかもしれないよ。

   あの金髪の人に任せないで、
   自分で食べないと、きっといないからね?

 [ 広い広いサイガワラで、
  ひとの多いこの世界で。
  
  私のことを探し出すのは、大変だろうから。
  だから、よく行く場所を伝えて。
  ……素直じゃあないって そんなものだよ。

  ふたりめの妹は、
  きっと"お姉さん"よりヒネてます。 ]
 

(477) mayam 2017/06/29(Thu) 02時頃

【人】 聖戦士募集 ハルカ


   ── またね、シンヤさん。
   今度は、妹さんのお話、聞かせて。

 [ 笑んで。
  
  ( あの金髪男からこっそり聞いた )
  呼び慣れないパートナーの名前を気まぐれに呼んで。
  口角を上げたまま、
  すこぅしばかり、気取って見せよう。
  
  ヒールの音が高く響いたのは、
  その後の *お話* ]
 

(478) mayam 2017/06/29(Thu) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉

── ??? ──

[朱の羽織が動きに合わせて揺らいだ。

ひそ、ひそ、
落とされる声は人間のそれではなくとも、言葉自体はよく、ようく分かる。]


 …… ひと、 ふた 、


[その中で、ぼう、白樺に紅でも乗っけたような姿が、河原の側で樹に寄りかかっている。]


 …… み 、 よつ、


[河原沿い、燃ゆるばかりの紅の華が焔獄の河を様して迎えるより更に彼岸の此方側。]

(479) Penia 2017/06/29(Thu) 02時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[一つ、樹が黒びた緑を添えて佇んでいる。

  (風のない此処じゃあ、
   葉擦れの音もありゃあしない。)

寄りかかってんのは、ちょうどその樹だ。

肩より少し長い白銀を紅に映えさせ、
只、只、此岸の方を見遣っているだけの姿。

今に、気が狂って輪廻に戻るを望むだろう、と実しやかに囁かれながら。

  (時間の流れはなく。
   常に黄昏のようなその景色。)

何時ぞやのように真白の、けれども着物に袖を通し。
夢の名残を引きずるように、紫の帯を締めた姿は、その樹の傍らで流れ行くあれやそれやをほうと見つめ。
河原へは戯れに手を差し入れるだけ。]

(480) Penia 2017/06/29(Thu) 02時半頃

【人】 座敷守 亀吉



[ そうして数えながら。

  愚かしさ、を謳われる事のある、
  その赤きを、又も戯れに口に含んでは、
  咀嚼はおろか歯を立てもせずに転がす。


  ─── 手の上に落ちたもう一つを見遣る。 ]


 ………… …… 、 …なな、や、


[ぴた、河原の往来が止む。
同時に、その声も続きを数える事はない。

もう一度、手許に落ちた赤を見る。
口に含んだのとは違い、一輪そのままの華を黙してから見遣って、]

(481) Penia 2017/06/29(Thu) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
 
[
    ────… じゅぐり、


  臓物を潰したような、音がした。
   (そんでも厭な気はしなかったのだ。) ]*
 
 

(482) Penia 2017/06/29(Thu) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
 
      [ 嗚呼、如何な素晴らしき世界、 ]**
 
 

(483) Penia 2017/06/29(Thu) 03時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[ただ、その顔を見た途端、身体が動いていた。
向かい合わせに座っていたナオを、抱き締める。

怒られて、殴られるのでもいい。
泣かれてしまうのでもいい。
ナオの心が、体が、生きていてくれるならそれで]

ごめん。置いて行って、ごめん………!

[観覧車のゴンドラが揺れる。
7日間、一緒に居たからか、
ナオの事が誰よりも大切になっていて。

それを知ったら、ナオは何て言うだろう。]

(484) 青磁 2017/06/29(Thu) 03時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[彼女の事を、今でも好きじゃないわけではない。
ただ、“別れてほしい”、その言葉を
素直に受け止めてしまったのは、そういう事で

それを告げたら、不義理だとか言われるだろうか。
……嫌われてしまうだろうか。
そもそも、ナオに対する気持ちは、どういうものだろうか
悩んでも、答えは出なかったけれど]

(485) 青磁 2017/06/29(Thu) 03時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[ゴンドラが揺れても、
ひっくり返ったりする気配はない。

そもそも、記憶が戻ったのが元の軸で死んだ時間
であったとしたら、確証はないけれど
……もう、大丈夫なのではないか。]

ナオ、これからも、一緒に生きてくれる?

