212 冷たい校舎村(突)
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
─ 回想・おとうさん ─
ねえ、私のお母さんって どんな人だったの?
[そんな疑問を父にぶつけるのは、何度目だったでしょう。 幼い頃は、父の語る"素晴らしい母"が 聞きたくて、意味も無く尋ねた事もありました。
「とっても綺麗で、優しい人だったよ」 懐かしむ様な口調で、はにかみながら父は答えました。
"今"から、一月前。 母を名乗る女性に会って、少し経った、その日。 幾度も聞いた問いの答えは、"これまで通り"。
……けれどそれは、 私の望んだ答えとは、全く違うもの]
(24) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[本当に?嘘でしょう? そんな言葉を飲み込んで、唇を震わせて]
綺麗だったけど、優しそうには見えなかったよ。
[返ってきたのは、驚愕の表情。 それはまるで、嘘がバレた時みたいな、 誤魔化しが利かなくなった時、みたいな。 うしろぐらい、表情。
お父さん。 私、何言ってるんだ って言って欲しかったのかも。 笑って、お母さんはもう居ないんだって。 そう言ってもらえる可能性、棄ててなかったの。
言葉で答えてもらうより、ずっと、確かな答え。 あれは本当に、私の" "なんですね]
(25) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[結局、あの女に会ったとは、言えませんでしたが ああ言ってしまえば、気付かれるでしょうか? そうでなかったら良いって、 この期に及んで考えてしまう私は、馬鹿でしょうか。
散々、悩んで、悩んで 口にしてしまったものはもう、戻せない]
…………嘘吐き。
[違う。こんな事が言いたいんじゃないの。 あんな女が生みの親だって言うなら、私、 遠くに行ったって言葉を信じていたかった。 だからお父さんを責めるのは、お門違いなのに。
どうしようもない感情を、ぶつけて 気が済むのは、私だけ、なのに]
(26) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[居た堪れなくなって、私はリビングを出て行きます。 そうして、部屋に篭って 手に取ったのは、カッターとハサミ。
鏡の前、あの女によく似た、顔が 歪んで、ああ──── ]
(27) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[ あんな風に、なりたく、ないよ。おとうさん ]
(28) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[部屋に散らばる、黒い、長い、髪の束。 額から垂れる、あかいろ。 取り乱してる、お父さんの姿。
その辺りの記憶、少し、掠れてしまっています。 折角、あの女から遠ざかる事が出来たのに。 頭が軽いとか、痛いなあとか。 覚えているのって、そういう事だけ]
(29) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[私を病院に連れて行った父は、 何故だか、泣きながら「ごめん」を繰り返していました。 私が聞きたいのは、そんな事じゃないけれど 「いいよ」って返したんでしたね。
お父さんは、聞いてくれないんです。 私が、"女"を棄てた理由。 ただただ、泣くばっかりで、]
[全然、聞いてくれないの]
(30) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[ ──── 私、こんなに助けを求めていたのに*]
(31) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
── 8時50分 ──
[ チャイムが鳴ったとき。
俺は、遅れてやってくるはずの大和さん>>9を、 家庭科室に座ったまんま、待っていた。
洗い物とか、片付けは、 調理に参加しなかった分、受け持つと、 俺は、能久や元賀に言った。
規則正しく鳴り響くチャイムは、 浮ついていた気もちを、 無理やり、地面に引きずり戻すよう。
同時に、響く、風の音? 咄嗟に思う。 また、誰かがいなくなってしまう?*]
(32) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[ ふ、と。 スピーカーに向けて顔を上げた。 チャイムが鳴ったから、 …誰かが帰ったのか とか そんな予想も 立ってしまって。 だとするならば、 古辺通はまた残ってしまったことになる。 …折角一人でいたのになあ。 シャワールーム とか、 何時かの光景をなぞるには ぴったりの場所、なのに。 ]
(33) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
|
|
[ あからさまにがっかりしていた、 …と 思う。 だって此処に、この場所に、 俺を閉じ込めている この世界に、 俺が居る意味を見出す必要なんて あるのか? ]
(34) 2017/03/16(Thu) 01時頃
|
|
……屋上? [ 笑い声、泣き声、囁き声の、その次。
聞こえてくるのは 風の吹く、音。 自然と連想するのは、 此処に来てしまったばかりの時に受けた あの 高所。 冷たい 風>>1:172。
ぽつり。 出てきた場所 に、誰か行ったか? ]
(35) 2017/03/16(Thu) 01時頃
|
|
………
[ 湿り気の残る前髪の 奥は。 ルート計算するように彼方此方に彷徨って やがて 止まる。
上履きの行き先は 教室でも家庭科室でも無くて、 もっともっと高い場所。
屋上へ 向かおうと。 ]
(36) 2017/03/16(Thu) 01時頃
|
|
[ あ。 ] [ ―― ごめん、俺 ふらふらするわ** ]
(37) 2017/03/16(Thu) 01時頃
|
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/16(Thu) 01時頃
PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/16(Thu) 01時頃
|
―チャイムの鳴る前/家庭科室>>3:330―
うん、やってみて、 パンケーキの作り方なら いつでも教えるよ!