[言葉がうまく出て来なくて、
プロポーズの言葉みたいになってしまう
……ただ、拒絶されないことを願うばかりで]

(486) 青磁 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[素晴らしき世界とは、ただ一片の日常に似て。]**

(487) 青磁 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助



  「 ……柘榴を食べろ、だなんざ。
    きみも粋なことを言うよ。 」


( こゝより更に渡る彼岸はあるのやら。
  消滅の名の通り、消えちまうだけでは無いか。
  ひとを辞めることを選んだとて、
  分からぬことは分からぬ儘の癖に
  無責任な約束の契りを交わした上で、
  ─── 一度だけ、下駄の音を止めた。 )
 
 

(488) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


      ……食えねえよ。
  食べちまったら、このUG以外、
         何処にもいけなさそうだ。

( 命をもらうことで生かすことは、
  命をもらうことで殺すと同義じゃねえか。
  それをしちまったら、きみともう、二度と、
  ”ほんとうに” 会えない気がして、───。 )

[  だから、 振り向かなかった。
   だから、 逃げるように下駄を蹴った。

  顔を隠して、忘れた時の先を歩んで、ゆく。  ]
 

(489) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

      ─ After Day ─


 ( 再び会うと誓ったきみの代わりに、
   もう会う事の無い 誰がしかを呑み込む。 )

 
   ……臆、”喰ったぶん”は
   大切に糧にさせて貰うとしようよ。
   ───きみらを無駄死にはさせまいさ。


[炎に灼かれた華を見下ろして、
傍らに控えた龍のかしらを撫でてやった。
殺生などしたくはないと応えた”ひと”であった
男は、いつかの灰の街にはもう、佇んじゃあいない。]
 

(490) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[時に格好を弄られて、
珍しく藤色以外の格好をする機会も
二度目の遊戯以降じゃあぽつぽつと増えて。
消えたぶんの記憶は戻らずとも、
”今”の記憶も少しずつ増えていった。]


  ……お? こりゃあ、亦、
        星5ってやつじゃあねえか。


(あの赤頭巾のかれだとかに教えられながら、
 なんだかんだと続けているげえむじゃあ
 真名に同じ藤の名を持ってる剣士がお気に入りで。
 臆、…でもあれも元は男だった筈だが、
 このげえむじゃあこんなおんなじ顔だとか
 男が女になるだとかは、茶飯事らしい。)
 

(491) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[なんだかんだと、
二度目と屠られる原因になっても
矢張り恨み言ひとつを申さない儘だったが、
黄金頭の”先輩”がまた誰かの傷を引き受けてるのを見て
逆さに心配にもなったりしたもんだが──。

臆、際に話した薦めの文学を時折、
(童話がお好きだそうだから、敢えて
 漢文学だとか日本文学だとか、
 ……特に漱石の「夢十夜」だとか。)
押し付けることもあったな。]

    ………… ───へえ、
   その子にも名はあったりするのかい。

[それからまた別の”先輩”に当たる>>@223
とっときの笑顔を浮かべる彼女はそうさなあ、
赤い糸を操るもんだから「菊理のお嬢さん」なんて
呼んだりしていた筈だ。]

(492) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[空を見遣れば、
時折と翔けている蝶にはらりと
藤衣以外を着る起因になったひとなんかを
思い浮かべたら、丁度通りがかったお狐さんを
撫でたりして。

───彼のひとには手妻をせがむ事も幾許か。

臆、視界端揺れた青いシュシュに、
痛みを知らない子にも「無理はしねえでな、」
なんざ声を掛けたりした。]

(……灰色の世界に映える蒲公英色の小鳥を
 見る事があったのなら、ふと目にも留めた。)
 

(493) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[臆。
二回目の遊戯が終われば、
いつしか願を掛けるよう伸ばしていた髪を──。
「切っちまってくれないか」と、
よくもあのアイスを突っ込んでくれた子なんかを
薦められた美容院で偶然見つけて、
お願いした事も──あったっけなァ。]

 ( ─── 願いなんてのは、もう、 )
 ( 厭、……”叶う”ものだと割り切って、 )
 ( そうしたら鬱陶しくもなっちまったから。 )

[名と共に手折るべきだった女々しさを
もうひとつ、せかいの隅で棄ててきた。]
 

(494) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[───そう言やァ、
   僕は知らねえ問いに答えるのなら、
   きっとこうと、答えるだろう。

Q.大切なものを失う前とその後で、
  その存在は、同じものだと言えるか?

A. NO. 盆から溢れた覆水は、
     二度と戻らねえだろう。

Q.失った大切なものを取り戻すことができたとして、
 その存在は、「失う前」に戻ることができるか?