入間さんも、って謂ってたし 此処から帰れたら皆でまた文化祭みたいなことしたいなぁ……
[元賀が抱いている罪悪感にはまるで気づかずに話した。言葉を交わしていると、ひそひそ囁き声が小さくなっている気がするから。]
だよね、憧れるよなあ、 手に技があるってことでもあるもんなぁ
[味は良くとも 飾りつけの繊細さには欠けてるな、と幼馴染に指摘される能久は、実際、そのテレビのパティシエをあこがれの眼で見ていたのだった。]
(38) 2017/03/16(Thu) 12時半頃
|
|
―それから:家庭科室>>3:331―
元賀?
[ぽかんとしているのを見て首を傾ぐ。 なにか、おかしなことを謂ってしまったろうかと思ったのは少しの間、照れくさそうな笑みをみて、ん、と嬉しそうに頷いた。 堆の意見にも>>3:282同意である]
いいんじゃないかな! おれ応援するよ
[なー!と堆に同意を求めた。]
皆もきっと喜ぶよ、 呼んでくるから先食べててー
[そうしてまた、廊下に顔を出して。]
(39) 2017/03/16(Thu) 13時半頃
|
|
[足音と声、それに姿を探す。 おーい、って手を振って、 家庭科室に招いていく。
>>343保田と、大和と、 >>345入間と、理一と、それから古辺も、戻ってきたなら出迎えて>>326。
マネキンが、と入間が保田に謂っているのをちらりと聞いてから──もしかして、と思っていた通り、やはり足りない人数。
でも、>>348 入間がわあ、と声を上げたのや >>335やっぱり笑顔で理一がパンケーキを食べてくれたなら、うれしくて、だからこそすぐに尋ねるのははばかられて。]
それはね、元賀が飾ってくれましたー! すごいでしょ!
[と、元賀に親指を立てても見せたのだ。 グッジョブ。]
(40) 2017/03/16(Thu) 14時頃
|
|
―家庭科室のそのあとは―
うん、おいしい。 …クリームの練習しようかなぁ…見ためってやっぱりだいじだよね……
[>>2:341先んじて食べ始めた幼馴染に倣って一口だけいただいた、クリーム多めのパンケーキ。果たして慣れればできるものだろうか、飾りつけ。
少しずつ集まってくる皆を 改めて見渡して、 女の子たちは一緒に寝てたのだから一緒に来そうなものなのに、天ヶ瀬も、三星も、いない。 食事が落ち着いたら、 どうなっているかを能久は尋ねた。
水野と同じように、似姿のマネキンが見つかったこと、 それから――「帰った」のではないか、という話を聞けたのは誰から、だったか。]
(41) 2017/03/16(Thu) 14時半頃
|
|
……帰った……
[かえった。かえるなら、 どうなるだろう。 幼馴染と話したように この世界が、 だれかの心の中なら。
――ひとり残されたら、 ――寂しいのでは、ないか。 ――おれなら、きっとさみしい。
父も母もあまり帰ってこなくなった 一人の家を思って、 能久昴は、少しの間目を伏せた。 泊って行けば、と謂われたこと、どんなに救いに、なったことか]
(42) 2017/03/16(Thu) 14時半頃
|
|
え。たかし、 まだ寝るの?
[>>3:341 寝てくる、 というのに眼を丸くする。 学校や家でも、そんな感じだけれど。]
食べてすぐ寝ると牛になるらしいぞー…?ちゃんとあったかくして寝てね?
[気のない返事に、 浮かぶ表情は心配そうなもの。]
……ずっと眠そうなんだよなあ……
[そう、ぽつり、零す。]
(43) 2017/03/16(Thu) 15時頃
|
|
── チャイムが鳴って ──
[ パンケーキを食べる際、 まだ、伝わっていないようであれば>>41、 三星の見目をしたマネキンを見つけた と告げて。
結局、天ケ瀬さんも、 天ケ瀬ささら としては見つからなかったのだと、 美術準備室での顛末を聞いて、知る。
それから。 鳴り響くチャイムに、揃わない人数に、 落ち着かなさを感じて。
家庭科室に残っている者に、言う。]
(44) 2017/03/16(Thu) 15時頃
|
|
── 俺、ちょっと、いねーやつ探してくる
[ 席を立つ。
一緒に来るやつがいるなら止めないけど、 止めない というか、あまり気にもせずに、 家庭科室の扉に手をかけて、外へ。
ふらふらするな って、言ったの 誰だっけ。
まるで、屋内じゃないどこかにいるように、 風の吹き荒ぶ音が廊下に響いて、違和感。**]
(45) 2017/03/16(Thu) 15時頃
|
|
[そのあとは、 >>20クリーム控えめパンケーキに 喜ぶ保田にやっぱり元賀はこういうの向いてるなあ、と謂ったとか、
――うん、楽しかったんだ。とっても。
>>32保田が片づけを 申し出てくれたのに甘えて、 皿を揃えただけで、気にかかるのは]
(46) 2017/03/16(Thu) 15時頃
|
|
……――……
[――帰った という言葉に 酷く胸騒ぎを感じたのだ。]
……ちょっと、行ってきます
[チャイムが鳴るより前。 保田が人を探しに出るより少し前>>45 能久は廊下へと少し足早に出て行った。]
(47) 2017/03/16(Thu) 15時半頃
|
|
……、
[大丈夫、 だいじょうぶなはず。
3-3あたりで転寝しているかな、 外に出られないから中庭は、ないはずだけど。 屋上じゃ雪だるまになっちゃうから、有り得ないし。
焦燥に駆られて 速めた足が、チャイムの音に ぎくりと止まる。
――ごうごうと、吹きすさぶは風の音。>>11]
……え、な、なに……
[囁き声が消えた。 代わりに叫ぶような風の音。 窓を誰かがあけたのか、違う、それは、スピーカーから 出、―――]
(48) 2017/03/16(Thu) 15時半頃
|
|
[ふっと、通る、冷たい風の温度。]
(49) 2017/03/16(Thu) 15時半頃
|
|
[それは。 この校舎に来たばかりの時 窓を開けたまま座り込んでいる幼馴染を見つけた時の温度によく似ていた。
それだけの理由で、 能久は風の出所を探して走りだす。
スピーカーからは ごうごうと 吹き荒ぶ風の音。]
(50) 2017/03/16(Thu) 15時半頃
|
|
[風の出所を探して たどり着いた空き教室の一つ。>>3:346
息せき切って踏み込んで、 能久は比喩でなく、 息が一瞬止まった。
黒板にびっしりと書かれた見つめる眸は今は意識の外側に。]
(51) 2017/03/16(Thu) 16時頃
|
|
―3階 空き教室>>3:351― [見慣れたジャージの後ろ姿が 窓枠に凭れかかっていた。 電灯に照らされて、雪がちらちらと舞い踊る。]
……たかし……?
ねえ たかし?
[――返事はない。 音を立てて 血の気が引いていくのがわかる。 ふら、と体重を前にかけ、転がるように近づいた。]
(52) 2017/03/16(Thu) 16時半頃
|
|
たかし、 っ……!
[掴んだ肩は硬くて冷たい。 喉の奥で空気が凝る。
――マネキンだ。
力なく差し出された手は空すら掴み損ねたよう。 思い出す、小さなころ ジャングルジムから、落ちたこと。 あの時は怪我だけで済んだはず、なのに。
なら、なんで。 このマネキンの肌はぐずぐずに溶けているのか。 トレードマークの長い髪が、こんなに短く刈られているのか。
残されたマネキンは 消えた子そっくりだったって、 そう聞いていたのに――]
(53) 2017/03/16(Thu) 16時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る