A. ……分からない。
  唯、失われたあとの記憶がある限り、
  完全には戻れねえんじゃないだろうか。]
 

(495) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助



(臆、でも、失った後とは絶対に違うものになる。
 それが怖くて成した選択の先は存外楽しいもんで
 手折る華の数からは目を背けても、
 一片”手折らなかった”華の契りを思い出すほど
 後悔しそうになる名残を断つ為に、未練ごと。
 濡れ羽の束を─── 絶った。)

 

(496) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[然うやって、
”生まれ変わる代わりに”
僕を殺し続けては、生きてくんだろう。
(死に続けて行くんだろう。)

……臆、問いと言や。
他所の地区の偉いさんがお忍びで来たらしい時に
こんな事も問われたこともあったんだか。]

『 ……きみがそうやって、
  自分を変えて、”殺してまで”
  生きる理由って言うのは、なんだにぃ? 』

「 僕が死んじまったら、ほんとうに
  死んじまう友人が居て ───…。
  それを生かしてやんなきゃなんねえんでね。 」
 

(497) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 [ ───  このすばらしく
     (無常な、)ゆめのせかいで、 ]

 

(498) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

      ─ After and After ─

[それは随分と未来だったか、
存外遠い未来だったか、何方にしても未来の事だ。
今じゃあ誰も棲まない寂れた剣舞の稽古場と
それに続く家の奥、見慣れてんのに見慣れてない
”未来の過去”を追うように踏み入って、

     ───黄ばんだ文を見つけた。>>0:24]

(……浮かんだ顔は、紙片に落ちる影となって、
 儘に、あれ以降ゆこうとも思わなかった剣道場に
 何故か足を伸ばそうとしたのは、──蟲の知らせか。
 無人の家屋の縁側から下ろした足を下駄に通し、
 からら、と 歩もうとした庭で、
 手入れをするひともいないだろうに、
 枯れずに伸び放題になっている藤を見つめた、
 久し振りに引っ張り出した 藤衣は 
 ”UG” からでも能く目立ったんだろう。
 …二度の刹那の時でも、同じ色を纏っていた。)

(499) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 [   背後から、─── ”刃が生えた。”   ]
 

「……お前は、ッ…。
 お前らの所為で捕まっちまったんだ…。
 俺の人生を滅茶苦茶にしたのはお前らなのに、
 今度は死神だの何だの、ッ……。」

             …… ───。


( なにを言ってるのだろう、と思うのだ。
  あゝ、うたかたに棲まうものには
  うつつなど憶えがあるわけにもなかろう。 )
 

(500) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[例え、其れがきみを殺し。
例え、其れが男を殺したような罪人であろうとも、
それがこゝにあるように老爺の如くの形りに
なっていなかろうとも、気づくべくも無いのだ。

───臆、既に世から消えていると思うていたのに
   因りにも因って、この男が憶えているなどと、]
 

(501) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助




  「 …… はは、 何方さんだ? 」


( ずぐり、と背に咲いた赤花など見えず。
 扇が舞えば、容赦なく”参加者”を散らす劔華。 )

[溢れた血の池を踏む桐下駄は濁り、
臆、見上げた藤が霞みを帯びて、───………。]

 

(502) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[薄れてゆくゆめうつつ、
藤蔓のなかに見た白椿の幻想に手を伸ばす、
伸ばしかけた腕は、膝から崩れ落つれば届かず、
命を散らして、散る華は、辰の果ては、]


 …… あゝ、亦、会えたなぁ …。


       [ 呼ぶ名はかそけく、遠のきて。 ]

 

(503) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 (『 それじゃあ、再廻りの舞でも踊ろうか。 』)

  恋しけば、形見にせむと
  我がやどに 植ゑし藤波 今咲きにけり…… 

[  手のうちから血染めた扇が ひら と墜ち、  ]

 

(504) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



[ 然れど、そのゆめのせかいも、何時かは終わり。 ]*

 

(505) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃

【人】 花売り メアリー

[魔術師のいなくなったサイガワラの街は、
これからも、何の変哲も無く巡り続ける。

メアリー・サカエとして名が広まり始めた矢先、
「期待のマジシャン、突然の失踪」ということで、一時ニュースを騒がせた後、
大衆の興味は次第に落ち着いていった。

(多少は管理者による調整があったと思われるが、定かではない)

また、時を同じくとして、
フラワーアトリエ・へダラの看板アルバイトが忽然と姿を消したものの、
店長は、最初からそんな子はいなかったと首を傾げており、
最初は疑問を覚えた常連客も、すぐに気のせいだったと確信するようになった。]

(506) myu-la 2017/06/29(Thu) 04時半頃

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